不遇な朝田詩乃に寄り添いたい 作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_
今回、「早く原作入れたいなぁ」と思った私が駆け足所かボルト並みの全力疾走で駆け抜けます( _´ω`)_
時間飛び飛びになります。お兄さん許して(懇願)
武器屋にて軽い武器を買い、1度僕だけリアルに戻って序盤するべき事を調べる。
攻略サイトによると、序盤は地道にモンスターを狩って資金を貯めたり、そのモンスターのドロップアイテムで防具を作ったりしていくらしい。GGOでは「初心者狩り」というものはあまり存在しないようで、理由としては「アイテムがしょぼい上にマナー違反」と書いてあった。恐らく、前者が本音後者は建前だろうが。
「……おーい。詩乃ちゃ〜ん」
アミュスフィアを被ってダイブ中の詩乃ちゃんに声をかけてみる。返事なんてしないと分かっているが、なんとなくだ。
毎日一緒のベッドで寝ていたり、たまに風呂に乱入してきたりするので、顔を身近で見る機会は腐る程あるが、まじまじと見たのは久しぶりかもしれない。普段は何かとグイグイ来るし、夜は僕が先に寝て詩乃ちゃんの後に起きるし。
プニプニとほっぺをつねってみたり、指を弄ってみたり。流石にR18タグを入れなければいけないような所は触らない。一線は越えてはいけない(謎の使命感)
「そろそろ戻らないと」
《シュウ》の体は詩乃ちゃんに預けているので、早く帰らなければ。指弄ったり顔むにむにしたりするのは、別に起きてる時でもいいや。
「よいしょっと……リンクスタート」
「ん……?」
「起きたの?随分遅かったわね」
目が覚めたのは、ログアウトした時、そして結婚した時もいた「マーリン」という名の店。リアルでいうファミレスのようなところだ。ちなみにアーサー王伝説のマーリンとは関係ないらしい。
「まぁ……ちょっとね。」
「なにか分かったの?」
「序盤はモンスター狩るしかないってさ。簡単な狩場も書いてあったし、そこ行ってみようよ」
僕と詩乃ちゃんは銃の名前すらろくに知らない。銃器に関しては素人も素人だ。本当は使い方や立ち回りを教えてくれる先生のような人がいるといいんだが、高望みはできないか。
それから暫くして、僕と詩乃ちゃんはある程度強くなった。
詩乃ちゃんは先日、FR-F2という
……まぁ、GGOのクレジットで払っている訳では無いが。
「ねぇシノンちゃん」
「なによ。早く帰るわよ」
「こんな所にこんな扉あった?」
いつも狩りをしているダンジョンに来て、その帰り。いつもは壁だったはずの場所に、なにやら黒い扉が出来ていた。
入ってみようと提案するが、詩乃ちゃんは嫌がる。罠だと警戒しているのだろうが、冒険せずして何がゲームか!と思い有無を言わさず扉に入る。
扉が閉まり、辺りに明かりがつく。中々広く、今の所モンスターやプレイヤーは見えない。
詩乃ちゃんが原作で使っていたスナイパーライフル(名前は忘れた)の獲得イベントだろうか?と思ったが、雑魚モンスターがスポーンした時にその考えは無くした。原作では大型ボスを倒していたと思うので、違うだろう。
「やっぱり罠じゃない……いつもので行くわよ」
「うん」
いつもの。というのは、僕が前衛で戦い、スナイパーである詩乃ちゃんが後衛で僕のアシストをする、というのだ。僕は僕より後ろにモンスターが行かないよう暴れ周り、詩乃ちゃんは僕にたかるモンスターの頭を確実に撃ち抜いていく。
出てきたモンスターは雑魚中の雑魚。詩乃ちゃんのSRで
そんな事が数十分程続き、僕の弾が無くなりかけた頃、やっとモンスターのスポーンが途絶えた。
つまりは、今ここにいるモンスターを倒しきれば終わりという事だ。
「ぐっ……シノンちゃん!大丈夫!?」
「私じゃなくて前見なさい!」
詩乃ちゃんはSRの弾をとっくに切らし、ハンドガンとナイフで応戦している。僕のP-90も後ワンマガジンしかないが、敵も少ない。後少し踏ん張れば!
こんなに苦労したんだ……いいアイテムの一つでも寄越さなければ、クレーム入れてやるぞ!
「ギギィ……」
最後のモンスターの顎にナイフを突き刺し、その体をポリゴン片へと変える。体力消費とはまた違った疲労感が僕を襲い、地面に膝を付く。詩乃ちゃんも、肩で息をしながら壁に寄りかかっていた。
ピロン。という音と共に、僕の目の前にウィンドウが現れる。そこには先の戦闘で手に入れたクレジットと経験値、ドロップアイテムが表示されていた。
「……ん?」
その中の一つに、目が奪われた。ドロップアイテムの一つに記された名は、【P-90(プロトタイプ)】。
あまり知られていないが、【P-90】というものは2つある。現在の形のP-90と、そのP-90の元となったプロトタイプだ。銃を調べる過程で偶然知っていたプロトタイプが、まさかGGOに存在しているとは思わなかった。
ストレージに送られたP-90プロトタイプを呼び出す。現実にあったプロトタイプよりも少し大きめで、アタッチメントは何もついていない。重量的にも問題はなし。
「何、それ」
僕の手にある、形状が銃というよりは松葉杖に近いプロトタイプを見て、頭を捻る。僕も初めてプロトタイプを見た時は、「松葉杖?」と思ったものだ。
「P-90のプロトタイプ……GGOにあるとは思わなかったよ」
今後は、このP-90プロトタイプを使っていこうかな……と心の中で決意し、いつの間にか空いていた部屋の扉をくぐって宿屋へ帰る。
僕がプロトタイプを手に入れ、暫くして……様々な事があった。まず、
ジープは完全に僕の趣味だ。乗ってみたかった、というだけだが……詩乃ちゃんには、「なんでも一つお願いを聞いてくれるならいいわよ」という許しを貰った。少しどころじゃなく怖いが、ジープに比べれば……うん……
次に、僕達に二つ名が付いた。
これはあまり嬉しくない。二つ名が付いたせいで、街を歩いたりするだけでひそひそされたり、プレイヤー狩りに狙われたりする事が多くなった。
僕についた二つ名は【狂人】。非常に不愉快極まりない二つ名である。前衛で暴れまくる姿と、P-90プロトタイプなんて
詩乃ちゃんことシノンちゃんは、原作通り【氷の狙撃手】。由来は原作と変わらず、氷のように冷徹な狙撃手だから、らしい。
そしてどうやら、僕と詩乃ちゃんのコンビにも二つ名があるらしく、それが【
この名を知ったのは、GGO関連のとあるサイト。プレイヤーランク的なものも付けているらしく、僕と詩乃ちゃんのコンビこと【審判者】はどうやら他者から見てトッププレイヤーの一角らしい。平穏にとは言わないが、積極的にPKしていた訳では無いのに、どうしてこうなった?
後詩乃ちゃんが【ウルティマラティオへカートⅡ】という、恐らく原作で詩乃ちゃんが使っていたSRを手に入れていた。いつの間に?と聞くと、いつの間にか。と返された。
GGOを始めてから、8ヶ月程度でそこまでなるとは思わなかった。
そして今日、12月7日。
「やっほーダインくん」
「遅かったな」
僕が辛うじて覚えていた、原作の日である。
駆け足すぎて草も生えない( _´ω`)_
原作との違いが大きくありますが、気にしないでください( _´ω`)_
原作尊重!絶対重視!って訳ではないので( _´ω`)_
今回は覚えているところが多かったので、原作見ずに書けました。執筆時間30分。
やる気がある無いと覚えているいないは執筆時間に大きく影響するんだなぁと思いました。まる( _´ω`)_
サブヒロイン候補
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ピトフーイ
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レン
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フカ次郎
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銃士X
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要らない!ヤン詩乃ちゃん一筋で行け!
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閲覧用(作者の好きにしたらいい)