オッドアイの少年と紫の少女   作:mine2356

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お久しぶりです
kakuyaです。
一気に省かせていただきます
第5話【ボス戦の前日】
スタート!


第5話【ボス戦の前日】

ボス会議が終了し、各々が解散していく

 

カクヤ「んー、この後どーするよ?」

ユウキ「ボクはとりあえず休みたいかなぁ」

キリト「それじゃあ、俺んとこの宿に来いよ。アンタもそれでいいだろ?」

 

後半はアスナの事だろう。

アスナは黙ったまま頷いた。

 

カクヤは、その道中であることに気づいた

 

カクヤ「テメェか、あの宿先取りしやがったのは」

キリト「あー、まぁな」

カクヤ「あそこなぁ、風呂付きn「ホ、ホントっ!?」はい、そうです」

 

まあ、あんま期待しない方が…ボソボソと付け加えながら頷く

 

カクヤ「せっかくだし、風呂貸させてもらってもいいか?」

キリト「別にいいぞ」

ユウキ「やったーーー!!」

 

ユウキは飛び跳ねながら喜びを全身で表現している。

可愛ええのぉ、てか、アスナも小さくガッツポーズしてんじゃん

 

カクヤ「そうと決まりゃあ、早速移動すっかね?」

ユウキ「そうだね!早く行こう!」

 

おっふろおっふろと呟き、スキップしているユウキ

そんなに楽しみなのかよ、と心の中で呟きつつキリトたちと移動を開始する。

 

―キリトの宿にて―

 

カクヤ「で、何故こうなった」

キリト「言うな…」

カクヤ「提案者って俺だったよな?」

キリト「ああ」

カクヤ「宿主ってか、この部屋借りてんのお前だよな?」

キリト「ああ」

カクヤ「なんで俺達が後なんでせう?」

キリト「知るか」

 

女の子2人は絶賛入浴中

俺たち言い出しっぺと、借主が何故か後から入らなければならない…何故だ?

そう考えている途中にドアがガチャッと開いた

 

ユウキ「…」

カクヤ「おー、ユウキ。風呂どうだった?」

 

ニヤニヤしながら聞いてみる

 

ユウキ「どうもこうもないよ!あれはお風呂じゃないじゃん!カクヤもキリトもあれをお風呂だって言うの!?」

カクヤ「プッククク、はい。あれはここ(VR)ではお風呂です。ヤベェクッソおもれぇ」

 

ギャハハハハハと、1人で大笑いしていると

ガチャッとまたドアが開いた

 

アスナ「…」

カクヤ「おー、アスナ。クク…風呂どうだった」

 

アスナは口を開かずにレイピアの柄に手を伸ばす

あれ、キリトどこいった?

不思議に思っていると後ろでも同様に剣の柄を握る気配

あ、これ死んだわ

抜刀と同時に2人のソードスキルが俺に炸裂した

 

カクヤ「」チーン

ユウキ「まったく」

キリト「」ガタガタガタ

 

ユウキはカクヤを放置したままキリトの方を向く

 

キリト「ヒッ!?」

ユウキ「キリトも共犯者なのかなぁー?」

アスナ「…」

 

ユウキとアスナは剣を握りしめながら殺気という名のオーラを出す

 

キリト「い、いやいや、俺はなにも知らねぇよ!?決してナーヴギアが水の生成が不得意とか知らねぇよ?…あ…」

 

この少年、自分で墓穴を掘った

そして本日2度目のソードスキルが炸裂した

 

 

気絶状態から回復した2人は絶賛土下座モードに以降したのは言うまでもない

 

カクヤ「…で、どうすんだぁ?」

キリト「何がだよ?」

カクヤ「何がって、そりゃあ、戦闘の時の配置だよ」

キリト「あぁ、でも、このビルドのメンバーじゃあなぁ」

カクヤ「…あはは、はぁ、盾持ち俺だけだしなぁ、つってもタンクじゃねーし、ダメージディーラーが多いな」

キリト「相変わらず変な戦い方すんのか…」

カクヤ「ほっとけ」

キリト「まぁ、主力のこぼれを狩るだけだからなぁ」

カクヤ「んー、じゃあ、2人1組でやるか、俺とキリトが別れといて危ない所があったら援護し合うっつーことで」

キリト「それがいいだろ、βテスト時と同じなら簡単に終わるはずだ同じなら、な」

 

キリトも同じ考えに辿り着いたのだろう

少し表情が険しくなる

 

ユウキ「決まったー?」

カクヤ「決まったー?って、話聞いとけよ…まぁ、とりあえず2人1組で行動だな、どっちかが危なくなったらそれぞれ援護に向かうってとこだな」

ユウキ「りょうかーい」

カクヤ「さーてと、そろそろ宿に戻りますかねぇ」

キリト「そうした方がいいだろうな、明日はボス戦だし」

カクヤ「そーだな、ほんじゃまー明日なー」

 

軽く手を振りながら宿までの道のりをユウキと歩くたまにすれ違う輩がユウキを見てから俺を睨むんだが…何故だ?

そんなこんなで晩飯を食いながら俺の借りている部屋でユウキと話している

 

カクヤ「そろそろ休んだ方がいいだろ、運動で疲れることはないけど精神的に来るからな、ユウキも早めに休めよ」

 

と言いつつ武装解除し簡素なシャツとズボン姿になりベッドに横になろうとする

 

ギュッ

 

カクヤ「…え?」

 

なんか背中に柔らかい感触がー!いかん!考えるな!

……震えてる?

 

カクヤ「…どうしたんだ?」

ユウキ「…い」

カクヤ「ん?」

ユウキ「…怖い」

 

ギュゥゥゥゥと力を込めて抱きついてくる

なにが?とは聞けなかった…震えているから

代わりに…

 

ギュッ

 

と、抱擁した。

優しく、頭を撫でながら、安心させるように

フッと薄い笑みを浮かべながら

 

カクヤ「…俺も怖いよ、けど、俺は退く気はないし、逃げるつもりもない…ユウキは逃げたいのか?」

ユウキ「…ぅん」

 

いつもの元気いっぱいなユウキからは考えられないほど小さな声だ…

 

カクヤ「そっか…なら」

 

これを言う覚悟、決意…凄く重いが構わねぇ…

 

 

カクヤ「…俺が」

 

これから、失うわけにはいかない

 

カクヤ「…お前を」

 

 

 

 

 

 

カクヤ「守ってやる」

 

 

ユウキ「……うん」

 

 

カクヤ「お前を絶対に元いた場所に帰してやる。だから…安心してくれ」

ユウキ「…うん」

 

そう言って抱擁を解いてやる

 

カクヤ「さて、部屋に戻って休めy「やだ」へ?」

ユウキ「1人は、やだ」

 

…こいつなんていいやがりましたか?

 

カクヤ「ソレハワタクシメニイッショニネロト?」

ユウキ「うん」

カクヤ「ダメに決m「…グスッ」…分かりましたよ…」

 

もおどーにでもなれクソッタレぇ

 

ユウキ「…それはそうとこのハラスメント防止コードって何?」

カクヤ「ホワッツ!?」

ユウキ「だからこのハラスm「それは分かったからバツを押してくださいぃ!!」わ、分かったって」

 

ピッ

 

という音と共にウィンドウが消える

フゥーと、安堵の息を吐く

 

ユウキ「で、さっきのは一体何なの?」

カクヤ「あー、えーっと、簡単に言えば痴漢みたいなもんに対する措置だな」

ユウキ「痴漢って…あれが!?」

カクヤ「正確には不適切行為ってやつかな、でも発動条件が変わってんな…なんでだ?」

ユウキ「…因みに丸を押してたらどうなるの?」

カクヤ「牢屋にビューン」

ユウキ「うわぁ」

カクヤ「てなわけでお1人d「やだよ?」話聞いてましたかぁ!?」

ユウキ「だって怖いもん」

カクヤ「もんじゃねぇよ」

 

結局カクヤが折れて添い寝するのだった余談だがカクヤもユウキもベッドに入った瞬間爆睡したのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご視聴(?)ありがとうございます。
感想やアドバイスなどどんどん宜しくお願いします
それでは次会話をお楽しみに!

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