不遇な朝田詩乃に寄り添いたい   作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_

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ちょっとした小話

遠藤「お前人殺しなんだってな」

ヤン詩乃「あ?」

遠藤「ごめんなさい」


遠藤なんて奴は居なかった。いいね?
朝田詩乃は既に成長し、進化し、ヤン詩乃となったのだ……原作のような成長物語などないのだよ……
それによって、SNKW先輩が詩乃ちゃんを救うというオリ主的展開もなくなったわけだ。すまんな!( _´ω`)_

一応前の話読んできましたけど、隅々まで読んだわけじゃないので忘れてる設定とかあったらサーセン( _´ω`)_
後、原作のシーンを抜き飛ばしたりしてますけど、まぁ、いいよな?(圧力)
B.o.Bとか、長引かせてもこ↑こ↓の人達は喜ばないと思うんやよ……( _´ω`)_

おまいら!等々イキリトくん(勘違い)が登場するで!
ifの方で既に知り合いみたいな感じだったけど、あくまでもifだからね。本編と関係ないからね。


第3回B.o.B編
朝田詩乃と原作主人公


 やぁ。なんだか久しぶりな気がするね。

いつも通り、詩乃ちゃんと共にGGOを起動する。

 

「今日はどこ行く?」

 

「そうねぇ……あっ、そうだ(唐突)前からしてみたかったのだけれど、この街を探検してみない?」

 

 随分と子供っぽい事を言うものだなぁ……と心の中で苦笑すると同時に、確かにそれはいい案かもしれないと思った。

GGOは一般的に言われるオープンワールドゲームであり、オフラインプレイというものがない。つまり、遠い場所や裏路地なんかは「行こう」と思わなければ、行く機会もなければ意味もないのだ。

 その癖作り込まれているので、マップを歩き回るだけでも面白い。

 

 

 そして、探索を進めているうち……

 

「はぐれた」

 

 はてさて。はぐれたのは僕なのか、シノンちゃんなのか……結婚している故の機能である、パートナー位置表示を見てその方角に歩いていっているが、いかんせん先程言ったように作り込まれているので、グダグダグダグダ、グダグダグダグダして一向に会える気配がない。上下もあるので、目視で見つけても降りる階段がわからなかったりする。もどかしい!でも飛び降りるのは怖い!

 

「あのー……すみません。ちょっと道を……」

 

 うん?なんだ?こんな裏路地に女の子なんて居(ry

……スゥー……ハァー……

 

 お初にお目にかかりますな。原作主人公キリコちゃん。

マジかー!そっかー!はぐれた辺りで「もしかして原作なのでは?」とは思ってたけど、まさか僕の方に来るとはなー!

今詩乃ちゃんが1人だから、そっちの方に行ってるかと思ってたー!

 

「……あー。うん、いいけど……(原作的に)大丈夫?」

 

「へ?(あ、もしかして俺の事女性だと勘違いして心配してるのかな……)あ、あぁ。大丈夫ですよ」

 

 (詩乃ちゃんの反応)怖いなー。怖いなー。

まぁ、僕はキリコちゃんが実はキリトくんなのは知っているから、大丈夫でしょ。楽観視と言われても否定出来ないけど、ぶっちゃけ原作主人公に会えて少し興奮してる。

 

「このゲームは初めてかい?さっき始めたの?」

 

「はい。つい先程、他のゲームからコンバートしてきて始めました」

 

「そっかぁ……それじゃあ、このゲームの通貨や武器もないんだよね?いつも僕達が行ってる武器屋行こうか。」

 

「ありがとうございます(僕()……?)」

 

 こ↑こ↓までの会話全部茶番ゾ。

原作で詩乃ちゃんと行った武器屋に行き、まずどの項目の武器を持つか考えるが……

 

「最初のうちは、1000クレジットしかないから中古の武器でレベルの低いモンスター狩りとかかなぁ。そうだなぁ……1ヶ月くらいそれ続けてれば、アサルトライフルくらいなら運用出来ると思うよメインウェポンともなると、武器の維持費や弾代もかかってくるから、時間はかかるけど楽しいよ。そこからはプレイヤースキル次第だしね」

 

「い、1ヶ月ですか!?……あ、あの、もっと簡単に、早く、クレジット?を稼げる方法とか……ない……ですかね?」

 

 あー……なんだっけなぁ……カジノ?だっけ?原作でもあそこに向かってた気がする……前世は「シノンちゃんまじかわええ」としか思ってなかったから、言っちゃなんだがキリトくんの事よく覚えてないんだよな……

 

「カジノならあるけど……」

 

「そこ行きましょう!」

 

 

 

 

 

 と、言うわけで、やって来ました裏(大嘘)カジノーーー!

 

「キリトくんって、前は何のゲームを?」

 

「ALOをやってました。」

 

 ALO……ネコミミシノンちゃん可愛かったなぁ。ALOやりたいな……いつやろうか。とりあえず次のB.o.BまではGGOに専念したいなぁ。

あ、自己紹介ぐらいは終えましたよ。

 

「あーALOかぁ。あれも楽しそうだよねぇ。GGOが落ち着いたらシノンちゃんと始めてみようかな……それじゃあさ、運で一発逆転を狙うか、自信があるなら実力で大金をもぎ取るか!どうする?」

 

「そうですね……実力で大金をもぎ取ります!」

 

「お、おおぉ……やるねぇ。そんじゃー……」

 

 辺りを見渡し、いい感じに参加料が安い実力機を探すと、「You!ガンマンから逃げチャイナyo!」(仮)を見つけた。ちょうど挑戦者が現れた直後だったので、「あれ見てやるか決めなよ」と指さす。

 

 結果から言うと、失敗である。キリトくんに弾道予測線の事を教えたり、クリアすると30万クレジット全額バックな事を言って驚かれたり。

 

「つまりは、弾をかわしてガンマンに触ればいいわけですね?」

 

「そうだけど、気ぃ付けなよ。近くなるとインチキ早撃ち3点BURSTしてくるから」

 

「はい!」

 

 うむ!元気な返事でよろしい!流石は食べ盛りの男子高校生なだけはあるな!僕もだけど!

 

「あ、いた。いきなり離れるんですもの。心配したわよ」

 

「あやや。見つかっちった」

 

 お互い場所わかるんだし、見つかるのは当たり前っちゃ当たり前だけどさ。

 

「こんな所で何をしているの?カジノなんて、滅多にやらないじゃない」

 

「さっき迷子の初心者の子に会ってね。案内を頼まれたから、こうやってレクチャーしていたわけさ」

 

 事実である。嘘はついてない。

 

「……それで?なんでここに来るのよ」

 

 ジト目になる。まだキリトくんことキリコちゃんの事はバレてないか……よし、帰ってくんな原作主人公ォ!今考えたらやべぇ!あ、でも、男だよーって、僕気付いてたよーって言ったら大丈夫……だよ、な?

 

「いやー。ほら。初期金額じゃん?そんで、なんか早めに強くなりたいらしくって、手っ取り早く金稼ぎたいって言ってたからここに」

 

「貴方も鬼畜ね。カジノなんて、クレジット溶かすもんじゃない」

 

「まぁー自信あったし大丈夫じゃない?」

 

 僕のクレジットじゃないし(外道)

そんな事をシノンちゃんと話していると、大音量のアラームと共にガンマンが発狂し、家が金をドバーッ!と出してきた!

 

「お?お?」

 

「シュウさーーーーん!!私!!やりました!」

 

 おお!やったな!来んな!

 

「ありがとうございます!30万クレジットGETです!」

 

「マジか……凄いな君……全く見てなかったけど……」

 

 ごめんよごめんよ。最後のインチキ3点BURSTとか、どうやってかわしたのか凄い気になるけど、まっっったく見てなかったよ。シノンちゃんがかわいいのが悪いんやで。わっいは悪くないで。

 

「ねぇ、シュウ。()()、女よね?浮気かしら?」

 

「え……あっ(察し)え、えっと、その。違うんです!」

 

 なんだなんだ何を言う気だキリトくんや。面白そうだから黙っとこ。1回は会いたいシチュエーションだね。

 

「何が違うのかしら?シュウから誘うなんて思えないし、貴女が彼を誘ったのでしょう?初心者で迷子なんて、彼の良心を揺するような汚い誘い方をするものよね。あの実力機をクリアする時点で、初心者じゃないじゃない。まぁ貴女みたいなクソビッチはそうでもしないと彼に振り向いてもらえないものね」

 

「クソビッ……!?だ、だから違うんですってば!クリアしたのは、コンバートだからです!えーっと、その……私は……いや、俺は!」

 

「もういいわ。2度と私の「夫」に近付かないて頂戴」

 

「ちょぉっ!だからぁ!俺はァ!男だ!」

 

「……はァ?」

 

 なんだい?そんな「こいつどうしようもないクサレビッチ女郎よ。帰りましょう」みたいな顔しないで貰えるかな?

でもそろそろ可哀想になってきたなぁ。ネタバラシしよっか。

 

「シノンちゃんや。彼が男なのはマジな話やでー」

 

「…………何言ってるの?」

 

「まぁまぁ、そんな目しないのー。 あれは公式の男の娘アバターだよ。よくネットで高額のGGOアカウントが売られているだろう?アレなんかが売られてるんだよ」

 

「信じるわ」

 

「マジか」

 

 なんとか……いやなんとかじゃないか。普通にネタバラシ成功。キリトくんもホッとした模様。

 

「っていうか、シュウさん!俺が男だって気付いてたんですか!?」

 

「まーねー。ガチのネカマさんか、()()()()プレイが好きな変態さんなのかなって」

 

 あーうあーと唸って頭を抱えてしまった。シノンちゃんもキリトくんが男の娘だと知り安心した模様。

しかし相手が男とは言え自分より優先された事で、嫉妬しているらしい。

 

「モチツケッ!」

 

「つかないわよ……それより、30万クレジット手に入ったのでしょう?さっさと武器買ってあげないと、B.o.Bエントリー出来なくなるわよ」

 

 あぁ〜!忘れてたァァ!

ってマジじゃん!そうじゃん!あ、いや、間に合う……でも武器選んでたらギリかな……うぬぬ。ここまで来たら最後までキリトくんに付き合ってあげたいが……

確か原作では……覚えてないな……でもシノンちゃんが、キリトくんの運転するバイクの後ろに乗って、クッソかーわいい!!!!(デビルマン並感)笑顔を浮かべているシーンは覚えているぞ……!

ちょっとキリトそこ変われ(当時の心境)

 

「B.o.B……御二方も参加するんですか?」

 

「まぁね」

 

「……参加して欲しくない、って言ったら、参加をやめてもらえたり……」

 

「いやー……理由がなければ、なんとも」

 

 「理由は話せません」て……僕は知ってるけどさ。キリトくんや、それで「じゃあ参加やめるかー!」なんていう人いないと思うんや。

 

「それじゃあ……そのB.o.B、俺も参加したいです!エントリー方法教えて頂けます?」

 

「……貴方ねぇ。コンバートとは言え、まだこのゲーム始めたばっかでしょう?そんなのでB.o.Bは難しいんじゃない?」

 

 せやで。

原作の都合上仕方ないとは思うがね……シノンちゃんには全面同意だよ。

さて、B.o.Bの話はとりあえず後回しにして、まずは武器を選ぼうか!




こ↑こ↓まで。

辛っ!
本編書くの辛い!( _´ω`)_

やはり本編にヤンデレ要素が絡められんな……うぬぬぬぬぬ……

サブヒロイン候補

  • ピトフーイ
  • レン
  • フカ次郎
  • 銃士X
  • 要らない!ヤン詩乃ちゃん一筋で行け!
  • 閲覧用(作者の好きにしたらいい)

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