鞠莉ちゃんの誕生日なのに大遅刻した花丸ちゃんの誕生日記念ストーリーをアップするというね。
花丸 19歳
祥一 22歳
花丸「………」
僕「………」
今、僕は花丸と一緒に図書館に来ては読書タイム中である。前までは読書はほとんどしなかったのに今となってはすっかりとハマってしまい、最低でも週一で図書館に行かないと精神的に死んじゃうレベルにまでなってしまった。きっかけは花丸と恋人としてお付き合いを始めたこと。今となっては読書の楽しさを教えてくれた花丸に感謝している。
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一年半ぐらい前。
仕事のあと、気分転換として散歩に出かけてみた。コースはいつもの、マルちゃんのお寺を経由するコースで行こうかw今日はマルちゃんいるかな~?
お、いるみたいね。マルちゃんが僕に気づいて手を振ってくれた。
花丸「あ、祥一くん、こんにちはずら!」
僕「マルちゃん、こんにちは。」
しばらくマルちゃんと世間話をしていると、マルちゃんが本の話をしてくれた。
花丸「あ、そうだ。祥一くんに読んでもらいたい本があるずら。」
僕「読んでもらいたい本?」
花丸「うん、ちょっと取ってくるから待ってて欲しいずら!」
マルちゃんはお寺の中に戻り、しばらくすると本を持って戻ってきた。
花丸「この本なんだけど、読んでみて欲しいずら。」
マルちゃんは本を1冊僕に渡してくれた。ブックカバーがされており、パッと見はなんの本かわからなかった。
僕「これってどんな本なの?」
花丸「読んでみてからのお楽しみずら!読んで終わったら感想を聞かせて欲しいずら…」
僕「わ、わかった。帰ったら読んでみるね。」
マルちゃんから本を受け取った僕は時間も時間なので家に帰った。帰る時、マルちゃんの顔が心無しか少し赤かったのは気のせいかしらね?
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散歩から帰宅後
僕「さてさて、早速マルちゃんが貸してくれた本でも読んでみますかね。どんな本なんだろ?」
マルちゃんが貸してくれた本は恋愛小説だった。内容はこうだ。
主人公の女の子は田舎生まれで田舎育ち、大人しくて引っ込み思案な性格でたまに方言が出るような子。それ故に小学校の頃はいじめられていた。なので主人公は方言が出ない喋り方を練習したがなかなかうまくいかなかった。
高校に入学した主人公は近所に引っ越してきたお兄さんに出会う。そのお兄さんは都会に住んでいたけど都会の生活が嫌になって主人公が住む田舎に引っ越してきたそう。お兄さんは優しい性格で、方言が出ちゃう主人公にも普通に接してくれていた。それどころか、方言が出る喋り方を無理に直す必要はないと思うと言ってくれた。
それがきっかけで主人公はお兄さんに恋心を抱くようになる。でも主人公はどこか自信を持てず、そんな自分を変えようと思い高校で新しい部活をスタートする。最初はなかなか上手く出来ずに凹んでいたけど、部活の先輩やお兄さんが応援してくれたおかげで上手く出来るようになった。それで自信がついた主人公はついにお兄さんに告白、主人公とお兄さんは恋人同士になってハッピーエンドとなる。
という感じの内容だった。
この手の小説は全然読まないのだが、読んでみると案外面白く終盤では思わず感動で泣いてしまった。
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後日
僕はマルちゃんのお寺まで散歩と小説を返しに行った。
僕「マルちゃん、ありがとう。この本、おもしろかったよ。」
花丸「どういたしましてずら!」
僕「主人公の女の子、すごく頑張ったんだね。最後の方で泣いちゃったよ。」
花丸「本当ずら?そう言ってもらえてうれしいずら!」
マルちゃんはそう言うと、少し顔を赤くしあっちの方を向いて話し始めた。
花丸「実は主人公の女の子、マルと少し境遇が似てるずら…」
僕「えっ?」
花丸「実を言うとマルも小学生の頃はこの喋り方が原因でいじめられていたずら。」
僕「そうなんだ…」
花丸「小学生の頃は辛かったけど、中学生になってルビィちゃんと出会えて、高校生になって新しいこと…スクールアイドルを初めて、そして優しいお兄さんの祥一くんと出会えたずら。祥一くんもマルが『オラ』とか言っちゃうのを気にしないって言ってくれたよね?それがとっても嬉しかったずら…///」
僕「マルちゃん…」
マルちゃんはこっちを向き直して僕の目を真剣に見つめた。
花丸「だからマル、祥一くんのことが大好きです。マルを祥一くんの彼女にして下さい! 」
マルちゃんからの告白…
思えば今までマルちゃんのお寺のコースを散歩をしに行くとき、いつも今日はマルちゃんいるかなっていつも考えてた。自分でも気づかないうちにマルちゃんの顔が見たい、マルちゃんとお話がしたい、マルちゃんと一緒にいたいって思うようになっていた。僕は気づかないうちにマルちゃんのことが好きになってたんだな…
僕「マルちゃん、ありがとう。僕もマルちゃんが彼女になってくれたらうれしい。だから、僕のことをマルちゃんの彼氏にして下さい。」
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今現在
んとまぁ、こんな感じで僕らは付き合い始めたんですわ。僕が返事をした直後に花丸のおばあちゃんが登場してめちゃくちゃ恥ずかしかったのはここだけの話。
お、そろそろいい時間だしレストランにでも向かいましょうかね。今日は花丸にお腹いっぱい食べてもらって、ケーキもサプライズで用意してるからね。
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レストランにて
僕「花丸?いっぱい食べたか?」
花丸「うん、どれもとてもおいしかったずら!」
僕「それじゃ、そろそろデザートと致しますか。」
花丸「ずら?」
僕は店員さんを呼んでケーキを出してもらうようお願いをした。
店員「お待たせしました。」
僕「ありがとうございます。」
店員さんがテーブルにケーキを置いて、ロウソクに火をつけてくれた。
その後、ハッピーバースデーの歌を歌い花丸がロウソクの火を消した。
僕「花丸、誕生日おめでとう。」
花丸「ありがとずら~!」
この後、花丸は喜んでケーキを食べ始めた。本当、この子はおいしそうに食べるよな。見てるこっちも幸せになるよ。
僕「花丸、大好きだよ。」
花丸「マルも祥一くんのこと、大好きずら!」
Happy Birthday, Dear Hanamaru.
鞠莉ちゃんのも現在執筆中です。
遅刻してしまいますが書けたらアップします。