はい、絶賛こちらスランプです………週一回が限界かも
それでは「試練突破」どうぞ!
俺はしばらく立っていた。
あの英雄クーフーリンに勝てたという実感が沸き上がってこないため呆然としている。
しかし、戦いでのダメージのせいか士郎はクーフーリンと同じように寝転がるように倒れた。
「………俺やったんだな」
「あぁ、テメェは勝ったんだよ。アイツとは違う自分のやり方で俺に勝った」
クーフーリンは深い傷を負っているにもかかわらず笑っていた。
「シロウ!」
二人の会長がこっちに走ってきてる。
そのさいに生徒会長の豊かな胸が揺れまくっている。
「……………………」
「このスケベが、鼻の下伸ばしてんじゃねぇぞ」
「伸ばしてなんかない!お前こそ生徒会長の胸見てんじゃないのか」
「オレは誰も胸とは言ってないぞ」
「あ…………………」
「やっぱりスケベじゃねぇか」
「……!うるさい」
あんなもの自然に目が向くっつうの。
そしてその生徒会長が近づいて倒れている俺を優しく起こして
ムギュ
俺の顔にその豊かな胸を押し付けた。
「ちょ、…………生徒会長!?」
「な、何してるのですかドリストス!」
「何とは勝者にご褒美をあげているだけですわ」
実は少し苦しい…………
「まじか~俺も勝ったらやってもらえたのか?」
「あなたが勝ったら斬り殺すだけです」
生徒会長が低い声でそう言った?怖ぇ…………
「おーおーおっかねぇな嬢ちゃん」
「とにかくドリストス、早く離しなさい!」
「嫌ですわ、シロウもこの年頃の男子、この感触は嫌いじゃないはずですから」
いやだから苦しいです?
「それにあなたのような胸ではシロウを満足することなど到底無理に決まってますわ」
いや、風紀会長も見た感じ結構あったぞ。
「わたしはそんなことをするつもりはありません!とにかくシロウの治療をしなくては……」
「それは少し待ってくれ」
クーフーリンは血を垂れ流しながら起き上がった。
「…………!まだやるつもりですの…?」
「今度はわたしたちが相手になります」
二人は持ってきた長剣と刀の柄に手を添えた。てかそろそろ離してほしい…………
「待て待て、もうやりあうつもりはねぇよ。さすがにこの傷じゃあんたらにも負けるかもな…………てかそこの生徒会長さんよそいつ離してやれ、さっきから苦しそうだぞ」
「え」
生徒会長はすぐに離してくれた。あぁ苦しかった。
「大丈夫ですかシロウ?」
「大丈夫です風紀会長」
「シロウ、わたしの胸の感触はいかがでしたか?」
「……………………」
「そうですか、良かったと」
「まだ何も言っていませんよ!?」
「ふふ、冗談です」
まったくこの人は。
「…………そろそろいいか?」
「すまん、忘れていた」
「ひでぇなまったく、それよりも衛宮士郎、見事だ、試練は文句なしの合格だ」
試練?と首をかしげる会長たち。
「後でお話しします」
「そんじゃボウズ、右手を出せ」
「……?こうか」
クーフーリンに向かって右手を出す。
「それでいい、そのままな」
すると、右手の甲に不思議な文字が浮かんできた、これって…………
「これって…………令呪?」
「そうだ」
右手の甲に浮かんでいるのはfateの衛宮士郎に刻まれた令呪と同じ形。
「その上にこれをっと」
クーフーリンは槍を令呪の上にかざす。すると槍は令呪に吸い込まれるように消えた。
「その状態で槍を出すよう念じてみろ」
言われた通りやると、目の前に槍が現れた。
投影魔術で作った贋作ではない、オリジナルの槍が。
「なんなんだ、これ」
「そいつが試練合格の報酬ってやつだ」
「いいのか、この槍ってあんたの代名詞じゃ」
「構わねぇよ、後その傷はもう治っているぜ」
見てみると、傷だらけだった体がすっかり癒えていた。
「ほら、お前らはボチボチ帰んな」
クーフーリンがルーンを描くと眩しい光が辺り一帯を覆った。
「クッ!」
「キャァ!」
「う…!」
目を開けて見ると、俺が触れた壁のところまで戻っていた。
もう一度触っても何もない。
俺は令呪を暫く見て、何もないはずの壁に向かって言った。
「ありがとう、クーフーリン」
それでは次回もお楽しみに!