初恋は叶わない   作:音槌和史

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 皆さん、おとつちわ!毎度お馴染み素人小説投稿者の音槌政旨です!
 今のところ投稿予定日を大幅に越すようなことは起きていないのでこれを続けつつ、できればもうちょい投稿したいですねー……。
 それでは本日も最後までお楽しみください!レッツゴーー☆


part1 広樹の決断(前編)

 

 紗理奈に告白されてから早二週間。冬休みもあっという間に終わろうとしていた。

 まだ、香里にもう一度告白するかは決めていない。でももう明日にはまた学校が始まり、香里と、康多と、そして紗理奈と顔を合わせることになる。学校から出された宿題は全て終わってしまい残るは読書感想文や自由研究とは比べものにならないくらい大変なこの問題だけになってしまった。

 香里を好きなのは今も昔も変わらない。むしろ今の方がその気持ちに拍車がかかっている気もする。だからこそ、怖い。もしもまた、フラれてしまったら……そう考えると、怖くて、悲しくて、ただただ不安が積み重なっていくだけだ。

 僕の今の心情を表しているかのような空を見て、一度白い息を吐いた。どうしてこうも、この時期は曇り空が多いのだろうか。そんなことを思いながら。

 

 

 

 

 翌日。最後にして最大の宿題が終わらぬまま僕は学校に来てしまった。しかし、今日は正式に生徒会役員になるため、校長先生から委任状を受け取り、生徒会長選挙以降初めて全校生徒の前で話す日。まずはそれをやり遂げなければ。

 

 

 校長先生から任命証を受け取った僕は、副会長である康多が同じように任命証を受けとるのを待って、横を向いた。本部の議長、書記の四人に委嘱状を渡し、次の人にも同じように渡していく。次の人にも同じように委嘱状を渡そうと顔をあげるとそこには香里がいた。

 そう、香里も本部ではないが同じ生徒会役員となったのだ。嬉しいが、複雑な気持ちもある。

 しかしそんな気持ちは死んでも出すものか、という思いで、普通に委嘱状を渡す。

 

 

 自分と康多を除く十六人に委嘱状を渡し終えた僕は、壇を下り、マイクを手に取った。

「おはようございます。新しく生徒会長になりました、高城広樹です。──

──僕は、この学校を良くしたい、人の役に立ちたい、という気持ちがとても強いです。この学校のため、皆さんのため、精一杯頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします」

 僕はこう締めくくり、できるだけ深く礼をした。

 

 

 

 

 放課後。いつものように家の近くで康多と喋る。

 すると案の定、二学期終業式の日のことを問い詰められた。

「結局、二学期の終業式の日は何があったんだ?」

「いや……。今日の式の原稿を読む練習をしてた」

「なるほどな」

 康多は一度、僕の目を覗き込むと、頷いた。怖すぎる……。

「新学期最初の日に言わなきゃいけないとかツラいよな……」

 おっ、なんとか誤魔化せたようだ。

 それでは本題に入ろう。もう、自分でどうしようもないことは、親友である康多に相談するしかない。まあ、どんなことを言われるかは検討がついているけどね……。




 というわけでいかがだったでしょうか!誤字・脱字等ありましたら、感想、もしくはTwitterのリプでお伝えください!
 さて、ここでお知らせ!これから8月まで、できるだけ、カクヨム・ハーメルンともに「初恋は叶わない」の投稿を進めていき、8月までに完結したいと思います!2年以上続けてきたシリーズですが、いつかは終わるものですので、それまで皆さん、お楽しみください!
 それではまた、次回の小説やブログでお会いしましょう、サラダバーー☆
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