Fate / 「さぁ、プリズマ☆イリヤを始めよう」   作:必殺遊び人

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大変遅くなりました。
待っていてくださった方ほんとに申し訳ありません。
夏休み前と言うことで試験や検定などで時間が取れなかったんです(涙)


そんなこんなあり何とか書き上げました。2weiに入ってから書くのがすごく難しいです
特に当分士郎が出てこないため原作をなかなか崩せずどう書くべきかとても悩ん見ました。
(士郎を病院送りにするなんて言う展開思いついたやつを殴りたい)
で、では初めての方も久しぶりの方も楽しんでくれたら幸いです。
それではどうぞ!


15話とかとか~♪ 2wei  クロ編 心の変化

 

 

 

 

士郎が目覚める二日前、赤いコスプレのような恰好をした少女は、住宅街の電柱の上で絶賛うなだれ中だった。

(私のバカぁぁー。なんでお兄ちゃんにあんなことしちゃったのよ・・・・・・お兄ちゃんがどんな思いだったのか知ってたのに・・・・・・・・・・・)

 『イリヤ』は士郎が自分の事を知っていることに気付いていた。それは『イリヤ』が魔術師だからなどではなく、士郎がイリヤを見るとき、その瞳にはイリヤと『自分』、二人の姿が映ってたからだ。

 感情が、視線が、思いが、イリヤに向けられるのと同時に自分にも向けられていたことに気づいていた。

 だからこそ、何もしてくれなかった士郎に『お兄ちゃんは何も知らないんだ』。そう言い聞かせることで自分の感情を制御していたのだ。

 しかし――――

 

 『俺はお前の存在を知っていた』

 

 ――――その言葉で、抑え込んでいた感情の鎖が壊れてしまった。

 

 その後冷静になった『イリヤ』は、士郎のもとに引き返した。だが、戻った時には士郎はそこから姿を消し、すでに病院へ搬送されたされていたのだ。

 すぐにでも士郎の元へ向かおうと思ったが病室からイリヤ達が離れず、行くことができなかったのだ。

 さらになかなか目覚めない士郎に自分のしたことをさらに後悔し、この際・・・・・・と、先にイリヤを殺ろうと思ったのだ。

 そもそも士郎を刺した理由もイリヤ殺害を邪魔されないため・・・・・・そう、今ここにいるのはイリヤ殺害のためだ。

 すでにそれは実行に移している。

 まぁまだ殺せていないのが現状なのだが・・・・・・。

 本来なら直接狙えば事足りる。にもかかわらず、鉢植やダンプカーなど事故を装って殺そうとしている。それは、今の『イリヤ』に剣を持つ決心がなかなかつかないからだ。

 士郎を刺した時の感触が僅かに残り、自身の後悔と相まって魔術を使うことを拒否してしまっている。

 と言っても、普通の人間なら数回は確実に死んでいるはずだ。そのはずなのになぜかイリヤは生き延びている。 

 その後もさんざん手を尽くした。

 しかし、イリヤの幸運値と直感がやたら高いのか、無事? に登校を許してしまっている。

 こうなったら直接やるしかないだろう。士郎にけがを負わせてまで実行しようとしたのだ、ここで終わりだなんて許されない。

 もはや自業自得ここに極まれりだが、『イリヤ』はそんな考えを無視する。

 その決断を胸に、寝ている士郎にべったりとくっついていたイリヤへの苛立ちを解消すべく、サッカーボールを手にするのだった。

 

 

 

 

 イリヤと美遊が倒れている士郎を見つけたのは偶然だった。

 すぐに病院へ運ばれ、今は病室にいる。

 誰が士郎を傷つけたのかはわからない・・・・・・だが、イリヤ達はある可能性に行きついていた。いや、むしろそれしか思いつかない。

 大空洞で現れた自分と同じ顔をした赤い服のコスプレをした一人の少女。

 あの後、凜からアーチャーのクラスカードがなくなっていると聞かされた。つまりは、また黒英霊が出たのだと判断したのだ。

 何故現れたのだとか、今更? と、いろいろ疑問が残る。しかし、魔術的なことは凜達に任せようと、今は眠る士郎の側にいた・・・・・・・・・・・・と言うか添い寝を満喫していた。

 幸い命にかかわるような傷ではなく、すぐに完治するとのことだ。

 傷ついた兄を心配するのにけなげな少女、自分はこう映っていると、周りの目を気にすることなく士郎の隣を陣取っているのだ。

 完璧な作戦、お兄ちゃんが心配なのは本当の事だしこれを思いついた自分を褒めてあげたい――しかし、イリヤは最も大事なことを見落としていた。

 突然はぎとられる布団。

誰がせっかくのお兄ちゃんとの時間を! と、少し不機嫌な様子で起き上がったイリヤは、自分の思考が停止するのと同時に・・・・・・顔から血の気が引くのを感じていた。

「ねぇイリヤ、私は少しの間だけ”近くで見ていて”って言ったと思うの。違う?」

 士郎のために花を買ってくる、と外に出ていた美遊が戻ってきたのだ。

「いやー、これは何と言いますか・・・・・魔がさしたといいますかー・・・・・・・・・・・・」

 流れ出てくる汗を止められるわけもなく、言い訳とも言えない言い訳を口にする。

「イリヤ、私はイリヤを信じたからお兄さんを任せたの。もちろんはっきりと”近く”がどれくらいなのか言わなかった私も悪いけど、イリヤも悪いと思わない? ほんとは私もずっと見ていたかったけどイリヤなら任せられると思ってお兄さんのために花を買ってきたの。そう言えば花を飾ったほうがいいって言ったのイリヤだったよね? もしかしてこのために私に行かせたの? イリヤは私の友達だよね? 嘘なんてつかないよね? ねぇ? どうなのイリヤ」

(怖い! 怖すぎるよ美遊!)

 いつもどうりあまり変化のない表情で淡々と告げる美遊に、イリヤはもはや恐怖しかない。

 何かこの状況をひっくり返せる材料を見つけなければ・・・・・・! と、イリヤの思考は今までにないほどに回転している。

「わっ、わたし、今日もう帰らないといけないんだったー、そっそそそう言えば美遊は・・・・・・ひっ暇なんだよね? だっ・・・・・・だったらお兄ちゃんのこと見ててほしいかなーなんて・・・・・・」

 これこそイリヤが行き着いたウルトラC。それは、美遊も自分と共犯になってもらうこと。さらには一時的にでもこの場を離れられるこの作戦は、まさに最良の手に思えた。

 しかし――――

「”イリヤスフィール”、私は質問をしたの。答えによってはまだいてもらわないとだめ」

(あっこれ私死んだかも)

 ――――イリヤの希望は難なく砕け散り、その後数時間にも及ぶ美遊の説教を受け、今度士郎を貸し出すことまで約束され、イリヤの目は完全に死んでいた。

 たまたま鏡に映った自分の顔を見て、やっぱり切嗣の娘なんだよね。とイリヤが思ったことから、どれだけひどい状況だったか想像に難くない。

 これもお兄ちゃんをこんな目にした黒英霊のせいだと、怒りの矛先を向け、必ず復讐を果たそうと確固たる決意を胸に秘めた。

 

 

 そして次の日。絶対に見つけてやる! そう意気込んで登校したイリヤは、すでに昨日の決意が折れそうなほどにボロボロの姿となっていた。

 朝、ルビーが『私の占い機能で犯人を見つけてあげます!』、と口にしてから次々と起こる”不幸すぎる”事故。

 もはや事故の領域を通り越し、事故が起こる前にみごとに予言して見せるルビーを犯人だと思わせるほどだ。

 文字通り死に物狂いで学校へたどり着いたイリヤは、そのボロボロな格好に驚いた美遊に取り付く暇もなく保健室へ連れていかれた。

「なんともないわ。ただの擦り傷よ。はぁーつまらないわね、今度はもっと死ぬか生きるかの怪我をしてきなさい、頭に鉢植えが落ちてきたとか、無人ダンクに引かれたとか」

「はぁ・・・・・・わかりまし、た・・・・・・(人の気も知らないで! ていうか例えがピンポイントで今日の出来事なんだけど! もうこの人が犯人でいいよね! 八つ当たりになるけどいいよね!)」

 と、あほなことを考えてしまうぐらいには、今のイリヤはボロボロなのだ・・・・・・。

 その後、ベットで休んでいたイリヤは、なぜか窓から飛んできた、彼の有名な名探偵のキック力ほどのサッカーボールを顔面で受け止め、怒りパラメータを振り切り早退を決意した。

 

 

 

 

 美遊は、イリヤが早退するのを理由に、自分も早退手続きを行なった。

 そもそも、今日はずっと士郎の病室にいるつもりだった美遊からしたら、義務教育の優先順位など下の下もいいところだ。

 イリヤの不幸な事故の事も気になるが、本音を言えば昨日の事が原因でイリヤの調子が悪くなった時、自分が側にいられないことのほうが嫌なのだ。 

 美遊はあの姿を知っている。だからこそ余計に心配なのだ。なぜなら、あの姿のイリヤは・・・・・・・・・・・・”イリヤであってイリヤではなかった”のだから。

「美遊まで一緒に早退することないのに」

「ううん、何かやっぱり心配だから、義務教育なんかよりイリヤの方が大事・・・・・・!」

「・・・・・・う、うん。たまに美遊の気持ちが重いわ」

 と、少しいつもより帰宅時間が早いだけの下校風景。左右に一軒家が並ぶ住宅街。

 突然。

 美遊は背後から迫る殺気に気付いた。

「・・・・・・っ! よけて!」

 イリヤの返事を待つ前に、イリヤを自分とは反対方向に突き飛ばす。イリヤが尻餅をついてしまうが、先ほど自分達がいた場所に突き刺さっている黒い矢を見て自分の判断が正しかったことを理解する。

「なっ・・・・・・! なになに!?」

 その矢を見て動揺するイリヤ、

「攻撃です! 電柱の上!」

 そしてルビーの注意の声に、咄嗟にその方向へ視線を向ける。

 光の逆光で影しか判断できないが、その姿は空を舞う鳥のようで、その陰からイリヤに向かてくる矢と相まって、鷹の様な鋭さを感じさせる。

「はぇ? って・・・・・・! いぃぃーやぁぁぁあー」

 地面を破壊するほどの威力を持った矢を、転びながらもよけ続けるイリヤ。それを見て思わず感嘆の声を上げそうになる。

 そして、逃げ回るイリヤの前に――その少女は降り立った。

「ほんと・・・・・・逃げ足だけは早いわね、イ・リ・ヤ」

 やはりと言うべきか、必然と言うべきか、その少女は昨日大空洞で出会った赤い恰好をしたもう一人の”イリヤ”だった。

 

 

 

 

 サッカーボールのクリーンヒットを喜んだ『イリヤ』は、そのままイリヤが学校から出てくるのを待っていた。

 流石に、”私の友達”でもある美々達を戦闘に巻き込む気などない。

 いつもの帰宅通路でイリヤを待っていると、思ったよりも早く、現れたイリヤと美遊。

 瞬間――――手に持った矢を放った。

 

 

 「いぃぃーやぁぁぁあー」

 逃げ回るイリヤの様子を見ながら、理由のない苛立ちを覚える。

(全く、逃げ足だけはほんと早いわね。あれが私だと思うと無性に泣けてくるわ)

 さて、初めてではないけど、さすがに自己紹介はしなきゃね・・・・・・と、『イリヤ』は地面へと降りる。

「ほんと・・・・・・逃げ足だけは早いわね、イリヤ」

「でっ・・・・・・でたー!?」

(イラっ)

「しゃべりましたよこの黒いの・・・・・・」

(イライラ)

「人格が・・・・・・ある?」

「はい、黒化英霊とは違うようです」

「言葉は通じそうですよ? 何とかコンタクトを!」

「私・な・か・ま、てき・じゃ・なーい」

 と飴を振りながらこちらに話しかけて、身内コントを繰り広げるイリヤ達に、苛立ちパラメータが溜まっていく。

(・・・・・・うん。少しぐらい話でもと思たけど、もう殺しましょう)

 びゅっ、と言う風切り音と共にイリヤの頭上を通過する一本の剣。言うまでもなく『イリヤ』が放った剣。もちろんイリヤの”頭上”ではなくて”額”を狙った攻撃だ。

「む・・・・・・また避けた。やっぱり直感と幸運ランクが無駄に高いわね。なるべくこの方法はとりたくなかったんだけどしょうがない。それじゃあ――直接殺すわね、イリヤ」

 『イリヤ』は手に『干将・莫耶(かんしょう・ばくや)』を投影し、そのままイリヤへと斬りかかる。

「ルビー!」

「はい! プロズム・トランス!」 

 魔法少女みたいな掛け声で変身したイリヤは、飛び上がり空を飛んで離れていく。

「意味が分からない! なんで命狙われないといけないの!?」

「(くっ逃がすか!)こーらー! 逃げるな卑怯者ー!」

 家の屋根を飛び上がりながら、追いかける。

 直接殺すとなったからには、ルビー達がいる限り戦闘は避けられない。昨日の士郎との戦闘と、今日までの活動で魔力をかなり減らしている。空を飛んで追いかけるような無駄な使い方はできない。

 イリヤ達は住宅街での戦闘を避けたかったのか、森の中へ降り立った。

「黙ってやられるわけにはいかないから、ちょっと痛い目見ても・・・・・・恨まないでよねっ」

 イリヤ達を追いかけ木の上へと着地すると同時に魔力弾を放って来る。

(やばっ) 

 突然の事で少なからず動揺するが、迫ってくる魔力弾の質とスピードを見て、

(ん? やばく、ない?)

 なんのことなく剣で受け流した。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ? な、んで?」

 その声を聴いて、『イリヤ』は確信する、イリヤは弱くなっていると。

 逃げ回るイリヤへ、無数の剣を投げつける。

「あっははははは」

(楽しいわこれ、さぁもっと私と殺し合い(あそび)ましょ)

 

 

 

 

 向かってくる剣の嵐を、声を上げながら逃げ続ける。

「ちょーっと手加減しすぎですよ。イリヤさん。もっと本気でやってください」

「なっならもう一度! ――ファイヤッ」

 振り向き際に放った攻撃も、先ほどと同じよう難なく弾かれる。

「ふぁ!? なんでー!?」

 今までとは違う自分の攻撃に、動揺を隠せないイリヤ。

「なんかイリヤさんの出力が激減してます! めっちゃ弱くなってますよー」

 イリヤの疑問に答えるように、ルビーが言う。

 そのことに美遊も驚いている。

 その反対に『イリヤ』は笑い声をあげる。

「あははははは・・・・・・そう、やっぱり弱くなってるんだ。まぁ当然よね、”私”はここにいるんだもの。だから――」

 相手の言いように、イリヤには何が何だかわからない。

「――だから安心して――――さくっと死んじゃってねー!」

 再び、向かってくる『イリヤ』から庇うように美遊が間に入る。

 美遊が放つ魔力弾も問題ないというように剣で捌きながら迫ってくる『イリヤ』。

 目の前に迫った『イリヤ』は突然剣を消すと、美遊の腕をつかみそして――――

 

 

 ――――公開キスを決行した。

 

 

 

 キス。訂正。ディープなキスを楽しみながら、流れこんでくる魔力をその身に感じる。

 美遊の抵抗する姿に、時折聞こえる色っぽい声に、されるがままのその表情に、『イリヤ』も自分が高揚するのを感じる。

「んんっ・・・・・・んぁっ、んん」

 抵抗する美遊を追い詰めるように、粘膜と粘膜の、舌と舌の絡み合う音が聞こえてくる。

 涙目でどこか懇願するようにこちらを見る美遊。それすらもどこか色っぽいと、魔力供給の事も忘れて今まで以上に深く唇を交わらせる。

 抵抗する力がなくなるのと、魔力の補給の成果を鑑みて美遊を解放する『イリヤ』。

 床に倒れる美遊に「ご馳走様」と、可愛らしい声でお礼を言う。

 そこで初めてフリーズ状態から解放されたのか、イリヤの叫び声が上がる。

「み、美遊ー! 美遊、しっかりして!」

「イ、イリヤ・・・・・・ごっごめん、ね」

 イリヤに抱きかかえられながら、かろうじて声を出すがそれを最後に美遊の目が閉じる。

「よっ・・・・・・よくも私と同じ顔で美遊の唇を・・・・・・・!」

「ん?」

 何故かにらみながらこちらを見るイリヤに疑問の声を上げるも、すぐに「あーなるほど」と納得の声を上げる。

 美遊は士郎を想ってる・・・・・・が、それと同時にイリヤに対する好き好きアピールがすごいのだ。

 おそらくそのことを言っているのだろう。

(まぁそれが目的と言えば目的だしねー)

 つまりは嫌がらせ。もちろんそこまで深く考えてたわけではない、少しでも面白くなればいいなーって思っていた程度だ。

 だが、今のイリヤの反応を見て、満足すぎる笑顔を浮かべている。

(そして、もう私を邪魔するものはいなくなった。そうこれで終わり・・・・・・これで終わりなの・・・・・・・・・・・・)

「それじゃあイリヤ――――”さようなら”」

 そして、無数の剣がイリヤに迫った。

 

 

 

 屋根を伝いながらそれを掛ける『イリヤ』。

 その瞳には微かに涙が浮かんでいる。涙の後なのか頬も少しばかし赤い。

 服は無残に切り裂かれ、まだ完成していない少女の体が見え隠れしている。

 結論を言うと・・・・・・『イリヤ』は見事に返り討ちにあった。

 途中までは順調だった。しかし結果はこのありさまだ。

 魔力を薄く鋭く伸ばしたイリヤの斬撃。

 今までにない攻撃に反応が遅れ、攻撃自体は咄嗟に作った防御魔法でなんとかなったもの、服までは守れずボロボロ。

 さらにはその防御のために美遊から奪った魔力をほとんど使ってしまうという体たらく。

 自分維持の魔力を残すために撤退を余儀なくされたのだ。

 

『や、やるじゃないイリヤ。今日のところは見逃してあげるわ』

 

 最後にモブキャラみたいな捨て台詞を吐いた自分を殴ってやりたい。

 イリヤ許すまじ。

 今の心の内はこの思いでいっぱいだ。

(そうだ、明日はイリヤの学校で・・・・・・うふふ)

 と、新たな嫌がらせを実行しようとしている。

 だが『イリヤ』は気づかない。今のイリヤに対する感情が今までとは違うことに。今日作った笑顔は偽りの演技ではないことを。そして、その笑顔はイリヤを殺すことに対する喜びじゃないことに・・・・・・。

 誰かと話している時間が楽しい。自分の感情をぶつけられるのがうれしい。誰かをからかうのが面白い。次があることに心が躍る。

 一人じゃない、その思いがこれほどまでに『イリヤ』の心を刺激する。

 しかし、そこにはまだいない――――

 

 

 

 ――――その感情を拾い、気づかせてくれるものはまだ現れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 




今回の『吾輩は猫である』はなしになります

・・・・・・すみませんネタが思いつきませんでした。
質問などがあればここで行いますのでぜひコメントください

と、言うことで今回はこの作品に評価をつけてくださった方にお礼の言葉を!

nanegi様 OGINO様 momiji2様 検事様 シューティングスターフォルダウン様 
爆死の達人様 Emiya Sirou様 Siroap様 わかめ様 SoHya4869様 シュンSAN様
爆死人間15号様 テレビス様 キリ_様 光愛様 ららららら様 Roki05様 
お菓子好きかい?様 kanada118様 
評価の方ありがとうございます

どのような評価でもいただけることに感謝しています!
そしてお気に入り、感想をしてくれる方にももちろん感謝しています!
これからもどうぞよろしくお願いします!
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