って長いわ!!!!
さて、「初恋は叶わない」のお時間です。あ、前話でお知らせし忘れたのですが、こちらは21時ではなく書き終わった後のキリがいい時間で投稿します。例えば10時3分に書き終わったら10時半投稿、10時47分に書き終わったら11時に投稿、みたいな感じです!!
それではどうぞ本編、お楽しみください!!!!
「さぁ、オセロ最強と最強の決戦が今、始まろうとしています!!『第一回ボードゲーム大会オセロ編』の実況はこの俺、いやわたしくし、今澤康多がお送りします!!」
──……。なんか始まったよ。
「ゲストで初戦敗退の杵益香里さん、このゲームの見どころはどこにあるでしょうか」
康多にいきなり話を振られた香里が戸惑いつつも答える。
「えっと……角を取れるかどうか……かな」
「おっと、先ほどの教訓を覚えているようです!!わたしくしとしましてはやはり先手後手が重要なのかと思いますが──」
まあ、そうなんだけどさ。というわけで……。
『さいしょはグー、じゃんけんポイ!!』
「っしゃ!!負けた!!」
僕が思わず叫ぶと康多がまた調子に乗る。
「お〜っと!?高城選手がじゃんけんで負けて喜んでいる!!その反面、橋立選手は悔しそうな顔!!普通のじゃんけんとは違う、違うぞ!!っともう試合が始まっている!!まずは普通に置く!!」
いや、普通に置くもなにも特別に置くの?というか──
「ちょっと静かにしといて」
あっ、春歌が先に注意した。
「はい、以後気をつけるようにしたいと思います」
なんか願望だな。まあ、とにかく今はオセロに集中しなければ。とりあえず、今は春歌の黒駒が多い。ここまでは予想通りだ。試合は中盤に差し掛かっているのでそろそろ攻めに転じた方がいい気もする。
それにしてもお互い見事なくらい角の2×2を避けてるな。でも上手くやれば、先に2×2に駒を置くのは春歌のはずだ。これだから後手はやめられない。さて、64-角付近の16で、48マスに置けるのだが、その48マスも残り僅かとなってきた。
しかし──
「ない!!ない!!ストップストップ審判!!」
48マス内はおろか、64マスないにも置き場がないのだ。後半で黒を増やしたがために、白の周りに黒がダーッと並んでいて、本当に置けない。くっ、攻めに転ずるのが早かったか……。
「審判、置くところが無いんだけど?」
「え〜、パスは二回までとする」
っしゃ!!
「んじゃあパスで」
しかし、このままでは僕が先に2×2を取ることになってしまう……。どうにかして春歌にパスさせたいが……。すると、
「パッス〜」
えぇ!?ここで?でもこれはチャンスだ。んじゃあ48マス内最後のマスにおいてっと。で次に春歌が2×2内に置くから──。
「──ぬわぁに!?」
置け……ない……だと?
2×2の直線上は全て春歌の黒駒で埋まっている。つまり僕は白で挟むことができない。
えぇ〜い、かなり無理やりだがこうなったら作戦変更だ!!とりあえず、角から攻撃できない、6マスのスペースを4つとも埋めることに専念する。全部埋められれば24マスは確実に取ることができるのだ。というわけでやってみよう♪
「え……」
春歌が声を出す。
僕は2×2内に置いたので、春歌は角を取る。そして次は僕が右上隅の2×2にポンと置く。春歌が角を取って、僕が2×2にポン、春歌が2×2にポン、の繰り返しで……。
「しゅ〜りょ〜」
康多が叫ぶ。これはかなり微妙だ。外回りは春歌が多いが内側は僕がかなり取っている。
「んじゃあ、数えるぜ」
──そして……。
「結果発表!!『第一回ボードゲーム大会オセロ編』決勝戦は……33ー31で──春歌の勝ちー!!!!」
うわぁ……2個差が一番悔しいやつや……。
「というわけで第一回王者は、橋立春歌選手です!!」
「やった〜〜。でも結構高城、強いね〜」
「ん、まあネットでやったりしてるだけだけど」
「あ、それ私も一緒〜」
CPは意外と強いんだよね……、という話で盛り上がる僕と春歌。
まあ、とにかく充実した休日だった……。
オセロの話、角に干渉されない6マスとか48マスとか分かりますよね?まあ、分からない方は盤面見ながら考えてください。
ブログの方でも書きましたが、期末テストまで2週間を切ったので、明日6月10日〜6月22日まで投稿お休みします。期末テストが終わったら、ブログもカクヨムもハーメルンも、さらには新小説も頑張りますので、お楽しみに!!
それでは雲隠れ。ドロン!!