あらすじにもあるように本人曰く中二病やギャグ、シリアスが入っておりおかしな作品になっているみたいですが、お付き合いいただければありがたいです。
あの時のことを今でも覚えている。
あの日、僕らは家族で買い物に行った。
その帰りに起こった悲劇は僕を変えた。
帰りにそこそこ大きい地震が起こった。
そして建設中だったビルが崩れた。そしてその崩れたビルの横にあった僕の家族の車はさも当然のように潰された。
ただ1人、僕だけを残して・・・・・・・・・。
僕は、1人で父の、母の、兄弟の返り血をただ全身に浴びて・・・
「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
雄叫びにも、悲鳴にも聞こえたその叫びは、僕を人間から化物に成り上がらせた。
そして、鉄骨に潰されて天井がかなり低くなった車の屋根をいとも簡単に吹っ飛ばす。
その後僕は家族の亡骸と一緒に、ビルのがれきから這い出た。
その後も思い出してみれば地獄だ。
『通常ではありえない存在』であった僕『治療』と称した『実験』に付き合わされることになった。心も体も衰弱し、考えることをあまりしなくなった。
そんな中、唯一心を許した存在がいた。 作者であるwww(いたずらで入れてやりました)
彼女は積極的に名乗りはしなかったものの「Y」とイニシャルだけ教えてくれた。
「君の名前は?」
そんなことを聞かれた。
「縁田 響」(えにしだ きょう)
素直にそう答えた。そして、そのところで夢が覚めた。
まだ外は薄暗い。
日が昇るにはまだ余裕がある時間だ。少なくともあと1時間は明けない。
月に向けた手のひらを閉じて開いてお繰り返す。その動作をただひたすらに繰り返しながらさっきの夢の続きを思い出していた。
「縁田 響。いい名前ね」
彼女は、とても不思議な人だった。姿こそ普通の調査員だ。だが、薄暗い部屋の中わずかに見えた紫色の瞳は、そこにいて当たり前でそこにいることが異質であるような雰囲気を纏っていた。
帽子に隠された金髪もあり、普通ではないことを強調している。しかし、彼女の出す雰囲気がそれを飲み込み、周囲に溶け込ませているため、違和感を感じ取ることができなかった。
彼女の話した不思議で楽しく恐ろしい楽園は、夢物語でありながら本当にあるかのように語ってくれた。
湖の上にある紅い館の吸血鬼姉妹の話、咲くことのない桜のある冥界、竹林の中にひっそり佇む月の人の世界。年中かれることのない花が咲き続ける花畑、地上と隔絶された雲の上の世界。
そして、幻と現の境界にいる一人の巫女の話。
毎日Yさんは、その楽園の話をちょっぴりじまんげに話してくれた。
もし、もしそんな世界があるのであれば是非とも行ってみたいと、そう思った。
そんな僕の気持ちを察したかのようにYさんは
「もし、あなたが興味があるんなら探してみればいいんじゃない?」
その言葉は、幻想郷という楽園への招待状のような気がした。
1ヶ月後
ウー・・・ ウー・・・
高く鳴り響く脱走者を知らせるサイレン。あたりを舞うライトは闇にまぎれた僕を探そうと必死に動いている。そう、生まれて初めての我侭で僕は幻想郷に行ってみたいとそう思ったのだ。
今となっては馬鹿のことをしたと思う。まあ、反省も後悔もないが。
「いたぞ、オーガの少年だ!!」
『オーガ』これは僕に付けられた識別名。
5人の戦闘員が銃を持って構える。
普通のハンドガンなどではなく、ある程度威力のあるショットガンを装備している。
まあ、それでも紙のような武器でしかない。
一瞬で距離を詰め、2人の銃口を掌底で弾く。するとそれだけで銃口はへしゃげ使い物にならなくなる。3人は僕に銃口を向けるが、その3人の銃口を握りつぶす。
そして、10秒以内に、全て終わらせた。
当たりに転がっているのは気絶した戦闘員たち。腕の骨1、2本折っちゃっただろうけど殺さなかっただけマシだ。
まだ、5分ほど軽く走ると高い金網にその上に有刺鉄線というもうありきたりだがここにツッコミを入れたい。
「一体どこの危険区域だよ!!」
すっきりとしたところでさも当然のように金網を引きちぎる。そして、そこから1歩踏みだ―――さずに落ちていった。
くらい空間を落ちていく感覚は不安と期待が混じった複雑な気分だ。
――――――そして、僕は幻想の中へと落ちていった
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この小説はかまが書き次第投稿していく予定です。感想の方よろしくお願いします。
~かま~
こんにちは。かまです。
一言で言うなら中二病、ほかの人からは、現在進行形の痛い痛い病と呼ばれています。
2話目から変にハイテンションなのでよろしくお願いします。