今回の話はアレです。アレとしか言いません。
そしてこの文、夜に書いているのでテンションがおかしいです
では、第二十六話をどうぞ
Side鏡夜
「さて、皆さん、今日は寝ましょうか」
「そうね、色々あって今日は疲れたわ」
皆はよっぽど眠かったのか、皆一斉に欠伸をしていた。
「そうですね~じゃあ、おやすみなさ~い~」
「では、お先に失礼します」
「はい、おやすみ」
そう言って、カロと美鈴は部屋を出て行った。
「じゃあ、私達も部屋に戻りましょうか」
「そうですね」
「おやすみなさい」
そして、パチュリーさんと小悪魔も部屋を出て行った。
「さて、お嬢様、久しぶりに抱きしめていいですか?」
「さらっと言ってきたわね、まあ別にいいけど」
「私も一緒に抱いてね」
「もちろんですよ」
二人をギュッと抱きしめると、あの甘い匂いがしていた。
「ああ~癒されます」
「それは良かった」
しばらくの間、抱きしめていると、フランお嬢様が上目遣いで話しかけてきた。
「ねえ、鏡夜」
「どうしました? フランお嬢様」
俺は二人のことを抱きしめながら聞くと、フランお嬢様は顔を真っ赤にしながら言ってきた。
「今日は・・・一緒に寝ない?」
フランお嬢様の言葉を聞いた瞬間、俺の脳みそはパンクしそうだった。好きな人と一緒に寝られるんだぞ? これほど幸福なことはないだろう。
「ですが、レミリアお嬢様は・・・」
「私? いいに決まってるじゃない」
俺がレミリアお嬢様の方を見ながら言うと、レミリアお嬢様はノリノリの様子で答えてきた。
「御二人がいいのであれば、今日は一緒に寝ましょうか」
「「うん!」」
俺は返事をした二人の手を握って、部屋へと向かった。まあ、今度は腕に抱きつかれましたけどね。
「そういえばお嬢様、着替えはどうするのですか?」
自分の部屋へと向かっている途中、ふと気になったので聞いてみた。
「ああ、その事? それは大丈夫よ、中にネグリジェ着てるから、鏡夜の部屋で脱げばいいでしょ?」
お嬢様達の服装は、いつものドレスだが、中には何も着ていないように見える。
「もちろん、私も着ているから問題はないよね?」
「そうですね・・・って、私の部屋で脱ぐんですか!?」
俺は驚きながらお嬢様達に聞くと、お嬢様達は当たり前じゃない、っと、いった顔をして頷いていた。
「だって~鏡夜は私達の裸を見たことあるんだから、別にこれぐらいは大丈夫でしょ~」
「そうそう、私達の裸を見た鏡夜なら大丈夫だって」
お嬢様達は同時に、悪戯を思いついた子供のような顔で言ってきた。
「た、確かにそうですけども」
「だったら大丈夫ね。ね~フラン」
「そうだね~お姉様」
俺はなんとか反論しようとするが、お嬢様達の言葉によってもう駄目だと理解した。
「・・・ふ~わかりました。では、お嬢様の可愛い姿を見せてもらいますよ」
「可愛い姿って?」
「服を脱いでいる所です」
「ふえ! えっと、その~」
俺はお返しとばかりに言うと、お嬢様達は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「ふふ、さあ着きましたよ。お嬢様」
そう言って、部屋の中へと入った。
Sideフラン
「どうするのよ、お姉様」
「本当に着替えるしかなわよ」
私は今、お姉様と小声で話していた。お姉様が言った冗談によって、私達は鏡夜の前で着替えることになってしまった。本当は中に何も着ていない。
「ふふ、さあ着きましたよ。お嬢様」
お姉様と会話している内に、鏡夜の部屋へと着いてしまった。
「じゃ、じゃあ中に入りましょうか」
「そ、そうだね」
私とお姉様はそう言うと、鏡夜の部屋に入った。
「本当にどうするのお姉様!」
私は再び小声でお姉様に話しかけるが、お姉様は覚悟を決めたような顔をしていた。
「フラン、覚悟を決めましょう」
「ほ、本当に着替えるの?」
「そうするしかないでしょう」
そう言うと、お姉様は服を脱ぎ始めた。しかし・・・
「待ってください、お嬢様」
「きょ、鏡夜!?」
服を脱いでいる途中に、鏡夜が服を掴んで元に戻した。
「中に何も着ていないのはわかっていますから、無理しないでください」
鏡夜はそう言うと、先程紫が使っていた何かから、私達のネグリジェを取り出した
「ですから、この格好にお風呂場で着替えてきてください。あっ、ちなみになんで持っているかのツッコミは無しですよ」
「・・・わかった、ごめんね鏡夜」
私は鏡夜からネグリジェを受け取りつつ謝った。私が謝ると鏡夜は苦笑いしながら、首を振っていた。
「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりも、早く着替えて寝ましょう」
「そうね、じゃあ着替えてくるわ」
お姉様と私はネグリジェを持って、お風呂場へと向かった。
「・・・ふ~良かったわ、危うく裸にならないといけないところだったわね」
「そうだね」
私は先ほどの緊張感が抜けたため、素っ気ない返答しかできなかった。
「じゃあ、着替えちゃいましょうか」
「そうだね」
そうして、一通り着替えた私とお姉様は、お風呂場を出た。お風呂場を出て、鏡夜の方を見ると、既に寝巻きに着替えていた。
「じゃあ、寝ましょうか」
「そうね」
「うん」
そう言って、私達はベットに入った。ちなみに、真ん中は鏡夜で、右隣に私、反対にお姉様が寝ている。
「じゃあ、灯、消しますよ」
鏡夜がそう言った瞬間、部屋の中が真っ暗になった。まあ、私達は吸血鬼だからこれくらいの暗さだったら、余裕で見えるんだけどね。
「・・・・・・鏡夜、今日は色々とありがとう」
部屋が暗くなってから何分か後に、突然お姉様が鏡夜にお礼を言った。
「私からもお礼を言わせて、今日はありがとう、鏡夜」
お姉様が言った後に、私が言うと、鏡夜は笑っていた。
「いえいえ、当然の事をしたまでです」
「・・・鏡夜、貴方はいつもそう言ってるけど、どうしてなの?」
突然、お姉様は真剣な声で鏡夜に話しかけた。
「どういうことですか?」
「貴方はいつも当然の事だと言って、どうして私達のことを守ってくれるの?」
お姉様はそこまで言うと、少しだけふ~っと息を吐いた。
「それに、貴方だって一応人間でしょ? 能力を持っているとしても、相手が化物なら怖くて逃げ出したくなったりしないの?」
お姉様はそう言うと、体を静かに鏡夜の方を向いた。私も何となく、鏡夜の方に体を向けた。
「そんなことですか・・・」
鏡夜はボソッと何か呟くと、私とお姉様をギュッと抱き寄せた。
「きょ、鏡夜!?」
「お嬢様、その質問に答えるのは至極簡単なのですよ」
「ど、どう言う事?」
「それは、お嬢様が私の妻だからですよ」
鏡夜の言葉を聞いた瞬間、私とお姉様は顔を真っ赤にした。
「で、でもそれだけじゃないでしょ?」
今度は私が聞くと、鏡夜はやはり笑いながら答えた。
「ふふ、確かにそれだけじゃないですね」
「じゃあ、どうしてなの?」
「お嬢様、カロに美鈴、パチュリー様に小悪魔、そして咲夜ちゃん」
「それが、どうしたの?」
「・・・そんな、可愛い女の子達の前で逃げ出すなんて出来ませんよ」
鏡夜がそう言った瞬間、私は鏡夜がとても格好良く見えた。いや、いつも格好良いんだけど、なんか今日はいつもよりも格好良く見えたの。
「それに、お嬢様達には話していませんでしたが・・・」
「ど、どうしたの?」
「私はこれでも最年長者ですよ? その私が皆を守らなくてはどうするんですか」
私とお姉様は、鏡夜の言葉に疑問になるところがあった。
「鏡夜、最年長者は私よ?」
「そうだよ鏡夜、お姉様が最年長者だよ。だって、鏡夜はまだ二十歳くらいでしょ?」
私は鏡夜の顔を見ながら言った。鏡夜の見た目は、二十歳くらいだ。なのに、最年長者と言うのなら、最低でもこの前五百歳を過ぎたお姉様のはずだ。
「ですから、伝え忘れたのですよ」
「何を?」
私がそう言うと、鏡夜は苦笑いしながら答えた。
「私はこう見えても、千年以上生きてるんですよ」
「「え?」」
鏡夜が言った瞬間、私とお姉様の驚きの言葉が見事に重なった。
「じょ、冗談だよね?」
「それが、本当なんです」
「だから、あそこまで強いのね」
「そうですね」
鏡夜が千年以上生きているのなら、今までの強に納得した。でも、どうやって? っと、思ったが多分、能力を使って寿命の限界でもなくしたのだろうと考えた。
そんなことよりも、私は鏡夜が年上ということで、一つだけやってみたい事があった。
「・・・ねえ、鏡夜、一つだけやりたいことがあるんだけどやっていい?」
「別に構いませんが―――何をするのですか?」
鏡夜はこちらを見ながら言ってくる。私はというと、そこ氏だけ緊張していた。
「えっと、あることが言いたいの」
「いいですよ、何ですか?」
「じゃ、じゃあ言うね」
そして私は軽く深呼吸して、言った。
「きょ、鏡夜・・・お兄ちゃん」
若干上目遣いになりながら言った。私が鏡夜に言った瞬間、鏡夜は固まってしまった。
「・・・お嬢様、もう一度だけ言ってくださいますか?」
「え、あ、うん・・・えっと、鏡夜お兄ちゃん」
私は言われた通り、再び鏡夜の事をお兄ちゃんといった。すると・・・
「・・・・・・・・・・・・」
鏡夜は無言のまま私とお姉様を離して、布団に潜って震えだした。
「ちょっと、鏡夜大丈夫!?」
「鏡夜お兄ちゃん! 大丈夫!?」
私はつい、さっきの調子のまま鏡夜の事を、お兄ちゃんと呼んでしまった。すると、更に鏡夜は震えだした。
「お、お姉様、鏡夜がさらに震えだしたんだけど!?」
「どう、どうすればいいの!?」
眠くなっていた私とお姉様の頭ではどうすればいいかわからなかった。
「そ、そうだ、私もお兄ちゃんといえばいいのかしら?」
「た、多分どうじゃない?」
「よ、よし、じゃあ」
お姉様は息を吸って、少し顔を赤くしながら言った。
「きょ、鏡夜お兄ちゃん」
お姉様が言った瞬間、鏡夜は笑いながら布団から出てきた。
「もう、お嬢様、最高に可愛すぎです!!」
鏡夜は布団から出てくると、いきなり私とお姉様を抱きしめた。
「きょ、鏡夜!」
「どうしたの!?」
「本当~に可愛すぎです!!!」
そのまま、私とお姉様は鏡夜の気が済むまで抱きしめられた。まあ、嬉しかったけどね。
「お嬢様、すみませんでした」
「い、いや別に良かったわよ」
「うん」
鏡夜に抱きしめられてから、数分程経った。鏡夜は正気に戻ると、すぐさま私とお姉様に謝ってきた。
「それでも、すみませんでした」
鏡夜は更に謝ってくるが、そんなことよりも、私とお姉様はもう眠くなっていた。
「ふあ~それにしても、眠いわね~」
お姉様がそう言うと、鏡夜はいつもの調子に戻っていた。
「そうしよ~」
私とお姉様は欠伸をしながらそう言った。しかし、お姉様は欠伸をしながら言った後、なにか思いついたのか、悪戯を思いついた時の顔をしていた。
「そうだ、鏡夜。さっきの事だけど、これで許してあげる」
お姉様はそう言うと、鏡夜の腕にピッタリとくっついた。
「ああ、じゃあ私もそれで許してあげる」
私も同様に、鏡夜の腕にピッタリとくっついた。
「お嬢様・・・」
「ん~なあに?」
「・・・いえ、なんでもないです」
「そ、じゃあもう寝ましょう」
「そうだね」
「それではお嬢様、おやすみなさい」
「「おやすみ、鏡夜」」
そうして、私とお姉様は鏡夜の腕に抱きつきながら寝た。
Side鏡夜
「可愛いな」
俺は二人が寝たあと、そんなことを呟いた。
「それにしても、お兄ちゃんとは・・・いやはや、想定外だったよ」
俺は再び、先ほどのお嬢様達のお兄ちゃんが、耳の中に残っていた。
「それにしても、よく寝てるな~」
お嬢様達を見ると、安心しているのか、スヤスヤと寝ていた。
「にゃ・・・鏡・・・夜・・・」
「鏡・・・夜~・・・すう~」
「ふふ、本当に可愛いな~」
俺はそう呟くと、そっと二人にキスした。
「おやすみ、フラン、レミリアいい夢を」
そう呟くと、二人は笑顔になった。
今回、どうでしたか? 寝ぼけて書いているのでおかしいところがあるかもしれません
感想、誤字報告、批判、お待ちしております