初恋は叶わない   作:音槌和史

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 よっしゃぁ〜!!
ついに初恋は叶わない、待望の新作投稿!!
待っていた皆様、申し訳ございませんでした。


part4 急すぎる展開!?(その一)

「で、どうすんのさ」

 僕は奈緒に問いかける。

「今日……。しようかな」

 うん。それしか道はないな。

 今は、奈緒の家にいる。

 何故かって?

 半月後に控えたある人の誕生日プレゼントを考えるためさ。

 で、康多には14:00に来てほしい、と伝えるよう奈緒から頼まれたのでそう伝えた。

 僕は13:30集合。

 奈緒的には最後に相談をしたかったのだろう。

ピンポーン!

 軽快なチャイムが鳴る。

「は〜い」

 慌てて奈緒が玄関へと行く。

「よぉ」

 いつも通りな寝不足な笑顔で康多が現れる。

 しっかりクマができている状態での笑顔というのはそこそこホラーだ。

 近いうちにそのクマさんがいなくなることを願う。

「さて。じゃあまずどこに買いに行く?」

 僕が話し合いを始める。

「あ、この間いいの見つけたぜ」

 康多がすかさず手をあげてアピールする。

「イオンにあったんだけどさ……ghhjwのお守りとか良くない?」

 小声になる康多。

「いいねそれ!!」

 奈緒が賛成する。

「で、あとは僕がおみやげを渡してっと……」

「お守りはどっちが買うの?」

 疑問に思った奈緒が聞く。

「ああ、お守りは奈緒から渡して。俺は文房具でも買うからさ」

 康多が答える。

 さて、話し合いも終わったことだし……。

「どっかで遊ぶ?」

 ▼広樹は康多に台詞を取られた。

 テレッテレレレ。

 って脳内でふざけてる場合じゃな〜い。

「どっかってどこやねん」

 とりあえずツッコミ役になってみる。

「じゃあ、今から買いに行くか?」

「……。いいよ〜」

 これじゃあ、ツッコミようがないじゃないか。

「あ、イオンに?」

 ボーッとしていた奈緒が慌てて準備をし始める。

「わたしゃ1000円しか持ってないよ」

「俺も金欠」

 おいおいおい。この間の5000円はどうなったよ!!

「この間の5000円はどこに消えた!?」

「勝手に消えた」

 真面目な顔で5000円がなくなったことを超常現象のせいにする康多。

 ここはなんとしてもつっこまなければ。

「消えるはずがないだろって。どうせセブンの電子マネーに吸い込まれたんだろ」

「そうそう。1000円札5枚がさあ歩いて電子マネーの方に……っなわけないやろ」

 康多の寂しい一人ボケツッコミ……。

「じゃあ、行く?」

 奈緒も戻ってきたので、自転車に乗っていざイオンへ。

「30分もありゃあ、行けるかね」

 イオンの近くには康多が通うアーチェリーの練習場があるから、康多に聞くのが一番手っ取り早い。

「30分あれば余裕だぜ」

 まあ、そんなことだろうと思ったよ。

 そんなこんなでしょうもない雑談をしているうちにイオンの敷地内に入っていた。

「えっと、駐輪場はっと」

「あった!ここだよ〜」

 僕が探していると奈緒がさっさと見つけた。

「さんきゅう」

 思いっきり平仮名でお礼を言う康多。

「康多、もう少し英語っぽく発音しろよ。こんな風に。いくよ?」

「さんきゅうー」

 ふっ。ざっとこんなもんだ。

「広樹の方がひどいじゃねえかよ」

「まあ、気にするでない。それより中にはいるよ」




 えっと、「初恋は叶わない」シリーズ、なんと20作目を迎えました!!
 アクセス数は1300を越え、お気に入り登録者数も11人となりました!!

 これらは、読んでくれ、そしてお気に入り・評価までしてくださる読者さんがいらっしゃるからです。
これからも皆さんへの感謝を忘れないように、最高の作品を紡ぎ出していきたいと思っています。

 本当にありがとうございます。
 そして、これからもよろしくっ!!!!
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