このカズマのストーカーに祝福を!   作:ジョン7

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第四話 十六日目~二十二日目

 十九日目

 いやぁ、大変な目にあった。

 まさか丸々二日間寝込むハメになるとは……爆裂魔法撃つんじゃなかった。

 目が冴えたので脳内に書き溜めていた日記を日記に書こう。

 

 

 十六日目

 めぐみんさんを城に連れていこうとしたら、先にアクア様が誘っていた。

 この二人だけだったのは都合がいいので、これからの城への爆裂のことと、この能力のことを秘密とする交換条件として能力を遺伝性のスキルとして教えた。

 

 アクア様に能力で正体がバレないかって思った人!

 この能力はアクア様がいなくなってから作られた能力、と天使さんが言っていた。

 だからバレなかったのは当然至極である!

 

 まぁそんなこんなで教えた後、これで爆裂魔法が使えるのでめぐみんさんに杖を貸してほしいと頼んだ結果、将来爆裂魔法を覚えることを条件に前に使っていた杖を貸してもらえることに。

 

 魔力はアクア様の魔力を使わせてほしいとお願いした。

 しかしアクア様はそれを拒否、大切な信者達の魔力を使わせるのは嫌だと言われた。

 憎きアンデッドを倒すため、と時間をかけてアクア様を説得。なんとか了承してくれた。

 アクア様ありがとう。

 

 そして城への道を歩いている間にめぐみんさんから爆裂魔法の詠唱を教えてもらい、城めがけてぶっ放した後、気がつけばベットの上。

 二人によると体に爆裂魔法の負荷がかかって、そのままバタンキューとなったらしい。

 こうなるのは初回のみで、次からは爆裂魔法を普通に使えるらしい。

 

 

 十七日目

 次に目を覚ましたのは十七日目。

 バイト帰りのアクア様とめぐみんさんが看病しに来てくれた。

 負荷がかかった結果、熱を出して一人じゃ何もできなかったから本当に助かった。

 アクア様が言うにはこの熱は体力の消耗が原因、なので安静にしておけと言われた。

 アクア様マジ女神様。

 ……しかし安静にしていても明日はキツイのが来ると言われた、怖い。

 

 めぐみんさんの看病の手際がいいのでなぜそんなに手慣れてるのか聞くと、どうやらこめっこなる妹さんがいるよう。

 世話を焼くのがうまいめぐみんさんはきっと将来いいお嫁さんになると思いました。

 けど、ダメ男にも引っかかりそうに感じました

 

 

 十八日目

 なんとこの日はカズマさんとダクネスさんが看病に来てくれた。

 アクア様とめぐみんさんからは熱を出したと伝えられていたよう。

 

 熱を出しながらあの喋りができる自分ではないので、普通に喋った……と思ったらガラガラ声でした。

 バレなくてよかった、不幸中の幸い。

 しかしカズマさんから自分への印象が『キャラを作っていたヤツ』に変わったのは二重の意味で痛い。

 

 ダクネスさんが身の回りの世話をしてくれると名乗り出てくれたので、ありがたくお願いした。

 この熱でツッコミを入れる体力は起こらないので、ツッコミ役はカズマさんにお願いした。

 

 え、カズマさんが看病しに来てくれて何か反応はないのかって?

 気が高まって鼻血が出ましたよ。

 興奮で体調が悪化したのは言うまでもない。

 

 

 二十日目

 安静に……安静に……

 安静にしないと治るものも治らない……

 

 二十一日目

 祝・完全復活!

 景気づけにめぐみんさんと一緒に爆裂魔法を放ち、二つの爆裂魔法が城を破壊した。

 しかしこれでもベルディアさんくたばってくれない。

 どれだけ頑丈なんだろう?

 

 二十二日目

 今日は他の転生者と出会った、事細かに書こう。

 事の発端はアクア様。

 アクア様がコロッケが売れ残ったことで店長に怒られるのが嫌なので、湖の浄化クエストを受けることに。

 

 アクア様は檻の中で浄化作業、作業中に襲われて動物のような悲鳴をあげていた。

 自分はアクア様ばかりに攻撃されないように外から浄化魔法を湖に使用。

 

 難なく依頼を終えた後の帰り道、馬車でアクセルに戻ると……魔剣グラムの人だから……マツルギかミツルギどっちだっけ? 転生者のキョウヤさんと遭遇。

 キョウヤさんはアクア様を見つけると、まるでカズマさんを目の前にした自分のように興奮した。

 

 キョウヤさんがアクア様がここにいることが気になっていて、これまでの経緯をカズマさんから聞くと、いきなり激高してカズマさんの胸倉をつかみ上げたので綺麗な顔を思い切りビンタした。

 レベル37のソードマスターが一冒険者に暴力を振るおうと見えたので正当防衛です。

 殴ってもいないので正当防衛です。ビンタです。

 

 魔剣の仲間のお嬢様方が騒いだけれど、驚いたキョウヤさんが冷静さを取り戻してくれたのでカズマさんとアクア様と一緒に話し合いをしてもらった。

 結果的に、お互いの事情を理解した模様。

 するとキョウヤさんは『仲間にするとは言わないから、アクア様の仲間に相応しいのかを見る為にカズマ、君にに決闘を申し込む』と発言。

 

 

 結果はカズマさんの勝利。

 しかしカズマさん、ルールの確認が終わった瞬間に襲うとかマジパネェっす。

 

 カズマさんの強さはどんな時でも有利に戦えるようにする頭脳だと思うんだ。

 

 

 ……ふぅ、書き疲れた。

 シャワシャワを早く飲み終わって帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 アナウンス。

 いやなよかん。

 ベルディアか。

 カズマさん名指し。

 ベルディアかくてい。




やめて! 水の女神のターンアンデッドで浄化されたら、アンデッドナイトの近くのベルディアまで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでベルディア! あんたが今ここで倒れたら、ウィズのパンツを見る予定はどうなっちゃうの?  魔王様の加護はまだ働いてる。ここを耐えれば、冒険者達に勝てるんだから!

次回、「ベルディア死す」デュエルスタンバイ!
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