「やっほ〜広樹、康多呼んでくれる?」
「あ、おっけ〜」
香里が突然うちのクラスにやってきたのは入学式の2日後だった。
「康多、ちょっ来て」
康多を呼ぶ。康多がやってくると香里が話し始めた。
「今度の日曜日遊ばない?とりあえず予定確認しといて〜」
『りょーかい!!』
声を揃えて返事する。香里が戻った後、康多と自然と顔を見合わせる。
「まさか、まだ遊ぶなんてな。まあ広樹は嬉しいやろ?」
「いや、まあ遊べるのはそりゃ、うんまあ」
「日本語になってねえぞ」
「いや、うんあのその」
康多が無言で首を振る。まるで、やれやれ、と言っているようだ。
親に聞いてみると何もないと言っていた。
そう伝えると「じゃあ1時半児童センター集合で」ということになった。
「ねーねー、さっきから何話してんの?」
「遊びの話、かな」
聞いてきたのは同じ評議員の秦紗理奈。康多が答えると紗理奈は言った。
「え、私も行きた〜い」
──ほえっ?
驚いたのは僕だけじゃなかったようだ。康多も、相談に来ていた香里も呆気にとられた顔をしている。
落ち着いた康多が聞き返す。
「えっ行きたいってことは一緒に遊ぶっつーことだろ?」
「うん。だめ?」
「いや別にいいけど。香里も広樹もいいだろ?」
康多に聞かれようやく落ち着いた僕と香里は頷く。
「じゃあ日曜日の1時半な」
『了解!!』
放課後、康多と喋りながら家に帰る。中学生になってからいつのまにかそれが日課になっていた。
倉庫の影に自転車を止めしゃべり出す。
「多分さぁこっからも紗理奈、遊ぶと思うよ」
「それは言えてるな」
「それにしてもさあ」
僕は前から思っていた疑問を口に出す。
「ん?」
「なんでさぁ香里は僕達を誘ったんだろうね」
「確かにな。一度告られた人と遊ぶ香里の神経がよく分からんわ」
「なんでやろうな。なんか始めて誘われたときは変な理由考えとったけどな」
「変な理由って?」
康多は予想通りの質問をしてくる。でも康多だから正直に答えられる。
「いや……。僕のことをふったお詫びかと」
最後の方含み笑いをしながら言う。すると康多の方も笑いながら答えた。
「それはないな」
「うん、そもそもなぜむこうが謝るのかさえ分からんし。謝るのは時間とったりなんか考えさせたりしちゃった僕の方だし」
かなり日が傾いて肌寒くなってきた。康多がまとめるように言う。
「つまりは香里の神経は図太いってことだな」
僕は笑いながら答える。
「あんな強い心の持ち主、他に知らないくらいだよ」
「俺は知ってるぞ」
「誰?」
「奈緒」
「あーそれは言えてる!」
僕らは大笑いする。そして笑いすぎてお腹が痛くなってきて、僕は康多に呼びかける。
「そろそろ帰るね」
「おう。また明日な」
夕日が僕の左頬を赤く染める。
ひょええええ〜
書き溜めが無くて前日に書きましたよ(汗)
明日も学校ある……。
実は日曜日体育祭なんです。
それが終わったら執筆する時間も増えるんですが……。
書き溜めが無い今、月曜の朝が心配です。
果たして体育祭後に執筆する時間と体力があるか……。
体力はなくなってても精神力があれば書けるんですけど時間はどうしようもないですからね。
まあ頑張りますので応援お願いします。