今回は花丸ちゃんとルビィちゃん、ダイヤ様が登場します。
千歌ちゃんと曜ちゃんは出てきません><
では本編スタートです~!
千歌を家まで送ってから帰宅したもののやることが無い…おいコラそこ、ニートとか言うなw一応まだ春休み中の学生だぞ(笑)
仕事関係の書類や銀行の口座の用意は引っ越す前には済ましてあるから大丈夫だ、問題ない。今日は散歩でもするか。
とりあえず適当にブラブラしてるとお寺に到着した。ここのお寺、ガキの頃親父と散歩するとほぼ毎回来てたんだ。あの頃とほとんど変わっていない懐かしい光景だ。そう思ってると1人の女の子に声をかけられた。
??「こんにちは。」
僕「こんにちは。」
??「見かけない顔だけどこの辺は初めてずら?」
僕「いや、7年振りかな。小さい頃はこっちに住んでたけど父親の仕事の関係で神奈川に引っ越したんです。高校を卒業してこっちで仕事するようになったので帰ってきたのですよ。」
花丸「わわっ、年上だっだんだ。すみません。マルは国木田 花丸、今年で高校1年生になります。」
僕「花丸さんだから『マル』なのですね。気にしないで、敬語じゃなくても大丈夫です。僕は時雨 祥一。今年高校を卒業して社会人になります。」
花丸「そういう時雨さんこそ敬語になってるずら。」
僕「うっ…」
確かに…
花丸「時雨さんも敬語を使わないでくれるとうれしいずら。」
僕「うん、わかった。じゃあついでと言ったらなんだけど呼び方も『時雨さん』じゃなくて『祥一』か『祥』って呼んでほしいな。」
花丸「わかったずら♪祥一くん」
僕「僕も国木田さんのこと『マルちゃん』と呼んでもいいかな?」
花丸「いいずら♪」
僕「ありがとう。」
それからしばらく、お寺の敷地内でマルちゃんとの話に盛り上がっていた。神奈川のことを聞かれて色々答えていたら「都会ずら~。」って反応してたのがちょっとかわいかった。なんかそんな反応されると神奈川の生活環境が嫌で内浦に帰ってきたなんてちょっと言いづらいな…
そんなマルちゃんと会話をしていたら赤髪のツインテールの女の子がこちらにやって来た。
??「花丸ちゃ…ピギィ!」
その子は僕を見た瞬間逃げ隠れてしまった。僕ってそんなに怖い顔してるかなぁ…悲しくなってきたよ(泣)
それもだけど…今、その子『ピギィ』っていったよな…?
花丸「あの子はマルのお友達のルビィちゃん。極度の人見知りずら…」
ん?ルビィ…?どっかで聞いたことがあるような…?
………
……
…
もしかして…!
僕「マルちゃん!」
花丸「は、はい!」
僕「間違ってたらごめんね。今のルビィって子、もしかして『黒澤ルビィ』って子かい?」
花丸「そ、そうだけど…何で知ってるずら?」
僕「うん、ルビィちゃんは母さんの友達の娘さんなんだ。」
花丸「そうなの!?」
その会話を隠れて聞いていたルビィちゃんはひょっこりと顔を出す。それを見た僕は遠くからだけどルビィちゃんに話しかけて見る。だって近づくとまた逃げちゃうかもしれないからね(泣)
僕「ルビィちゃん、久しぶり!時雨 祥一、ルビィちゃんのお母さんの友達『時雨 優海』の息子だけど忘れちゃったかな?」
ルビィ「時雨…?あ…?もしかして祥兄ちゃん…?」
僕「うん、覚えててくれてたか。」
ルビィ「うん!ちょっとあの時と雰囲気が違ったから気づかなかったけどお兄ちゃんのことはおぼえてるよ!」
僕「そうか。覚えててくれてて嬉しいよ!」
ルビィ「すぐに気づけなくてごめんね。」
僕「ううん、いいよ。もう7年以上も会ってないから仕方ないよ。」
ルビィちゃんが僕が誰かと分かった途端こっちに来てくれたので昔みたいに頭を撫でた。
ルビィ「えへへ、お兄ちゃん…///」
改めて話すとルビィちゃんは母さんの友達の娘さんである。ただ、千歌や曜、果南と違いあまり会う機会がなかった。それ故に僕のことは忘れてしまったと思っていたがちゃんと覚えていてくれたようだ。
可愛いゾ!チクショー!
僕「そうだルビィちゃん、ダイヤちゃんは元気?」
ルビィ「うん、元気だよ…」
気のせいかもしれないけどルビィちゃんの表情がちょっと曇ったように見えた。何かあるのかとちょっと気になったけどなぜか聞く気にはなれなかった。
僕「そうか。ダイヤちゃんにもよろしく言っといてね。」
ルビィ「うん!」
僕とルビィちゃんが普通に話してる光景を見てマルちゃんは随分驚いた顔をしてた。後でマルちゃんから聞いたけどルビィちゃんは男性恐怖症らしい。そういえばそうだったっけ。でも僕とはわりとすぐに仲良くなれたような…なんでだろ?
まぁそんなことは気にしない、しないでそろそろお暇しようかな。
僕「じゃあルビィちゃん、マルちゃん。そろそろ帰るね。」
ルビィ「お兄ちゃんもう帰っちゃうの?」
僕「うん、今度またゆっくり話そうな?」
花丸「また遊びに来てね。」
僕「うん、またね!」
ルビィ「お兄ちゃんまたね~。」
花丸「またね~。」
こうして、マルちゃんの所のお寺をあとにした。それにしても、散歩してたらルビィちゃんと再会できるとは思わなかったわ。今度、黒澤家にも顔出しに行かないとね。
その日の夜─────────。
今日は1人寂しく過ごすかと思ってたけど意外な所で意外な出会いをしたなぁ。それに、ルビィちゃんとも偶然再会したし。あ、そうだ。母さんに連絡して黒澤さんの連絡先聞かないと…
ピッポッパッ
プルルルル…
母「もしもし?」
僕「もしもし、母さん?」
母「あら、祥一?どうした?ホームシック?(笑)」
僕「そんな訳あるか(笑)むしろ内浦での生活を満喫してるわ!」
母「あら、それはそれで寂しいなwんで、どうした?」
僕「黒澤さん家の連絡先を教えてほしいんだけど?」
母「いいけど、なんで?」
僕「今日、散歩してたら偶然ルビィちゃんに会ってさ、そういえば黒澤さんの所にはまだ挨拶してないなーって思ったんだ。」
母「そういうことね。わかった、ちょっと待ってて。」
この後、母さんから黒澤さんの連絡先を聞き出す。
僕「ありがとう、母さん。」
母「いいえ。ところで、千歌ちゃんと曜ちゃんには黙って内浦を出て行ったこと謝れたの?」
僕「うん、昨日ね。」
母「で、どうなった?」
僕「めちゃくちゃ泣かれた…」
母「やっぱりね。あの子たちのこと、あんまり悲しませるなよ。」
僕「うん。」
母「じゃあ、また何かあったら電話しなさい。」
僕「うん、ありがとう。」
ピッ
さて、黒澤さんの連絡先をゲットしたことだし電話してみるか。
ピッポッパッ
プルルルル…
??「もしもし?」
僕「もしもし?黒澤さんの番号でお間違いないでしょうか?」
??「はい、そうですけど?どちら様でしょうか?」
僕「申し遅れました。時雨 祥一です。」
黒澤母「あら、祥一さん。久しぶりね。内浦に帰ってきたんですって?ルビィから聞きましたよ。」
僕「お久しぶりです。ええ、つい先日内浦に戻ってまいりました。」
黒澤母「あらあら、そうだったのですね。」
僕「ええ、それで内浦に戻ってからまだ黒澤さんの所にご挨拶に行けてないのでご都合がよろしい時にでもお伺いしたいなと思いまして。」
黒澤母「あら、そんな気を使わなくてもいいのに。うちはいつでも大丈夫ですよ。」
僕「では明日の11時頃でもよろしいでしょうか?」
黒澤母「ええ、お待ちしておりますわ。」
僕「ありがとうございます。ではその時間にお伺い致します。」
黒澤母「気をつけていらしてね。」
僕「はい、では失礼します。」
ピッ
なんだろう、昔は母さんの友達だからってあまり気を使ってなかったけどいざ久しぶりに電話するとめっちゃ気を使ってもうたわ。たった数分の会話なのになんか疲れた。今日は早めに寝よう。
次の日─────────。
さて、身だしなみはこんな感じでいいかな?寝癖は直したし、服装は別に普通でもいいだろ。単に母さんの友達に会いに行くだけだしスーツなんて着ていったら逆にドン引かれそうだわ。時間は今出れば歩いて行っても十分間に合う。さて、行くか。
黒澤家に到着。あの頃と変わらず立派な屋敷だな。さて、呼び鈴鳴らすか。
ピンポーン
黒澤母「はーい?」
僕「時雨です。」
黒澤母「いらっしゃい。ちょっと待っててね。」
言われたとおり門の前で待っているとルビィちゃんが出迎えてくれた。
ルビィ「お兄ちゃんいらっしゃい!あがって!」
僕「おっす!ルビィちゃん!おじゃまします。」
ルビィちゃんが屋敷の中に入れてくれ、黒澤母がいる部屋へと案内してくれた。
黒澤母「あら、祥一さん。久しぶりね。」
僕「黒澤さん。お久しぶりです。」
黒澤母「随分見ない間に大きくなったわね。7年ぶりかしら?」
僕「そうですね、僕が内浦を出て以来ですので7年ぶりですね。」
黒澤母「あらぁ…それだけ経てば立派になってる訳ね。」
僕「いや~、そうでも無いですよ?」
黒澤母「まぁ、謙遜しちゃって。」
??「お母様?お客様ですの?」
そう言って部屋に入ってきたのは黒髪ロングの美人さんだった。
黒澤母「あらダイヤ?祥一さんが内浦に戻ってきたってことでわざわざいらしてくれたのよ?」
僕「おっす!ダイヤちゃん、久しぶり!」
ダイヤ「祥一さん!?お、お久しぶりです!いつお戻りになりましたの?」
僕「ついこの前だよ。今でもピギってるのかな?(笑)」
ダイヤ「そんなことありません!そういう所、あの頃と変わってませんわね!」
僕「はっはっは、ごめんごめん。」
黒澤母「うふふ。あ、祥一さん?もうすぐお昼ですがご一緒にどうですか?」
僕「いいんですか?ありがとうございます!」
黒澤母「じゃあ準備するからゆっくりしててね。」
黒澤さんはダイヤちゃんを残してお昼の支度をするために部屋を出て行った。すると、ダイヤちゃんが話しかけてきた。
ダイヤ「そう言えば今日は優海さんはいらしてませんの?」
僕「あ、うん。実は帰ってきたのは僕だけで親父と母さんは今も神奈川にいるんだ。」
ダイヤ「そうだったのですね。てっきり祥一さんも神奈川でずっと暮らすのかと思ってましたわ。」
僕「うーん、言ってしまうと神奈川は遊びに行くのはいいけど住みたいとは思わないな。実際住んでみて向こうでの生活がどうしても合わなかったからこっちで仕事を探して帰ってきたようなもんだし。」
ダイヤ「あら、そんなに内浦がよろしくて?」
僕「うん、内浦を出てから割とすぐに恋しくなったね。」
ダイヤ「あら。」
僕「それにしてもダイヤちゃん、なんと言うか大人っぽくなったね~。昔はすぐ泣きついてきたのに(笑)」
ダイヤ「もう!いつまでも子どもじゃありませんわ!」
僕「ゴメンゴメン。」
ダイヤちゃんは正直言ってビックリするぐらい大人っぽくなっていて、あの頃の面影がほとんどなくなっていた。なんだかそれはそれでちょっと寂しい。かといって千歌と曜、ルビィちゃんも確かに大人っぽくなってない訳では無い。ただ、どこかあの頃の面影も残ってる感じはした。
僕「そういえばダイヤちゃん。1つ聞いていい?」
ダイヤ「はい?何でしょうか?」
僕「…ルビィちゃんと何かあった?」
ダイヤ「…突然どうしましたの?」
僕「いや、あのね?昨日ルビィちゃんと話した時に『ダイヤちゃんは元気?』って聞いた時になんとなくルビィちゃんの元気がなくなった気がしたんだ。ちょっとそれが気になったけどその場で聞けなかったから聞こうと思ったんだ。ちょうど、今この部屋にはダイヤちゃんと僕しかいないしね。ただ、話したくなければ無理にはきかないけど。」
ダイヤ「そうでしたか。誰にも口外しないと約束して頂けるのでしたらお話します。」
僕「わかった、約束する。」
その後ダイヤちゃんが話してくれた内容はこんな感じである。
ダイヤちゃん、ルビィちゃん共にスクールアイドルが好きでよくそれの話をしたりしていた
↓
ダイヤちゃんが浦の星に入学、スクールアイドルを始める
↓
活動自体は上々で、東京の大会に出場することになる
↓
東京の大会に出場したが、歌えなかった
↓
その後、色々ありスクールアイドルをやめ、嫌いにならざるを得なくなる
↓
そこからルビィちゃんとの関係がギクシャクし始める(イマココ)
僕「そんなことがあったのか…ただ、1つ引っかかる点があるな。」
ダイヤ「引っかかる点とは?」
僕「スクールアイドルを『嫌いにならざるを得なくなる』と言うところだ。なんというか、自分の意思を殺して義務感で嫌いになろうとしているように感じたよ。」
ダイヤ「…!」
僕「ダイヤちゃん?スクールアイドル、本当は嫌いじゃないんじゃないかな?」
ダイヤ「…うん。」
僕「だったら、その気持ちを無理に殺さなくていいんじゃない?」
ダイヤ「………。」
あれ?ダイヤちゃん、怒っちゃった?何も知らない奴があーだこーだ言ったからか怒らせちゃったか?
僕「あ、えらそうな事言ってゴメン!ただ、好きなことを無理して嫌いになろうとしてるように見えてつい…。」
ダイヤ「別に、怒ってませんわ。ただ、祥一さんは本当に昔から変わらないなぁと思いまして…」
僕「ホッ」
よかった。本気で怒らせたかと思ったわ…
ダイヤ「ありがとう、おかげで少し気が楽になりましたわ。でもこれに関してはすぐになんとか出来そうにありませんわ。」
僕「そっか、でも気が楽になってくれただけよかったの…かな?」
ルビィ「お姉ちゃん、お兄ちゃん。ご飯できたよ!」
会話のキリがいいところで、ルビィちゃんが部屋まで来てご飯が出来たことを教えてくれた。
ダイヤ「わかりましたわ。さぁ祥一さん?行きますわよ。」
僕「おう!」
その後、黒澤家でお昼をいただいた際に神奈川はどうだった?とか親父と母さんの近況について黒澤さんから色々聞かれた。
食事を終え、時間を確認すると割と長居していたことに気づいた。そろそろお暇するか。
僕「今日はありがとうございます。すいません、ご挨拶に伺ったはずなのに食事まで頂いてしまって。」
黒澤母「いいのよ。優海さんの息子さんですし、それに普段は男の子とご飯を食べる機会なんてないから楽しかったわ。」
僕「そう言ってもらえてうれしいです。ではそろそろ失礼します。」
黒澤母「気をつけて帰ってね。あ、ルビィ?祥一さんを門まで見送ってきてくれる?」
ルビィ「うん!」
僕「では、おじゃましました。」
黒澤家をでて門のところまで歩いたところでルビィちゃんがちょっと不機嫌そうに話しかけてくる。
ルビィ「むー。お兄ちゃん。」
僕「ル、ルビィちゃん?」
ルビィ「ルビィ、お兄ちゃんと全然お話出来てない。」
あ、そういえば昨日も大して話せてなかったし今日も黒澤さんとダイヤちゃんとしかほとんど話せてなかったわ…
僕「ごめんよ、ルビィちゃん。お詫びと言っちゃなんだけど今度、どこかお出かけしようか?」
ルビィ「…うん!」
お出かけを提案したらどうやら機嫌を直してくれたみたいだ。よかった…
僕「ルビィちゃん、スマホ持ってる?」
ルビィ「うん。」
僕「じゃあ僕のL〇NE教えるから適当に都合のいい休みの日でも教えてくれる?その時にでも行こうか。」
ルビィ「うん!えへへ~♪」
かわいいなぁ…正直こんな妹が欲しかったw
僕「じゃ、また今度ね!」
ルビィ「お兄ちゃんバイバーイ!」
お出かけするのをこんなに楽しみにしてくれるなんて…ルビィちゃんマジ天使!!
そう思い、1人でニヤニヤしながら歩いて帰る僕なのであった。
はい、最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回はちょっと長かったですね(笑)
ルビィちゃんかわいいなぁ~…
こんな妹が欲しかったぜ(´・ω・`)
次回からはアニメ1期本編に入りたいと思います。
ただ、祥一くんは社会人なので学内のシーンには登場しません(・ω・`;)
それを踏まえてもし祥一くんが物語に登場したらどういう物語にしたいかを妄想しながら書いていきたいと思います。
うへへ~←
あと私事ですが6/24に車を購入しました。
納車が楽しみです~♪
因みにですが、物語上で祥一くんが乗っている車種はそれにしようと思います。
その車種ですが物語をもう少し進めたらぼかしつつ発表したいと思いますので楽しみにしてやってください^^
(*´∇`)ノシ ではでは~