仮面ライダー剣~The earthly World~ 作:龍騎鯖威武
話し合いの結果、ノゾムは緊急事態を除いてレンゲルの変身をしないことを約束に、レンゲルバックルを所有する事になった。チェルシーや剣斗は真っ向から反対したのだが、ルリが押し切ったのだ。
自分が戦えない今、この人の可能性を信じていたい。そういい続け、何とか説得した。
「…ルリ」「はい?」
ふと話し合いのあとに剣斗から呼び出され、ルリは彼のところに行った。
「状況は留美奈から聞かされてるだろう?ノゾムさんは確かに人間のときは俺よりも実力がある。だがレンゲルを任せていたら、おれたちに危害が及ぶし、おまえの安全も危ぶむぞ?」
「はい、充分に分かってるつもりです」
彼女の表情は決して油断などは感じられない。緊迫した表情だった。
「剣斗さんも、ノゾムさんのことは信頼していたでしょう?」
「まぁ…戦い方の基本を学んだのは、あの人だからな」
剣斗とノゾムは師弟関係であった。BOARDに所属して間もないころ、ブレイドの資格者となった剣斗は、戦い方を知らず、不安だらけであった。
そんな彼の不安を取り除いたのがほかでもないノゾムである。ノゾムは、彼に戦い方の基本を学ばせた。決して、何かを教えたという形ではない。何かの課題を与え、自分で学び取るようにしていた。結果、剣斗はノゾムの想像以上の戦闘技術を身につけた。これは剣斗が14歳で所属して5年もの期間を有していた。
「だったらあの人の強さは、わたしよりも剣斗さんのほうがわかってるはずです」
「そういう問題じゃない。あの人でさえレンゲルの精神汚染に敵わなかったんだぞ。この意味が分かるだろう?」
レンゲルの影響は極度のものだという事だ。先にもあげたとおり、あの強い実力を秘めたノゾムでさえ、意思は支配されなかったものの、精神が侵食されてしまったのだから。
だからこそ、剣斗は不安であったのだ。
もし彼が完全に敵対するような事があった場合、勝てる自信がない。いや、勝てないだろう。実際、ラウズカードも上級のカードは同じではあるが、合計はレンゲルの持つクラブのプライムベスタのほうがそろっているのだ。
ブレイドは未だA、2、3、4、5、6、7、Qの9枚。
ギャレンもA、2、3、5、6、8、Qの7枚。
レンゲルはA、2、3、4、5、6、7、9、10、Jの10枚。
ラウズカードが多いほうが戦法も増えるし、何よりライダー自身の力も向上する。
この状況ではブレイドとギャレンには勝ち目がないのだ。
「でも…分かりませんよ。だって…感情は同じじゃないもの…」
ルリはそれでも彼を…彼ら仮面ライダーを信じたいと思った。
自分が戦えない今、彼らを信じることしか出来ないからだ。
ふと、別の場所で風来坊のような出で立ちの男が居た。彼は風を感じようと、目を閉じて他の感覚を鋭くさせる。
風による振動で、声が聞こえてきた。
「そうか…」
先の剣斗とルリの会話だ。10数kmも離れており、普通の人間ならば聞こえる事などありえない距離だ。つまり、人間に出来ない事をなしえる事が出来るのは、能力者かライダーか…
もしくはアンデッドのいずれか。
その答えはカリスが出した。
「カテゴリーKだな?」
彼は男の背後からゆっくりと忍び寄っていた。
「…君がカリスになったか」
しかし、男はカリスに気づいていた。それも風に乗って微かな足音が聞こえたからだ。だが、それにカリスが気づかないわけではない。彼の聴覚の良さは兼ねてより知っている。
「たしかに、バトルファイトのルールでは君がカリスになるね。…厄介な事に変わりないけれど」
「何が目的だ?バトルファイトは前々から興味を持っていなかったオマエだ、何か別の狙いがあるんだろう?」
カリスは警戒しながら男に聞く。
「そうだね…俺はレンゲルを…救いたい」
「無駄だ。カテゴリーAの精神汚染にやられている」
「そこは彼の気持ちだよ。俺はそれを信じるだけだ」
そういうと、男はアンデッドとしての姿…「タランチュラアンデッド」に変化し、腕から生み出す粘着質の糸を使って、別の場所へ移った。
カリスはそれを追おうとするが、踏みとどまった。
「まぁ…次がある。ヤツはレンゲルに任せておけば良いな」
そう言って、闇に姿を消した。
程なくして、男はノゾムの前に現れた。
「レンゲルだね」
「何だアンタ?BOARDの職員じゃないな。アンデッドか?」
「シマノ…と呼んでくれ」
その問いに答えるように、シマノはタランチュラとしての姿を現した。
「君はレンゲルの力を受け入れすぎなんだ。カテゴリーAの闇を受け入れてはいけない」
「何を知ってるかわかんねぇが、アンデッドなら倒す。それなら剣斗達も文句は言わない」
そう言って、レンゲルバックルを取り出そうとするが…。
「待ってください!」
そこにやってきた剣斗達に止められる。
「おい、アンデッドなら…!」
「まだ危険には変わりありません!」「そういうことだ!」
留美奈と銀之助はそう言い聞かせ、小鳥丸とギャレンバックルを取り出す。
「変身!」
<TURN-UP>
銀之助はオリハルコンエレメントを潜り抜けてギャレンに変身すると、タランチュラに走り寄りながらギャレンラウザーを発砲する。
「うああああああああぁっ!!!」
バンッ!!バンッ!!バンッ!!
「はあぁっ!!」
さらに留美奈の風の能力を使った一太刀も襲い掛かる。
しかし、タランチュラはそれらを避けながら説明する。
「待て!俺は君達と戦うつもりはない。レンゲルと戦いたいんだ。救うために!」
「アンデッドに良心などない!変身!!」
<TURN-UP>
剣斗は言うが早いか、ブレイドに変身してブレイラウザーを振りかざす。
「おおおおおおおおおおおおおおおおぉっ!!!」
ザッ!!
3人の攻撃では、タランチュラも避けきれず、留美奈の刀が彼の肩を抉った。
「グウッ…!!」
そんな攻撃を受けたとしても、タランチュラは反撃に移ろうとしない。ただそれを受け入れていた。
「これで…君の闘争本能は収まったか?」
「なんで反撃しないんだよ?」
留美奈の問いにタランチュラは人間の姿に戻ることで答えた。
「言っただろう。俺は争いたくはない。レンゲルを救いたいだけだ」
男はそう言って、脂汗の出た穏やかな表情を向ける。肩からは緑色の血があふれ出ていた。
ギャレンはそれを見て、構えていた銃をおろした。
「…剣斗さん、留美奈、やめよう。僕、この人を信じてみたい」
「騙されるな…アンデッドには…!!」
「そう、あるのは闘争本能だけだ」
その声と共に、イサカとタカハラが現れた。
「カテゴリーJ…!」
その姿はすぐさまアンデッドとしての異形の姿に変わる。
そしてイーグルが続きを喋った。
「なにしろ、ブレイド…君はカテゴリーQに苦汁をなめさせられたからね」
「…!」
ブレイドはその言葉に少しだけ反応した。
何故、彼らがその事を知っているのだろうか…?
カテゴリーQは苦労に苦労を重ね、ようやく封印したアンデッド。だが、その状況の事を彼らは知らないはず。
可能性があるとすれば、カテゴリーQであるカプリコーンアンデッドが、彼らとコンタクトを取っていたか。
いや、その可能性は間違いないであろう。
「どういうことだよ?」
留美奈が問うと、ブレイドは重い口を開いた。
「カテゴリーQは初めて対峙した上級アンデッドだ。当時のおれはアンデッドの知識も浅いがため、人間に擬態できる事を知らず、彼と友好的に接していた。その結果…」
「BOARDの職員を殺してしまった」
おそらく、ブレイドの仮面の奥の顔は苦痛で歪んだ表情なのだろう。
どこかしら、息も上がっているような雰囲気である。
「だからアンデッドを容易く信用するな。奴らは所詮、違う種族。俺たちと手を取り合うことなんか出来ない。もし違うというのならば…おまえ達は甘い」
立ち上がって、ラウズカードを取り出す。
<SLUSH>
「はあああああああああぁっ…!!」
ブレイラウザーに青い光が灯る。スラッシュリザードのエネルギーが刀身に漲っているのだ。
その光の刃を構えて、三体のアンデッドに攻撃を仕掛けていく。
「はあああああああああああああああああぁっ!!」
イーグルが前に進み出る。
「僕が行こう」
走ってくるブレイドに近づき、右手のカギ爪状の武器で応戦した。
ガギイイイィッ!!
「くっ…!!」
「君では、僕を倒すことはできない。カテゴリーQを封印できたのはまぐれだ。それに僕は…君のように頭は固くない!!」
ズバアアアァッ!!
「ぐううぅっ!!」
ブレイドは胸を切り裂かれ、ダメージを追った部分を手で押さえながら後退する。
「剣斗!」「剣斗さん!!」
留美奈とギャレンがブレイドの身を案じながら、イーグルに攻撃を仕掛けた。
「留美奈!」「あぁ!!」
<FIRE>
ギャレンの炎の弾丸を創り出し、それを留美奈の風で増幅しつつ、強大な一撃を生み出した。
しかし、
「フッ!」
上空に飛ぶ事でイーグルは避け、鋭利な羽を彼らに向けた。
「ハァッ!!」
ザァッ!!
「くっ!?」「うわあぁっ!」
ギャレンはともかく、留美奈は生身の状態でこれを直撃してしまえば、とんでもない事になってしまう。
だが…。
「フン…!!」
突如、タランチュラが彼らの前に立ちふさがり、白い霧のようなオーラをもってその攻撃を防ぎきった。
「カテゴリーK!何のマネだ!?」
「彼らを救いたい。それだけだ」
タランチュラは先ほどは全く見せなかった殺気を見せた。それを感じ、ブレイドたちはたじろいだ。
彼はここまで危険な存在なのだ。
カテゴリーKとなると、カテゴリーJ二人でも苦戦は免れない。
イーグルとピーコックはそれを感じ、人間の姿に戻った。
「無駄な足掻きだ。警告しておく」
「どうかな?」
カリスはその間もアンデッドと戦っていた。
「貴様…!俺の計画を…!」
「ブラックファングだったか?そんなチンケなモノでこのバトルファイトを制するつもりだったというのか?」
彼は今、ハートのカテゴリーJを封印しようとしていた。
このアンデッドは人間の姿に化けてBOARDに潜入し、ブレイド達専用のバイクの後継機「ブラックファング」を奪い、その力でバトルファイトの勝利者になろうとしていた。
「諦めろ。人間の力…いや、他者の力に頼るようでは、オマエは何度バトルファイトが起ころうとも、絶対に勝者にはなれない」
<FLOAT><DLILL><TORNADO>
<SPINNING DANCE>
その音と共に、カリスの体に黒い風が巻き起こり、回転しながら宙に浮いていく。その勢いはどんどん強くなり、そのままドリルのようにスピンしながら、ウルフアンデッドを貫いた。
ドガアアアアアアアァッ!!!
「グワアアアアアアアアアアァッ!!!」
大爆発がおき、その炎の中にカリスはプロパーブランクを投げる。
炎が消えると同時に、カードはカリスの手に戻ってきた。
「残り一枚…!」
カテゴリーJがいなくなったところで、この場はいったん穏やかになった。
「ブレイド。君に何があったのか、教えて欲しい」
「アンデッドに喋る事はない」
剣斗はシマノの言葉にも、全く聞く耳を持っていない。
「そうか…その様子だと、君はアンデッドに唯ならぬ恨みを持っているらしいね」
「…」
図星をつかれて、剣斗は少し歯軋りをする。
「もしかして、剣斗がブレイドになったのも…」
留美奈が言いかけたところで剣斗が口を挟んだ。
「違う。おれは、9年前にブレイドにアンデッドから守ってもらったんだ」
9年前、10歳の剣斗は、友達を作らない主義であった。
というのも、昔は友達が大好きであったが、自分の意見を通す頑固な性格が災いして、あまり回りの人間から好かれなかったのだ。努力しても友達が出来ないため、作ることをあきらめてしまった。
そんな彼が、ある日に怪物と出会った。
「グルルルルゥ…!!」
それはカテゴリー3のライオンアンデッドであった。
「ば、ばけものだ…!!」
助けを呼ぶ事は出来なかった。助けてくれる人間などいないのだから。
そこに…
カッ!!!
「っ!?」
突如、眩い光に包まれ辺りは何も見えなくなってしまった。
数分後、彼がゆっくりと目を開けると、その怪物は居なかった。
辺りを見回す。
その目に映りこんだのは…。
歩き去っていく仮面ライダーブレイド。
その姿は太陽に照らされている事も手伝っていたが、黄金に光り輝いていた。
まるで王が鎧を纏ったかのような荘厳な出で立ちであった。
「ま、まてよ!誰なんだ!」
その問いにも金色のブレイドは答えず、歩き去っていってしまった。
「奴が何者なのかは分からない。なにせ、9年前にライダーシステムなど完成していなかった。完成したのは2年前だ。その装着者を探していたBOARDにスカウトされ、おれはブレイドとなった」
彼の仮面ライダーになった理由は、スカウトもそうだが以外にも憧れからだったのだ。
「ブレイドに成りたての頃は、甘かった。上級アンデッドとは分かり合えるのではないかとも考えていたからな。だがそれは結局、無駄な犠牲者を生み出した」
留美奈も銀之助も、それらの言葉をじっと聞いていた。
「分かり合うなんて甘い事を言っていれば、大切なモノを失うぞ」
「それが原因で、君は俺の事を…」
シマノは暗い表情で呟いた。
「そうか。…君の信頼を得るのは難しそうだな…」
剣斗を見つめ、次にノゾムを見据えた。
「…なんだよ?」
「君も何か背負っているはずだね。そうでなければ、カテゴリーAは人間の闇に救う事は出来ないのだから」
「すぐに答えるのはイヤだね」
ノゾムは舌を出し、その場から走り去った。
その後、留美奈は剣斗を除いてその場に残った者と、ルリとチェルシーを連れて、別の場所に移った。
家に行かなかったのは、剣斗が拒否したからだ。
せめて、人気のない場所で話し合えという事を条件に剣斗は、シマノとの会話を許可した。
「ごめんなさい、シマノさん。剣斗さんだって、きっと苦しんでると思うんですけど…」
「かまう事はない。彼の痛みはなんとなく理解できるからね」
銀之助が謝っている姿を、シマノは優しく制した。
「さて…レンゲルだけれど…。カテゴリーAは前回のバトルファイトの時点から、狡猾で知恵があった。彼はおそらく、レンゲルのことをどこかで知り、そのシステムを逆手にとって敢えて封印されたんだろう」
アンデッドは封印された場合、活動を完全に停止するはず。それを逆手に取るとはどういうことなのだろうか。
留美奈達が理解できないでいると、それを感じたシマノが説明を加えた。
「以前のバトルファイトでは、アンデッドがアンデッドを封印する事が出来た。しかし、今はそれが出来ない。つまり、カテゴリーAはアンデッドを封印できるライダーシステムを利用するために、わざと封印されたという事だ」
「あの蜘蛛が、そんな事を考えてたの?」
チェルシーが疑問を感じるのも無理はない。スパイダーは人語を話さず、様子も本能のままに動いていただけに過ぎないように感じていたからだ。
「人語は話せないが、カテゴリーAはアンデッドの言葉を話せる。君が知っているカテゴリーAのあの動きが知的なものだとは思えなかったのだろう。彼は粗暴でもあったからね」
この男は剣斗やノゾム以上にアンデッドに詳しいのだろう。そう感じた。
なにしろ、アンデッドそのものなのだから。それなのに、危険や脅威を感じない、不思議な雰囲気の男だと、チェルシーは感じた。
「とにかく、今は彼がレンゲルに変身しないように気をつけることだ。時が来れば…私がカテゴリーAを押さえ込む」
シマノは表情を変えずにそう言った。
一方、ノゾムは一人で夜の道を歩いていた。
「このおれが…剣斗達に心配されるとはなぁ…」
彼自身も、レンゲルになったときのことは覚えている。だが、あの高揚感を抑えることは彼にとっても難しい。
だが、本来ならばカテゴリーAに意思をも支配されるはずだったのに、それを押さえている辺り、彼の意志の強さは並ではないと考えられる。
だが、結果としてレンゲルとして思い通りに使いこなせないのは事実だ。
何とかして、カテゴリーAを押さえ込まなければならない。
そうしなければ、いずれ剣斗達を傷つけてしまいかねないのだ。
「…精神を鍛える…か…」
その方法に悩んでいたとき…。
「グウウウゥッ…!!」
スコーピオンアンデッドが姿を現す。
「こいつは確か…クラブのカテゴリー8か…!」
BOARDの資料から、この存在もしっかりと理解できている。
「剣斗に助けを…!」
呼ぼうとしたところで思い留まる。
弟分に助けを呼ぶ兄貴分。そう考えた途端、彼の中で異様なむなしさが広がる。
何より問題なのは…。
自分自身、戦える力を持っている事だ。
「…こいつを封印するだけ…それだけだ…」
言い訳をするように自分に言い聞かせ、レンゲルバックルとラウズカードを取り出して腰に装着する。
待機音が流れ始めたとき、自分の以前のおこないが思い出されるが…。
それでも…。
「変身…!!」
<OPEN-UP>
変身した。
紫色のオリハルコンエレメントを通り抜けると、あの声が聞こえる。
良ク来タナ…待ッテイタゾ…!!
声のあとに、ノゾムの姿は仮面ライダーレンゲルとなった。
「行くぞ…。おまえを封印してやる」
そう呟き、スコーピオンに向かって走っていった。
続く…。
次回!
くそ…駄目だ…!!
カテゴリーAを押さえるんだ!!
アンタ、剣斗の師匠なんだろ!?
再び、この世で動けるぞ…!!!
カテゴリーAの人格…!?
封印しろ…私を…カテゴリーAの意思と諸共に…
君が…仮面ライダーレンゲルだ
第7話「精神と心の中で」
今、その力が全開する…!
キャスト
斬崎剣斗=仮面ライダーブレイド
浅葱留美奈
ルリ・サラサ
チェルシー・ローレック
五十鈴銀之助=仮面ライダーギャレン
雲間ノゾム=仮面ライダーレンゲル
シマノ=タランチュラアンデッド
イサカ=ピーコックアンデッド
タカハラ=イーグルアンデッド
BOARDに潜伏していた男=ウルフアンデッド
???=仮面ライダーカリス
金色の仮面ライダーブレイド
あとがき
如何でしたか?
もう、どんどん消化試合です。次回でレンゲルとシマノの話を終わらせます。
その後からはカテゴリーJ達の話をします。
お楽しみに!