コナンの最強な協力者   作:シャト6

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第1話

「To beika-cho」

 

「へっ!?あ、アーユー…」

 

タクシーの運転手は、困った顔で英語で話そうとしていた。おっと忘れてた。ここは日本だったな。

 

「ああ、申し訳ない。いつもの癖で話してしまった。米花町○丁目までお願いしたい」

 

「分かりました」

 

日本語で話したから、運転手もホッとしてるな。そしてタクシーは出発した。

 

「これからは、再びあの町に戻るのか」

 

昔住んでいた場所を思い出しながら、男は嬉しそうに呟く。

 

「荷物整理とかが落ち着けば、あいつらに顔を出しに行かないとな」

 

昔の知り合いに、数年ぶりに顔を出すことを考える。タクシーでこれから住む家に到着した。

 

「ありがとう」

 

俺は金を払うと、家の中に入る。

 

「お帰りなさいませ」

 

「ただいま」

 

中からメイドが出迎える。名前はシャロン、向こうにいたとき、俺が保護した。それ以来俺に忠誠を誓ってくれてる。

 

「悪かったな。先に日本(こっち)に来させて」

 

シャロン「いえ、お気になさらないで下さい。飛翔様はお忙しいですから」

 

飛翔「いや、だからと言って先にシャロン達を来させて、後片付けを全て任せるのも」

 

シャロンと他数人は、俺より先に日本に到着いていた。俺は色々とする事があったため、シャロン達から1週間遅れて到着したのだ。

 

飛翔「で、他の連中は?」

 

シャロン「皆様ご自分の部屋、または地下室におられます」

 

飛翔「そっか。他の連中は既に此方で仕事してたんだっけ?」

 

シャロン「はい」

 

飛翔「なら、後で個人的に話聞いとくか」

 

俺はシャロンに荷物を渡す。

 

飛翔「シャロン、悪いけど久々に戻った町を見て回ってくる」

 

シャロン「畏まりました。乗り物は何になされますか?」

 

飛翔「そうだなぁ」

 

シャロンは、アタッシュケースを開け、そこに沢山嵌め込まれているキーを見せる。

 

飛翔「今回はバイクでいい」

 

俺はバイクのキーを取る。

 

シャロン「そちらのバイクですね。表に手配しておきます」

 

飛翔「ありがとう」

 

シャロン「お気をつけて行ってらっしゃいませ」

 

外に出ると、先程選んだキーのバイクが既に用意されていた。

 

飛翔(毎回思うけど…一体いつ用意してるんだよ)

 

そんな事を疑問に思いながら、キーを回してエンジンを吹かす。そしてメットを被り、久々に戻った町を探索する。

 

飛翔「久々に昔通ってた町を見てみるか」

 

まず俺は通ってた小、中、高の学校をまずは見て回る事にした。ま、そのまま前を通るだけだけどな。そして目的の場所も見終わり、次の場所に行く。

 

飛翔(しっかし変わってなかったな~。俺が通ってた時のまんまだ)

 

通ってた頃と変わりない校舎に少し嬉しいな♪

 

飛翔(さて、次はいるか分からないが久々にアイツの家に行ってみるか)

 

俺は次の目的地を目指して、バイクで走り出す。暫く走り目的地に到着する。

 

飛翔「相変わらずデカイな。流石は有名小説家」

 

大きな屋敷の前にバイクを止める。表札には『工藤』と書かれている。そう、ここはあの有名な小説家、工藤優作の家なのだ。そして、その息子が俺と知り合いなのだ。チャイムを鳴らす。

 

飛翔「…あれ?留守か?」

 

時間は14時だが、今日は土曜日だ。学校があっても午前中で終わってる筈だ。すると、門を押すと開いたので、中に入ってみる。直接扉をノックする。それでも反応がない。駄目元でノブを回してみると開いた。で、中に入ると白衣を着た女性と複数人の男がいた。

 

「…誰かしら?」

 

飛翔「いや、あんたらこそ誰だ?」

 

俺は女性にそう問いかけると何故か黙る。

 

「ここの家主と知り合いなんだが」

 

「……」

 

そう言うと、女性を含めた全員が警戒し始める。

 

飛翔(なんだコイツら。まるで見つかっちゃ不味いって反応だが…)

 

「…ここの家主の人に頼まれてね。息子である工藤新一君が行方不明だから、家を調べてくれないかって」

 

え~、家をね。あの人がそんなこと頼まないと思うけどな。

 

飛翔「なるほど。けどおかしいな。アイツが普段から色々といなくなるのは昔から。だからあの人達はあんまり気にしないはずだが。それに、万が一何か起きてたなら、知り合いの警察の人に頼むはずだけど?あんた達、どう見ても警察の人間じゃないみたいだが?」

 

俺がそう言うと、女性…女は黙り男連中は更に警戒する。すると、俺の背後にいた男が俺に襲い掛かってきた。

 

「おらああああ!!」

 

飛翔「踏み込みが甘ぇ!コリエシュート!!」

 

俺は背後から襲ってきた男を外に蹴り飛ばす。流石にここで叩き付けると、玄関の修理が面倒だしな。で、そんな事をすれば、案の定他の連中も襲い掛かってくる。

 

飛翔「面白い。まとめて蹴散らしてやらぁ!!」

 

…で、数秒も経たない内に女以外全員ノックアウトさせた。もう少し粘ると思ったんだがなぁ。

 

「……」

 

飛翔「で、まだやるか?」

 

俺は1人の男をアイアンクローしながら女に質問する。

 

「そうね、抵抗したところで私が敵うわけないものね。色々と調べ終わったから、もうここには用はないわ」

 

そして女はそのまま出ていく。他の連中も起こし、自分の足で出ていかす。

 

飛翔「しかし…新一の奴が行方不明って言ってたが」

 

俺は女の言葉を思い出す。

 

飛翔「もしかしたら、あの人や博士が何か知ってるかも知れねぇな」

 

俺はそう思い、工藤邸の隣に住んでる阿笠博士の家に向かったのだった。

 

飛翔(やれやれ、帰ってきて早々面倒な事になりそうだな)

劇場版で登場する女性キャラを登場させるか。

  • 登場させ、主人公に好意を持つ
  • 登場させ、主人公に好意を持つ(犯人含む)
  • 原作通り登場だけさせる
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