SAO 赤の記憶と。。。   作:Death gun

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※最後まで前書きは読んでください

皆さんどうもこんにちは Death gun です!今回も読みに来ていただいて嬉しい限りです。さて今回の第2話、前の続きで当たり前ですが第一話を知らない人、キャラ設定を知らない人にとってはスッカラカンでトンチンカンな内容になっています。なので第一話をまだ見てない方は見ることをお勧めします。(広告)今回は急な展開が起こります。注意してください。キャラ設定には掲載されていませんが、和人はかなりの鈍感です。(詩乃は普通です。)

本の説明はここまでにして本編を読んでいただきましょう。どうぞ、お楽しみ下さい!


気持ち

「はあ」

またひとりだまた長い孤独が続く。何故だか分からない、この孤独感はどこから来るのだろう。

人の声が聞こえることのないこの部屋で俺は何かを求めてる。

そうだ、夜食を取ろう。

今日は簡単な炒め物で済ませることにした。

 

コトッ

 

ジュ-

 

食材を焼く音が鳴り響く、何も無い、ただ音が鳴る。孤独で海辺にいるようだ。この一人暮らしに何か得られた記憶が無い、強いていえば今日なんかは何かが得られた気がする。でも、まだ満たされない。

 

ジュ-

 

ゴトッ

 

「いただきます。」

この「いただきます。」言葉に出す意味なんてあるのだろうか、家には俺一人、その時の「いただきます。」が俺の寂しさをまさせるにはもう十分だった。

 

パクッ

 

「不味い。」

 

俺の口からは無意識に「不味い。」という言葉が出てきた。

味自体は悪くなかった。でも、心のそこから美味しいとは思わなかった。何故だろう、さっきの詩乃の料理が美味しかったから?

いや、そういうことではないと思う。だけど不味い。そこから俺は二口目を食べることはなく、ラップをかけ、冷蔵庫に納めた。

 

ドサッ

 

このベット、俺の匂いしかし無い。もちろんこんな匂いで人の温もりを感じることは出来なかった。

さっさとシャワー済ませて、寝よう。

 

ー20分後ー

 

「はぁ」

俺はため息をつく、今日は家に入ってからため息と悲しみのいただきますしか言ってない。

早く寝よう。もう、何も考えたくない。

俺は目をつぶり就寝した。

 

ー朝ー

 

「ん〜」

俺は起きる。はっきり言うと起きたくない。なぜならまた孤独に苛まれるから。

朝は基本朝食を取るが、今日は取る気にならない。歯磨きをして支度を済ませる。そしてドアを開ける。

 

ガチャ

 

「は!和人くん、おはよう!」

 

誰かの声が聞こえた。隣に外に出ようとする詩乃の姿があった。

 

「よう!おはよう、詩乃さん。」

 

これははっきり言うとかなり嬉しい。いや、別に恋してるわけじゃないけど、孤独を紛らわせるにはかなり助かる。それなら、他の奴とまず仲良くなれよって話だが、俺はあいつらに何も感じることが出来なかった。もしかしたら本当に恋をしたのかもしれない。

 

「私でよかったら一緒に学校へ行かない?」

 

詩乃が誘う。俺は勿論「ああ、行こうぜ。」と陽気に答える。

 

「新しい学校はどうだ?」

 

「まだ1日目だし。。。」

控えめな声で彼女は答える。

 

「ご、ごめんな。この質問はまだ早かったかな?」

 

「で、でも、普通に昨日の昼休みじは楽しかったよ!あんな事初めてだったし。」

 

彼女は言う。本当かはまだ分からないが、あの笑顔は本当なのだろう。

 

「俺もあんな事実は初めてだよ。昨日は付き合ってくれてありがとな。」

 

「いえいえ、こちらこそありがとう。」

 

「ところで詩乃さんは一人暮らしなの?」

 

「うん。〇〇から来たの。」

 

「それはまたなんで?」

 

「ちょっとね。。。」

 

「そ、そうか。言及はしないでおくよ。」

 

「うん、そうさせてもらうと助かる。」

 

この話になった途端彼女の表情は少し暗くなっていた。おそらく前の場所で何か本当にあったのだろう。そう会話していたらいつの間にか学校前。

 

ガタッ

 

ガサ

 

靴と上履きを履き替え、教室へと向かう。

 

ガラガラガラ

 

ドアを開ける音が鳴る。教室に入っても俺は声をかけられない限り挨拶は基本しない。詩乃も同じようだ。

 

ガタッ

 

俺と詩乃は席に座る。そしてまた、授業がいつも通り始まる。

昼休み、今日も詩乃と過ごした。

昨日と同じように授業が終わった後は詩乃と一緒に家へと足を運ぶ。そんな日々が1週間ほど続いた毎日同じことをしていたが、詩乃との日々はかなり充実していて、孤独感を感じることが無かった。彼女が転校してから2週ある日突然彼女が学校に来なくなった。先生によると理由はまだ分からないそうだ。電話をかけても留守でばっかりらしい。

 

詩乃が来なくなってから既に3日。「詩乃」という言葉を聞く時必ず「欠席」という言葉が後ろに続く。俺はただの風邪だとずっと思っていた。4日目今日も詩乃は来ない。俺はずっと彼女のことを考えている。彼女のことを考えると、孤独紛らわせることが出来たからだ。次の日の金曜日先生が「朝田詩乃、欠席。」という言葉がまた頭の中で響く。周りを見渡すと、何故か数人笑っているのだ。笑顔という様な笑いではなく、まるで、悪ガキのイタズラが成功した時の様な笑顔だった。その笑顔が俺が詩乃の家へと行く理由の一つ目となった。-----

 

学校が終わり、俺はマンションへと足を運ぶ。俺の心は詩乃への心配でいっぱいのなっていた。

タッタッタッ

いつもより何倍も早く足を動かす。恋なんかじゃない。ただ怖かった。彼女が居なくなるのが。詩乃が消えたら俺は孤独の中で溺れるのだろうと、それがひたすら怖かった。そして同時に 勝ってすぎるな、俺。と自分を侮辱した。

 

「ハアハア」

 

呼吸が荒い、それほど俺は必死だった。

 

カチッ

 

ピンポーン

 

俺はインターフォンを鳴らす。

だけど返事も、物音すらしない。

 

ピンポーン

 

もう一度鳴らす。

 

「おい、詩乃さん、どうしたんだよ!開けてくれ!」ドンドン

 

俺は叫び、ドアを叩く。

 

「お願いだ!」ドンドン

 

この時俺に迷惑なんて考えてなかった。ただ恐怖と焦りに心が満ちていた。ドンドン、ドンドンと耳に鳴り響く。

 

ガチャ

 

ドアが開いた。そしてドア越しに見えたのは、疲れ果て、まるで屍の様に顔を暗くした詩乃の姿だった。

 

「何よ。。。もう来ないで。。」

 

と言い、ドアを閉めようとする詩乃。その時の彼女は口調も表情もまるで別人の様に変わっていた。目には隈ができ、全体的に痩せそ細っていた。

 

「待ってくれ!」

 

俺は叫び手をドアに挟んだ。

 

「何でよ!もう私と関わらないでよ!傷つきたくないの!もうアンタすら信じられないのよ!」

 

叫び、ドアをさらに強く引く。

俺はそんな強烈な痛みも忘れ。

ひたすら「待ってくれと」と叫ぶ。

 

突然詩乃がドアを抑えるのをやめた。無言で奥へと歩く。そこから ドサッ という音がした。

 

「入って。」

 

奥から詩乃の声がした。

俺は開きかけのドアを開けゆっくりと中へ足を入れる。

その時の詩乃の家は散らかっていた。台所では皿が二枚ほど割れ汚れた食器がある。リビングでは詩乃が制服のシャツ、下着という服装で病人の様にベットの上で横たわり、遠い目で天井を見つめる。床にスカートと制服のコートが散らばり、ラジオは ザー という音を流す。

 

「何で来たの。。。」

 

詩乃が聞いてきた。

 

「最近学校に来てないし、欠席理由が不明だったから。」

 

俺はこの時自分の本心を伝えることが出来ず、ただ先生に言われたからレベルの回答をした。

 

「どうしたんだよ。」

 

「4年前の郵便局の強盗事件知ってる?」

 

「まあ、少しは。」

 

「あの時犯人は銃の暴発により死亡。で事件は片付けられたんだけど---」

 

詩乃が淡々と語り始める。

 

「、あれ実は私が殺したの。。。犯人の拳銃を奪ってそのまま引き金を犯人に向けて引いたの。それが原因で銃器の写真や形を見るだけで嘔吐や目眩がする、PSTDっていうのに掛かったの。そこから、地元の学校のみんなからは「人殺し」と言われ、おもちゃのトイガンやモデルガンを向けられるとかのイジメに会うようになって、その生活が嫌になって、東京に上京したの。でも、ここでもそれは変わらなかった。どこから調べたのかはわからないけど、同級生にいじめられるようになった。」

 

「それで。。。」

 

「もう、分からない、分からないの。自分の居場所が。何処に行っても、いじめられる。もう何やればいいか分からず、いつの間にか学校にも行かなくなって、ぼーっとしてた。」

 

彼女が語る。俺はこの話を聞いて自分を思い出した。内容は違えど、悩み、孤独に苛まれ、何をすればいいか分からなくなってきた自分に彼女は似ている。

 

「とりあえず学校へ行って先生に相談しよう。」

 

「無駄よ!相談したって誰かがまたして、今に元通りになっちゃうわ!だいたい、あんたは何で私に関わるのよ!1人にさせてよ!」

 

「嫌だ!俺は詩乃と一緒に居たいんだ!」

 

「な、なんでよ!」

 

「勝手な理由だけど、俺、詩乃と出会うまでただ、何をするか分からず、すごく寂しかったんだ。だけど詩乃に会ってから少しだけこの日々が楽しく感じたんだ。だからお願いだ!」

 

俺は俺の心の声を全部吐いた。

 

「な!?じゃあ、アンタが私のこの手を握ってくれるの!?この、この人殺しの手を!」

 

詩乃が泣き叫ぶ。

 

「ああ、いくらだって握ってやる!だからお願いだ。お願いだから、隣にいてくれ!」

 

ただ必死で詩乃に訴えかけた。

詩乃が一緒にいてくれることを願いながら。

 

「。。。はあ。。。。分かった。。分かったから。」

 

ギュウ

 

俺は無意識に強く彼女の手をにぎっていた。

 

「お願いだから少し休ませて。」

 

詩乃はそう言い放ち、また死体のようにベットに寄りかかった。

次第に目をゆっくりと閉じ始めた。

あの様子からだと、3日は既に食事を取っていない。

俺は彼女の為に料理する事にした。彼女の台所を借り、火をつける。暖かくする間に卵を溶き塩、出汁を入れる。よくかき混ぜたあとフライパンの上にかける。次第に出汁のいい匂いと ジュー という焼ける音がする。

少し焦げ目が付いてきた。そろそろ焼き上がりだ。

その間にレンジに炊飯器に残ったご飯を入れ、自分の家から残った味噌汁を持ってくる。

だし巻き卵に千切りネギと少しの醤油をかける。

全ての皿をトレーに乗せ、詩乃の元へと届ける。

 

「ほい、見た感じ3日位何も食べてない感じだったから。軽いけど食べろよ。」

 

「ありがとう。」

 

そう言って詩乃は箸を持つ。

 

「いただきます。」

 

パクッ

 

「だ、大丈夫か?ちゃんと喉通るか?」

 

「うん、大丈夫。それより美味しいね、これ。」

 

「ほ、本当か?パパッと作っただし巻き卵に残りのご飯と味噌汁だぞ?」

 

「本当だよ。とにかく、ありがと。」

 

彼女は箸を進める。

味噌汁をすする音、本当に美味しく感じてくれたのだろう。

 

「さっきはごめんなさい。指は大丈夫?」

 

詩乃が心配そうに伺う。

 

「まだ、少し赤いけど、大丈夫だよ。俺もごめんな、急に変なこと言い出して。」

 

「いいの、いいの。とにかく来てくれてありがとう。自殺は流石にしないけど和人くんが来てくれなかったら、どっちにしろ死んでたかも。」

 

「おいおい、冗談でもそれだけは辞めてくれよ。」

 

「ハハハ」

 

手で口を抑え笑う詩乃。表情も口調もすっかり戻り、彼女はまた俺の知る「朝田詩乃」に戻っていた。

 

「じゃあ、明日は学校行くことにするから和人くん、よろしくね。」

 

「ああ。」

 

俺は答えた。

 

「あ、もう4時か、そろそろ出ないとな。」

 

「もう行くの?」

 

「まあ、買出しにも行かなきゃいけないし。じゃあn---」

 

ガシッ

 

「ん?」

 

詩乃が俺の服の袖を引っ張る。

 

「わ、私も一緒に大丈夫かな?」

 

詩乃が女の子座りをしながら聞く。どうでもいいがこの時の詩乃は正直可愛かった。そして俺が異性を考えたのはこれが初めてだった。

 

「いいけど、取りあえず着替えよっか?」

 

「」

 

彼女は自分の姿を見て次第に顔を赤らめる。制服のシャツで下着を隠し、「う、うん」と答えた。

 

「俺は外で待ってるから、準備できたら言ってくれよな。」

 

そう言って俺は玄関を出る。

 

ー第3話へつづくー

 

 




どうだったでしょうか!少し展開が早いですがアニメもそんなものだよね。(妥当)あと、自分で読んで思ったんですけど、和人が全然主人公ぽくないのと、かなり暗いですねwまあ、私、かなり「新世紀エヴァンゲリオン&ヱヴァンゲリヲン」が好きでそれを無意識に意識(意☆味☆不☆明)してしまったのかも知れません。そして最後に、
「この作品には計画メモもクソもありません。全部その場で思いつき書いてるので、表現、伏線の甘さが目立っています。」。では次また会いましょう!Auf wiedersehen!
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