本気のイチャラブはまだですが、適度にここで入れときます!
お気に入りしてくださる方もいて本当に嬉しいです!
「先輩!勝負しましょっ!」
「…いいぞ」
「わかりました…って、えぇ!?せ、先輩が勝負にのってくれるなんて…明日は大雪かな、槍かな…」
ん?一色さん?聞こえてるんですよー?槍って俺何者。てかなにした俺。
「そ、それじゃあ!勝ったらわたしともう一度デートしてくださいっ!」
「…わかったよ」
ふっ、一色め、この俺のボーリング技術を知らないとは。
「それじゃあ勝負スタートですっ!」
俺はこのゲームには裏があることに気づかなかったのだ。
八幡 231
一色 172
「せ、先輩。ちょっとぐらい手加減してくれてもいいじゃないですか…」
「俺の辞書に手加減なんて言葉はねぇんだよ」
ふぅ、もうデートなんてこりごり…
「それじゃあまたデートしてくださいねっ」
「…は?」
いや、なに言ってんのこの子。頭に槍でも刺さったのか?あ、それ俺のせいじゃん。
「いや、俺の勝ちじゃん」
「はい、そうですよ?」
「それじゃあ…」
「わたしは「勝ったらもう一度デートしてください』と言ったんですよ?わたしが勝ったら、とは言ってません!」
そんなのありかよ。
「い、いやそれはだな、言い方の問題というか…」
「もう決定したことです!」
最初に言ったが一色いろはは言い出したら聞かないのだ。はぁ、何回休日出勤しなきゃいけないんだ。どこの社畜だよ。
「…はぁ、わかったよ」
「さっすが先輩話が早いっ!あ、それともう一つ…」
「ちょ、ちょっと待て!一つじゃないのか??」
「一つなんて言ってませんよ?」
なんというやつだこいつは。一体なにを命令されるんだよ…
「そ、それで、あの…」
な、なんだこの生き物、かわいいな。
「…な、なんだよ」
そっと俺の耳元に顔を近づけて…
「手ぇ、繋いでください…」
「な、なぁ!?」
な、なんだこのラブコメ展開…い、いや、エリートぼっちはそんな展開に惑わされはしないのだ。落ち着けー落ち着けー。目の前にいるのは校内の人気者で生徒会長。そして俺。よし、ないな。ないのかよ。
「…何か言ってくださいよ」
「い、いやぁ、それはなんというか…」
「嫌、ですか?」
「そ、そういうわけでは…」
「れ、練習ですから!なに勘違いしてるんですか!練習です!練習!」
あぁ、なるほどね。いやなるほどじゃねぇよ。練習とか関係ないだろ…
「は、早くしてください…」
一色の顔は真っ赤だ。嫌ならやるんじゃないよ…
「あ、あぁ…」
一色の手を取る、緊張しているからだろうか手が熱い。そしてなんだか柔らかい。や、やべぇ、体が火照ってきたぞ。なんでだ。落ち着け落ち着け。今繋いでるのは材木座の手だ。そうだ材木座だ、材木座…そっちの方が嫌だわ。
「むぅ、なんで離すんですか」
「あ、あぁ、わりぃ…」
もう一度手を繋ぐ。へ、変な感じがする。八幡の八幡が…なんてことはない。セーフだセーフ。
「い、いきますか」
「お、おぉ」
な、なんでそんな照れてんだよ。こっちまで照れちゃうじゃん。てかすでに心臓バックバクだよ。
その日は本当に落ち着けない1日だったな…ずっと手繋ぎっぱなしだし…視線が気になったのは本当気のせいってことにしておこう、うん。次のデートでもやっぱり繋がなきゃダメなのか?俺、頑張れ。
デレはすがちょっと出て来ましたね。笑
もっとイチャラブするのはまだまだ先のお話…
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