飛翔「うぅ〜…さむっ」
昨日から雪が降っており、東京もかなり雪が積もっている。
飛翔「こんな日は暖かい家に居るに限るな」
書斎でパソコンを弄りながらそう呟く。流石に今日はポアロも閉めておく事にしている。夏美や梓、古谷もこの雪の中出勤させるのは気が引けるからだ。
コンコン
すると俺の書斎のドアがノックされる。
飛翔「どうぞ」
シャロン「失礼します。飛翔様、お電話が入っております」
飛翔「俺に電話?誰からだ?」
俺はシャロンから受話器を受け取った。
飛翔「もしもし…ああ、お久し振りです」
コナン(やっぱ事情を全て知ってる博士に相談するっきゃね〜な…しっかし…おせ〜な博士…こんな時にどこほっつき歩いてんだよ…)
俺は博士の家の近くで隠れながら博士を待っていた。
コナン(本当は飛翔さんの家でもよかったんだけど、あの人は色々忙しいからな…)
するとようやく博士が帰ってきたのが見えた。
コナン「は、博…!?」
すると俺は何者かに口を塞がれ、意識が遠のいていった…
目が覚めると、俺はロープで体を縛られていた。
コナン(くそぉ…まだ頭がクラクラしやがる…あのババァ変な薬嗅がせやがって…)
クラクラしながらも、俺はシンクに乗って窓の外を見る。
コナン(2階?そうか…オレが気絶している間に、このボロ屋の2階に運ばれたんだ…)
「なに?まだ殺してないだと?」
「無理な事お言いでないよ!!それが上の命令なんだから…」
すると、ドアの向こうから俺を攫ったババァと男の声が聞こえた。幸いドアなボロボロで隙間があったからそこから向こうを覗く。
コナン(さっきのババァだ…それともう1人…手前にいるのは…)
女「なんでも薬の副作用の特例として、組織に連れ帰り調べるそうよ…」
男「フン…わざわざ俺様が出向いたというのに…」
コナン(そうか…それでオレを殺さなかったのか…それにしてもあの男…な、なんだ!?なんだlこの仮面の男は!?)
男は仮面をしていて、流石の俺も驚いた。すると仮面の男はこちらを向き、ドアに近づいてきた。
コナン(こ、こっちに来る!!!)
仮面男「……」
女「あのボウヤ起きたのかい?」
仮面男「いや…まだ薬が効いてるようだ…グッスリ眠っている…」
コナン「……」
仮面男「しかし、あれが本当に高校生探偵工藤新一なのか?俺には只のガキにしか見えんが…」
女「そうね…私もまだ信じられないけど…工藤新一が行方不明になった日と、あのボウヤが例の探偵事務所に現れた日が一致するし、その後、ボウヤの周りで起きた事件は何故かすんなり解決している…それに昼間、私の車から逃げたあの手際の良さ…どう見てもあれは工藤新一本人!!組織が開発した例の薬で小さくなったとしか考えられないわ!!」
仮面男「ああ…口封じの為に、組織が奴に飲ませたあの薬が…だが、あれは死体から毒が検出されない毒薬だったはずだが…」
女「そうよ…だからまだ信じられないのよ!」
仮面男「フフフ…それじゃ~試してみるか?」
女「試す?」
仮面男「俺も持っているんだよ…組織が新開発した例の毒薬を…こいつを他の人間に飲ませれば、本当にこれで人間の体が小さくなるか分かるはずだ…」
コナン「!?」
俺は仮面の男の話を聞いて驚いた。まさかあいつがオレが飲まされた薬を持っているとはな…
女「でも誰に飲ませるんだい?」
仮面男「フフフ…明日、我々が取引する例の男だ…組織は取引が終わり次第、その男を始末しろと言っている…この薬を試すには丁度いい…」
女「で?その薬で小さくなる事が分かったらどうするつもりだい?」
仮面男「ククク…取り敢えず取引相手の男を殺し…そしてその後…そこに寝ているボウズの息の根を止めるのだ!!まあ、ボウズの事は後回しだ。それより明日、会う男に取引場所をちゃんと教えたんだろうな?」
女「ええ…いつもの呼び出し方法で」
仮面男「取引は13時だ!それまでたっぷり寝ておけ!」
そして深夜頃に俺は動き出す。念の為隣の部屋にいる2人の様子を確認する。
コナン(よ~し2人共ぐっすり眠ってる…うへ…あいつ仮面を付けたままだ…薄気味悪いヤローだぜ…)
取り合えず寝ていることは確認できたな。まずはこの縄をなんとかしね~とな…
コナン(お!ワインのビンだ…よ~し、ビンをマットに包んで…そ~っと…)
パリン
コナン(やべ…今の音聞こえちゃったかな?)
俺は隣の部屋を見る。
コナン(大丈夫…まだ寝てる)
あおあいて割れた破片で縄を斬り自由になる。
コナン「ふ~…なんとかこれで自由に動けるな。さて、どうするか…」
昼間に見たけど、雪が積もってても流石に2階の高さは危険だな。となると、やっぱ隠れるのは冷蔵庫か…
ピチャン…ピチャン…
コナン「ん?」
なんだこの音?…そっか、さっき割ったワインが何処かに漏れてんだ…
コナン「!?こ、これは!?」
翌日…
仮面男「なに!?ガキがいなくなった!?」
女「ええ!起きたらもぬけの殻さ!きっとあの窓から外に…」
仮面男「ヤロォ…」
女「雪をクッションにして、ここから飛び降りたってわけね…」
仮面男「……」
女「なにしてるんだい?早くあの子を探すんだよ!」
仮面男「いやまて…奴はまだこの中にいる…」
コナン「!!」
ヤバイ…
女「な、なんだって!?」
仮面男「逃げたとみせかけてドアを開けさせ、俺達がここから出て行くのを待っているのさ…さぁ、出てこい小僧!!舐めたマネしやがって!!今度こそあの世に送ってやる!!…ん~?カカカ…そこか…」
コナン「……」ドキッドキッ・・・
仮面男「死ねぇ!!」
コナン(バレたか!!)
仮面男「……」
女「おやおや、勘が外れたようね…」
仮面男「フン…ど~せ奴には帰れる場所がない…今日の取引が終わったら、見つけ出して始末してやる…」
コナン「…ふ~、もう駄目かと思ったぜ」
床下収納の場所を見つけてなかったら、完全にヤバかったな…
コナン「さて、鬼の居ぬ間に例の薬を探すか…」
俺は部屋の中を探したが、肝心な薬はどこにもなかった…
コナン「やっぱないか…となると、あいつらが言ってた取引場所に持って行ったんだろうな」
となると、何処で取引をしてるかなんだよな…
コナン「ん?これは…」
ゴミ箱からひっくり返した新聞紙を見ると、所々切り抜かれた場所がある。
コナン「切り取られた文章の前後を推理すると…【いてほベルガ】…これを組み変えると…ベいカほてル…【米花ホテル】だ!!でもこれだけじゃホテルの何処なのかはっきりしない…ん?」
するとカレンダーを見つけそこを見ると、真新しかった。
コナン「変だな…側面はこんなに黄ばんでるのに…ん?これって…カッターの跡だ!!!」
表面に見えてるのが9月だから、破られたのは8月…そしてカッターの跡があった27日の上にあった数字は…30!!
コナン「つまり奴らが取引に関係するのは【米花ホテル30】!米花ホテルに行けば何かわかるはずだ!」
そして俺は、急いで米花ホテルに向かった…
劇場版で登場する女性キャラを登場させるか。
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登場させ、主人公に好意を持つ
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登場させ、主人公に好意を持つ(犯人含む)
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原作通り登場だけさせる