原作ブレイク上等!! 逆襲のオリ主   作:オルフィーナ

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大冒険への旅立ち!!

 

side ハドラー

 

 

 ようやっと鬼岩城までたどりついたが、思ったより手ひどくやられてしまった。流石は勇者ダイといったところだろうか!?何年前になるだろうか??前世ではただのサラリマーンであったはずだが、気がついたらこのとんでもなく死亡フラグ満載なダイの大冒険の世界に迷い込んでしまっていた。

 

 

 正直いってやってらんねーと思った。この世界での最初の記憶が、アバンによって止めを刺される瞬間っていうのが、情けなくて笑えてくる。その後、魔界の神?大魔王??だかに命を助けられたが、しばらく力を蓄える為に眠りについていた。起きたら起きたで、世界征服をしなくてはならないらしい。

 

 

 

 残念なことに原作を読んでおらず、話自体まったく分からなかった。登場人物だけなんとなく記憶していたが、どんな物語なのかはさっぱりだった。とにかく魔軍司令といった地位を拝命してしまったからには、魔王軍とやらを指揮して、世界征服とやらをなしとげなくてはならないと思う。

 

 

 

 一応復活させてくれた恩義もあることだし、義理を返すまでは働かなくてはならないと思う。恩返しの一環でデルムリン島に遠征したのですが、ギタギタにやられてしまった訳です。ダイから見れば師匠の仇な訳ですからこれから合うたびに、攻撃が相当ハードになりそうで気が重いです。

 

 

 

 まぁなんとなくの記憶で、アバンがラストっぽいところで登場していたので最終的には問題はないと思いたい。問題があるとすれば、名前を知っていてもハドラーの性格まで知りはしないということです。なんとなくそれっぽいセリフを言っておけば、旧知の相手でもごまかせるかなぁー?なんて思ったが、アバンにはかなり怪しまれてしまった。

 

 

 そんなことを考えながら、両腕切断を修復中です。それで治るんだから、魔族って便利な体に出来ていますね。そうこうしていると、あの方から通信が入りました。

 

 

 

 「手ひどくやられたな・・・ハドラー」と相手はそう言ってきたので、私はいつもの様にハドラーっぽい口調でこう返答します。「申し訳ございません大魔王様。お見ぐるしい姿をお見せしてしまいまして・・・・」そう言って恐縮してるっぽい演技を交えて話すと「まぁ気にやむことはない。勇者アバンを葬った功績を考えれば、名誉の負傷というところであろう・・・・」そう言っている大魔王様は、機嫌が宜しい様だ。

 

 

 

 バーン様からの通信が終わったのは良いが、これからの方針を決めなくてはならない。「かつて成し遂げられなかった世界征服の夢をかなえるがよい」などとバーン様は言っていたけど、別に世界征服なんて興味ないんです。ですが、正体がばれない程度には動かないといけない訳ですし・・・さてどうしたもんだろうか?

 

 

 

 とりあえず何をするのにも情報は必要と思うので、世界各地に放っている悪魔の目玉にダイを捜索させよう。あとは報告を待つだけにしておいて・・・・・魔王軍自体は規定戦略に従って、各軍団長がすでに各王国に侵攻中なので今更俺が出るまでもない。ダイ達を発見したら、その地域担当の軍団長に、命令を送って倒してもらおう。

 

 

 

 なんとなく、主人公補正の掛かっている勇者ダイの肥やしになりそうな気もする。適当なところで、やられたふりでもして戦線離脱するのも手かもしれない。とりあえず、ある程度成果を残し恩を返したら真剣に考えよう。

 

 

 

 そんな事を考えていたら、ダイ発見の報告があった。マジ目玉優秀!! ロモス王国外縁部ということは担当は《獣王クロコダイン》か・・・・・昔ながらの武人肌で、実力はあるが真っ直ぐすぎるのが玉に瑕といったところだ。やっぱりダイの踏み台1号決定な気がする。こうなったら、掟破りの開幕ド○グ・スレイブならぬ開幕《竜騎将バラン》でも投入してみようか?

 

 

 

 でも彼は激戦区であるカール王国に出撃中だし、むやみに動かすと大魔王様の不審を買う恐れがある。やっぱり現状維持しかないか・・・・・クロコダインにはぜひとも頑張ってもらおう。

 

 

 

 

 

 

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