では、第八十九話をどうぞ。
Sideカロ
……
…………? 痛みが……こない?
死を覚悟し、目を瞑ったのだが、一向に痛みが来ない。しかも、さっきまでの勢いも無くなり、暖かくも優しい何かに包まれている。
「カロ……」
もしかして、私って痛みもなく死んだのかな。だから、この慣れ親しんだ感触に包まれてるのも幻想だし、懐かしい匂いも嗅げてるのも幻想だよね。
「遅れてすまない」
死んだから、今最も会いたい人の声が聞けるし、私に声を掛けてくれるんだよね。
だから、だからこそ……私が最も会いたい彼が、幻想だったとしても、今くらいは彼に甘えてもいいよね。これくらいの甘えは、閻魔様も許してくれるよね。
「待たせたな、カロ」
「きょうや……きょうやぁぁぁぁ」
ああ、目の前にいる彼は幻想なんかじゃない。この感触、確かに彼は存在している。私の危機に鏡夜が助けてくれたんだ。
嬉しい。嬉しくて嬉しくてたまらない。さっきまで考えていた恥ずかしいなんて気持ちなんかどこかへ行ってしまった。
「きょうやぁぁ、わたし、わたしい……」
「安心しろ、カロ。俺が来たからには大丈夫だ」
どうして、どうして彼はこんなにも優しいのだろうか。こんな優しさを見せつけられたら私……
「うぅぅ、きょうや、きょうや」
泣いちゃうよ。あまりにも嬉しくて、言葉に出来なくて、もう泣くしかないじゃない。
「ごめんな。もっと早く来てやりたかったんだが」
「うぅん、きてくれただけで、わたし……わたし……」
嬉しい。ありがとう、鏡夜。
Side鏡夜
ローブが張った結界を幾重も抜け、この空間内に入ってみると、カロが赤鬼に掴まれたまま、諦めたかのように脱力しきっていた。
多分、前の戦いも体に残っているから、こんな展開になっているんだろうな。じゃなきゃ、カロはこんな奴らには負けはせん。
急いで掴んでいる赤鬼を蹴り飛ばし、カロをお姫様抱っこする。脈は弱く、体の至る所に傷や打撲があり、ひと目でカロが死にかけてであると理解できた。
……許さねえ。絶対に許さねえ。俺の家族であるカロをこんなボロ雑巾のようにした三人は絶対に許さねえ。
「カロ……」
赤鬼から離れて、カロに話しかけてみるが、反応がない。やはり、ダメージがデカすぎるのか。
「遅れてすまない」
もう一度声を掛けてみると、カロの鼻が動いた。良かった。反応する事くらいは出来るみたいだ。
「待たせたな、カロ」
「きょうや……きょうやぁぁぁ」
ゆっくりと薄く目を開けたカロは、まるでか弱い子犬のような声で俺の名前を呼んでくる。
カロ……そこまで疲弊しきる程まで戦っていたなんて。クソ! 俺がもう少し早く着いていれば。
「きょうやぁぁ、わたし、わたしい……」
「安心しろ、カロ。俺が来たからには大丈夫だ」
優しくカロを抱きしめてやり、背中を摩ってやる。
「うぅぅ、きょうや、きょうや」
カロ……ここまで追い詰められていたなんて。やはり、俺がもう少し早く着いていればここまで追い詰められる事はなかっただろうに。
泣き出したカロを更に抱きしめてやり、安心させてやるように優しい声音で話す。
「うぅぅ、きょうや、きょうや」
「ごめんな。もっと早く来てやりたかったんだが」
「うぅん、きてくれただけで、わたし……わたし……」
そのまま俺の胸元に顔をくっつけ、声を殺しながら泣いてしまった。……悔しかったんだろう。それも、かなり。
カロの背をゆっくりと撫でながら、心の中で溜まっている怒りを押さえ、冷静に相手を分析していく。
相手は四人。ローブに、シュレディンガーの猫で呼び出された三人。その三人なんだが……なぜ俺は奴らを知っている?
前世の記憶なんてろくに持ってやしないこの俺が、どうして目の前の三人を知っているんだ? いや、これに限ったことじゃない。前、紅魔館を襲った時の三人。そして、俺の分身達の元となったキャラクター達も知っていた。
何か、これには何かの法則があるのか? ……いや、今考えたところで、わからないものはわからん。今はただ目の前の奴らを倒すことと、カロを回復させることだけを考えろ。
赤鬼……テイガーは常に磁力を帯びてる状態か。掴み技は引き寄せられるから気を付けないとな。
蛇……ハザマはブレイブルーを起動状態。常に体から体力やら減らされるが……問題は無い。曲げる能力で俺達に干渉するのを曲げてこないようにしてる。
犬……ラグナもブレイブルーを起動状態か。同じく体力やらを減らされてはいるが、これもハザマと同じく曲げる能力で干渉を防いでるから大丈夫。
さて、分析も完了した事だし、どうする。カロはまだ泣き続けている。もう少し、泣き止むまで時間がかかるだろう。
「カロ。大丈夫か?」
本来なら、女の子が泣いてる時は、泣き止むまでそっとしておくものだが、今は時間がないため、そうしていられない。それに、早くあいつらを倒して、カロの治療にも回りたい。
俺の胸元で泣いていたカロは、僅かに頷くと、俺から降りて、ゆっくりとしゃがみこんだ。
「少しだけ、ここにいられるか?」
「……うん」
「よし、良い子だ。少しだけ、待っててね」
いつもと違い、普通の女の子のようなカロの頭を撫で、ちょっとした回復しか出来ないが、一応飴玉も渡しておく。
カロに干渉できないように、周りに結界を張り、四人の方に向かって歩いていく。
体のリミッターは一応カロへの影響も考えて、三割で押さえておく。それでも、かなり本気だけどな。
若干、さっき押さえ込んだはずの怒りが出てきているが、まあ問題ないだろう。頭ん中は至って冷静だからな。
「久しぶりですね、鏡夜さん」
「ああ、久しぶりだな。お前に聞きたいことがあって仕方がなかった」
「へ~私にですか。ですが、それはこの三人に勝ってからということで」
急激に当たりの空気が重くなる。戦闘態勢に入ったせいか。
勝ったら……か。実にシンプル。取り敢えず、この三人を抹消すればいいだけだろう?
今までは、楽しさを求めていたから拳だけで戦っていたが、今回はフルでいくぞ。
拳を握り締めると同時に、三人は俺の方へと向かってくる。巨躯の赤鬼が、その体躯に似合わない速度で迫ってくる。
光の速度……とまでは行かないが、音速は軽く超えてるだろう。まさに、巨大な砲弾だな。
犬と蛇の方は左右に回り込んでくる。本来であれば、この二人が俺の体力を削って赤鬼が俺に止めをさすような形なのだろうが、俺には関係無い。
「スパークボルト!」
迫り来る赤鬼が、胸の部分が広くと、そこから電気の球体が飛んでくる。この程度の電気、問題ないな。
踏み込みつつ右手を横に振るい、風圧だけで電気の球体を消し飛ばす。そして、左手を突っ込んでくる赤鬼の胴体に向けて下から抉るように入れ、上空にぶち上げる。
巨躯の体は軽々と宙を舞うが、肉体での追撃はせず、体の周りに魔法で何百本も雷の槍を作りだす。
「穿て」
号令と共に、一斉に槍を赤鬼に飛ばし、すぐさま横にいた犬に向かって飛び出す。
「カーネージシザー!」
背後で赤鬼を貫く音を聞きながら、犬が下から振り上げてくる剣を右手で押さえ込む。それでも、犬の後ろから、黒い棘のような物が何本も飛んでくるが、背中に魔力で銀色の六枚翼を作り、体全体を翼で囲んで黒い棘を防御する。
全て防ぎ終え、押さえていた剣を離すと同時に翼を犬に向けて突き出す。尖った先端が犬を貫きながら徐々に持ち上げ、先ほど打ち上げた赤鬼の方に向かって投げる。
「蛟竜烈華斬!」
地面に脚を着けると、急に足元が緑色に光りだし、俺の体に緑色の鎖が巻き、身動きができなくなる。そして、縛られたまま勢いよく引っ張られるが、翼を地面に突き刺しその場に留まる。
「邪魔だ」
体に巻きついている鎖を、腕を広げることによって引きちぎり、さっきまで地面に突き刺していた翼を蛇に向かって飛ばす。
六本の翼はそれぞれ別れ、蛇を一度包囲してから蛇を突き刺そうと一斉に動き出す。上下左右。それぞれの方向からタイミングがずれて飛んでいくが、蛇は当たる直前に銀色のナイフを取り出し、全て弾き飛ばす。
弾かれた翼を放置し、蛇に向かって一歩踏み込み、拳がぶつかる間合いに詰め寄る。突き出せば拳がぶつかる距離だが、その前に蛇の後ろから、緑色の巨大な蛇が三匹飛びだし、俺を喰らおうと突っ込んでくる。
俺の事を丸呑みしてこようとする巨大な蛇だが、飲み込まれる前に両手の爪を霊力で強化し鋭くさせ、下から振り上げて巨大な蛇三匹を一斉に斬殺する。それと同時に前に向かって飛び出し、蛇の胴体に向かって右手を突き出していく。
胴体に当たる前に、蛇は体をずらしながらナイフで俺の突きをいなすが、俺はすかさず左手を突き出した右手の脇から出し、魔力の塊を左手の掌から放つ。
虚を突いたつもりだったのだが、蛇は魔力の塊をバク転して躱し、後ろに向かって鎖を放ち、引っ張って俺から離れる。
追撃しようと脚に力を入れた瞬間、横から超重量の塊がぶつかってくる。吹っ飛びながら、塊の方を見てみれば、そこには全身のいたるところから煙を立ちつつ、俺に拳を放ったままの姿で固まっている赤鬼がいた。
さっきあれほど串刺しにしたのにまだ動くか。しかも、赤鬼だけじゃなく犬の方も普通に動けている。
……しょうがない。完全に滅するには、もう少し出力を上げるしかないか。
空中で姿勢を整え、三人の方を見て、自身のリミッターをさらに解除しようとする。だが、そんな俺の前に白銀の長髪をなびかせたカロが背中を向けて立ってくる。
「カロ……」
Sideカロ
私は……何をしているんだ? あの三人に勝てると豪語しておきながら、ハメ技を喰らってすぐに自信を無くし、やられる。
挙句な果には死ぬ覚悟なんか決めて、鏡夜に会いたいとか思い出す始末。もう一度聞く、私は何がしたかったんだ?
勝手に負けを認めて、死ぬ覚悟をして……それで、相棒としてじゃなく、カロ自身として好きって言ってもらいたい? 馬鹿か私は。あの三人を倒せない程度で相棒だと? 好きって言ってもらうだと? 本当に馬鹿だ。
なあ、私。もう十分甘えたよな。十分鏡夜に優しくされたよな。だからもう、戦えるよな。カロ個人としてみてもらうのは、後からでもいい。今回は鏡夜の相棒として闘う。不甲斐ない相棒じゃダメからな。
鏡夜から貰った飴玉を口の中にいれ、手足に力を入れて立ち上がる。力は戻っていないが関係無い。力を吸収されるのだって関係無い。私が……力を吸収されるよりも早く成長していけばいいんだから。
自信の能力を使い、成長し続ける能力自体を成長させていく。どうして、こんな簡単な事に気づかなかったんだ。……少し、後ろ向きになりすぎてたのかもな。
能力も成長し続けているおかげか、力と妖力の方も前の倍以上の速さで成長していく。己の肉体が崩壊しようものなら、自身の回復力を上げて、崩壊する先から回復させていくだけだ。
およそ全盛期の倍々。そこまで成長しきった所で、私は鏡夜に向かって走り、鏡夜を飛び越えて鏡夜の前に立つ。
「カロ……」
「鏡夜、すまない。もう平気だ」
「……やれるのか?」
「勿論」
「……そうか」
声に出さず、顔を下に向けたまま笑った鏡夜は、私の隣に立ち正面の三人の奥……ローブに視線を向ける。
「三人は任せた。俺は奥のローブに突っ込む」
「分かった」
「頼んだぞ……相棒」
相棒……か。こんな三人に負けたというのに、私の事をまだ相棒と呼んでくれるのか。……これは、期待に応えんとな。
「……ああ」
短く返すと同時に、三人に向かって走り出す。迎え撃つように、三人も私達の方へと走ってくる。
私が鏡夜よりも前を走り、正面から突っ込んでくる赤鬼に向かっていく。犬と蛇の吸収が襲ってくるが、吸収されていく先から吸収されているもの全てを成長させ元に戻す。
電気を纏い、肩から突っ込んでくる形で赤鬼は走ってくる。先程は、この程度の攻撃も耐えれなかったが、今は違う。
右の拳を握り締め、突っ込んでくる赤鬼の体を横から殴り、隣にいた犬に向かって殴り飛ばす。向きの変わった赤鬼は、犬に向かって電気を纏ったまま突っ込むが、犬は赤鬼を飛び越えて躱し、上から剣を振り下ろしてくる。
逆の方からは蛇が持っていたナイフを私に突き刺そうと突っ込んでくる。
犬が振り下ろしてくる剣は左手で横から叩いて軌道をづらし、ナイフの方は蛇の腕を掴んで犬に向かってぶつける。
「こっちは任せたぞ」
「ああ、任せろ。一発かましてこい」
そんな攻防をやってるさなか、鏡夜は私の肩を手で押して上空に上がり、三人を抜けてローブまで向かっていく。
「スレッジ……」
先ほど殴った赤鬼は、今度は私の方に向かって走り、左手を振り下ろしてくる。状態を屈めて躱し、地面に向かって思いっきり脚を振り下ろす。
「ハンマー!」
躱された拳を赤鬼は右手とガッチリ組み、振り下ろしてくる。私は、脚を振り下ろした時に出来た衝撃で上に跳び、赤鬼の拳に私の拳をぶつける。
さっきまでだったら、この攻防で私は負けていたが、今は違う。
重力と相まってとんでもない重量となっている拳だが、私の拳はそれに負けず、赤鬼の拳を押し返す。
互いに引かず、僅かな拮抗が起きるが、すぐに拮抗は崩れた。……赤鬼の拳が、砕け散った。
僅かによろめく赤鬼。その隙を逃さず、今度は空中を蹴って飛び上がり、赤鬼の顔面に向かって真っ直ぐに蹴りを入れる。
機械のせいか、赤鬼からはバチバチという音が鳴るが、私は手を緩めずに赤鬼を後ろに倒し、今度は胴体を殴りつける。
一発、二発、三発……一秒にも満たない時の中、数え切れない程殴り続け、赤鬼の胴体を完全に破壊し、今度は右手に妖力で巨大な球体を作る。
赤鬼の体から跳び、右手に作った妖力で投げつける。赤鬼は、胴体を壊されたせいで動けず、私の球体をモロに受ける。
当たる瞬間、閃光が私達を包み、目が開けられなくなるほどの光が溢れ出すが、私はもとよりその光を知っているため、光った瞬間に目を瞑って光を遮断し、すぐさま目を開け誰よりも速く動き犬の首を掴む。
この光の中、私が動いたのが意外なのか、犬は私に掴まれても反応が遅く、動いたのは私が犬の上に乗っかり顔面に向かって拳を振り下ろしてる時だった。
なんとか避けようともがくが、首を抑えているため動けない。剣で攻撃しようにも、私は既に犬の両肩を踏みつけ破壊してる。
なす術の無い犬に向かって、手加減抜きで顔面に向かって拳を振り下ろす。
一瞬、刹那、寸秒、そのどれにも当てはまらない僅かな時間。認識すらも出来ない時間の中、私の拳は犬の頭を打ち砕き、残っている胴体を蛇に向かって投げつける。
力を失った胴体は、私の投げる勢いのまま飛んでいく。蛇はようやく目が回復したのか、さっきまで呆然とたっていたのだが、犬が飛んできているのがわかると、横に跳んで避ける。
悠長に帽子を手で押さえて横に跳んで避けるが、私はそんな隙を逃しはしない。
避けた蛇の真ん前へと移動し、右手を真っ直ぐと槍のようにし、蛇の心臓に向けて突き出す。蛇はナイフで私の突きを横にいなそうとする……が、私の突きは蛇のナイフを弾き、真っ直ぐと心臓へ向かっていく。
このままいけば当たると思った瞬間、蛇の体制が急に低くなり、私の懐へと入ってくる。
「蛇翼崩天刃!」
蛇は体を捻りながら、下から上に向かっての蹴りをしてくる。私の懐に入っているため、蛇の脚は真っ直ぐ私の顎に向かって飛んでくる。
完璧な瞬間に入れてきたため、私の防御が間に合わない。……また、私よ。死を覚悟するか?
「……冗談」
顎に蹴りが入る。威力は、普通に当たれば一発で意識を持っていく程。そう、普通に当たれば。
私の顎に蹴りが入ると同時に、わざと地面を蹴り、蛇の蹴りの威力を上へと逃がす。そのまま、蹴りの勢いを利用して後ろに一回転して蛇の胴体に向かって、下から上に向かって蹴り上げる。
躱されたことに気づかなかったのか、蛇は私の蹴りをモロに喰らうと、体が宙に浮く。後ろに一回転して地面に脚を着けた私は、すぐさま跳び、蛇の脚を握る。
蛇は逃げようと鎖を適当な場所に飛ばし、鎖を引っ張って私から逃れようとするが、私は握っている脚を思いっきり引っ張り、蛇が引っ張っている鎖から無理やり手を離させる。
「終わりだ」
私は、蛇を引っ張った勢いで片手で蛇の頭を握り、蛇を地面の方に向けて空中を蹴り地面に向かって蛇を掴んだまま突っ込んでいく。
蛇は逃れようともがくが、一秒もしないうちに地面へと激突した。
地面には大きな穴。そして、蛇だったと思われるものが。……終わった。
大きな穴の中で一人立ち上がり、外へと出る。赤鬼は姿がないし、犬の姿もない。蛇は今殺した。……完全に殲滅したな。
……案外、簡単だったな。どうして、さっきはあんなに弱気だったのだろうか。……まだまだ、私も修行不足だな。
「さて、こっちは終わったが鏡夜は……!?」
鏡夜の方を見ようとした、急に悪寒が来た。気持ち悪い、吐き気がする。なんだこれ……私がここまで悪寒を感じたことなんて無いのに、一体何が……。
ゆっくりと鏡夜の方を見てみると、そこにはローブと向かい合ってる、いつも通りの鏡夜が。
鏡夜じゃないとすれば、この悪寒はローブから来てるのか? ……いや、違う。やはり、この悪寒は鏡夜からだ。
「どうしたんだ、鏡夜……」
次次回辺りで、ようやく萃香とですかね。
感想、アドバイス、誤字、お待ちしております。