では、4話をお楽しみください!!!(唐突な話題転換)
あぁ~明日学校行きたくねー…。
「ごめんね、皆の前で涼くんって呼んで…。」
「いや、大丈夫だよ。どうせあの馬鹿共はどうなっても騒ぎやがるし。」
…気乗りしないけど疑問解消させるか。
「ねぇ緒方さん、聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「二人っきりの時は紗彩で良いよ。昼も私のこと紗彩って呼んでたし。」
「いやでも…。初対面の女子を名前で呼ぶってのは…。」
…つか普通に恥ずいし。
「あははははっ!涼くん純粋だねっ!」
「え!?いやただ女子慣れしてないだけだし、全然純粋じゃないよ。」
…全然純粋じゃないって何だよ…。我ながらテンパりすぎだろ…。
「と・に・か・く!私のことは紗彩って呼んでね!」
「いやだから…。」
女子慣れしてねーのにいきなり名前呼びとか無理だし。
「駄目……?」
うっ…。上目づかいはせこい…。
「分かったよ…。えっと…さ、紗彩。」
「うん!よろしい!!」
もしかして…。いや、もしかしなくてもこれ完全にハメられたな…。
「で、一つ聞きたいことあるんだけど良い?」
「良いよ、私に答えられることなら。」
「俺と紗彩はいつ会ったんだ。」
これなら多分答えてくれるだろ。
「えっとね~…私達が八歳の時だね。」
八歳っていうと九年前か。…駄目だ全然覚えてねー…。
「えぇっと…いつ転校したのかは?」
「えっと、涼くんが転校したのが確か…十歳くらいの時だったかな。」
ってことは、俺がアメリカに住んでたのに二年くらいか。うん、全く覚えてねーな。
「涼くんさ、こんなことわざ知ってる?」
「ことわざ?」
「知らぬが仏。」
「………え?」
知らぬが仏?ちょっと待って、どういうことだ?何か俺にとって嫌なことがあったってことか?それで記憶が無くなってる?そんな漫画展開マジであんのか?
「それでどういうこと?」
そんなこと言われたら逆に気になる。
「あ、涼くんここ右?左?」
「え、あ、右だけど。」
「そっか、私左だからここまでだね。じゃあまた明日!」
「…また明日。」
…ちっ、結局聞きたいこと全然聞けなかったな。まぁアメリカには住んでた時期が分かったから今日は良しとしよう。
「んー…紗彩…。やっぱ思い出せねーな。けっこう珍しい名前だから一回覚えたら忘れねーと思うんだけどなー…。…ん?」
「涼~!!!」
…あーうるせぇのが来やがった。…まぁ聞きたいことあったからちょうど良いか。
「近所迷惑っすよ、吉平さん。」
「ちょうどお前が可愛い子といちゃついてたの見つけたからな、隠れて見てたぜ♪」
本当にこの先輩うっとしいな。
「つか吉平さんには愛音さんいるじゃないっすか。他の子に目移りして良いんすか…。」
…今から愛音さんに言いつけてやろうか。
「ん?あ~心配すんな、つかいるし。」
「はい?」
「愛音~出てきて良いよ~。」
「あ、もう良いの?滝野くんやっほー!」
ガチでいんのかよ!!
「…ちわっす、愛音さん。」
「で?あの子と付き合ってるの?滝野くんめっちゃ楽しそうに話してたし~。」
「涼にもとうとう彼女ができるのか…。お前昔っから女子と話すこと少なかったからな~。一時期ホモじゃねーかって疑ってたしな!」
「あ、私も思ってた~。」
「…あ、俺はホモじゃねぇぇぇ!!!」
『で?あの子は彼女なの?』
「違います。つかあの子転校生っすよ?何で転校初日告らなあかんのですか…。」
「何だよ、転校生狙ってたのかよ~、涼も成長したな!」
「しつけーんだよ、あんたも!!」
「やっぱ涼はからかうと楽しいな~。」
…こいつもいつかぶん殴ってるやる。
「滝野くん、嘘は駄目だよ?」
「え?俺嘘なんてついてませんよ。」
今までの会話で嘘言った覚え無いんだけど。
「だってあの子初対面じゃないじゃん。」
「え?」
「あの子紗彩ちゃんでしょ?昔、滝野くんとよく遊んでた子じゃん。」
いかがでしたでしょうか?
次回はいつになるか分かりませんが次回もご期待ください~。