髪が赤い少年は聖樹の下で何を思うか   作:三日月達也

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…………………それでは「聖遺跡 2」どうぞ!


聖遺跡 2

 

 

 

 

 

「いやいや待ってください!なんでお二人が俺と一緒に聖遺跡に行くんですか!?」

 

 

 

「あなたはまだ聖遺跡の恐ろしさを理解していません。経験のある私たちと一緒に行く方があなたのためにもなりますよ」

 

 

 

「それだったら、他の先輩に頼みますよ。わざわざ風紀会長と生徒会長が行くことないでしょう」

 

 

 

「それでもいいですが、昼の時の二の舞になりますがそれでもよろしいので?」

 

 

 

つまり、昼同様勧誘の嵐にあうことになる………できるだけそれは避けたい………

 

 

 

「それに、私たちと組むことで声をかける人はいなくなるでしょう」

 

 

 

それはそうだな。生徒会長と風紀会長にまっこうから挑む人はまぁいないだろう。

 

 

 

「それとも私たちと組むのが嫌だと?」

 

 

 

すげぇぇ睨んでくるだけど!ほとんど脅しだろ、これ。

 

 

 

「………わかりました。これからお願いします」

 

 

 

よろしい、と二人は言った

 

 

 

「それでエミヤシロウ」

 

 

 

「シロウでいいですよ」

 

 

 

「わかりました、それではシロウと呼ばせていただきます。では、シロウいつから聖遺跡に潜るつもりですか?」

 

 

 

「できたら、今日に下見程度で行こうかなと」

 

 

 

「今日………ですか…………風紀会長今日の予定は」

 

 

 

「このあとは特にありません」

 

 

 

「それでは一階層だけにしましょう、それなら簡単な装備でも充分ですわ」

 

 

 

「では聖遺跡会館で合流しましょう。今から一時間後でどうでしょうか」

 

 

 

「それでいいですよ」

 

 

 

「私もです」

 

 

 

「それでは……………………あれ?」

 

 

 

「どうしました?」

 

 

 

「さっきまで持っていたドアの鍵が………ありません」

 

 

 

「「…………え?」」

 

 

 

「…………なんて、ありますわよ、ちゃんと」

 

 

 

「冗談はほどほどにしてください」

 

 

 

「うふふ、すいません」

 

 

 

まったく、さて何を持っていこうか…………「バキッ」………え?

 

 

 

「…………シロウ、風紀会長…………………鍵が折れましたわ…………」

 

 

 

「いやいやいや、鍵を折るってどんだけの力いれたんですか!?」

 

 

 

「違います!長いこと使われていなかったので錆びていたんですの!」

 

 

 

「それよりどうします?私たちは出れませんが」

 

 

 

風紀会長、冷静に判断しないでください………しかたがない

 

 

 

「ドアを壊すことならできますけど」

 

 

 

「さすがに無理でしょう。これは金属で出来ているから力だけてはとても…………」

 

 

 

「だからこうするんですよ」

 

 

 

「こう、って?」

 

 

 

「ガンド!」

 

 

 

俺はドアのネジの部分に向かって小さな弾丸を放った

 

 

 

「ドガッ!」

 

 

 

見事に命中し、ドアだけ外れた。さすがに慣れてきたな

 

 

 

「………今のがあなたの魔術ですか?」

 

 

 

「そうですね、今のはかなり威力を低めにしたやつですけど」

 

 

 

「今の魔術について聞きたいことがありますけど、それはまた後日、とりあえず聖遺跡会館で集合ということで」

 

 

 

「ドアについては私の方から言っておきます」

 

 

 

「ありがとうございます」

 

 

 

「いえ、元は私の責任ですから」

 

 

 

俺たちは準備をするべく解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~一時間後~

 

 

 

 

 

よくよく考えると武器は投影で作ればいいし、ガンドもあるから大丈夫だろう。なので俺は会館付近の木の近くであることを試していた。

 

強化魔術である。特典に付けるのを忘れていたので使えるかどうか分からない、なのでためしに落ちていた木の枝を強化してみる。

 

 

 

強化 開始(トレース オン)

 

 

 

魔力が流れるのを感じ、木の枝の性質、構造を強化するイメージでやってみた。その後投影で騎士が使っているような剣を作り出し、ぶつけてみた。

 

 

 

「キンッ!」

 

 

 

見事に木の枝はおれることなく、金属と同じほどの硬さを持っている。それがわかると今度は身体の強化もやってみた、結果は成功。ただのジャンプで会館の屋根まで飛べたのはびっくりした。幸いにも誰にも見られていないようだ。

 

 

 

「さて、そろそろ会館に行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は会館前に着き、二人を待っていた。周りには俺と同じように聖遺跡への攻略者でいっぱいだった。

 

すると校舎から来る道の方がザワザワとしてきた。なんだろうと、見てみると………あの二人だった。

 

 

 

「おい、あの生徒会長と風紀会長が並んで歩いているぞ!」「今日氷と雷が一緒に落ちてくるんじゃねぇか?」「やめろ、冗談に聞こえねぇよ」

 

 

 

あの二人って思ってたより仲が悪いのか?ここまで言われるとは思っていなかったが。

 

 

 

「シロウ」

 

 

 

「お待たせしました」

 

 

 

周りの視線が一斉に俺に向いてくる、きつい‥………

 

 

 

「待たせましたか?」

 

 

 

「いえ、俺が早めに来ただけですので」

 

 

 

「そうですか、それでは行きましょう」

 

 

 

…明日クラスから絶対に今日のこと聞かれるだろうな………はぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ~聖遺跡一階層~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今のところは順調ですね」

 

 

 

「まぁまだ一階層ですから」

 

 

 

「それだけではないと思うのですが…………」

 

 

 

聖遺跡に潜ってから十分ぐらい経過した。出てくるのさゴブリンだけでさらに数も多くはない、なのでところは全部ガンドで倒しているから問題ない。

 

二人は俺がガンドで倒しているのを見て唖然としていた。

 

 

 

「しかし、あなたの魔術は不思議ですね」

 

 

 

「元々は風邪程度の体調を崩すものだったのですがそれが…………

 

 

 

俺は二人に簡単なガンドの説明をしていた。すると

 

 

 

「…………ん?」

 

 

 

「どうしました?」

 

 

 

「いやなんかここが気になるなって」

 

 

 

「………?ただの壁ですが」

 

 

 

そう、目の前にあるのはただの壁だ。しかしなにか気になる、試しにさわってみた、その瞬間………

 

 

 

「バチッ!」

 

 

 

「ッ!」

 

 

 

わずかだが俺の魔力が壁に流れるのを感じた。

 

 

 

「どうしました………え?」

 

 

 

気づいたらさっきのところとは全然違う場所にいた。見たところゲームの神殿の内部みたいなかんじだ

 

 

 

「あれはなんですの?」

 

 

 

生徒会長が指を指す方向には…………

 

 

 

「あれは…………………………!」

 

 

 

fate好きの俺なら知っている。かの有名な槍の英雄の代名詞といっても過言ではない槍、そう………………

 

 

 

刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!」

 

 

 

その紅い槍が台座のようなものに刺さっていた…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





さて、いよいよようやくfateネタ入れることできましたよ。次はあの英雄と対決!?それでは次回もお楽しみに!
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