内浦の少女たちと帰郷した青年   作:アルト@FA20

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こんにちは、アルトです。

アニメ本編の第2話分が書き上がりました~。
本編に主人公をどう介入させるか考えるのってむずかしいですね(・ω・`;)

いや、それよりも本編に主人公を介入させたストーリーをどう文章におこすか考える方がむずかしいかも…w

それでも書き切ってみたので最後まで読んでいただけるとうれしいです!

あ、それと私事ですがついに車が納車されました。
SUBARU BRZの白(サテンホワイト・パール)です。

ストーリー上で祥一くんが乗っている車はこの車にしようとおもいます。

では本編スタートです!


海の音と作詞作曲

~祥一 Side~

 

 

 

僕「今日も仕事疲れた。帰ったらゆっくりしよっと。」

 

 

 

そう思いながら車を走らせ、家に到着する。車から降りてさっさと家に入ろうとしたが、ふと砂浜の方を見ると人影が見えた。

ん?見覚えのある人影だな?

よく見たら桜内さんだった。

 

 

 

僕「桜内さん?」

 

 

梨子「あ、時雨さん。」

 

 

僕「まさか、また海に飛び込もうとかしてませんよね?」

 

 

梨子「してません!」

 

 

僕「ホッ、よかった。」

 

 

梨子「ふふっ、さっき高海さんともここで会ったけど、同じこと聞いてくるのね。」

 

 

僕「えっ、マジっすか…」

 

 

 

千歌と同じことを聞いてるのか…

 

 

 

僕「ところで、海の音は聞けましたか?」

 

 

梨子「いえ、まだ…また高海さんと同じこと聞いてる。」

 

 

僕「O,Oh…」

 

 

 

マジかよ、まさかこんなに聞くことが被るとは…w

 

 

 

梨子「それでね、今度の日曜日に海の音を聞きに行こうって言われたんだけど何をする気なのかしら?」

 

 

僕「海の音を聞きに行く…うーん…もしかしてダイビングじゃないかな?」

 

 

梨子「ダイビング?」

 

 

僕「ええ、あそこに見える島『淡島』っていうのですがそこにダイビングショップがあるんですよ。」

 

 

梨子「へぇー。」

 

 

僕「こっちに帰ってきてからまだダイビングやってないからやりたいなぁ…」

 

 

梨子「こっちに帰ってきて…?」

 

 

僕「あ、実を言いますと生まれと育ちは内浦なのですが親父の仕事の都合で7年前に神奈川へ引っ越したのです。今年の3月に高校を卒業してこっちで仕事を見つけて帰ってきたのですよ。」

 

 

 

梨子「そうだったのですね…」

 

 

僕「ええ、帰ってきて『やっぱり内浦は最高だ!』って思いましたよ。海の音、聞けるといいですね。」

 

 

梨子「ええ!」

 

 

 

──────────。

 

 

 

桜内さんと砂浜で話した日の夜、千歌からL〇NEが届いた。

 

 

 

千歌「ねぇ祥くん?今度の日曜日空いてる??」

 

 

僕「空いてるけど?その日は桜内さんと海の音を聞きに行くんじゃない?」

 

 

千歌「なんで知ってるの!?もしかしてこっそり話聞いてた??」

 

 

僕「そんなわけあるかw今日、砂浜で桜内さんに会ったからそん時聞いたんだよ(´・ω・`)」

 

 

千歌「そっか!なら祥くんも一緒に行かない?」

 

 

僕「いいのか?女の子だけで行った方が気が楽なんじゃない?」

 

 

千歌「いいの!暇なら来てよ!」

 

 

僕「お、おう。」

 

 

 

そんな流れで僕も海の音を聞きに行くことになった。ぶっちゃけあまり気が進まないけど…

 

 

 

日曜日──────。

 

 

 

千歌との待ち合わせ場所はこの前桜内さんと会った砂浜。時間には少し余裕があるけど準備もできたしもう行くとするか。

 

 

砂浜にはもう千歌と曜がいた。

 

 

 

僕「おはよー。」

 

 

千歌「おはよー!」

 

 

曜「おはヨーソロー!祥くんも一緒に行くんだね!」

 

 

僕「まぁな、千歌に誘われた。ところで、桜内さんは?」

 

 

千歌「まだ来てないよ。もうすぐ来ると思うけど…あっ、梨子ちゃーん!」

 

 

 

噂をすればなんとやら、か。

 

 

 

梨子「おはよー。あれ?時雨さんも一緒なんですか?」

 

 

僕「おはようございます。ええ、千歌に誘われまして…」

 

 

梨子「そうでしたか。」

 

 

 

桜内さんのなんとも言えない返答…だから気が進まなかったんだよ…

まぁ少なくとも桜内さんが嫌そうな顔をしてないだけ救われたと思っておこう。

 

 

 

僕「ところで千歌、今日は何をするつもりなんだ?」

 

 

千歌「ダイビングだよ。」

 

 

僕「やっぱりな。」

 

 

曜「やっぱりなって…気づいてたの?」

 

 

僕「なんとなく想像してた。」

 

 

 

はじめて桜内さんとあった日のことを考えたら想像できたわw

そんな会話をしながらダイビングショップに向かう。

 

 

 

─────────。

 

 

 

ダイビングショップに到着するともう既に果南がある程度の準備をしてくれていた。

 

 

千歌「果南ちゃーん!」

 

 

果南「いらっしゃい!ある程度の準備は出来てるから千歌たちも着替えたり準備してきてね!」

 

 

 

果南にそう言われ、それぞれ着替えとかの準備をする。準備が終わったら千歌と曜、僕は準備運動をする。その間、果南と桜内さんは何か会話をしていた。

 

 

 

─────────。

 

 

 

準備を済ませると、果南が船でポイントまで連れていってくれた。ポイントに到着し、ダイビングを開始する。やっぱり内浦の海は最高だな。おっと、海の音に神経を研ぎ澄ませねば。

………

……

 

ダメだ、1度上がるか。

 

 

 

曜「ダメ?」

 

 

梨子「残念だけど…」

 

 

千歌「イメージか…確かにむずかしいよね。」

 

 

梨子「簡単じゃないわ。景色は真っ暗だし…」

 

 

曜「真っ暗?」

 

 

千歌「そっか、わかった。もう1回いい?」

 

 

 

そう言うと、千歌と曜はもう1度海に潜った。僕と桜内さんも遅れないように潜る。

千歌と曜が桜内さんを案内するかのように先を泳ぐ。というか千歌と曜、泳ぐのちょっと速いって。僕は何とかついていけるけど桜内さんはちょっと遅れてしまっていた。それに気づいた僕は桜内さんの方を向き『慌てなくても大丈夫。』とアイコンタクトを送る。伝わってるといいんだけど…それを見た桜内さんは少し安心した表情をしていたので多分伝わったのだろう。

千歌と曜が泳ぐのを止める。どうやらポイントに到着したようだ。

 

見た所、さっきの所よりかは明るい。ここなら聞こえるかな…神経を研ぎ澄ませてみる。

………

……

ん?何か聞こえる…気がする…

これが…海の音…?

 

 

 

─────────。

 

 

 

梨子「…ぷはぁ!」

 

 

千歌「聞こえた!?」

 

 

梨子「うん!」

 

 

千歌「わたしも聞こえた気がする!」

 

 

曜「ホント!わたしも!」

 

 

僕「俺も!」

 

 

 

4人でその場で笑いあった。ホント、海の音が聞こえてよかった。

 

 

 

後日─────────。

 

 

 

仕事のお昼休みにスマホを見ると、千歌からL〇NEが届いていた。どうやら桜内さんが作曲をしてくれるとのことだそうだ。ただ、まだ詞が出来ていないらしくこれから作るらしい…

 

 

 

─────────。

 

 

 

時と場所が変わり

その日の帰宅直後、僕の家にて…

 

 

 

僕「んで、なんでここで作詞することになったんだ…」

 

 

千歌「だって梨子ちゃんがしいたけが飛び付いて来るからって逃げちゃうんだもん。」

 

 

梨子「ちゃんと繋いでおいてくれればいいのに!」

 

 

千歌「だってこの辺だと放し飼いの人の方が多いし。」

 

 

梨子「そんなぁ~…」

 

 

 

要するに犬が苦手なのか。そういえば僕も最初は犬が苦手でしいたけを避けてたもんなぁ。でもなんだかんだ、しいたけと接していたお陰で犬が苦手なの治ったんだっけ。

 

 

 

僕「なるほど、そういうことか。やるならそっちの部屋を使ってね。」

 

 

ようちか「ありがとー!」

 

 

梨子「あ、ありがとうございます!」

 

 

 

そんな流れで3人は部屋に入る。あ、僕の住まいは部屋が2つあって1つはリビング兼寝室でもう1つは特に何かの部屋とは決めておらずテーブルやマンガとかが置いてある程度である。そのうち物置に変わりそうだけどw千歌たちには後者の方の部屋を貸した。

さてと、ジュースぐらいは出そうかな。冷蔵庫からみかんジュースを出して3人分コップに注ぐ。すると桜内さんが部屋から出てきた。

 

 

 

梨子「あの、本当にすみません!わたしのせいで家に突然お邪魔することになってしまって…」

 

 

僕「いや、気にしないで。実は僕も幼い頃は犬が苦手だったのです。」

 

 

梨子「えっ、そうだったんですか?」

 

 

僕「うん、しいたけのお陰でいつの間にか治ってたけどね。あと、これよかったらどうぞ。」

 

 

 

そう言ってみかんジュースを渡す。

 

 

 

梨子「すみません!飲み物まで頂いちゃって…」

 

 

僕「いいんですよ。みんな頑張ってるんですし。ところで、作詞ってどのぐらい掛かりそうです?」

 

 

梨子「人によりますが…大体3、4時間ぐらいかしら…」

 

 

僕「そっか…わかりました…」

 

 

 

うーん…こりゃ、書けるまでやってそうだな…

 

クィ

 

ん…?

 

 

 

梨子「あの…もしかしてマズイですか…」

 

 

 

あ…俺、ひょっとしてそんなに微妙な顔してた?うっ…そんな上目遣いで見ないで欲しい…あと服をちょこっと引っ張らないで…断る気は無いけど断れないから。

 

 

 

僕「ううん、大丈夫。がんばってね。」

 

 

梨子「ありがとうございます♪」

 

 

 

桜内さんはお礼を言うと飲み物を持って笑顔で部屋に戻っていった。

さてと、晩ご飯でも作ろうか。一応千歌たちも食べられるように多目に作っとくか。カレーとかがいいかな?激辛…いや、中辛にしておこう。カレーならもし3人が食べなくてもしばらくは保存できるしね。

 

 

 

~千歌 Side~

 

 

 

祥くんに部屋を借りて作詞を開始したもののなかなか進まない…

 

 

 

梨子「やっぱり恋の歌は無理なんじゃない?」

 

 

千歌「いやだ!μ'sのスノハレみたいなのを作るの!」

 

 

梨子「そうは言っても恋愛経験ないんでしょ?」

 

 

千歌「なんで決めつけるの!?」

 

 

梨子「…あるの?」

 

 

千歌「うぅ…///」

 

 

 

恋愛経験はないけど好きな人はいるんだよね…///

 

 

 

千歌「……祥くん……///」

 

 

梨子「やっぱり。」

 

 

千歌「なんでわかったの!?」

 

 

梨子「なんとなくね。」

 

 

千歌「うぅ~///」

 

 

 

小さい頃、初めて会ったときも優しくしてくれたし、勉強もあまり得意じゃないのに真剣に見てくれたし。突然いなくなっちゃったけど帰ってきてちゃんと謝ってくれて、内浦にいない間もちゃんと私たちの事を気にしてくれてて…ん、私たち…?

 

 

 

梨子「もしかして、渡辺さんもなの…?」

 

 

曜「えーっと…そうでありまして…あはは…///」

 

 

 

やっぱり曜ちゃんもそうだったんだぁ…まぁ、祥くんだもん。仕方ないね…

 

 

 

曜「そういう梨子ちゃんはどうなの?」

 

 

梨子「えっ…!あっ…!その…///」

 

 

千歌「私たちが言ったんだから教えてよ~。」

 

 

梨子「……時雨……さん……///」

 

 

ようちか「えっ…?」

 

 

 

嘘…!梨子ちゃんも祥くんのことが好きなの!?

 

 

 

梨子「い、いや、あのね!な、なんというかね!わたし、あまり男の人と関わることなくてね!その!あの人優しいし一緒にいると安心出来るというか!あぁ~!///」

 

 

 

コンコン!

 

 

突然ドアがノックされた。こんなタイミングで~!

 

 

 

祥一「千歌、曜、桜内さん、ご飯食べてくか?カレーで良ければ出せるけど?」

 

 

3人「食べる(ます)!」

 

 

祥一「OK!もう少しで出来上がるから待っててね~!」

 

 

 

祥くんの手料理、初めて食べるけどきっとおいしいんだろうなぁ…

 

 

 

~祥一 Side~

 

 

 

さて、ご飯も炊けたしカレーもあと少しで出来上がるぞ。そういえば自分で作った料理を自分以外の人間が食べるのって初めてだわ。おいしいって言ってくれればいいけど…まぁカレーなら水の量を間違えたり下手にアレンジしなきゃ大丈夫だろう。そうこうしてるうちにカレーが出来上がった。盛り付けて完成だ。

 

 

 

僕「へい、おまたせ。うまく出来てるかな?」

 

 

ようちか「ありがとー!」

 

 

梨子「ありがとうございます!」

 

 

僕「じゃあ、食べようか。」

 

 

全員「いただきます!」

 

 

 

うん、いつも通りに出来てるね。うまい。問題は、千歌たちがどんな反応をしてるかだ。

 

 

 

千歌「おいしい!」

 

 

曜「祥くん、おいしいよ!」

 

 

梨子「おいしいです!」

 

 

僕「そっか、よかった。」

 

 

 

失敗してなくてよかった。市販のルーを使ってるからだろうけど。

 

 

 

僕「ところで、詞は出来た?」

 

 

千歌「それが、まだ…」

 

 

僕「どんな詞を書こうとしてるんだ?」

 

 

千歌「恋の歌…」

 

 

僕「なるほど。」

 

 

千歌「やっぱりそういう経験ないと書けないのかなぁ…」

 

 

僕「うーん、どうだろ?」

 

 

千歌「祥くんって本当にそういう経験ないの?」

 

 

僕「うん、ないよ。この前、曜の家でも話したじゃん。」

 

 

千歌「そっかぁ…向こうで好きな人すらいなかったの?」

 

 

僕「うん、残念ながらね。」

 

 

曜「じゃあさ、向こうに引っ越す前は好きな人いたの?」

 

 

僕「ん?いたと言っちゃいたよ。」

 

 

千歌「経験あるんじゃん!同じクラスの子?」

 

 

僕「いや、違うよ。そもそも多分あれは恋とは違うと思う。」

 

 

曜「ふーん。じゃあ誰だったの?」

 

 

 

えっ、聞く?それ聞いちゃう?

 

 

 

僕「言わなきゃダメ…?」

 

 

3人「ダメ!」

 

 

 

マジかよ…しかも桜内さんまで…もう腹くくるか。

 

 

 

僕「…千歌と曜。2人だよ…」

 

 

3人「えっ…」

 

 

 

ほら、空気が凍った。だからあまり言いたくなかったんだよ!

 

 

 

僕「だって周りの女子に全然魅力感じなかったんだもん。それに比べて千歌と曜はいい子だし懐いてくれてたし。本当、かわいい妹みたいなもんだったよ。」

 

 

曜「あー、そういう…」

 

 

千歌「はぁ…」

 

 

梨子「なーんだ…」

 

 

僕「期待外れの回答で悪うござんしたね!そういう3人はどうなんだよ。」

 

 

千歌「経験は…ないけど…好きな人ぐらいはいるよ…///」

 

 

曜「わたしも…///」

 

 

梨子「わたしもいます…///」

 

 

僕「お?だったらその男のこと書けば?」

 

 

千歌「無理だよ~。その人、暴走族みたいな人だからアイドルっぽい曲にはならないよ~!」

 

 

僕「暴走族なのかよ!w」

 

 

曜「わたしは夜な夜なその辺で暴走してそうな人であります!」

 

 

僕「曜もかよ!w」

 

 

梨子「わたしは…年上で優しい人です…///」

 

 

僕「桜内さんはマトモそうな人だけど…千歌と曜は随分やんちゃな人だね…(苦笑)」

 

 

 

ん?なんか3人からすごい目で見られてるんですけど…気のせいだよね?ねぇ?

視線が痛いから話題を変えないと(・ω・`;)

 

 

 

僕「そ、そういえばμ'sのスノハレが出たときってメンバーの誰かが恋してたのかな…?」

 

 

千歌「うーん、ちょっと調べてみる!あ、カレーおかわり!」

 

 

曜「わたしも!」

 

 

梨子「もう~!調べるのは食べ終わってから!」

 

 

僕「あいよ。」

 

 

 

ご飯とカレー、多めに作っといてよかった。

 

 

 

─────────。

 

 

 

4人で食事をすませ、千歌と曜は作詞、桜内さんと僕は後片付けをしていた。

 

 

 

僕「ありがとう、手伝ってくれるのは嬉しいんですが作詞の方にまわらなくていいんですか?」

 

 

梨子「ええ、部屋を借りた上にご飯までご馳走になっちゃったし…」

 

 

僕「そんな、気にしなくてもいいのに。」

 

 

梨子「あの…どうしてここまでしてくれるんですか?」

 

 

僕「?」

 

 

梨子「海の音を聞きに行くのにも付き合ってくれたし、今日だって部屋を貸してくれた上にご飯まで御馳走してくれたし…」

 

 

僕「うーん、なんていったかいいか難しいな…簡単に言っちゃうとなぜか放っておけなくて、なにかしてあげたくなるって所かな?」

 

 

梨子「ふふっ、高海さんもだけどあなたも変な人ね。でもそう思っててくれてありがとう。」

 

 

僕「ええっ!?」

 

 

 

確かに時々自分は変なやつだと思ったことがあるけどこうもハッキリ言われると地味に傷付くわ…

 

 

 

その後しばらく作詞を続けた結果、完成はしたらしい。どうやらスクールアイドルへの想いを綴った詞を書いたようだ。詞が出来たところで解散することになった。千歌と桜内さんは歩いてすぐの所が家なので歩いて帰るって言ってたけど、曜はバスが終わった時間だったので僕が送っていくことにした。

 

 

 

千歌「祥くん、曜ちゃんのことお願いね。」

 

 

僕「おう。曜、行こうか。じゃあ千歌と桜内さん、おやすみなさい。」

 

 

曜「おやすみ~。」

 

 

千歌「おやすみ~!」

 

 

梨子「おやすみなさい。」

 

 

 

曜と僕は車に乗り込む。シートベルトを掛けて、車を出発させる。しばらく車を走らせると、曜が話しかけてきた。

 

 

 

曜「ねぇ祥くん。聞いていい?」

 

 

僕「ん?うん?」

 

 

曜「あの…祥くんって………」

 

 

僕「う、うん?」

 

 

 

なんか随分言いにくそうだけどどうしたんだ?

 

 

 

曜「……暴走族なの?」

 

 

僕「えっ ?ええっ!?」

 

 

 

なんでやねん!

 

 

 

曜「あ、いや、だって?祥くんの車、見た目厳ついし音もうるさいし…」

 

 

僕「曜。あのなー、それだけで暴走族扱いするのはやめてくれ…確かにこういう系の車は暴走族にも好まれるけどそうでない人にも好まれるんだよ。」

 

 

曜「ふーん、そっか。よかった。祥くんってもしかしてグレちゃったのかと思った。」

 

 

僕「グレてたら今頃一緒にいないでその辺で暴走してるよ。」

 

 

曜「あはは、だよね。」

 

 

 

僕って暴走族って思われてたの?何だかちょっと悲しくなってきたよ…それよりも千歌と曜、暴走族に惚れるのはいいけど2人まで暴走族にならないでくれよ。と内心そう思いながら曜と会話してた。そういう会話をしているうちに曜の家に着いた。

 

 

 

僕「曜、着いたよ。」

 

 

曜「ありがとう。」

 

 

僕「じゃ、おやすみ。ライブの日とか決まったら教えてな!」

 

 

曜「おやすみヨーソロー!(*> ᴗ •*)ゞ」

 

 

 

さて、曜を送ったことだし帰りますかね。

 

 

 

~千歌 Side~(解散直後)

 

 

 

祥一「おう。曜、行こうか。じゃあ千歌と桜内さん、おやすみなさい。」

 

 

曜「おやすみ~。」

 

 

千歌「おやすみ~!」

 

 

梨子「おやすみなさい。」

 

 

 

祥くんと曜ちゃんが車に乗り込むと車のエンジンがかかる。

 

キューキュッキュッキュッ!

ブォォォオン!!

ボボボボボボボボ!!

ブォン!ブォン!

ブォォォォオオオオ!!

 

かなりの重低音を奏でながら祥くんの車は走り去っていく。

 

 

 

千歌「ね、ちょっと暴走族みたいでしょ?」

 

 

梨子「あ、あはは…(苦笑)」

 

 

 

祥一は千歌と梨子がそんな会話をしているとは知る由もなかった。

 

 

 

─────────。

 

 

 

~祥一 Side~

 

 

 

曜の送迎から帰宅し、そろそろ寝ようかと思っていたところで千歌からL〇NEが届く。どうやら桜内さんがスクールアイドルに加入するようだ。

 

 

 

僕「よかったな、千歌。」

 

 

 

そのメッセージを見た瞬間、思わずそう呟いた。




今回はここまでです。
如何だったでしょうか?

ちょっと今回は長くなりましたね(・ω・`;)
あんまり長くなるようならどこかで区切ってからアップしようかな…

あと祥一くんが乗っている車ですがライトチューンで純正オプションのエアロを組んでいる設定とさせていただきます。
(僕のはフルノーマルですw)

では、次回もおたのしみにしていただけるとうれしいです♪
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