運命の子   作:ほんさん

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マギの話が少ないから書いてみました。まあ少しオリジナルだけども


第一章 迷宮
第0話 運命の子 プロローグ


2017年

 

今年も春を迎え、新たな生活を過ごすため忙しくなるころ、神奈川県に住む今年から大学生となるとある青年はのんびりと大学までの道のりを歩いていた。小学校から高校まで成績優秀、テレビにも天才少年として出演し、数々の難問をもあっさり回答。未来の天才科学者や天才数学者など世間からの注目の熱いイケメン青年だ。そんな彼の名前は海王シン(かいおうしん)。関東では有名な海王グループの一人息子である。海王グループはさまざまな事業を営む企業に対して低価格で商品の取引、開発を受け持っており、他にも医療にかかわる開発などもやっている。そんなグループの次期社長が一人息子である海王シンなのだが、現在は海王グループとは関係なしに一般の大学に通うこととなっている。

 

 

「あぁー、やっぱり自分のやりたいようにやる。親父と別れて正解だったなぁ」

 

 

そう、彼は海王グループの跡取りというレールの決まった人生を捨て、海王家から抜け出したのであった。

 

 

「今年からは新たな出会いを求めて、いろんな子(女)に出会えそうでとてもわくわくするなぁ」

 

 

そして彼は女好きであった。この話は平成に生まれてしまった1000年に1度現れる王の器を持った奇跡の子の物語。かつて大昔、この大陸がシンドリアなんて呼ばれていた伝説の時代シンドバッドが生きていた時代よりも何千年もの後の時代である。そしてこの青年はいわゆる生まれ変わり。シンドバッドの生まれ変わりである。だがシンドバッドとして活躍した当時の記憶などは持っていない。それはいわゆる前世であり、海王シンは海王シンである。何が言いたいかというとシンドバッドの生まれ変わりではあるがシンドバッドではないということ。しかし、奇跡の子の運命や王の器は引き継がれる。つまり、彼は今後中心人物としてその運命を歩むということ。この物語は海王シンの物語。今後訪れる数多の運命を乗り越えていく男の話である。と長話していたら大学についたようだ。

 

 

「さて、まずはゼミだからえーっと、あ、あそこか」

 

 

目的の部屋を見つけ出し、扉に手をかけて開ける。その先には4人ほど人がいた。

 

 

「こんちわー。ここ歴史ゼミであってます?」

 

 

シンの目の先には真面目そうな眼鏡をかけた青年と少し強面のおっさんに近いような青年、モデルのような体型でかなり美人な女性、そしてこのゼミの先生だろう人物がいた。もちろん海王シンという男はこの日本じゃ知る人ぞ知る超有名人なので先生を初め、皆知っていた。

 

 

「あなたが海王シンさんですか?」

 

 

女性の方が話しかけてきたのでシンはすぐさま反応し、手を持ち口説き初める。

 

 

「えぇ、きれいなお嬢さん。私のことをご存じとはとても光栄です。失礼ですがお名前をお伺いしても?」

 

 

この光景に回りの男たちは唖然とする。一方の女性は顔を赤くするも自己紹介する。

 

 

「あ、はい。経済学部社会学科歴史科1年の大森紅(おおもりくれない)です。シンさんに出会えてとてもうれしく思います」

 

 

シンは紅の笑顔に見覚えがあるのか一瞬だまる。

 

 

「どっかであったことがあるような…」

 

 

シンは一度見たものは大抵覚えているためそれが人でも同じである。シンは紅の顔をジーっと見つめる。

 

 

「はい、それはもちろん私の婚約者になるのですから」

 

 

紅のその一言でシンはもちろんだがこの部屋にいる人たちもみんな静まる。そして

 

 

「なにーーーーーーー!?」

 

 

シンは驚き、それを見てる紅は笑いながら反応を楽しんでいた。だが忘れないでもらおうか。この部屋にはこの二人の他にも人がいることを。

 

 

「ごほん、ちょっといいかね。そういうのはゼミ室の中ではやめていただきたいのだが」

 

 

まぁそれはそうなりますね。




主人公の名前別に界王神からいじった名前ではないですww
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