内浦の少女たちと帰郷した青年   作:アルト@FA20

2 / 33
みなさんこんにちは。

おまたせしました。2話目を投稿いたします!
(別に待ってないとか言わないでください。豆腐メンタルなので泣いちゃいます><)

↑それはさておき、今回は千歌ちゃんと曜ちゃんを登場させます!
とりあえずまだR-15要素はない…はず…

安心してください、そのうち入れますので!

では第2話スタートです!


幼馴染との再会1

引越し先から十千万までは徒歩1~2分程度。あっという間に着いてしまった。

 

十千万の正面玄関にいる犬が僕を見ては駆け寄ろうとしてくる。

 

 

??「ワン!ワン!」

 

僕「お?しいたけ!久しぶりだなぁ~!僕のこと覚えててくれてるか?」

 

しいたけ「ワン!」

 

 

しいたけを撫でなから声をかける。すると玄関から1人の女性が現れた。

 

 

??「いらっしゃいま…あれ?もしかして祥くん!?」

 

僕「お久し振りです、志満さん。」

 

志満「久しぶり~。いつの間にかこんなにおおきくなっちゃって。」

 

僕「まぁ7年も経ちますとね…」

 

志満「とりあえず上がって!さっき千歌ちゃんが帰ってきて、曜ちゃんも一緒に居るから!」

 

僕「はい、おじゃまします。」

 

 

そんなこんなで十千万(高海家)にお邪魔することに。正直気まずい…なぜなら7年前、千歌と曜には黙って内浦を出てしまったからだ。でもここまできたら上がらないわけにはいかない。しょうがない、腹を括るか。

 

居間に通されてお茶を出してくれるということでしばらく座ってると2階からドタドタと足音が聞こえてくる。

 

足音が止んだと思ったら今度は聞き覚えがある声で───

 

 

??「ねぇ志満姉、みかん───えっ?」

 

僕「あっ?」

 

??「祥…くん…?」

 

僕「千歌…?」

 

千歌「ねぇ!祥くんだよね!?久しぶり!いつ帰ってきたの!?」

 

僕「千歌、久しぶり!今日、というかついさっきだよ。」

 

千歌「そっか。なーんか、祥くん大人になったねぇ。」

 

僕「千歌こそ、かわいくなったな。」

 

千歌「はうっ…///そうかな…えへへ…///」

 

僕「あ、そういえばさっき志満さんから曜も来てるって聞いたけど?」

 

千歌「あ、うん。今私の部屋にいるよ!いこいこ!」

 

 

そう言って千歌は僕の腕を引っ張る。気まずい。気まずいけど今は普通に接してくれてるみたいだからこっちも普通に接しよう。

 

 

僕「お、おう。わかったから引っぱるなって!」

 

 

千歌のそういうところ、昔から変わってなくてちょっと懐かしい。

 

 

千歌「曜ちゃん!曜ちゃん!」

 

 

千歌が曜を呼びながら部屋のドアを開ける。

 

もちろん僕の腕を掴んだままである。

 

 

曜「千歌ちゃんどうしたの?あっ───?」

 

僕「曜、久しぶり。」

 

曜「祥くん?祥くんなの!?久しぶり~!いつ帰ってきたの!?」

 

僕「今日、というかついさっきだよ。」

 

曜「そうなんだ!旅行?千歌ちゃん家にとまるの?」

 

 

あ、まだ千歌と曜には言ってなかったな。

 

 

僕「実をいうと、高校を卒業してこの近くの会社で働くから内浦に引っ越してきたんだ。」

 

曜「てことはまた祥くんと遊べるってことだね!」

 

千歌「やったぁ!また一緒だ!」

 

僕「おう!これからまたよろしくな!」

 

ようちか「よろしく!」

 

 

そう話していたとき、千歌の部屋のドアが開いた。

 

 

志満「あらあら、やっぱりここにいたのね。」

 

僕「ええ、千歌にここまで引っ張られました。」

 

志満「あらあら~。あと祥くんのお茶とみかん、遠慮なく召し上がってね。」

 

僕「ありがとうございます。」

 

千歌「ねーねー、志満姉~。私のみかんは~?」

 

志満「もちろんあるわよ。あと曜ちゃんの分もね。」

 

千歌「わーい!やったぁ!」

 

曜「ありがとうございます!」

 

志満「ふふ、ごゆっくりね。」

 

 

久しぶりの千歌と曜との話で盛り上がり、話の区切りがいい所で

 

 

僕「じゃあそろそろ行くわ。果南と曜の家にも顔だせって母さんに言われてるし…」

 

曜「あ、今日お父さんもお母さんもいないよ?」

 

僕「マジか!」

 

曜「だから私、千歌ちゃん家に泊まるんだ~♪」

 

千歌「曜ちゃんが泊まりに来るの久しぶりだね!今夜はいっぱい遊ぼうね♪」

 

曜「うん♪」

 

僕「そうか、じゃあ楽しんでな!」

 

千歌「祥くんは泊まらないの?」

 

僕「うーん、これから果南の所に顔だしに行くし、それが終わったら荷解きもしたいからなぁ…」

 

 

それに年頃の女の子の家に泊まるのも気が引けるしね。

 

 

千歌「えー、また3人で夜まで遊びたかったのにー…」

 

曜「千歌ちゃん、しょうがないよ。また今度誘おう?」

 

 

ちょっと落ち込んだ千歌と曜の顔を見て少し心が痛んだ。でも俺、男ですよ!?女子高生の家でお泊まりなんてねぇ…あ、でもここは旅館か?自分の脳内でそう思いながら

 

 

僕「ごめん、また今度な!」

 

 

そう言って十千万を後にしようと玄関まで下りたところで───。

 

 

??「お?祥くんじゃん!こっちに着いたんだね!」

 

僕「美渡さん、お久し振りです。」

 

美渡「久しぶり!なーんか男前になっちゃってぇ!」

 

 

めっちゃニヤニヤしながら脇腹をつついて来るんですけど…

 

 

僕「ちょっ!美渡さん!そこはダメっす!」

 

 

そう、僕は脇腹をつつかれるのが苦手なのである。美渡さん、それを知ってから会う度にやって来たけど今もやって来るとは…

 

 

美渡「ははは!そこは変わらないね!」

 

僕「…もう。美渡さんもそういうところ変わらないですね…」

 

美渡「ごめんごめん!そういえばまたこっちで暮らすんだってね。」

 

僕「ええ、これからまたよろしくお願いします。」

 

美渡「よろしく!」(バシーン!)

 

 

そう言って美渡さんは僕の背中を叩く。地味に痛い…

 

 

美渡さんとも顔を合わせた後、淡島のダイビングショップ(果南の家)に向かうのであった。




第2話、いかがだったでしょうか?

主人公の祥一くん、千歌ちゃんと曜ちゃんに黙って内浦を出て行ってたのですね。寂しいことしやがって…
(´・ω・`)

さて、次は果南ちゃんを登場させたいと思います!

また気まぐれに更新していきますので見てやってください~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。