んではどうそ!
またまた次の日---
ガラガラ
「ちーっす。」
「あれ、和人に朝田さん、二人とも早くない?」
「今日は午前で授業が終わりだったんだよ。ところで里香は何でなんだ?B組は午前で終わるなんて聞いてないぞ。」
「今日は仕事が入って、今すぐやんないといけないの。」
「どんな仕事なんですか?」
「ふふふ、今回は体育祭の保護者用のお弁当よ!」
「はぁ!?マジで言ってるのか!?」
驚いた。マジで驚いた。生徒の売店みたいのは、分かるが、流石に保護者用は流石に引いた。
「で、で体育際はいつなんですか?」
流石詩乃少し動揺しているが、ちゃんと状況確認が出来ている。どうでもいいが、彼女ゲームとか案外出来たりして?
「再来週。」
「ぐはっ!」
「詩乃さん!」
バタン
「朝田さん!?」
あまりのショックに倒れてしまったようだ。なんというか、詩乃も結構個性あるんだな。
ー五分前ー
「う、うぅ。」
「あ、起きた。」
「ああ、和人くん。って和人くん!?」ザッ
詩乃は頭をあげると俺のおでことぶつかった。
「く〜。痛い。」
「大丈夫か詩乃さん?」
「だ、大丈夫だけど、頭がじんじんするよ。」
「あ〜あ。だからやめとけって言ったのよ。」
里香が腕を腰に当て言った。
「しょうがないだろ。倒れたら、床に置いておくのもダメだし、かと言ってショックで倒れたくらいで保健室連れていくのもおかしいだろ。」
「いやいや、どう考えても膝枕が一番おかしいでしょうが。」
「これしか思いつかなかったんだよ!ところでもう大丈夫なのか?」
「うん 、ありがとう。でも・・・」
「でも?」
「膝枕は行けないと思います。」
詩乃が少し怒った顔でほっぺを膨らませる。
「ご、ごめんな。」
「別にっ。」
詩乃がプイっと顔を振った。
「さて、朝田さんも起きたことだし、何作るか考えましょ!」
「待て待て 。、食材はどうすんだよ。」
「そこは学校が出してくれるらしいわよ。」
「へ、へえ。じゃあ早速始めるか。情報をくれ。」
「分かった。じゃあ、去年の購買者数を言うね。50人!」
「来校者の30%か。それでも五十人って多くないか?」
「そう?お弁当だから二日前から量産し始めるのは結構簡単だよ?」
「そうだけど、前回は保護者の30%なら今回はもっと増えるはずだ。だから簡単で美味しくて、出来れば1箱で腹いっぱいになれる。生産性とコスパに優れた内容にしよう!」
「はい、それ採用!っというか和人アンタ、飯のことになるとマジで真面目よね〜。」
「そうか?」
「まあ、真面目かは分かんないけど、中三の時アンタ弁当忘れて私の弁当の一段もらった時ガツガツ笑顔で食べてたもんね〜。」
「やめろぉ!それは俺の黒歴史だ!」
「はいはい。で何パーセントに引き上げするの?」
「60だな。」
「60%!?和人くんそれは少し多くない?去年は確か30%だったんでしょ?」
「ああ、でも主婦って言うのは何か手間が省けたり出来るものはすぐに覚えるんだ。しかもここの学校の主婦だとの情報共通量が普通の比じゃないんだ 。だから、せめて2倍位にしないと足りなくなるはずだ。」
「そ、そうなんだ。」
「ok,ok.じゃあ、今年は去年の2倍の量ね。」
「去年の内容物は?」
「去年はコロッケ、白米、ポテトサラダ、千切りキャベツ、ミニパスタとひじき。だけどコロッケはした準備に時間がかかって去年はみんな徹夜しちゃったの。」
「分かった。生産性を上げるためにコロッケをステーキに変更だな。魚もいいけど保護者が買うと言ってもそれを子供に渡すケースが多い。だから魚より口にガツンとくるステーキの方がいい。白米はそのままでポテトサラダはフライドポテトにして、千切りキャベツは量を減らして人参の千切りを加えよう。あとはミニパスタとひじきを目玉焼きに変えよう。これなら複雑な作業と食材の種類が減るからコスパは良くなったはずだ。」
「・・・おー。」パチパチパチ
詩乃が唖然とした顔で言った。
「はいそれ採用!」
ペンで俺を指し笑顔で言った。
「おいおい、そんなポンッと決めていいのか?」
「いや、だって、それ言われたらほかの意見が思いつかないのよ〜。本っと助かったわ〜。」ポンポン
里香が俺の肩を叩く。
「じゃあ、すぐ伝えてくるね!」タッタッタッ
里香はメモ帳を手に本校舎へと走っていった。
「詩乃さん、前は答えてもらえなかったけど、改めて聞くね。」
「ん?何?」
「学校はどう?」
「最初きた時はすぐにイジメに会っちゃってすぐに諦めかけてた。でも、和人くんが私を助けてくれたお陰で前より楽しくなったよ。それにまだ二日目だけど部活も出来るようになったし、私・・和人くんに感謝してるんだよ!」
「お世辞は辞めてくれよ。第一俺はいつも1人で寂しかったんだ。ただそのわがままな気持ちを詩乃さんに押し付けただけだよ。ごめんな、前は急に家に「入れてくれ」なんて言って。」
「ううん、私は和人くんの言うわがままに助けられたの。寂しいって言ってたけど、和人くんは里香さんとお友達なんでしょ?」
「まあ、長い付き合いだけど 、一ヶ月位会ってないしな。」
「1ヶ月で寂しくなるなんて結構子供っぽい所もあるんだね。」
詩乃が楽しそうに笑う。ほかの人に言われたら、俺は既に殴っているだろう。
「し、失礼だなぁ。」
「ごめん、ごめん。」
詩乃はごめんと言ったが、彼女の顔は笑いを抑えようとする限界の顔だった。彼女を1秒でもくすぐったら、多分3分は笑えそうな顔だった。
「じゃあ、私がずっと一緒にいてあげよっか?」
「ん?何か言ったか?」
「な、なんでもないよ。ウンウン。」
ガラガラガラ
「ん?もう帰ったのか。」
「はい、そうです。二人だけの場を壊してすみませんでした。」
彼女が入った途端彼女はジト目でこちらを見ており、口調は何故か敬語になっている。この時の俺には「二人だけの場」と「ごめんなさい」が一ミリも理解出来なかった。
「は?何が言いたいんだよ。」
「ただの皮肉よ!」
「だから、その皮肉の意味を教えてくれよ!」
「ふん、嫌よ!」
俺はどんな皮肉を込めたのかを知りたかったが、彼女はただ顔を横に降るだけだ。その中詩乃は何故かうっすらと顔を赤らめている。
「何かあったのか?それとも熱でもあるのか?」サッ
俺は手を詩乃のおでこに当て、熱があるかを確かめた。その時当てて10秒ほど経つ頃、彼女の肌の温度はさらに上がっていき、最終的にヤカンのように熱くなっていた。
「ちょ、アンタねぇ!---」
「ぷしゅー。」
里香が何かを言おうとした時、どこからか詩乃の中の空気が抜ける音がした。
「あちゃー。こりゃ部活終わるまで戻らなそうね。」
「詩乃さん、大丈夫かな。」
「あんたが言えることじゃないでしょ!」
里香は俺の頭に一度チョップをした。
「痛っ。なにすんだよ。」
「それはこっちのセリフよ。女の子になんてことするのよ。」
「え?熱を計るのに性別なんて関係ないだろ?」
「そうだけど、私が言ってるのはそういう事じゃなくて測り方に問題があるのよ!」
「どういう事だ?」
「ぬぬぬ、つ、つまりお、男が女の子のおでこをさ、触るのは、恋人同士みたいに見られるの!」
「え、えぇ!?」
女の子は男性に何か体をアブノーマルなところを触られると、その人たちを恋人のように見るそうだ。
「それに中学2年の時、あんた1回私にしたよね!?あの時大変だったのよ!授業中にあんたが手をデコに当てて!「大丈夫か」なんて!そのおかg・・・じゃなくてそのせいで半年間私とアンタが付き合ってる。なんて噂が絶えなくて大変だったんだからね!」
「マジか・・・今度から絶対にやらないでおこう。」
「うん、それがいいわ。」ゼエゼエ
キンコーンカーンコーン
「ん、ん〜。」
詩乃が起き上がり、欠伸をしながら腕を上へと伸ばす。
「あ、起きたか。」
「お、おはよう?和人くん。里香さんは?」
「ああ、あいつならもう帰ったよ。用事があったぽいな。」
「そろそろ部活部屋閉める頃だし、帰ろうか。」
「うん。」
ガラガラガラ
俺達はゆっくりと家へ帰っていった。そして家の中。
「あ、そうだ。もう1ヶ月くらいやってないし、アミュスフィア起動させるか。と言っても、ALOはかなりやり込んだしなぁ。そうだ、なんかおすすめに入ってないかな?」
俺はクリックしては戻り、クリックをしては戻るを繰り返し、5分後・・・
「ガン・ゲイル・オンライン、略してGGO?え〜っと、なになに?VRで体験する新感覚シューティングゲーム?面白そうだしやってみるか。コンバートも出来るらしいから、始めたばっかでもなんとかなるだろ。」
そんな軽い気持ちでGGOを入れ、アミュスフィアを装着する。
「リンクスタート!」
どうだったでしょうか?今回は他の方の小説を読んで小さいながらも、変更点があります。もうこの小説は私の成長具合を確かめるものになってしまいましたね。あと、「シノ彼女」25以上のお気に入り登録ありがとうございました!
ついでに言っておきますが、最近またトライファイターズを見てシアたんに惚れたので、また新しい短編物を近々出すつもりなんでそれもよろしらす。