こちらの投稿がずいぶん遅くなり申し訳ありません。ネタがワールドトリガーの方がどんどん出てくるのですがこちらは絶賛スランプでした。今週にあと2つ位だそうと思っています。
それでは「VS クーフーリン 決着」どうぞ!
<三人称side>
投影魔術によって作られた贋作の槍とオリジナルの槍がぶつかり合う。
士郎はクーフーリンの猛攻に何とか食らいついていて次第には迫り来る攻撃に素早く対処できるようになっていた。
「(こいつ、さっきと何かが違う?さっきまで俺の攻撃を弾くだけが精一杯だったのに今では捌いて反撃までしてやがる‥………!)」
士郎はこの戦いの中で驚きの成長を遂げていた。速い攻撃に目が慣れ、力で押し負ける分は受け止める角度をずらしていなしている。
「(見える!こいつの動きにはもう慣れた、それとさっきより体が軽い………なんでかはわからないがこれで戦える!)」
このとき気づいていなかった。士郎が負った傷、それも呪いの槍で受けた傷が完全に癒えていた。なぜそうなったかはまだわからなかった。
攻防の末クーフーリンが後ろに飛び距離をとった。
「ふぅー、どうしたさっきとは別人じゃねぇか」
「俺だってわからないさ、ただ体が軽くなったように感じるがな」
「………さて、そろそろ決着つけようか」
このまま戦っていたって状況は膠着状態になるとクーフーリンは勘づいていた。
「そうだな」
士郎もまだまだ動けるが体力的に考えても英雄である向こうの方が上だ。出来れば次の秘策で決めたいと思っている。
「いくぞ‥………」
士郎は槍の刃先を下に向け、槍に魔力を流し込んだ。
真紅の槍の刃が赤く光る。
「…!へぇ、俺の目の前でそれをやろうっていうのかい」
「確かにこれはあんたに対する侮辱かもしれないな。でも俺は俺全てを使ってあんたに勝つ!」
「へっ、いいだろう。この俺を越えていけ!」
クーフーリンも同じように槍に魔力を流し込む。
「………………………………」
「………………………………」
わずか数秒の静寂、二人には何十分の時間に思えた。
そして
「いくぞ!英雄クーフーリン!!」
「その心臓…貰い受ける!」
「「
互いに同じ軌道のため槍同士がぶつかり、激しく拮抗していた。
しかし、贋作とオリジナル。士郎の槍が徐々にひびが入ってきた。
そして爆発が起こり、オリジナルの槍が士郎めがけて飛んでいった。
しかし
「な、!」
士郎の手には真紅の槍があった。宝具は破壊されたら修復するのに時間がかかる。けど、贋作なら投影するだけですぐに複製できる。
「
宝具の二回連続発動。士郎の体に激痛がはしるがその表情に苦痛の様子はなく、ただ英雄に勝つことだけを考えている真っ直ぐな目をしていた。
もう一度槍同士がぶつかり、いくら威力の落ちた
「
夫婦剣を投影し、クーフーリンに向かって走る。今のクーフーリンは丸腰の状態、このチャンスを逃さないと士郎は夫婦剣で斬りつける。
しかし、クーフーリンは軽い身のこなしでよけ、長い足で蹴りつける。
「ごは、!」
みぞおちに入り吐き気がしたが、なんとか耐え、莫耶を投げたが避けられた。
「そんなもん当たるかよ!」
クーフーリンは士郎の足を引っ掻けて転ばした。咄嗟のことで反応が遅れてそのまま地面に押し付けられて足で腕を押さえられ、完全に身動きが取れなくなった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「惜しかったぜ坊主、だが槍がないときぐらい想定しているんでな」
クーフーリンは勝ちを悟ったような笑みを浮かべる。
「………あぁ、俺も想定していたさ」
「何………がぁ!?」
クーフーリンの背中に莫耶が突き刺さっている。夫婦剣は互いに引き合うという性質を持っているため士郎の持っていた干将に莫耶が引き合い、ちょうど干将の後ろの位置にいたクーフーリンの背中に刺さったのだ。
「チッ!クソが…!」
「悪いな英雄」
士郎は足でクーフーリンを蹴り、体制を立て直して干将を斬りつける。
「俺の勝ちだ!」
左肩のから右腹部にかけて斬られクーフーリンは倒れた。
「………けっ、認めてやるよ。」
「お前の勝ちだ………衛宮士郎……」
文字数少なくてすいません。増やすように努力しているですがなんでだろう………
それでは次回もお楽しみに!