主「くそっ… どこ逃げやがった!」
バシャバシャ………
ス「ここまでくれば… あいつも追っては来ないだろう。」
マ「ブノード…ここは何処なんだ?」
ス「ここか?ここは地下だ。」
マ「こんなに湿っていては焔を錬成できないではないか。」
ス「あー、その心配はいらないだろ。賢者の石がここにあるんだからな」
賢者の石の所で自分を指さす。
ス「………俺の賢者の石って、一体何人いるんだろうな………」
マ「急になんだ?」
ス「本当に何々だろうな…俺の存在って」
マ「………何かあったのか?」
ス「何故か俺…悪夢って言うのかな?イシュバールでの出来事が夢に出て来て…」
マ「イシュバールの出来事…」
ス「すごく…すごく怖いんだ…皆、目の前で死んでいく。何もできずに…
血が…銃が、錬金術が、炎が、爆発に子供の泣き声………逃げて追って、殺して……… こんな事して何になるっていうんだ?
死にたくないし、殺したくもないのに、何故戦い続ける? ………何のための戦いなんだよ…国のため?自分のため?それとも死にたくないからか?」
マ「ブノード…」
ス「俺は人を殺しつづけた…何人も何人も… 何も罪の無い人間を沢山………」
泣きながら話をするブノード。
ス「ははは…夢の話じゃなかったな…」
マ「あなたもイシュバール戦にいたのか?」
ス「みたいだな…」
マ「もしかしてマカモは…イシュバール戦の事で、私を憎んでいるのではないのか?」
ス「マカモがイシュバール戦でのあんたを? ………俺が思うに、マカモはただの暇つぶしにしか思っていないだろぅよ。」
マ「暇つぶし? 私は甘く見られているのか?」
ス「それは本人にしかわからない事だよ。でも本当、思われていそうだよな。」
マ「私は見下されているのか…しかも年下に?」
ス「マカモの場合は、年下じゃなくて年上だ。
そう言えば………あいつは何年も前からキング・ブラッドレイが大総統だった頃の、この国の成り立ちに気付いていたみたいだ。」
マ「なら、何故とめなかった?」
ス「そんな事をしたら、歴史が変わるだの何だの言っていたな…」
マ「歴史………?」
ス「_____ま、そんな事は置いといて、ロイさんはこの後どうするんだ?
マカモは多分そろそろ落ち着きを戻して、アンに身体を返すんじゃないかな?」
マ「そうだと良いが………」
ス「疲れて来たってか? 若いのにそんなんで、大丈夫なのk_____」
主「み…見つけた!」
そこには、息切れしているアンがいた。
マ ス「アン!? ………いやマカモか?だとすると、逃げなきゃやばいじゃん!!」
猛ダッシュ〜
主「え!? ちょっ…待ってくださいよ! ブノードさんにロイ様ぁぁぁぁぁ!」
マ ス「………さ、様? じゃあアンなのか?」
主「そうです〜 ………てか待ってくださいよ!
_____って、急に止まらないで〜〜〜〜〜! ぶつかるーーーーー!!!!!」
と思いきや、よけるロイ&ブノード。
主「水に落ちちゃ_____」
ドボン。
主「うぅぅぅぅぅ………さぶいれふね……… ロイ様の炎が暖かいれふ。人肌暖か〜」
マ「………重いのだが、降りなさそうだな………」
主「女子に重いは禁句れすほ、ロイ様!」
この状況は、ロイが胡座してその上にアンが座る。と言う光景だ。
主(ロイ様………リザさんという人がいながら私を暖めてくれている………)
マ(重いな………)
ス(どうせアンは〔ロイ様〜 ロイ様の人肌………キャッ!何て罪な女!〕とか思ってんだろうな……… いくら何でも熱々過ぎじゃないのか!)
〜それから数時間経過〜
主「そろそろ地上に行きませんか?」
マ「そうだな。 皆心配している頃だろう。」
主「………」
ス「アン、どうした? マンホールを開けないと出られないぞ。」
主「え? いやそ、その……… 開かないのです………」
マ ス「開かない!?」
ス「閉じ込められちまったって言う事かよ!?」
マ「まさか、一生…出られないとかは………ないのだろ?」
主「有り得ますね………」
マ「錬金術でどうにか出来ないのか?」
ス「ここで錬金術を使うと、地上の奴等まで巻き添いを喰らっちまう。」
マ「おさえめにしたらどうだ?」
主「今の私は暴走状態。 ブノードさんは、力が強すぎ。 ロイ様は_____」
ス「弱過ぎだな!」
マ「よ、弱………!?」
主「せめて、地上の方達と連絡が取れたら良いのですが………」
ス「待つしかないな。」
マ「これからどうなるんだ?………」