ソードアート・オンライン ~時を越えた青薔薇の剣士~ 作:クロス・アラベル
「みんなー、準備出来たー?」
「はい、出来ましたよ!作者さん!」
「いや、お前誰だよ。」
「服も着替えたし、これでオッケーだよ。」
「これ、動き辛いわ……」
「ああー……おせち食べたいなー」
「新作アニメを早く見たいデスネ…」
「……何やってんだよ、みんな?」
「……察しなさいよ、キリト君。」
「は?」
「よし、それじゃあ……って、もう始まっちゃってる!よし、みんな、いった通りによろしくね!……せーのっ」
『『『2018年、明けましておめでとう御座います‼︎』』』
「こんにちは!クロス・アラベルです!今回は、みんなで着物を着て、お祝いです!」
「去年から始まった僕等の物語、《ソードアートオンライン~時を超えた青薔薇の剣士~》を読んでくれてありがとう!」
「えっと、これからも私達、頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!」
「「「「お願いしまーす(ス)‼︎」」」」
「……なあ、何をやって………」
「去年も色々とありましたが、今年も頑張れたらと思います!」
「今回からは第三層の攻略のお話だよ!もちろん、ボクも大活躍‼︎」
「オリジナルストーリーを加えていきますので、よろしくお願いします。それでは、今年の一番最初のお話を……」
「「「「「「どうぞ、お楽しみください‼︎」」」」」」
「………なんでや。」
神聖なる大森林
○
「えっ?なんでですか?」
後ろから俺の『三層からがSAOの本番だ』という言葉の意味を聞いてくる声が聞こえる。それに答えるために後ろを向きながら説明を始める。
「…えっと、それは……この第三層から本格的に人型MOBが出てくるからなんだよ。」
「ひ、人型?」
さっきの質問をした焦げ茶色の髪と青い瞳の少女、ロニエが首を傾げながら聞いてきた。軽装備の鎧と左腰に俺と同じアニールブレードを装備している。
「ああ。MOBのことは前に説明したろ?そのMOBの中にもいくつか種類があってだな……植物型、動物型、亜人型…人型がいるんだ。まあ、他にもいるけど……」
「でも、第一層も第二層も人型がいたじゃないですか。コボルドもトーラスも……」
そこでロニエの横にいた燃えるような紅葉色の髪と瞳のティーゼが反論する。装備はロニエと全く同じだ。
「いや、正確にはコボルドもトーラスも亜人型MOBなんだよ。二足歩行だったけど、見かけは人間じゃないだろ?」
「……でも、ソードスキルを使ってきてたよ?」
そこでソードスキルを使ったという点を指摘してくる亜麻色の髪と緑色の瞳の少年、ユージオ。鎧の類は殆どつけていない。アニールブレードを背中に装備している。
「まあ、確かにソードスキルは使ってきたけど、それとは天と地の差があるぞ?ソードスキルも高度な使い方をするんだよ。」
「………ってことは、もっと敵が強くなるってことデスカ?」
どこか日本人離れした白髪に金色の瞳の少女ナギがそう聞いてくる。発音も不完全で、語尾がなんだか変だ。装備は軽装備の鎧と背中の両手槍だ。
「そう言う事でもあるな。これはつまり、本物のソードアートが始まるんだ。茅場晶彦も雑誌のインタビューにこう答えてた。『《ソードアート》とはソードスキルの光と音、生と死が織りなす、《
「……と言うことは、その時点で茅場晶彦はこれを計画していたってことになるわね……」
と、そこで落ち着いた声で呟く少女、アスナ。今はフーデットケープを着て分からないが、栗色の髪と瞳を持っている。左腰には第一層の準レア武器『ウインドフルーレ』を装備している。
「………そう言うことになるな……」
アスナの発言に改めて気付かされる。確かに『生と死』と言う言葉を見るに茅場晶彦はその時点でこのデスゲームを計画していたと言える。
「……それに、一対一の勝負の比喩として《
「え?何が?」
「一対一の形式だと《
「アスナ、デュエットとかコンチェルトって何?」
「あ、それ私も聞きたかったです、キリト先輩。」
「……二重奏と協奏曲のことだよ。でも、あんまり詳しくないから意味までは分からないな…」
質問されて曖昧な答えをしてしまった。俺もあんまり正確な意味を知らないな……雰囲気で理解したと思ってた…
「……時代で変わってくるんだけど、協奏曲は大抵……
「……いや、SAOではモンスターが多数ポップすることはないはずだぞ。あり得るとしたら、ダンジョンでアラームトラップを踏んだ時か……そうなることはこの層ではないはずだ。強いて言うなら…ボス戦か?でも、それだとボスが主人公でレイドが脇役みたいだな……」
思っていることを全部言ってしまった……でも、そんな状況起こり得るのか?
「……ごめんなさい、私の考えすぎだわ………それより、キリト君。」
「何?」
「……いえ、もう遅いみたい。」
アスナがそう呟いた直後、俺の頭に凄い衝撃が襲う。
「んごッ⁉︎」
そう、俺はいつのまにか階段を登りきって、扉に衝突してしまったんだろう。体がグラグラ揺れて……って、ロニエ達の方に…た、倒れる訳には…ッ⁉︎
……と、思ったが………こんな思考は無意味だった。
ユージオ達は素早く反応して避けたが、ロニエとアスナが意外にもアスナに関しては目を閉じて、呆れている。ロニエは、驚いて停止中。
俺はそのまま、ロニエとアスナに巻き込みながら倒れ込んでしまった。
「うわぁっ⁉︎」
「ひゃあっ⁉︎」
「きゃっ⁉︎」
ドサッ、そんな音とともに二人を巻き込んで派手に倒れた。
「…つつつ……ごめん、大丈夫か?ふた…」
「………!///」(^ ^#)ピキ
「……⁉︎//////////」(///□///)アワアワアワ…
アスナは笑顔で殺気を放ち、ロニエは口をパクパクして顔を赤くしている。
「……?」
あれ?なんか、弾力のあるものを手につかんでる?
どうなっているのか、俺は分からなかった。そして、俺の今の体勢を思い出した。いや、確認した。
「……っ⁉︎」
なんと、俺の手は、ロニエとアスナの……その……む、胸を鷲掴みにしていた……
「すいませんでしたああああッ⁉︎」
飛びのいて俺最大の謝罪の気持ちを込めて土下座をした。
突き刺さるみんなの視線。そして、ゆっくりと顔を上げると、そこには……
「………あとで、覚えておきなさいよ。」(^言^)
鬼が、いた。
その横には、
「………〜〜‼︎/////」/(///△///)\ハウウゥ…
天使がいた。
「……謝罪については後々またしますので……ご勘弁を……」
と、言ったところで俺は気付いた。土下座した場所が、もう第三層である事を。
「うわぁ……綺麗ね……」
「……凄い、神秘的ですね…」
俺の後ろには巨大な森が広がっていた。
「凄いね……第二層も第一層も、こんなに大きな森は無かったし……」
「……довольно(綺麗)……!素晴らしいですネ!」
「……んー!なんか、空気が美味しいね!」
「……ここが、第三層……」
それぞれの感想を聞きながら説明した。
「この三層はフロア全体が森になってるんだ。第一層とかの森とは天と地の差があるぞ。」
そうして、俺達は第三層に辿り着いた。
次回『黒騎士と白騎士』