コナンの最強な協力者   作:シャト6

25 / 29
第25話

森谷「それではスタートです!!」

 

こうして、森谷帝二によるクイズ大会が始まったのだった。渡された紙を改めて見る。紙にはこう書かれている。

 

 

 

小山田(おやまだ) (ちから)(A型)。昭和31年10月生まれ。趣味・温泉めぐり】

 

猿飛(さるとび) 佐助(さすけ)(B型)。昭和32年6月生まれ。趣味・ハングライダー】

 

此堀(ここほり) (ふたつ)(O型)。昭和33年1月生まれ。趣味・散歩】

 

 

 

飛翔「……」

 

美奈子「旦那様お分かりになりますか?」

 

飛翔「…なるほどね」

 

シャロン「何かお気づきに?」

 

飛翔「まあな。けど…」

 

俺の中で何かが引っかかる。

 

飛翔「シャロン」

 

シャロン「はい」

 

俺はシャロンにある事を指示する。

 

コナン「ももたろうだ!」

 

シャロン「桃太郎です」

 

新一とシャロンが同時に答える。流石の森谷帝二も、新一が答えた事に驚いていた。

 

小五郎「も、桃太郎!?」

 

コナン「3人の干支だよ、おじさん」

 

シャロン「コナン様の言う通りですわ。小五郎様。この紙に書かれた3名の干支…申年、酉年、戌年です」

 

コナン「うん!猿、鳥、犬!皆桃太郎の家来でしょ?」

 

森谷「正解だよボウヤ!いやあ、たいしたものだ!シャロンさんも、流石は飛翔くんのメイドですね」

 

コナン「へへへへ」

 

シャロン「いえ、飛翔様のメイドたる者、これくらい当然でございます」

 

森谷「ハハハッ…」

 

コナン(ハハ〜…相変わらずだな。シャロンさんは…)

 

森谷「オッホン!では、正解したご褒美に、コナン君とシャロンさんには、特別に私のギャラリーをご案内しよう…蘭さんもご一緒にどうぞ」

 

蘭「はい」

 

そして蘭ちゃん、コナン、シャロンの3人は、森谷教授の屋敷に入っていった。俺はそれを見送り、他の連中も話し始めた。

 

飛翔「……」

 

美奈子「どうかしましたか?」

 

飛翔「いや、コナン君とシャロンが知り合いなのは、パーティが始まる前に知っているはず」

 

美奈子「はい。それが何か?」

 

飛翔「だったらコナン君とシャロンの2人だけでもよくないか?態々蘭ちゃんも一緒にと言ってたが…」

 

美奈子「蘭様は、コナン様の保護者的立ち位置ですので、それでご一緒されたのではないかと?」

 

飛翔「いや、保護者なら寧ろ小五郎さんを呼ぶはずだし、敷地内であれば顔見知りのシャロンだけでも十分なはずだ」

 

美奈子「言われてみれば…」

 

飛翔「……」

 

何か引っ掛かる。ま、ギャラリーを見終わったシャロンと、公安の安室と後程相談するとするか。その後は特に変化もなく、森谷帝二のティーパーティーは終わり家に帰ったのであった。翌日、今日は午前中は俺と梓、そして安室の3人で店を回す。安室が休憩するタイミングでシャロンに来てもらい、事務所で昨日の話を始める。

 

安室「たしかに、それは少し気になりますね」

 

飛翔「そう言ってくれると思ったよ。んでシャロン。本当に森谷帝二のギャラリーに、昨日ニュースになった黒川邸の写真があったんだな?」

 

シャロン「はい。他にも既に放火事件に遭われたお屋敷の写真等も飾られておりました」

 

安室「若い頃に建てた屋敷の写真か…」

 

シャロン「その屋敷は、今の森谷帝二が建てた建物にそぐわないものでした」

 

安室「そぐわない?」

 

飛翔「今でこそ、シンメトリーを強調してるが、昔はそんな事できなかったんだろ」

 

安室「なるほど。当時はいくらなんでも、自分の設計図通りに建築は難しかったでしょうね」

 

『…ここで、番組を変更して緊急速報です。先程、河川敷で大きな爆発が起きました。幸いこの爆発による死傷者はおらず、何らかの犯行とみて、警視庁は…』

 

 

『電話だよ!電話だよ!電話と言ったら電話だよ!』

 

 

安室「な、なんですかその着信音…」

 

飛翔「これか?携帯の持ち主の声で呼び掛けてるよう設定してんだよ」

 

安室「態々録音したんですか…」

 

飛翔「いや、これはこっちで作った音源だ」

 

安室「ちょっと待って下さい。今とんでもない発言「はいもしもし」聞いて下さい!」

 

怒鳴る安室を手で制しながら、電話の持ち主であるコナンの声を聞く。だが、聞こえてきたのは阿笠博士の声だった。

 

飛翔「あれ?博士?たしかこの携帯はコナンのだったはず」

 

阿笠『ああ。もしかしたらニュースになっとると思うが、新一が爆発に巻き込まれて病院に運ばれてのう』

 

飛翔「なんですって!?」

 

阿笠『大きな外傷はないが、爆発に巻き込まれた際に、頭を打ってらしくてのう。まだ目は覚ましておらん』

 

飛翔「分かりました。今からそちらに向かいますので、場所を教えて下さい」

 

阿笠『警視庁の緑台警察病院じゃ』

 

飛翔「分かりました。すぐ向かいます!」

 

俺は携帯を切り、急いで身支度を始めた。

 

安室「どうかしたんですか?」

 

飛翔「ああ。今ニュースになってる爆弾にコナンの奴が巻き込まれて病院に運ばれた!」

 

安室「な、なんですって!?」

 

飛翔「俺は今から警察病院に向かう!」

 

安室「オーナー!僕が車で送ります!」

 

飛翔「頼む!お前の運転は荒いが、その分早く着く。シャロン、店の方は梓と任せたぞ!忙しそうなら、美奈子に連絡入れろ」

 

シャロン「畏まりました。午後から来られる夏美さんと入れ替わりでそちらに向かいます」

 

飛翔「ああ!安室、急ぐぞ!」

 

安室「はい!」

 

そして俺は、安室が運転する車で病院へと向かったのだった。道中車が激しく揺れたのはいつもの事なので、気にしない。慣れればそんな激しくない。慣れればな…

劇場版で登場する女性キャラを登場させるか。

  • 登場させ、主人公に好意を持つ
  • 登場させ、主人公に好意を持つ(犯人含む)
  • 原作通り登場だけさせる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。