コナンの最強な協力者   作:シャト6

14 / 29
第14話

あれから降谷がポアロに来て、女性客…特に若い女性客が増えたな。ま、売上になるからいいけど。けど、俺と降谷が2人いる時が1番多いんだよな。そのせいで梓と夏美に抓られるしよ…

 

シャロン「飛翔様、そろそろお時間です」

 

飛翔「おっと、ありがとうシャロン」

 

俺は待ち合わせがあるので出発する。待ち合わせはとある喫茶店。

 

飛翔「やれやれ。バイクを停める場所を探すのに手間取った。待たしちまったな」

 

待ち合わせの喫茶店に到着し中に入る。

 

店員「いらっしゃいませ」

 

飛翔「えっと…待ち合わせを…」

 

「飛翔君、ここよ」

 

飛翔「あ、いました」

 

俺は待ち合わせの人の席に向かう…って

 

飛翔「あれ?コナン君じゃないか」

 

コナン「ひ、飛翔兄ちゃん」

 

何で新一がここにいるんだ?

 

飛翔「1人かい?」

 

コナン「えっと…今買い物に行ってて、待ってるんだ」

 

あ〜、蘭ちゃんをね。

 

「あら、飛翔君の知り合いの子なの?」

 

飛翔「ええ。コナン君、悪いけど後でね」

 

コナン「う、うん!」

 

俺はコナンと分かれ隣の席に座る。

 

飛翔「遅れてすみません妃さん」

 

妃「そんなに待ってないわ。それに、飛翔君以外にも待ち合わせしてたもの」

 

あ〜、蘭ちゃんか。って事は、蘭ちゃんデートとか適当な事を言って、新一の奴が気になって来たわけか。

 

妃「それと、名前で呼んでって前から言ってるじゃないの」

 

飛翔「あはは…すみません英里さん」

 

英里「全く、真面目なのは相変わらずね。その真面目さが少しでもアイツにあれば、離婚せずに済んだものの」

 

飛翔「アハハ〜…お察しします」

 

英里「けどいいわ。離婚してからの方が色々と楽しいしね」

 

やれやれ…ま、これは小五郎さんが悪いわな。もう完全に修復不可能だし。

 

「うわああああああああああああ!!!!!!!」

 

「「!?」」

 

トイレから叫び声が聞こえ、俺はすぐに向かった。新一と大男の男も来た。ドアを開けると、男が座り込んで怯えていた。

 

大男「どうかしたのか?」

 

「あ、ああ…あああ…」

 

男は指を指しその方を見ると、トイレから血が流れていた。

 

コナン「血!?」

 

新一はすぐに近づく。

 

大男「お、おいボウヤ!」

 

コナン「あれ?何か突っかかってるぞ」

 

飛翔「コナン君!」

 

俺は新一を肩車する。

 

コナン「なに!?」

 

飛翔「どうした?」

 

コナン「女の人が…」

 

飛翔「そうか」

 

そして店長に事情を説明して警察が到着した。

 

目暮「ん〜…では、この写真の通り被害者はドアに体を密着させて倒れていた…そうだね、コナン君」

 

コナン「うん。鍵は開いてるのにドアが開かなかったから、上から覗いたんだ」

 

目暮「殺されたのは、姫野弥生24歳フリーター。心臓をナイフで一突きか」

 

刑事「警部、被害者の首に、何かで締められた細い跡が」

 

目暮「ん〜、血が飛び散ってるところを見ると、犯人は被害者の首を締め気を失わせた後、胸を突き引き抜いて出血しさせた。顔を見られて焦ったんだろうなぁ。金目当てのこそ泥の仕業だ。開いたままのトイレの窓とドア。外は人通りのない路地。凶器のナイフとともに散乱した被害者の荷物と空の財布。そして、トイレのドアを塞いでいた被害者の死体。つまり、窓から侵入した犯人は誰か来るのを待ち伏せ、偶々入って来た姫野さんを襲って殺し、金を奪って慌てて窓から逃走した…おし!外部犯に決まりだ!周辺の聞き込みに当たれ!」

 

コナン「ちょっと待ってよ警部さん!」

 

目暮「えっ?」

 

新一は、目暮さんを止める。だからお前なぁ…

 

コナン「ほら!あの窓を見てよ。何か綺麗すぎない?」

 

目暮「いいじゃないか、トイレは綺麗な方が」

 

コナン「そうじゃなくて!」

 

確かにそうじゃない。

 

英里「ボウヤの言う通りよ。目暮警部補」

 

飛翔「英里さん。今は警部ですよ」

 

目暮「あ、貴方は妃弁護士!それに飛翔君も!どうしてここに?」

 

英里「偶然この店にいたんですよ」

 

コナン「警部さん知ってるのその人?」

 

いや、お前は知ってろよ新一。

 

目暮「ああ。だって彼女は…」

 

英里「とにかく、出血の量から見て、犯人は体の何処かに返り血を浴びている筈。なのに逃走に使ったトイレの窓には何の痕跡もない。これは不自然よ!」

 

目暮「しかし、犯人が拭き取ったとも」

 

飛翔「それはないでしょう。凶器のナイフを現場に残して、慌てて逃げてるんですよ?慌ててる犯人がわざわざそんな事をすると思いますか?」

 

英里「そうね。凶器をそのままにしたのは持ち帰れなかったから」

 

飛翔「となると、犯人は内部…この店にいる誰かって事になりますね」

 

英里「そう言いたいんでしょう?ボウヤ」

 

コナン「!!」

 

ほら見ろ。感のいい英里さんがこう言うんだから、もう少し自重しろバカが。

 

目暮「でも妃さん、飛翔君。このトイレのドアは、死体で塞がれていたんだよ?死体をズラした跡もないし、隣のトイレに窓はない。犯人はどうやってトイレから出たと言うのかね?」

 

英里「上に」

 

目暮「上って…あの隙間かね!?いくらなんでも、大人にあそこは…」

 

英里「あなた、ちょっと上ってみて下さらない?」

 

警察「へっ?」

 

英里「現場を荒らさない様に隣のトイレで」

 

英里さんに言われ、警察の人が試す。

 

警察「いよっ…なんとか通れます」

 

英里「でしょ」

 

目暮「しかし、犯人が返り血を浴びているなら、上った時にも壁にも血が」

 

飛翔「いえ、幸いここはトイレです。血を洗い流す水も、拭き取る紙もありますし、壁に痕跡を残さない事も可能です」

 

目暮「偶然入って来た誰かに見られでもしたら」

 

英里「あら、気付きませんでした?このトイレ入り口のドアにも鍵が付いてますのよ」

 

目暮「ん?」

 

英里「あれをかければここは密室ですわ」

 

目暮「よ、よ〜し!被害者の前後にトイレに入った客を調べだせ!」

 

コナン「僕知ってるよ。見てたんだ偶然」

 

目暮「ほ、本当かね」

 

そしてコナンは外に出て、トイレに入った人を教えて戻ってきた。しかし、まさか英里さんも入ってたとはな。

 

目暮「では皆さん。トイレに入った順に、今日この店に来た目的を言ってもらいましょうか」

 

(すめらぎ)「はい。今日ここに来たのは、論文を書く為です」

 

英里「被害者が入った後、彼と入れ違いに入ったのは私ですわ。この店に来たのは、飛翔君ともう1人と待ち合わせをしていたから」

 

殿山「次に入ったのは俺だ。ここへは毎日の様に来てるぜ。マスターと駄弁りにな」

 

若王子「さ、最後に入ったのは僕です。待ってたんですよ女の子を」

 

目暮「順番はこれで合ってるかね?コナン君」

 

コナン「う、うん…」

 

そしてそれぞれ上の隙間を通る。1人目の星さんは簡単に通れた。2人目の若王子さんは引っ掛かり通れず。何故か新一がほっぺたを引っ張ってたが。で、残りの大男の殿山さんは無理なのは見て分かる。英里さんは簡単に通れると本人が言った。

 

刑事「警部!星さんのテーブルにこんな物が!」

 

刑事の1人が紐を持ってきた。ってか、テーブルに置いてる時点で違うだろ。

 

目暮「なに!星さん、これはあなたのモンですね?」

 

星「そ、それは本とノートを縛ってたただの紐です!僕は犯人じゃない!本当です!」

 

確かに星さんは犯人じゃなさそうだ。動悸は激しいが、それは犯人と疑われてるからだ。呼吸音もそうだ。となると…

 

英里「探偵ごっこはそこまでよ、ボウヤ!」

 

コナン「!!」

 

英里「これは大人の仕事。子供の領分を弁えなさい!」

 

飛翔「そうだ…ぞ!」

 

俺は新一に拳骨を喰らわせる。

 

コナン「イッテ〜!!」

 

飛翔「いい加減にしろ新一!お前今回は小五郎さんや蘭ちゃんがいないからって調子にノリすぎだ!」

 

コナン「ご、ごめんなさい…」

 

飛翔「ったく…」

 

コナン「後…飛翔さん、被害者のトイレの上を見てください」

 

飛翔「…何かあるんだな」

 

コナン「はい」

 

俺は新一に言われ、上の方を見る。するとそこに血痕があった。

 

飛翔「こんな場所に血痕が?」

 

鑑識官「それなら私も、現場の写真を撮る時に確認しましたが」

 

目暮「あぁ、何でそれをすぐに報告せんのだね!とにかく星さん、あんたの疑いはますます深まったみたいですな」

 

星「えっ…そんなぁ」

 

コナン「でもおかしくなぁい?」

 

目暮「ん?」

 

コナン「血が付いてたのは、死体で塞がれてたドアの天辺だよ。僕だったら、便器を踏み台にして、隣りのトイレの境を登るけど」

 

目暮「た、確かにそうだが…」

 

コナン「それに本当に犯人は返り血を浴びてたのかなぁ」

 

目暮「えっ?」

 

コナン「だって、あのおじさんが持ってるフクロを見てよ。凶器のナイフ、柄の所まで血が跳んでるよ」

 

俺達は凶器のナイフ見る。

 

飛翔「確かに変ですね」

 

目暮「それに何だ?この血の途切れた部分は?」

 

飛翔「なるほど。多分ここに何かを結んでいたみたいですね」

 

『!?』

 

目暮「そうか!犯人はナイフ紐を着けて刺し、トイレ抜け出した後で抜いたんだ!血が大量に吹き出すのは抜いた時だからなぁ。でも、何で返り血を浴びていないのなら、あんな所に血が?」

 

英里「トイレの上を乗り越えたのが犯人でなく、死体の方だったって事ですよ」

 

目暮「し、死体が乗り越えた!?」

 

英里「ドアの上にあった血は、被害者がトイレの中に放り込まれた時に滴り落ちたもの」

 

飛翔「多分犯人は、トイレの外で被害者を刺し、死体をトイレに放り込みドアを塞いだ。そしてトイレの外で紐を引っ張りナイフを抜いたんだと」

 

英里「そうしておけば、内部犯の仕業と分かっても、トイレの天井の隙間を通れない犯人は、容疑者から外れる事ができる…」

 

目暮「じ、じゃあまさか犯人は…」

 

飛翔「ええ。彼しかいませんよ。殿山さん!」

 

目暮「よし!この男を署まで連行しろ!」

 

殿山「お、おいおい…しょ、証拠もないのに逮捕なんてしてもいいのかい?」

 

目暮「ふん!そんなものあるに決まっとるだろう!ですよねぇ妃さん、飛翔君」

 

英里「…無いわ」

 

飛翔「ないですね」

 

目暮「なああ!!」

 

英里「例え逮捕しても、私が弁護に着けば、数時間で無罪放免は確実でしょうね」

 

殿山「あったりまえだ。今日俺は、マスターと駄弁りに来ただけなんだからな」

 

コナン「そうそう、僕も聞いてたよ。おじさんラグビー突き指しちゃったんだよね」

 

殿山「ああ。お陰で結婚指輪が…!あっ…」

 

なるほど。

 

飛翔「おかしいですね。普通、結婚指輪は薬指にする物のはず」

 

コナン「おじさんこの店に来た時、ちゃんと薬指に包帯巻いてたよね?まさか、トイレの中で巻き変えたんじゃ…」

 

目暮「そうか!被害者の首を締めたのも、ナイフに結び着けたのもその包帯!だとしたら、被害者の血液が何処かに付着しているはずだ!」

 

英里「あらあら、随分マヌケ名犯人さんね。こんな無精を今も身に着けているなんて。いくら私でも、弁護しきれなくってよ」

 

殿山「く…うおおおおおお‼‼

 

すると殿山は、目暮さん達を振り切り英里さんの方に来る。

 

殿山「どけ女ああああああ‼‼‼」

 

飛翔「悪いが、英里さんには指一本触れさせねぇぞ」

 

殿山「!!」

 

飛翔「コリエシュート‼」

 

俺は殿山の首を蹴る。あ、当然骨折や怪我はしない程度に抑えてるから。なんだけど…

 

 

 

 

 

 

バコーン‼

 

 

 

 

 

 

 

『……』

 

殿山「あ…あああ…」

 

飛翔「……」

 

英里「はぁ…飛翔君、やり過ぎよ」

 

飛翔「す、すみません。かなり加減したんですけど…英里さんが襲われそうになってつい」

 

英里「…ま、いいわ。ありがとうね///」

 

こうして犯人は無事逮捕された。英里さんは蘭ちゃんとも合流できた。俺がいた事に驚いてたけどね。

 

蘭「どうしたのコナン君、コソコソしちゃって」

 

英里「さっきまでは威勢が良かったわよ。この子のお陰で事件が解決した様なものだもの。ねぇコナン君」

 

コナン「う、うん…」

 

英里「あらあら。すっかり嫌われちゃったみたいね」

 

ま、そうだろうな。新一は蘭ちゃんと一緒で、小さい時にかなり怒られてたからな。体が勝手に拒否反応してるんだろうな。

 

蘭「ねぇお母さん。やっぱり戻って来ないの?」

 

英里「ええ。蘭には悪いけど、もうあの人とは赤の他人」

 

蘭「そっか…」

 

あ〜本当に修復不可能だな。流石にあの持ちビルを借金で失っちゃあねぇ…

 

『待って下さい』

 

すると、電気屋のTVで、前に新一が解決したVTRが流れていた。

 

英里「ま、頑張ってるみたいね」

 

蘭「うん」

 

『それでは、事件解決のポイントとなった、電話のシーンをVTRでどうぞ』

 

小五郎『女房?いいのいいの♪もう離婚したんだし。今夜は熱い夜を過ごそうね♪』

 

「「「「……」」」」

 

駄目だこりゃ。

 

英里「…飛翔君、行きましょう。話の続きもしたいしね」

 

そう言うと英里さんは、俺の腕に抱き着いてきた。

 

飛翔「え、英里さん!?」

 

蘭「お、お母さん!!」

 

英里「ごめんなさいね。こんなおばさんじゃ嫌かもしれないけど」

 

飛翔「そ、そんな事ないですよ。英里は綺麗ですし…」

 

英里「あらそう?嬉しいわ」

 

更にキツく抱き締める。

 

蘭「飛〜翔〜さ〜ん〜!」

 

飛翔「は、はいぃ!!」

 

蘭「お母さんだけって事ないですよね?」

 

飛翔「も、もちろんです!」

 

すると反対側に蘭ちゃんが抱き着いてきた。ケーキを新一に渡して。

 

飛翔(た、助けてくれ、新一!)

 

コナン(いや、無理です!こうなった蘭は止めれないの知ってるでしょ)

 

飛翔(そ、そんな薄情な!)

 

蘭「ねぇ飛翔さん。お母さんも一緒でいいんで、このまま買い物に行きませんか?」

 

英里「あらいいわね。この後は特に予定もないし」

 

蘭「やった!お母さんと久々に買い物するね♪」

 

英里「フフッ、そうね」

 

蘭「コナン君も来る?」

 

コナン「ぼ、僕は遠慮するよ」

 

蘭「あらそう?じゃあケーキ持って帰ってお父さんと食べていいわよ」

 

コナン「わ、わ〜い…ケーキだケーキだぁ」

 

そしてコナンは行ってしまった。あのヤロー…

 

英里「それじゃあ行きましょうか。飛翔君?」

 

蘭「行きましょう。飛翔さん」

 

飛翔「…はい。お供させていただきます…」

 

こうして俺は、2人のショッピングに付き合うハメになったのだった…

 

飛翔(誰か助けてくれ〜!)

 

コナン「飛翔さん、すみません!」

劇場版で登場する女性キャラを登場させるか。

  • 登場させ、主人公に好意を持つ
  • 登場させ、主人公に好意を持つ(犯人含む)
  • 原作通り登場だけさせる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。