謎の【錬金術師】   作:天然馬鹿とレンフィー

5 / 6
第五話〜賢者の石〜

主「くそっ… どこ逃げやがった!」

 

バシャバシャ………

ス「ここまでくれば… あいつも追っては来ないだろう。」

マ「ブノード…ここは何処なんだ?」

ス「ここか?ここは地下だ。」

マ「こんなに湿っていては焔を錬成できないではないか。」

ス「あー、その心配はいらないだろ。賢者の石がここにあるんだからな」

賢者の石の所で自分を指さす。

 

ス「………俺の賢者の石って、一体何人いるんだろうな………」

マ「急になんだ?」

ス「本当に何々だろうな…俺の存在って」

マ「………何かあったのか?」

ス「何故か俺…悪夢って言うのかな?イシュバールでの出来事が夢に出て来て…」

マ「イシュバールの出来事…」

 

ス「すごく…すごく怖いんだ…皆、目の前で死んでいく。何もできずに…

血が…銃が、錬金術が、炎が、爆発に子供の泣き声………逃げて追って、殺して……… こんな事して何になるっていうんだ?

死にたくないし、殺したくもないのに、何故戦い続ける? ………何のための戦いなんだよ…国のため?自分のため?それとも死にたくないからか?」

 

マ「ブノード…」

ス「俺は人を殺しつづけた…何人も何人も… 何も罪の無い人間を沢山………」

泣きながら話をするブノード。

 

ス「ははは…夢の話じゃなかったな…」

マ「あなたもイシュバール戦にいたのか?」

ス「みたいだな…」

 

マ「もしかしてマカモは…イシュバール戦の事で、私を憎んでいるのではないのか?」

ス「マカモがイシュバール戦でのあんたを? ………俺が思うに、マカモはただの暇つぶしにしか思っていないだろぅよ。」

マ「暇つぶし? 私は甘く見られているのか?」

ス「それは本人にしかわからない事だよ。でも本当、思われていそうだよな。」

マ「私は見下されているのか…しかも年下に?」

ス「マカモの場合は、年下じゃなくて年上だ。

そう言えば………あいつは何年も前からキング・ブラッドレイが大総統だった頃の、この国の成り立ちに気付いていたみたいだ。」

マ「なら、何故とめなかった?」

ス「そんな事をしたら、歴史が変わるだの何だの言っていたな…」

マ「歴史………?」

 

ス「_____ま、そんな事は置いといて、ロイさんはこの後どうするんだ?

マカモは多分そろそろ落ち着きを戻して、アンに身体を返すんじゃないかな?」

マ「そうだと良いが………」

ス「疲れて来たってか? 若いのにそんなんで、大丈夫なのk_____」

主「み…見つけた!」

そこには、息切れしているアンがいた。

 

マ ス「アン!? ………いやマカモか?だとすると、逃げなきゃやばいじゃん!!」

猛ダッシュ〜

主「え!? ちょっ…待ってくださいよ! ブノードさんにロイ様ぁぁぁぁぁ!」

マ ス「………さ、様? じゃあアンなのか?」

主「そうです〜 ………てか待ってくださいよ!

_____って、急に止まらないで〜〜〜〜〜! ぶつかるーーーーー!!!!!」

と思いきや、よけるロイ&ブノード。

主「水に落ちちゃ_____」

ドボン。

 

 

 

 

 

主「うぅぅぅぅぅ………さぶいれふね……… ロイ様の炎が暖かいれふ。人肌暖か〜」

マ「………重いのだが、降りなさそうだな………」

主「女子に重いは禁句れすほ、ロイ様!」

この状況は、ロイが胡座してその上にアンが座る。と言う光景だ。

 

主(ロイ様………リザさんという人がいながら私を暖めてくれている………)

マ(重いな………)

ス(どうせアンは〔ロイ様〜 ロイ様の人肌………キャッ!何て罪な女!〕とか思ってんだろうな……… いくら何でも熱々過ぎじゃないのか!)

 

〜それから数時間経過〜

 

主「そろそろ地上に行きませんか?」

マ「そうだな。 皆心配している頃だろう。」

 

主「………」

ス「アン、どうした? マンホールを開けないと出られないぞ。」

主「え? いやそ、その……… 開かないのです………」

マ ス「開かない!?」

ス「閉じ込められちまったって言う事かよ!?」

マ「まさか、一生…出られないとかは………ないのだろ?」

主「有り得ますね………」

マ「錬金術でどうにか出来ないのか?」

ス「ここで錬金術を使うと、地上の奴等まで巻き添いを喰らっちまう。」

マ「おさえめにしたらどうだ?」

 

主「今の私は暴走状態。 ブノードさんは、力が強すぎ。 ロイ様は_____」

ス「弱過ぎだな!」

マ「よ、弱………!?」

主「せめて、地上の方達と連絡が取れたら良いのですが………」

ス「待つしかないな。」

マ「これからどうなるんだ?………」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。