比企谷八幡のラブコメには色々ある   作:Soアニ

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デートのあとのお話ですー!
あと感想いただきました!嬉しい限りです!
お気に入りにしてくださる方もいるのでもっと頑張ります。笑


彼は居心地の良さを自覚する

月曜日

 

「や、やっはろー!ヒッキー!」

 

「…おう」

 

なんかよそよそしくねぇか?どうしたんだよ。てかクラスのやつにジロジロ見られてるような…

授業終わりのチャイムが鳴りぞろぞろと教室から出て行く。そういや今日は珍しく由比ヶ浜が話しかけてこなかったな。まぁどうでもいいか。

 

「ヒッキー!部活行こ!」

 

「…おう」

 

「やっはろー!ゆきのん!」

 

「こんにちは、由比ヶ浜さん。ヒキガエルくん」

 

「…おう」

 

いや、普通におうって言っちゃったよ。まぁスルーでいいか。

 

「こんにちはー!」

 

「こ、こんにちは一色さん」

 

「や、やっぱろー!いろはちゃん!」

 

ん?なんか2人とも変じゃね?

 

「…お前らなんかあったのか?」

 

「な、なにかってそりゃあ、さ」

 

「…ん?」

 

「はぁ、やっぱりあなた気づいてなかったのね」

 

一体なんの話だ?

 

「ど、土曜日にいろはちゃんとヒッキーが、手、繋いで歩いてたってみんなが…」

 

…しまった。一色と葉山のコンビであればまだマシ、だったかもしれない。しかし俺だ。仮にも校内一のぼっちを自負している俺が、一色と手を繋いでいたなんて噂が流れるとまずいことぐらいわかっていたはずなのに。正直そんなことを考えている余裕もなかったのだがな。あの視線はそういうことだったのか。

 

「わたしから先輩にお願いしたんですっ!」

 

お、おいおい。大丈夫かよ…

 

「そ、それはどういうことかしら?」

 

「は、葉山先輩と付き合った時のための練習です!」

 

「そ、そうなんだ!そうだよね、ありえないよね!ヒッキーとなんて…」

 

おいおいガハマさん?そりゃ一体どういう意味ですかな?まぁ間違ってはないんだけどさ。

 

「一色さん、もしこの男に脅されているのならすぐに言いなさい。有能な弁護士を紹介するわ」

 

なんで俺が脅してる程なんだよ。

 

「お気遣いなく〜。本当に私からお願いしたことですからっ!」

 

「そ、そうなんだ〜、へぇ〜…」

 

「それより!今日も先輩お借りしてもいいですかっ?」

 

「え、えぇ、まぁ、」

 

「それじゃあ先輩!行きましょっ!」

 

「お、おい引っ張るなって」

 

「失礼しました〜」

 

「だ、大丈夫かな…」

 

「ど、どうでしょうね」

 

ーーー

 

「いいのかよ、本当のこと言って」

 

「え?あ、あぁ!いいんですよー。へ、変に勘違いされると嫌ですしね!」

 

嫌なのかよ。そりゃそうか。

 

「ところで今日暇ですよね!」

 

「いや、何決めつけてんの」

 

「何か予定でもあるんですか?」

 

「…かまくらの散歩とか」

 

「はいっ、今日は買い物付き合ってくださいねっ」

 

…はぁ。

 

数日間俺は一色の買い物に付き合わされた。しかし買い物と言ってもスムーズに終わるわけでは無く店に入っては物を少し買いまた次の店に。何も買わない時もあった。前の俺なら確実に嫌がっていただろう、だがなぜか心地よかった。一色の歩く速度に俺が合わせる。一色の話に軽く相槌を打つ。ただそれだけ。こんなつまんないやつだっけ?俺。でも悪くねぇな、別にウキウキるんるんなんてことはありえないけど。

 

まぁ少し心踊るぐらい、いいよな

 




ゆきのんとガハマさんの反応は想像すると可愛いですね笑
さぁさぁこれからどーなることやら…
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