Fate/Blood Determined   作:仮面の人

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ブリテン編
第1話


「オイオイ⁉︎ここ何処だ⁉︎」

 

辺り一面何も無い、白一色の部屋にいる。

 

「クソっ!取り敢えず落ち着くんだ、素数を数えて落ち着くんだ。2•3•5•7•11•13•17。フゥ〜落ち着けた」

 

誰も居ない部屋で素数を呟く男、軽く見ても唯の変態である。

 

「あ〜ちょっと良いですか?」

 

「ん?アンタ誰?てか何処から湧いて来た」

 

誰も居ないはずたった。

 

「湧いて来たは酷いですよ〜」

 

「んな事如何でも良いから、何か用があるんだろ?早くしてくれ」

 

「分かりました。では、貴方は死にました」

 

「で?如何したの」

 

「え?お、驚かないんですか?」

 

「生きてるならいつか死ぬのは、当たり前だろ?」

 

「そうなんですけどねぇ」

 

「何か含みのある言い方だな?当ててやるよ。次のセリフは、『神が間違えて貴方を殺してしまいました』だ!」

 

「神が間違えて貴方を殺してしまいました。ってえ⁉︎何で分かったんですか⁉︎」

 

「直感」

 

「直感?」

 

「直感」

 

「納得行きませんが良いでしょう。貴方は、今から転生して貰うます。勿論、特典して何かしら貴方にお渡しします」

 

「だったら、ジョジョの奇妙な冒険の幽波紋全てと波紋及び回転の技術で」

 

「早いですね……」

 

「憧れって奴だな」

 

「分かりました。では、其方の魔法陣の中に入って下さい、その中心で特典の譲渡をしますので」

 

床が突然光輝く、その模様は幾何学的で観る者によって感想が変わるだろう。

 

「中心に立ったが?」

 

「はい、お疲れ様です。すでに終わりました」

 

「早いな」

 

「これから飛ばされる世界は私も知りません。ですから気を付けてください」

 

足元の魔法陣が、より強く輝く。目の前が真っ白になり、視覚情報が役に立たなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

「お?もう飛ばされたのか?すげ〜自然豊かだ」

 

目の前に広がる広大な景色。現代日本では、お目にかかれない芝生の丘、遠くからでも見ても解る透明度が高い湖。

 

「お?あそこで誰かが戦闘してる。騎士と貴族?しかも貴族の奴ら明らかに人間離れしてるな。騎士に加勢しますか」

 

 

 

 

「ハッハッハッ!幾ら聖剣を持とうが、当たらなければ意味が無い!不様だな、騎士王」

 

「剣が当たらないなら、他の方法で闘うまでだ!風よ集まれ、風王結界!!」

 

「小賢しいぞ!騎士王!次の一撃で終わらせてやる!」

 

「クッ⁉︎(如何する⁉︎私以外の騎士は、皆傷つき闘え無い。如何すれば皆を護れる!)」

 

「これでお終いだ!」

 

「ハッ⁉︎しまった⁉︎」

 

貴族風の男の腕が騎士の首目掛けて振るわれる。

 

「『世界』!」

 

突如聞こえた声と同時に世界が、止まる。色は黒になりその世界で動けるのは声の主だけ。

 

「ヤレヤレたぜ。イキナリ『世界』を使う羽目になるとは……」

 

「取り敢えずこの騎士を安全圏に避難させといて」

 

声の主の後ろに、全身黄色で所々にハートを散りばめ背後にタンクがある大男。その名も世界、時を操る幽波紋!!

 

「9秒経過、そして時は動き出す」

 

「「なっ⁉︎」」

 

「貴様⁉︎何者だ!そして何をした!」

 

「(私は如何やって⁉︎如何やって⁉︎此処まで移動したんだ!あの男の後ろにいる黄色の大男は何者だ)」

 

「俺の名前は……ジョジョだ。さっきは時を止めただけだ」

 

「バカな⁉︎巫山戯るのも大概にしろ⁉︎時間停止なぞ人間に出来るわけない!」

 

「そっそうだ!時間停止は、マーリンでも出来ない筈だ!」

 

「あ?マーリン?あの屑の中の屑のマーリン?て事はだ……其処の騎士!此処はブリテン島か?」

 

「???何当たり前の事を聴いている、此処はブリテンそしてキャメロットの近くだ!」

 

「マジかよ、ブリテンに飛ばされる何て分かるか⁉︎」

 

「貴様ぁ⁉︎無視をするな!!」

 

「ジョジョ!後ろだ!」

 

「今更回避なぞ間に合う訳無い!戦闘中に無防備に背中を見せるな」

 

「無駄ァ!」

 

「ガァ⁉︎」

 

世界が攻撃何て許さないと、言いたいかの様に拳を振り抜く。

 

「ジョジョ!ソイツは、なんだ!」

 

「ヘェ〜世界が、幽波紋が見えるのか。後で話してやる。コイツを片付ける方が優先だ!無駄ァ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」

 

ラッシュ、ラッシュ、ラッシュ。拳の突きのラッシュ。一発一発が、骨を砕き、肉を引きちぎり、身体を変形させてく。

 

「ガッ………ア……ァ」

 

「フゥ〜。ヤレヤレたぜ。」

 

「ジョジョ、貴方は敵ですか?それと味方ですか?」

 

「其方ら次第だ。名前、教えろ」

 

「私はアルトリア・ペンドラゴン。ブリテンで王をしています」

 

「て事はだ、騎士王なのか?」

 

「えぇ」

 

「騎士王が女とか……知りたくなかったその事実」

 

「???取り敢えず、キャメロットまで一緒に来てくれますか?」

 

「あぁ、いいぜ。だが、その前に『クレイジー・ダイヤモンド』!後ろの騎士達を治せ!ドラァァー!」

 

今度は、水色の鎧を着た大男。首には、パイプが何本も通っている幽波紋。その能力は、幽波紋の中でも一番優しい能力。

 

「騎士達の傷が治っていく⁉︎」

 

「『クレイジー・ダイヤモンド』の能力は、拳で触れた物を治す能力だ」

 

「ありがとうございます。騎士達の王として感謝します」

 

「気にすんな、俺が勝手にやった事だ」

 

「それでもです。では、城に行きましょう」

 

 

 

「此処が、キャメロットか」

 

「はい、此処が私達騎士が守る城。キャメロットです」

 

「王よ!帰って着たのですか」

 

「出迎えご苦労、ランスロット卿。今日は、恩人が居ますので失礼の無いようにして下さい」

 

「ハッ!貴方が王を助けたんですね、感謝します。私はランスロット、気軽にランスロットとお呼びください」

 

「俺はジョジョ、気軽にジョジョで良い。アルトリアを助けたのも俺の勝手だ」

 

「ランスロット、他の円卓の騎士を円卓に集めて下さい」

 

「ハッ!直ちに」

 

「ては、ジョジョ円卓に向かいますよ」

 

 

 

「着きました、此処が円卓です。入りましょう」

 

「歴史学者が見たら、気絶もんだな」

 

アルトリアとジョジョは、円卓に入る。其々の席には騎士が座っている。ジョジョは、部屋の中央に立っている。

 

「ではまず、自己紹介から始めましょう」

 

「では私から、円卓の騎士、泉の騎士ランスロットです」

 

「次は私ですね、円卓の騎士、太陽の騎士ガウェインです」

 

「モードレッドだ」

 

「ギャラハッドです」

 

「ガレスです」

 

「トリスタンです、以後お見知り置きお」

 

「ベディビィエールです」

 

「アグラヴェインだ、フン」

 

「ケイだ、閣下を助けていただき感謝する」

 

「うん、あそこでアルトリアがやられるのは面白く無いからね。それに君もなかなか面白いじゃないか、うんとても僕好みだね。僕はマーリンさ、花の魔術師マーリンお兄さんだよ」

 

「俺はジョジョ、幽波紋使いだ。他にもできる事はあるがな」

 

「ジョジョ、貴方の力について聞きたい」

 

「アルトリア、良い質問だね、僕も気になってたのさ。魔術でも無いし、ましてや宝具でも無い。うん、すごく気になるね?マーリンお兄さんでも正体が分からない」

 

「マーリンでも理解出来ない物があるなんて」

 

「詳しく説明させて貰うぞ。俺が使ってるのは幽波紋、コレは人の精神の具現化だ。基本一人一体だ」

 

「どんなのなんだい?」

 

「例えば、『世界』」

 

ジョジョの背後に、幽波紋『世界』が出てくる

 

「幽波紋は、基本能力を持っている。『世界』は、時間停止」

 

「⁉︎強力だね〜。他には?」

 

「治す能力、生命を生む能力、削り取る能力。他にも数百位ある」

 

「⁉︎……ジョジョ、円卓に入って下さい」

 

「イキナリだな、説明してくれ。如何して俺を円卓に入れたいんだ?」

 

「ジョジョ、貴方がブリテンに入ればブリテンは良い国になるので」

 

「如何して分かる」

 

「直感です」

 

「あぁー別に俺は良いぜ」

 

「我が王よ!この様な得体の知れない人物を円卓に入れるのは反対です!」

 

「ですが、ガウェイン卿。彼は必ずブリテンに役に立つ筈です」

 

「でしたら、私とジョジョとで決闘です!私に勝ったら文句はいいません」

 

「ですが……」

 

「アルトリア、俺は決闘やっても良い」

 

「ジョジョ」

 

「大体、イキナリ円卓に入る何て許されない事だろ?だったらガウェインと決闘して、実力を証明してやるよ」

 

「うんうん、だったら中庭でやろうか?此処だと被害が出たらメンドくさいしね」

 

「マーリン!貴方は何時も勝手に判断をして!」

 

「アルトリア、良いかい?此処で決闘をしないとジョジョは、円卓に、ブリテンに入れないんだよ?其れでも良いのかい?」

 

「分かりました、移動しましょう」

 

 

 

 

「ジョジョ、私の力に付いて説明しましょう」

 

「如何してだ?」

 

「騎士としてです。貴方は自分の力を説明した。ならば私も説明しなければいけない。私の力『聖者の数字』。コレは午前9時から正午の三時間、または午後の三時から日没までの三時間、私の力は三倍になります。そして今の時間は11時。残念ですが貴方に勝ち目はあるません」

 

「勘違いすんなよ?やり方次第では勝ち方なんぞ幾らでもある。ごちゃごちゃ言ってねぇでさっさとこい」

 

「後悔しますよ?フンッ!」

 

ガウェインは、力強く踏み込みジョジョを切り裂く。

 

「『銀の戦車』!」

 

ジョジョは、銀の騎士を出してガウェインの剣を受け止める。

 

「遅いぜガウェイン!今度はコッチの番だ!ホレホレホレホレ!」

 

『銀の戦車』は、手に持つレイピヤで、ガウェインに光の速度で突きを繰り出す。

 

「クッ!突きが速すぎる!」

 

「ホレホレホレホレ!如何した如何した!円卓の騎士の腕はそんなもんかぁ⁉︎」

 

「何の!貴方には弱点があります!」

 

ガウェインが、剣を振る、『銀の戦車』がそれを受け流しカウンターをいれる。ガウェインは、カウンターを剣で受け止めさらにジョジョの懐に潜り込む。

 

「貴方の弱点、それは!懐に潜り込まれると攻撃出来ないところです!」

 

「掛かったなアホが!『法皇の緑』!今だエメラルドスプラッシュ!」

 

「何ぃ⁉︎」

 

ジョジョの腹からメロンの様な皮膚をした腕が出てくる。その腕から緑色の液体が、ガウェイン目掛けて発射される。

 

「グワァー⁉︎」

 

「俺は複数の幽波紋を持ち、さらに!同時に複数の幽波紋を操れる!喰らえ!『銀の戦車』と『法皇の緑』の合体攻撃!『銀の戦車」!ガウェインを『法皇の緑』の結界の中に吹っ飛ばせ!『法皇の緑』の必殺技!半径20メートル!エメラルドスプラッシュ!!!」

 

ガウェイン、『銀の戦車』と『法皇の緑』より再起不能。

 

「そこまで!この決闘の勝者は!ジョジョ!」

 

「取り敢えず、ガウェイン治しとくか」

 

ガウェイン、『クレイジー・ダイヤモンド』により再起可能。

 

「ジョジョ、これで貴方も円卓の騎士です」

 

「了解だ、アルトリア」

 

こうして、円卓の奇術師が誕生した。

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