コナンの最強な協力者   作:シャト6

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第18話

キッドが指定した4月19日。俺達はQエリザベス号で開かれる船上パーティに出席する為、港にやって来ていた。港では、警察の検査を通過した招待客が次々乗船している。とはいえ…

 

中森「中止して下さい茶木警視!相手は怪盗キッドですぞ!!」

 

中森警部は、茶木警視にそう怒鳴っていた。

 

中森「鈴木財閥60周年記念船上パーティだかなんだか知りませんが、万全な備えもなしに、あんな簡単な検査で通った輩を宝石に近づけるわけにはいきません!!」

 

茶木「まあそういうな中森君…今夜のパーティに参加する人達は、各界の著名人ばかり…手荒なマネはできんのだ…それに…怪盗キッドに恐れをなして、中止したとあっては、我々警察の面子にもかかわる…」

 

中森「……」

 

ま〜、中森警部の言うことも、茶木警視の言うことも分かるから、ままならないだろな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

史郎「我が鈴木財閥も今年で早や60周年…これもひとえに、皆様のお力添えの賜物でございます…今夜はコソドロの事など忘れて…500余名が集まった優雅かつ盛大な船上パーティをごゆるりとお楽しみ下さい」

 

「その前に…」

 

史郎「えっ?」

 

鈴木代表話を遮って、女性が話し出す。

 

安室「あの人は?」

 

飛翔「ああ。鈴木代表の奥さんで、園子ちゃんのお母さんだよ」

 

安室「あの人が…」

 

園子ちゃんのお母さんである【鈴木朋子】さんである。

 

朋子「今夜は特別な趣向がこらしてあります。乗船する際に皆様にお渡ししたこの小さな箱…さぁお開けください…それは愚かな盗賊へ向けた私からの挑戦状…」

 

「こ、これは…!?」

 

乗船の時に渡された箱を開けると、中には漆黒の星が入っていた。

 

飛翔「へ〜」

 

安室「よくできてますね」

 

シャロン「はい。ですが、私のは偽物みたいですね」

 

安室「分かるんですか!?」

 

シャロン「はい♪メイドの嗜みですので♪」

 

いや、普通のメイドは見分けつかないからな。ま、俺もどれが本物かは、すぐに分かったが…けど…

 

朋子「そう…我が家の象徴であり、怪盗キッドの今夜の獲物でもある…【漆黒の星(ブラックスター)】ですわ!!もちろん本物は1つ…それを誰に渡したかを知っているのも私1人…後は全て、精巧に造られた模造真珠というわけです…さぁ皆さん、それを胸にお着けください!そしてキッドに見せつけてやるのです!!盗れるものなら盗ってみなさいとね!!もちろん…船が洋上にいる3時間の間に、どれが本物か彼に判別できたらの話ですが…」

 

飛翔(判別ねぇ…)

 

俺は自分の胸に着けてる【漆黒の星】を見るのであった。すると、電話をしてる園子ちゃんの声があがる。

 

園子「え?そこにパパいるの?」

 

それを聞いた新一は、会場を出て行った。蘭ちゃんもその後を追いかけて行った。

 

安室「どうやら、もう既に怪盗キッドが忍び込んでいるみたいですね」

 

シャロン「そうみたいですね」

 

飛翔「大丈夫とは思うけど、2人とも用心しておくように」

 

「「もちろんです/承知致しております」」

 

そして新一が戻ってきて、怪盗キッドが鈴木会長に変装していた事を皆に伝えた。

 

安室「そういえば、まだ蘭さんが戻ってませんね」

 

飛翔「言われてみれば…」

 

園子「きっとどっかで迷ってるんですよ。蘭って方向オンチだから…」

 

蘭「ど〜せ方向オンチですよ!」

 

園子「あ、蘭…」

 

噂をすれば戻って来た。

 

飛翔(…ん?)

 

俺は蘭ちゃんに違和感を感じた。なので少し意識を集中させる。

 

茶木「え〜、警視庁の茶木です。もう耳にされた方もおられると思いますが…」

 

飛翔(茶木警視の話か。一旦集中は止めて話を聞くか)

 

俺は集中力を止めた。が、それを後で後悔することになる事をこの時の俺は知る由もなかった…

 

茶木「合言葉です!側にいる方とペアを組んで、二人だけの合言葉を決めてください!」

 

飛翔「合言葉ね〜」

 

既に侵入してるだろうし、意味ないと思うけど…

 

飛翔「シャロンと安室さん、二人で決めてください」

 

シャロン「飛翔様は?」

 

飛翔「俺は…」

 

園子「飛翔さん!私と決めましょう」

 

飛翔「OK。ってな訳なので」

 

シャロン「承知いたしました」

 

そしてシャロンと安室、俺と園子ちゃんで合言葉を決めた。すると、突然部屋の明かりが消え笑い声が響いた。

 

中森「おい!何やってんだ発電機室!?」

 

『か、怪盗キッド!?』

 

キッド「フフフ…合言葉なんて無駄ですよ」

 

中森「なに!?」

 

キッド「既に【漆黒の星(ブラックスター)】は私の手の中だ…」

 

中森「バ、バカな…!」

 

園子「わ〜っ♡」

 

朋子「おやおや、困った泥棒さんだ事…ああいう【怪盗キッド(イタズラボウズ)】には…お仕置きしてあげなくっちゃ…」

 

すると朋子さんは、ポーチからなんと小型の拳銃を取り出した!そして…

 

 

 

 

 

 

パンパン!

 

 

 

 

 

 

キッドに向かって発砲したのだった。

 

園子「マ、ママ!?」

 

『きゃあああああああ!!』

 

当然血塗れのキッドを見て叫び声が響き渡る。園子ちゃんは俺にしがみつき、安室とシャロンは俺の前に立つ。

 

中森「あ、あんたなんて事を!?」

 

当然中森警部からそんな言葉が出る。だが、俺とシャロンは気が付いていた。

 

朋子「心配無用ですわ、警部さん…だって彼はまだ…生きてますもの」

 

中森「えっ?」

 

朋子「彼はこの余興の為に私が雇った天才奇術師(てんさいマジシャン)…【真田一三(さなだかずみ)君】ですわ」

 

やっぱりか…

 

朋子「皆さん、怪盗キッドの哀れな末路を演じてくれた、彼に盛大な拍手を!」

 

すると、割れんばかりの拍手が会場を包み込んだ。

 

安室「やれやれ…まさかマジックだったとは…」

 

シャロン「安室様は気が付かれなかったのですか?」

 

安室「ええ、残念ですが。その様子ですと、シャロンさんは気が付いていたみたいですね」

 

シャロン「私より先に、飛翔様が始めに気が付いておられましたわ」

 

安室「店長が…ホント、あの人には敵いませんね」

 

シャロン「フフフッ。それはそうですわ。私達の雇い主で主ですもの♡」

 

安室はこれから鍛えていけば、いい線いくだろ。さて…

 

「「か、怪盗キッド!?」」

 

どうやら、トランプのマジックをしてて、カードを引いたら、本物からの招待状が入ってたみたいだな。

 

真田「えっ?」

 

「キ、キッドだ!」

 

「キッドが現れた!!」

 

茶木「皆さん落ち着いて、合言葉の確認を!おい中森君!まさかもう盗られとりゃせんだろ〜な?」

 

コナン「奴はまだ盗っちゃいないし逃げてもいないよ…動揺させて自分のペースに持ち込もうとしてるだけだ…」

 

中森「え?」

 

コナン「大丈夫…捕まえられるさ…奴は魔法使いじゃない…タネも仕掛けもある…人間なんだから…」

 

新一の奴は、何かに気づいたみたいだな。けどな新一…お前今コナンなの忘れてるよな?フォローするこっちの身にもなれ。

 

安室「あの子は?」

 

シャロン「江戸川コナン様ですわ。あのご年齢で、中々大人でも見落とす所に気が付いたり致しますので、飛翔様のお知り合いでもございます」

 

ほら見ろ!安室の奴がもう怪しんでるじゃね〜か!ってか、シャロン!お前ももう少しちゃんとフォローしろっての!!

劇場版で登場する女性キャラを登場させるか。

  • 登場させ、主人公に好意を持つ
  • 登場させ、主人公に好意を持つ(犯人含む)
  • 原作通り登場だけさせる
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