東方鬼歩幻想   作:コキュラ

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小説を書く時間がなさすぎる・・・
今回の手間は友人9 俺1ぐらいでした。


2話

気がつけば朝になっていた。

 あの牢屋にぶち込まれるという事件から半年、本当に大変だったのは能力が使えない事だった。

 幻想郷というらしいここでは、見慣れない服が極端に好まれない。

 見慣れない服=外から来た人、ではなく

 見慣れない服=怪しい人=牢屋にぶち込んでおこう、というこんな一言で本当に牢屋にぶち込まれたからだ。人権どこ行った。

 まあでも、うん。誰だってそうする。だって怪しいもん。ジャンパーみたいな作業着着ていきなり現れたらびっくりする。そりゃ牢屋にぶち込みたくなるだろう。

 牢屋にぶち込まれたあとに慧音さんや阿求さんが助けてくれたからよかったけど。

 

    閑話休題

 

 ところで僕はこの人里で何でも屋みたいなことをしている。

 掲示板に依頼用紙が張られているのでその依頼をこなすと報酬がもらえる。あれだね。ゲームではよくあるね。クエストだね。

 だがたまに爆弾投下としか思えないヘヴィな内容の依頼があるので注意。

 今日は…『博麗神社に荷物を配達』ねえ。余裕だね!ついでに挨拶とかしておかないと。

 

「じゃあ、頼むよ」

 

『爆弾投下』

 

 ドンッ!

 

「ヒギイ!」

 

 とてつもなくヘヴィ(重い)だった。

 

「お酒を一斗博麗神社ですね………」

 

 一斗は約18.2リットル。つまり18キロある。そりゃ能力がなければきついね。

 それにしても人里の外って出たことないけど…不気味だな~。妖怪が出るって聞いてたとおり妖怪が出そう。

 さすが幻想郷。こちらの常識がほとんど通じない。

 

「ねえ、あなたは食べてもいい人類?」

 

 ハハハハハ、この状況を作ったやからは誰だ?僕か。

 これって逃げないとまずいよなー。ダッシュ!

 何かよく分からないうちに襲われた。

 

「ぬわあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 どんなに全力で走っても、重さというのは邪魔だ。原因はこの一斗ものお酒なワケだが。

 

「待てー食べさせろ!」

 

 依頼、受けたの間違いかな。本当に依頼なんてなければ即座に放り出してるよ。まあ、依頼を受けなければ荷物もないしそもそもこの場にはいない。

 重いものを持って走るというのはすぐに体力を消費する。

 具体的にはじりじりと詰め寄られている。

 

「追いついたのだー。いただきまー」

 

「恋符『マスタースパーク』!」

 

 突然後ろから声が聞こえ、目の前が光で覆われた。目があ!

 まあ、なんといいますか、状況を端的に説明しますと、

 

『極太レーザーが金髪の幼女を吹き飛ばしました』以上!

 

 うわっ、自分でも何言ってるかのか分からねえ。

 

「はひふへほ~」←ぴかーん

 

「おいてめぇ!今の絶対狙ってやっただろ!いろいろと!

 僕のツッコミのスキルはそんなに高くない。それでもツッコまずにはいられない。ア○パ○マンあわてて文字をかぶせた。

 

「そりゃあ、狙わないと当たらないだろ?」

 

「そうですね」

 

 僕が言いたかったのはこっちではなかったのでがとりあえずスルーすることにした。

 

「ありがとうございます。ちょっと仕事中なんでこれで失礼させていただきます」

 

 キョウ は にげだした!

 しかし まわりこまれて しまった!

 ??? の こうげき!

 

「私は霧雨魔理沙だ。普通の魔法使いだぜ。よろしくな」

 

「僕は縁田響です。よろしくお願いします」

 

 箒の柄を地面につきニカッっと笑う。こうしてみてみれば普通にボーイッシュな女の子の印象を受けるがそれは違う。僕は知っている!この日とは妖怪の家へ出入りして魔導書を取って行くという泥棒だということを!本人に自覚はなく『シヌマデカリテクゼー』という謎の呪文を残すという。泥棒、霧雨魔理沙はドラ○もんでいうジャ○アン的存在といっても過言じゃない。ちなみにこの情報は阿求さんがくれたものです。

 

「それにしても、それ、重くないのか?」

 

 かいしん の いちげき!

 残念!これで私の冒険は終わってしまった!……それにしてもあのくそゲーはないわな。だって、出てきたスライムに槍使おうとしたら自害するんだもの。絶対おかしい。ゲームのプログラミングとかいろいろ。見てる分には飽きないんだけどなー。

 

「い、いえ、持ちにくいですが大丈夫です」

 

 実際重さはそれほどでもない。ただ入れ物が必要以上に大きいと余計に力が入る。同じ重さの細長い棒とダンベルだとダンベルのほうが比較的持ちやすいだろう。

 まあ、18キロをそれほどでもないというのかは微妙だが。

 

「で、では僕はこれを神社に届けなければならないのでこれで失礼します」

 

 キョウ は にげだ(それはもういい!)

 つい描写にまでつっこんでしまった。

 

「そうか、私も神社のようがあったんだ。一緒に行こうぜ!」

 

 この無邪気でまぶしい笑顔に僕は抗うことはできなかった。

 

 一斗を両手で運んでいると、霧雨さんから

 

「お前、外来人だろ?その服装はあまり見かけないし。正直向こうに帰りたいとか思わないのか?」

 

「思わない。というか帰りたくない。向こうにいたって何もないから」

 

「ふ~ん何かあったのか?まあ深くは聞かないけどさ」

 

「僕は………化け物だから」

 

 ぽつりとつぶやくように言ったその言葉は自分に重くのしかかった。

 

 施設にいたときからだ。

 人間として逸脱していた僕は、怪力を使えば『鬼』と呼ばれ、ひたすら走り続ければ嵐と呼ばれ、ジャンプをすれば『鳥人間』と呼ばれていた。いつしか、人間では考えられない異業の数々から識別名『オーガ』と呼ばれそれ以外にも『人間兵器』と呼ばれるようになった。っていうかなんで僕はこんないやなことを思い出しているのだろう。

 そして、お互い沈んだ空気のまま博麗神社に向かった。

 

「そういえばお前の服、どうしてそれなんだ?」

 

「?」

 

「こんなにぼろぼろなのに服を変えないなんてもしかかして金がないのか?」

 

「な………た……」

 

「なんだ?聞こえないぜ?」

 

「なぜ金がないと分かった!?」

 

「マジで金がないのかよ!!お前どうやって生きてるんだ?」

 

「何でも屋」

 

「つまりみんなの使いパシリってことだよな?」

 

「仕様がないだろ!体力があるなら別だけど僕にはいまは能力もコネもないんだから!」

 

「その日暮らしってことか?」

 

 目をそらす。あさってのほうを向いて

 

「今日は天気がイイデスネ~」

 

「露骨に話をそらすな!そしていまは曇っているぜ!」

 

「今は別の服を買えません。今は……」

「予定は?」

 

「10年」

 

「よし、動くなよ!絶対に動くなよ!」

 

「や、やめてください!謝りますから今のは冗談ですからやめてください!」

 

 僕は頭を勢い良く地面につけて土下座をする。女の子にすら土下座。もう、プライドなんてなかった。

「そういえばさっきのあれなんだったんですか?」

 

 このときYさんからも聞かなかったルールの説明が始まった。




友人が書いたのをコピーして貼り付け、なんて楽な作業だ。
これからもやってもらうことにしよう。
ポケモンはしばし待たれよ
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