比企谷八幡のラブコメには色々ある   作:Soアニ

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最近文章力の無さに絶望しているSoアニです!笑
ちなみにここから前回言った通りいろは人称にチェンジです!
ちなみに八幡がいろはを拒絶したところから始まります。
八幡人称のところまで追いつくのは次の話だと思います。
ご意見あればよろしくお願いします。


一色いろはは諦めきれない

「……ばか」

 

わたしは消え入るような声で大好きな先輩に言った。なんでそんなことを言ったのかわからなかったけど、すぐに踵を返し、涙をこらえながら走り出した。もうだめだ、わたし先輩に嫌われてたんだ。優しくしてもらって舞い上がって調子乗ったのがいけなかったのかな。

 

わたしは、所詮ただの後輩だったんだ。

 

そう思うと涙をこらえる事ができませんでした。少しでも先輩のそばにいたくて、先輩の優しさに触れたくて、先輩の声が聞きたくて。だけどもう先輩に近づくことはできない。どうでもいい理由をつけてあの部屋に行くことも。

 

「せん、ぱい……ご…めん…なさい…」

 

誰もいない校舎裏で、もう想いの届くことのない先輩に向けてわたしは謝ることしかできませんでした。

 

ーーー

 

…学校行きたくない

 

もう今のわたしには学校に行く気力もありません。それでも先輩のことが諦められないわたしって気持ち悪いかな…

 

それから数日間、先輩を見つけたときは無意識に避けてしまっていました。今までだったら速攻で抱きついて「せーんぱいっ♪」ってあざと可愛く接することができたんでしょうけど、もうできませんね。

 

あぁー、こんなこと考えてばっかじゃダメダメ!というかあんな先輩どこがいいのよ!猫背だし目は腐ってるしめんどくさがりだし捻くれてるし。あ、でもすごく優しいんだよねー、照れて顔真っ赤な時とか可愛いし、いざという時にはものすごく頼りになるし…って、やっぱ先輩が大好きなんじゃんわたし…これが惚れた弱みってやつなのかな…

 

教室

 

「あ、おはよーいろはー、ってその顔どしたの」

 

「おはよー亜美」

 

彼女はクラスメイトで同じサッカー部のマネージャーの白河亜美。よくわたしの相談に乗ってくれます。

 

「なんかあった?」

 

「んー、これはちょっと言いたくない、かな」

 

「また先輩となんかあったの?」

 

「また、って今回が初めてじゃん」

 

「私が見てる限りでは、他の女子が先輩に近づいてたーとか、先輩に無視されたーとか言ってる時ものすごい顔してるよ?」

 

そ、そんな顔してたんでしょうか…

 

「でも今回はそういうのじゃないから…」

 

「ふーん。あっ、今度ね!葉山先輩達とショッピング行くことになったんだ!いろはも気分転換に行かない?」

 

気分転換もいいかもしれないけど、今はあんまりそれ以外のことは…

 

「はい!沈黙は肯定とみなしまーす。日にちは来週の土曜日ね!」

 

「…拒否権は?」

 

「あると思う?」

 

「ですよねー…」

 

葉山先輩達とショッピングかー。以前のわたしならウキウキで行ってたんでしょうけど今は全然です。先輩とのデート楽しかったなぁ。そんなことばっかり考えてしまいます。

 

「まぁまぁ、先輩のことばっかり考えてもしんどいよ?たまにはいいんじゃない?」

 

「そうだね、ありがと」

 

というか葉山先輩に顔向けできないよ、

 

わたしはあの日、バレンタインパーティで葉山先輩にお願いした。

 

『私の彼氏役を演じてくれませんか』

 

こんなお願いするなんて、私最低ですよね。それでも、

 

『自分勝手なお願いだってことはわかっています。でも、本当に先輩のことが好きなんです。』

 

わたしは罪悪感からか涙が止まりませんでした。前好きだった人に違う人の気を引きたいからといって利用したんですから、断られるのは承知のうえでした。でも先輩を振り向かせようと必死だったんです。そんな身勝手なわたしに対して葉山先輩は

 

『君は、彼に対して本気なんだね。なんだか羨ましいよ』

 

そういって引き受けてくれました。断られるのは承知のうえ、というのは嘘かもしれません。私は葉山先輩がわたしを振った罪滅ぼしという形で引き受けてくれるとわかった上でお願いしたんですから。本当、最低でした。そこまでしてもらったのに、わたしは…

 

「(今度葉山先輩にもう一度謝ろう)」

 

葉山先輩にもう一度謝ろうとすると胸が苦しくなって今にも泣き出しそうでした。

 

ーーー

 

土曜日

 

わたしはショッピングとご飯に誘われ、断る理由もなかったので行くことにしました。

 

まぁ案の定何人かのサッカー部員に話しかけられて愛想よく受け答えするだけだったんですけどね。

 

その後レストランでみんなで食事をして解散することになりました。…もう今しかない。

 

「葉山先輩、少しお話があるんですけどいいですか?」

 

「…わかった、それじゃあみんな先に帰っててくれ」

 

みんなが一斉に帰って行き、わたし達は人気のない公園へ行きました。

 

「すみません、わざわざこんなところで」

 

「ううん、大丈夫だ。まぁ話の内容は大方予想がつくけどね」

 

「…そう、ですよね」

 

葉山先輩は真剣な顔で私を見つめていました。

 

「…わたし、拒絶されちゃいました」

 

「…」

 

「やっぱり迷惑だったみたいです。適当な理由つけて先輩のこと連れ回して、葉山先輩も巻き込んでしまって。当然ですよね、こんな重い女の子なんて先輩に嫌われるに決まってます…」

 

「でも…せん、ぱいが…好きで……好きで……たまらないん、です。嫌われ……たのに……諦め…られなくて……。

わたし…最悪…です、よね……葉山先輩…にまで……迷惑…かけちゃって……」

 

わたしは涙をこらえる事が出来ませんでした。罪悪感と喪失感で心が潰されそうでした。

 

「…君は、またそういうやり方をするんだな」

 

葉山先輩が何か呟いていましたが私には聞こえませんでした。

 

「すみません、失礼しました!」

 

わたしはもう胸が張り裂けそうで気付けば踵を返し、葉山先輩に別れを告げて走り去っていました。葉山先輩がわたしの名前を呼んでいましたがもうそれにこたえる気力もありません。

 

あぁ、この間先輩に拒絶された時も堪らなくなって逃げ出したなぁ。わたしこれからもずっと逃げ続けるのかな。

 

「ひ、ひっく……うえぇぇ………せん……ぱい……せん…ぱい………」

 

電柱のそばでうずくまって泣きながら、もう想いが届くことのない先輩のことをただひたすら呼びました。わたしってこんなに好きなんだ、先輩のこと。諦めさせてくださいよ先輩、責任取るっていったじゃないですか。絶対恨んでやりますからね!

 

大好きでしたよ、先輩




やっぱり書き方が難しい…
切なくかけてたらいいんだけども……
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