コズミックプリキュア   作:k-suke

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第43話 「死神のプライド (後編)」

 

 

 

兵殺谷

 

 

虚ろな目をした大勢の刃物を持った少年少女達が向かい合った状態で整列しており、その後ろには蚊のような羽と口をした巨大なネズミとでもいうようないかにも醜悪な合体メイジャーが鎮座していた。

 

 

その合体メイジャーの背中に乗ったゴーロは、イライラしながら政府からの返答を待っていた。

 

 

ゴーロ「けっ、3時間もこいつらの見張りをしてるなんて退屈で仕方ねぇ。悲鳴一つ上げねぇもんだから面白くもなんともねぇ」

 

 

そう吐き捨てたゴーロにDr.フライからの通信が入った。

 

Dr.フライ『聞こえとるぞ、そんなに暇ならハーメルンシステムのチェックでもやっとれ』

 

 

ゴーロ「なんだよ、ちゃんと機能してるか不安なのか」

 

いかにも小馬鹿にしたようなセリフに、Dr.フライは噛み付いた。

 

 

Dr.フライ『黙らんか!! いつもいつもわしの指示を無視して勝手なことをするから失敗しとるんじゃろうが!! そのハーメルンシステムが増幅・変換したメイジャーの出す音波は、人間の耳に入れば脳神経に作用し催眠状態に陥る。 ただ、そのためには音波を発生させ続けなければならんのだ。 大事な人質がいなくならんように万全を期すのじゃ、わかったな!!』

 

 

そう念を押し一方的に通信を切ったDr.フライに、ゴーロの不満は増していった。

 

ゴーロ「くそっ、くたばりぞこないの分際で偉そうに。 しかし作戦が失敗してまた奴にでかい面をされるのも癪だ。 いい加減あのくたばりぞこないとも縁を切りたいぜ」

 

 

そんなことを愚痴りながら、ゴーロはネズミ・蚊合体メイジャーの胸に取り付けてあるハーメルンシステムのチェックを渋々ながら行い始めた。

 

しかし、元来細かい作業があまり得意でないゴーロはイライラし始めていた。

 

 

ゴーロ「くそっ、あの野郎。いつもいつもあてつけみたいに俺にこんな仕事を割りあてやがって」

 

 

すると、周囲を見張っていたマイナーが突如慌ただしくなり始めた。

 

 

ゴーロ「ん? なんだ?」

 

異変を察知した瞬間、マイナー達が次々と吹き飛んでいた。

 

 

 

リーフ「ゴーロ、見つけたわよ!!」

 

ダイーダ「おとなしく子供達を解放しなさい!!」

 

その叫びとともにマイナーを片っ端から蹴ちらすリーフとダイーダを見て、ゴーロは先ほどまでの隠逸な気分が吹き飛んでいた。

 

 

ゴーロ「へっ、こりゃいい。テメェらで憂さ晴らしだ」

 

 

ダイーダ「何言ってんのよ、おとなしく観念しなさい」

 

そう警告したダイーダに、ゴーロはニヤリと笑った。

 

 

ゴーロ「おとなしくするのはテメェらだ。身動き一つしてみろ、ここのガキ連中の命はない」

 

 

その言葉とともにゴーロが少し手を動かすと、向かい合わせに一列に並んだ子供達が手に持った刃物を振り上げ、一歩ずつ近づき始めた。

 

 

ゴーロ「あのくたばりぞこないが言ったよな。下手なことをすればこいつらの殺戮ショーを特等席で見物することになるぜ」

 

リーフ「なっ!!」

 

絶句してしまったリーフだったが、ダイーダは諦めず呼びかけた。

 

 

ダイーダ「みんな正気に戻って!! 豪、ラン!!」

 

しかし、その必死の呼びかけにも豪やランを始めとする子供達は無反応だった。

 

 

 

ゴーロ「無駄だ、こいつらにテメェらの言葉なんか届かねぇ。さっきのセリフを返すぜ。観念しておとなしくしな」

 

 

ダイーダ「あんたってやつは…!」

 

 

卑怯すぎるやり口に歯ぎしりしながらも、リーフとダイーダは両手をあげるしかなかった。

 

 

 

ゴーロ「へっ、ようやく立場が分かったか。さてたっぷりと痛めつけてからバラバラにしてやる」

 

 

イヤラしげな笑みを浮かべてながら、ゴーロは指を鳴らして近づいてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーフ「…がはっ…!!」

 

ダイーダ「ゲブッ…」

 

 

ゴーロ「ガッハッハッ、実に痛快だ。テメェらの苦しむ顔は最高だぜ!!」

 

 

 

ダイーダ「くそっ、このままじゃ…」

 

リーフ「でも、子供達が… ランちゃんや豪くんが…」

 

 

何もできないまま、一方的に嬲られ続けたリーフとダイーダだが、刃物を手に今にも殺し合いを始めそうな子供達が視界にある以上、どうすることもできなかった。

 

 

 

ゴーロ「とどめだ。マイナー、しっかりそいつらを押さえてろよ」

 

ボロボロになって倒れ伏していたリーフとダイーダを無理矢理立たせて、マイナーに羽交い締めにさせると、とどめとばかりにゴーロはぐるぐると大きく肩を回した。

 

 

 

しかし次の瞬間、ネズミ・蚊合体メイジャーの胸に取り付けてあったハーメルンシステムが大爆発を起こして木っ端微塵になっていた。

 

当然ネズミ・蚊合体メイジャーは胸の部分が抉り取られるほどの大ダメージを受けて、悲鳴とともにひっくり返ってしまっていた。

 

そしてそれと同時に催眠音波も停止し、子供達は手にした刃物を取り落とすと、糸の切れた操り人形のように倒れていった。

 

 

ゴーロ「な、何が起きた?」

 

ゴーロは突然のことに事態が把握できず、パニックになってしまった。

 

 

ダイーダ「はっ! 今よ!!」

 

リーフ「あっ! うん!!」

 

 

混乱していたのはこちらも同じだったが、一瞬早く正気に戻った二人は自分たちを羽交い締めにしていたマイナーを叩きのめすと、ゴーロに飛びかかった。

 

 

リーフ・ダイーダ「「ハァッ!!」」

 

 

ゴーロ「ぐあっ!!」

 

 

二人に殴り飛ばされたゴーロだったが、たまたまその近くで倒れていた豪とランを見て、しめたというように立ち上がった。

 

 

ゴーロ「動くな!! 動けばこいつらを殺すぞ!!」

 

 

気を失っている二人の首を捕まえて、そう言い放ったゴーロにリーフとダイーダの不快感は頂点に達していた。

 

ダイーダ「あんたね、いい加減にしなさいよ」

 

リーフ「どこまで卑怯なの!?」

 

 

ゴーロ「なんとでも言え。勝ちゃそれでいい、勝ったほうが強いんだよ」

 

下劣に笑いながらそう嘯いたゴーロだったが、次の瞬間風のようなものが懐に向けて突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

 

ゴーロ「な…」

 

気がついた時には、ゴーロの土手っ腹には右拳がぶちこまれており、しかもその拳は完全に体を貫通していた。

 

 

 

リーフ「えっ?」

 

突然のことに戸惑っていたリーフ達だが、すぐに全てを理解した。

 

ダイーダ「キュア…デッド…」

 

 

 

 

デッド「否定する。こんなことでしか戦うことのできない貴様は、『弱い』」

 

そう言い捨てると、右腕をまるでまとわりついたゴミを払うように大きく振って、ゴーロを投げ捨てた。

 

そして解放された豪とランを大切なもののように優しく抱きとめ、地面に寝かせた。

 

 

 

ゴーロ「テメェ… 何を…」

 

ボディを貫かれたことによる損傷は相当なものだったのか、ゴーロはやっとというようにその言葉を絞り出した。

 

 

しかし、デッドはそんなゴーロを冷たい目で見下し淡々と告げた。

 

 

デッド「警告する。この二人に手を出すな。 そして何より、貴様ごときがプリキュアと汚い手を使って戦うな」

 

 

ゴーロ「う、うるせぇ!! せっかくプリキュアを倒せたチャンスに。よくも邪魔しやがったな」

 

貫かれた土手っ腹をおさえ、ふらつきながら立ち上がり殴りかかったゴーロだが、それをあっさりいなすとデッドはまるで感情を感じさせない警告を繰り返した。

 

 

デッド「再度警告する。貴様のボディの損傷を計算から除外しても、貴様の身体機能および兵装から勘案される私に勝利できる可能性は限りなくゼロに近いものである。早急に戦略の転換を行い、撤退することを推奨する」

 

 

ゴーロ「黙れ!! イライラする話し方をしやがって!!!」

 

いらつきが頂点に達したゴーロは、なりふり構わずデッドに殴りかかっていったがその拳はデッドにかすりもしなかった。

 

ゴーロ「くそったれ!! くそったれ!!」

 

 

ムキになって必死に攻撃を繰り返したゴーロだが、デッドは余裕綽々といったように最小限の動きで完全にそれをいなしていた。

 

 

 

 

 

 

デッドとゴーロが自分達そっちのけで争い始めたことに、あっけにとられていたリーフとダイーダだが、起き上がってきたネズミ・蚊合体メイジャーを見てようやく正気に返った。

 

 

リーフ「あっ、ダイーダちゃん!!」

 

ダイーダ「え、ええ、行くわよ!!」

 

 

リーフ・ダイーダ「「ゴー!!」」

 

正気に返った二人はジャンプしてトンボを切った。

 

 

その瞬間、二人の体は光に包まれ、着地した時には姿が大きく変わっていた。

 

 

ショートカットだったリーフは、ボリュームのある濃いピンクの髪に変化し、着用している服も、ごく普通の服からフリルのついた赤を基調にしたドレスのようなものになっていた。

 

 

 

ダイーダのポニーテールは、一本から五本にまで増え、背中にかかるかかからないかだったそれも、腰まで伸びて金色になっていた。

 

 

そしてリーフ同様のデザインの純白を基調にしたフリルのついたドレスを着用していた。

 

 

 

そして怪物をキッと睨むと二人は名乗りをあげた。

 

 

リリーフ「闇を吹き消す光の使者 キュア・リリーフ!!」

 

ダイダー「悪を蹴散らす光の使者 キュア・ダイダー!!」

 

 

リリーフ・ダイダー「「ピンチ一発、大逆転! コズミックプリキュア!!」」

 

 

 

 

リリーフ「よーし、ライナージェーット!!」

 

そして名乗りをあげるや否や、リリーフはすかさずライナージェットを呼び寄せ、カノンモードで保持した。

 

 

リリーフ「ライナージェット、カノンモードスタンバイ!!」

 

ダイダー「ターゲットロック!! プラスエネルギーチャージ!!」

 

 

そしてなんとか立ち上がり、自分達に向かってきたネズミ・蚊合体メイジャーに照準をセットし、自分達のプラスエネルギーをチャージしていった。

 

 

リリーフ・ダイダー「「プリキュア・ウォークオフ・ブラスター!! ファイヤー!!!!」」

 

 

 

その掛け声とともにライナージェットから光の奔流とでもいうかのような眩しくそして温かいエネルギー波が発射され、その光の中ネズミ・蚊合体メイジャーは断末魔の悲鳴をあげて浄化されていった。

 

 

 

 

 

ゴーロ「くそっ、テメェのせいで!! ぶち壊してやる!!」

 

ネズミ・蚊合体メイジャーの最期を見たゴーロは、全てが失敗に終わったことを悟り、その元凶でもあるデッドに怒りのままに殴りかかった。

 

 

 

デッド「警告はした」

 

その端的な返事と共に、デッドは半壊状態だったゴーロを力任せに蹴り飛ばした。

 

 

ゴーロ「!!!!!!」

 

 

ダイーダのレッドハンドを凌駕するパワーを持つデッドに思い切り蹴り飛ばされたゴーロは、悲鳴にならない声をあげ彼方に吹き飛んで行ってしまった。

 

 

 

 

リリーフ「豪くん、ランちゃんしっかりして」

 

気絶していた豪とランだがリリーフの呼びかけに、段々と意識を取り戻していった。

 

豪「あれ? 姉ちゃん?」

 

ラン「ここは一体?」

 

 

とりあえず怪我のなさそうな二人を見て、リリーフはホッと胸をなでおろしていた。

 

リリーフ「よかった、大丈夫そうね」

 

ダイダー「他の子も大丈夫よ。かすり傷程度だし、心配はいらないわ」

 

 

同じように気絶していた子供達の様子を見たダイダーも、大きな怪我を誰もしていないことにホッとしていた。

 

 

 

豪「あっ、そうだ。なんか変な音が聞こえてきて…」

 

ラン「そうそう。それで突然眠くなって… それから…」

 

 

少しずつ状況を思い出し始めた豪とランに、リリーフとダイダーは続けた。

 

 

リリーフ「みんなパーフェクトに操られてたんだよ。でもね、デッドが助けてくれたんだ」

 

ダイダー「彼女がいなかったら私達も危なかったわ」

 

 

豪・ラン「「えっ?」」

 

 

その言葉に驚いた豪とランは慌てて辺りを見回すと、立ち去ろうとしているデッドを見つけて慌てて駆け寄った。

 

 

豪「ね、ねぇ待ってよ。俺達を助けてくれたって本当!?」

 

デッド「肯定する。お前達を死なせるわけにはいかない」

 

 

その言葉に嬉しくなったランはそうあってほしいと願うように尋ねた。

 

ラン「あなた、本当は私達の味方でコズミックプリキュアと一緒に戦う正義の戦士なのよね。そうよね?」

 

 

しかし、その願いはあっさり裏切られた。

 

デッド「否定する。コズミックプリキュアが『正義』ならば、私は『悪』だ」

 

豪「そんな… でも、姉ちゃん達を助けてくれたんだろ。それはなんでなんだよ?」

 

その言葉に愕然としながらも、懸命に豪は説得しようとした。

 

 

デッド「回答する。コズミックプリキュアの破壊は私の使命である。私以外のものに卑怯な手で破壊されるわけにはいかない」

 

 

ラン「…やめてよ、そんな悲しいこと言うの。あなたは変なプログラムを入れられてるだけなのよ。おじいちゃんならきっと直してくれるわ、だから…」

 

 

デッドの回答に涙をこらえながら必死にランは訴えた。が

 

 

デッド「拒否する。私が私であることを否定されたくない」

 

そう冷たく言い放つと、デッドはリリーフとダイダーを見遣った。

 

 

デッド「警告する。邪魔が入った今回は見逃すが、次はない。必ず貴様達を破壊する。ボディのコンディションは完璧にしておけ」

 

 

そう淡々と宣言するとデッドはどこへともなく飛び立っていった。

 

 

 

そんなデッドの後ろ姿を見送ると、ランはありったけの想いを込めて叫んだ。

 

 

ラン「わからずやー!!!」

 

 

 

 

 

海底 Dr.フライ秘密研究所

 

 

Dr.フライ「くそう、派手にやってくれおって…」

 

デッドに破壊されたゴーロのボディを修復していたDr.フライだったが、かなり破損度合いが大きく難航していた。

 

 

その作業の傍ら、近くにあったモニターには今回の作戦の顛末がニュースで報道されており、Dr.フライは憎しみのこもった目つきでそれを睨むように見ていた。

 

 

節子『Dr.フライと名乗る男の子供達を人質に取った悪魔のような作戦はプリキュアの手で完膚なきまでに打ち砕かれました。さらに救出された子供達によると新しいプリキュアが助けてくれたとのことです』

 

画面に映った子供達は皆口々に黒いプリキュアに助けられたことを嬉しそうに話しており、心から感謝しているようだった。

 

節子『この子供達の笑顔をご覧ください。こんなに喜ばしいことはありません。三人となったプリキュアは必ずやパーフェクトを倒し平和な世界を作ってくれるでしょう。突撃レポーターの甲斐節子がお届けいたしました』

 

 

Dr.フライ「おのれ… あやつは一体どういうつもりじゃ!? 問いただしてやる!!」

 

 

 

 

そんな中、轟音とともに作業室の壁を力任せに突き破ってゆうが入ってきた。

 

 

Dr.フライ「なんちゅう入り方をするんじゃ!! ドアから入ってこい!!」

 

ゆう「拒否する。この方が早い。 そもそも一刻も早く来いと言ったのは貴様だ」

 

 

その尊大な態度に歯ぎしりしながらもDr.フライはゆうに詰問した。

 

Dr.フライ「えぇい、ならばなぜわしの作戦を妨害した!? 納得できる理由を説明せい!!」

 

 

ゆう「反論する。コズミックプリキュアを破壊するという私の行動の妨害をしたのは貴様らだ」

 

Dr.フライ「何ぃ!?」

 

ゴーロ「なにぬかしやがる!! あと一歩で連中を倒せたんだぞ!! 邪魔しやがったのはテメェだろうが」

 

そのセリフに作業台の上のゴーロは当然のように噛み付いたが、ゆうは冷たい目で見下して続けた。

 

 

ゆう「警告する。あんな下劣な手で連中を貴様ごときが倒すことは許さん」

 

ゴーロ「んだと!! テメェ何様だ!?」

 

 

ゆう「回答する。私はプリキュアを破壊する死神。そして貴様のような能無しのくたばりぞこないが作ったガラクタ人形ではない」

 

Dr.フライ「なっ!?」

 

 

ゆう「宣告する。ガラクタと死体もどきはそれ相応のことをしていればいい。コズミックプリキュアを破壊するのは私の役目だ」

 

 

その言葉とともに、ゆうは今度は作業室の天井を突き破って飛んで出て行った。

 

 

崩れてくる天井の破片をかぶりながら、ゴーロはDr.フライに吠えた。

 

ゴーロ「テメェ!! よくもあんなやつを連れてきやがったな。いい迷惑じゃねぇか!!」

 

Dr.フライ「黙らんか!! コズミックプリキュアを破壊するという目的のためにはあのレベルのロボットが必要だったんじゃ!! 次からはプリキュアを相手にすることをしなければいいんじゃ、いいな!!」

 

 

そう怒鳴りつけながらDr.フライは胸中でつぶやいた。

 

 

Dr.フライ(そう、わしの目的のためにはあやつが必要なんじゃ。見とれよパーフェクト、わしを利用しようとした報いは受けてもらうからな)

 

 

 

 

第43話 終

 

 

 

 

 

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