「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
わぁい!きれいなお花ばたk………はっ!?危ない危ない。危うく川を渡るところだった。赤い髪した船頭が寝てなければ死んでたぞ。
ああ、それにしてもそろそろあれから30分ぐらいかな。これから一体どうなるのだろう。
ああ、もう考えるのも億劫だな。何か良く分からんがテンションがあがってきた。縛られていようがかまうものか!
「エンダ――――イェヤ――――――!!!」
「魔理沙発狂しだしたわ。黙らせなさい」
「了解だぜ!おら!だまれ!」
「チョコボッ!?」
首筋に痛みが走り僕は気を失った。
みんなは生まれて初めてしゃべった言葉は何?
ちなみに僕は「スカポンタン」。当時は「シュカポンタン、シュカポンタン」とよく言っていたらしい。タツノオトシゴが好きだったみたい。ヤッ○ーマン2号は女の子なのにどうしてマンと名乗るのかと今は思う。年頃だからガールとか名乗ればいいのに。ヤッ○ーマンといえば、伊藤静さんのやっているヒナえもんのスペックは超高い。ヒナえもんという名前の響きもいいし。ハヤ○君が「助けて!ヒナえもん!」と叫ぶ姿を見てみたい。あと―――
「そこらへんにしとけ」
「は!?」
いやいやここどこ!?上と下が分かるから大丈夫。周りの様子はポケ○ンの映画で出てきた銀の水のような空間にいるみたい。遠くの景色がゆがんで銀色に光っている。手言うか今の声誰?
「少年よ。こっちこっち」
オロチ○みたいな声の男が話しかけてきた。もちろん誰か知らない。というかここどこ?
「……誰ですか?」
「わしは博麗の神じゃ」
「頭おかしいんですか?」
すんごい冷め切った視線でみる。冷ややかなだけじゃちょっと物足りないので汚物を見るような視線も付け加えた。
「そんな目でわしを見るなよ。そんなことよりお前の能力じゃが、中々面白いのう」
「…………」
「だが、お前は能力を少し見間違えておる」
まだ胡散臭い神(自称)に高説は続く。
「お前さんの能力はのう」
その先の言葉を聞いて驚く。なるほど、確かにそれだと理屈が通る。
僕は本来の僕の力に驚いていた。
「それにしてもおかしいわね」
「何がだ?」
「そいつよ」
霊夢は私の箒につるされた男を指差す。
「名前は?」
「縁田響だ」
「ふーん」
「まあ、ここまで一緒になるとは思わなかったな」
「いきなりだものねえ。そうじゃなくて、こいつ、人の力で気絶させた割に気絶時間が長いのよ」
「そういうもんか?」
「そこまで強く力を加えてないんでしょう?ならそろそろ目覚めてもおかしくないはずよ」
「大丈夫だろ。息もしてるし」
「そうね」
私たちは今湖の上を飛んでいる。霊夢の勘が正しければもうすぐ異変の本拠地に着くことだろう。
こいつはさっき『今は』能力がないといっていた。昔は能力があったのだろう。あのときの状況を察するに身体能力に関する能力だと思う。
こいつは、今回の異変にかかわってくるだろうか。
「お前は今まで自分を『化け物』だと思っておったわけじゃろう。なら納得いかんか?」
「それなら、僕がそういうことになたのも納得できる」
「そうかそうか。これから覚めたときに再び能力が仕えるようになっておるじゃろうよ。最後に。」
「なんですか?」
「お前さんのあの願い。後々伏線になるからの」
「え?なんの?ていうかなんでそんなネタバレすんの?」
「がんばれよー」
「おい!答えやがれ!この駄目神!」
「ん……んぅ」
「目が覚めたか?」
少しして意識が完全に覚醒したあと僕は体に縛られている縄をちぎった。
「「はぁ!?」」
二人は目をしばたかせて僕を見る。ここは空中、空を飛んでいる。このまま重力にしたがって地面に落ちれば体は地面にたたきつけられ地面に真っ赤なきれいな花を咲かせることだろう。
下は湖だが。
そして僕はたらかに宣言する。
「縁田響、ここに復活!」
今まで、意識しなかった能力の正体。それは、自らを比喩し、それを体現する能力。ッ幻想郷風に言うなら比喩を体現する程度の能力。
先ほどの二つもそれの一端だ。<鬼のような>怪力と<鳥のような>飛行能力。外では自らを<化け物>という定義で通していたというか思い込むように仕向けられていたためアバウトでも最強になっていた。幻想郷に来たことで能力に変化が起こったのか。それとも意識の違いか〈〉の中に入る言葉が多少具体的でないといけないらしい。
「それがお前の能力か?」
「ええ、比喩を体現する程度の能力。外で化け物と謳われた能力がまさかめだかボ○クス
に出てくるスタイルみたいな能力だと思いもよらなかったですよ」
「でも、霧の影響はどうなんだ?霊力も魔力もお前から感じないぜ」
「何事にも縛られない。そうそれはまさに〈風のように〉」
「うわうっぜ。霊夢行こうぜ」
「ちょちょちょ!ちょっと待ってくださいよ!スペルカード!スペルカードの作り方を教えてください!」
「この白紙にスペルカードをイメージするんだ。どういった内容なのか。どういった代物なのか。どれくらいの威力なのかとかな」
「はあ」
「一撃必殺はあまり褒められるものじゃないけどな。そういったものにはリスクをつける。あてにくいとか、失敗するとこっちがダメージ受けるとか。まあ、百聞は一見にしかず。こいつを持っていけ」
霧雨さんは僕に三枚ほど白紙のスペルカードを投げてきた。
「しばらく私はスペルカードを作る予定はないんでそいつをやる。有効に使えよ」
「はーい」
とはいわれてもな。
イメージなんて浮かばないぜよ。どんなものがいいのだろう。うーん、うーん。
少年思考中
NOW LOADING・・・
やべえよ。ゲームの敵キャラの名前や技名しか思い浮かばねえ。『カイザーデルタブレイカー』なんてスペルカードを作った日にはあれだよ。後々後悔しかしないよ。くそ!こうなりゃやけだ!
雷剣『サンダーボルトブレイド』
……中々悪い選択だ。なんでゲームにこだわるのか分からなくなるな。
ネーミングセンス以前の問題だな。
今度まともに考えよう。
「じゃあ、二人とも行きま…………」
ひゅ~。あ、おいていかれたんですね分かります。
「待ってくださいよ~!」
僕は二人のあとを追って行った。
――――紅魔館にて――
「咲夜、いる?」
「はい、お嬢様」
「あいつらが来るわ。準備して」
「分かりました。人数は?」
「二人、いえ、三人ね。本来の運命にはなかった余計なのがいるけれどいいわ。メインの前には丁度いいわ。残るのは死のみなんですもの」
少女は不気味に笑う。その笑みは日光の遮断された部屋の中、一筋のろうそくの光もあいまって見るものに恐怖を与える気迫を持っていた。
その少女の名は、レミリア・スカーレット
あとがき
小説の書き方はちょこちょこ工夫していきます。
地の文が大分おかしいですが指摘お願いします。つなげ方が間違っていたり文章として成り立っていない箇所があるかもしれないので。
でもたいていが難しく書こうとして失敗していたり。
ああ、受験生をやめてえ。 by O、H