運命の子   作:ほんさん

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書いてる最中に寝落ち。起きたら文字が消えてて焦りました 笑


第7話 模索

 

 

西暦2017年7月。神奈川県に住む海王シンと紅は第1の迷宮バアルを攻略する。それを境に世界各地に迷宮が出現した。しかし、ユナンの話によると近い将来異世界からの災厄が訪れるという。それに立ち向かえるのは金属器使いのみ。しかし、平成の時代は平和すぎて、迷宮クリアできそうな人材はシンを除いて後二人しかいなかった。そこで過去に存在した王の器達を仲間に入れることを考えているのだが。

 

 

「どうやって過去へいくんだそもそも」

 

 

ユナンの住む家で居候しているシンはねっころがりながらぼやいている。紅は親が心配しているため帰宅している。

 

 

「さぁ、それは僕にも分からない」

 

 

ユナンは紅茶を飲みながら新聞を読んでいる。シンはその様子をつまんなそうに見ている。

 

 

「じゃあなんで過去にも迷宮が出現したなんて言えるんだよ。第1の迷宮は俺らが攻略したやつだろ?」

 

 

確かにシン達が攻略した迷宮は第1のバアル。過去に元々あったならともかく後から過去に出現するなんてことはあるのか確かに疑問である。

 

 

「僕たちマギには迷宮の場所しかわからないんだ。けど、僕は何千年と生きてきたことで世界の理をも見ることができるようになったんだ。だからこそだよ。まぁ理解しろなんて言わないさ。何分僕にも全ては分からないからね。古代の異物たる迷宮は謎のままなのさ」

 

 

シンはユナンの話を信じることにした。普通は出鱈目すぎて信じられないのが普通なのだが、やはり器がでかいのである。

 

 

「まぁ難しいのはよくわかんないが、ユナンがそういうのならそうなんだろう。俺は信じるぜ」

 

 

「シン」

 

 

ユナンはシンの言葉で嬉しくなり、シンを見つめる。シンはそれが気色悪かった。

 

 

「おぃ、やめろ。そんな目で見つめるな。俺にそっちの趣味はないぞ」

 

 

シンとユナンはそのまま適当に会話していたがやはり問題は過去へどうやっていくかである。それが解決しないことには仲間も集められない。

 

 

「んー、タイムマシンが開発されたなんて聞いたこともないしな」

 

 

「もしかしたら」

 

 

シンはユナンに思い当たる節があるのか期待を寄せる。

 

 

「迷宮に過去へ行ける道があるのかもしれない。シン、バアルを呼んでみてくれないか」

 

 

シンはそういうことならとバアルの聖霊を出す。

 

 

「お呼びか我が主よ」

 

 

いつ見てもジンというのはすごい威圧感があるなとシンはバアルを見上げる。

 

 

「ちょっと聞きたいことがあるんだが、過去に行くことのできる迷宮ってあるのか知りたいんだが」

 

 

バアルは過去という単語を聞き、深く考え出す。

 

 

「それは出来なくもない」

 

 

シンは希望が出てきたと喜ぶ。しかし、その後の言葉を聞くまでは

 

 

「ようは主たるジンが迷宮内の時間の流れを逆に設定すればいいのだから。だが、その方法だと過去に行く度に迷宮攻略。しかもその年数分迷宮内で生活しなければいけなくなるぞ」

 

 

つまり何が言いたいかというと過去へ行くには迷宮に入らなくてはいけない。ただし、迷宮に入れば攻略するまで出ることは不可能。それに加え、迷宮内で数年生活しなければいけないという残酷な手順である。しかも、時間の流れを逆にする場合、その迷宮の出現者たるマギを説得しなければならない。ユナンのもつ迷宮は可能だが他のマギのは手を加えられない。それに、現代ではユナン以外のマギの詳細は不明である。シンはそれではダメだとまた考える。

 

 

「シン、僕は少しでかけてくるよ」

 

 

ユナンはそういいその場から消える。シンはそれを見届けるといろんな書物をあさり出す。中には歴史の本もある。それからしばらくして電話が一本なりだす。

 

 

「はい、もしもし。うん、うん、それは本当か?」

 

 

どうやら紅からの電話みたいであった。

 

 

「あぁ、すぐ行く」

 

 

そういうとシンは軽く着替えて目的の場所へ行く。その場所は大学の歴史ゼミ。どうやら石田くんのお父さんが発掘の際に見つけた変わったブレスレットを大学に持ってきてくれたようだ。ちなみにシンは3ヶ月間未だに行方不明ということを忘れずに。紅は実家に帰ったことで怒られはしたものの大学には顔を出している。




真実と真実でないことの区別はつけづらいですね。次回もお楽しみに
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