「あ、そうそう。イザベラあなたヨゼフ教官に呼ばれていたわよ」
「そうでした!頼まれていた書類を持っていくの忘れてました!すぐ行きます………後エミヤ君またね、後サガラ君後で話聞かせてね!」
「あはは…………」
サガラは苦笑いしていた。そしてイザベラさんは部屋から走って出ていった。俺はサガラを見ていた。
(この人がサガラクロヒコ…見た目的に俺と同い年くらいか?とりあえずまずは………)
「初めまして俺は衛宮士郎だ。いきなりで悪いが質問してもいいか?」
「クロヒコがよければいいけど」
「構いませんよ、後俺も質問してもいいですか?」
「もちろんいいぞ。どっちが先に言う?」
「恐らくですけど、あなたと同じ内容だと思いますけど」
「多分な。それじゃまず1つお前は………」
『日本人か(ですか)?』
「やっぱり」
「それでは次の質問です。日本の……………………」
俺とサガラは日本のことや外国についてお互いに簡単な質問した。そして、間違いは1つもなかった。
「本当にあなたも日本からここに来たんですね?」
「まだ信じられないがな」
「とにかく」
今まで黙って話を聞いていた学園長が喋りだした。
「これであなたが別の世界から来たことが証明されたわね」
「そうですね。俺今後どうなるんでしょうか?」
「あなたはお父様から推薦で特別に入学を認められたことにすれば小うるさいこともないでしょう。生まれは東の国ということにしておくわ」
東の国とは江戸時代の日本みたいな国らしい。
「わかりました。入学はいつからですか?」
「入学は明日から。諸々の手続きはこちらでやっておくから」
「ありがとうございます」
「いえいえ。ただ、また仕事が増えるわね。はは…誰か私に仕事するように呪いでもかけているのかしら………」
さすが学園長だけあって多忙らしい。そこに俺とサガラしかも別の世界から来たとなればそれを隠すのに色々な手続きもあるだろう。なんか…………すみません。
「そうだ今日はクロヒコに学校を案内してもらいなさい。何も知らないよりはましになるはずよ。クロヒコお願い」
「わかりました学園長」
「それじゃ気を付けてね」
「色々ありがとうございます」
俺はそう言ってサガラと一緒に部屋を出た。
<学園長(マキナ)side>
「クロヒコが禁呪を読め、発動出来るという特殊な体質に対して、エミヤが何もないのは可能姓が低い。エミヤは何をもっているのかしら?」
<士郎side>
「学園の案内よろしく頼む」
「わかりました。といっても俺も昨日きたばっかりだから全部は覚えてないけどね。出来る限り紹介するから」
「それでいい。後、そんな固く喋らなくていいぞ。男同士なんだし」
「一応初対面だからな。わかった。じゃ俺のことは黒彦と呼んでくれ」
「おう。こっちも士郎と呼んでくれ。黒彦よろしくな」
「士郎よろしく」
それからサガラは学園の主なところを紹介してくれた。教室、食道、それから修練場を案内してくれた。そうしているともうすっかり夜になっていた。ちなみに俺が起きたときは夕方の少し前だったらしい。
「すまないなこんな遅くまで」
「いや大丈夫、それに暇だったし」
「俺は学園長のところに行くよ」
「わかった。気を付けてな」
「ああ!明日一緒のクラスになったらよろしくな!」
俺は手を振りながら黒彦と別れ。学園長の所へ向かうことにした。
<黒彦side>
「士郎。話した感じ結構いいやつだったな。同じクラスになれたら嬉しいな。」
「てか、あいつ学園長のいるところわかっているのかな?伝えとけばよかった」
<士郎side>
「………迷った………………」
只今絶賛迷子です。まじでどこだよ!さっきの部屋行ったらいなかったし、学園長だからそれっぽい部屋あるはずなんだけどな~
「どうしよ………ってあれはここの生徒かな?」
目の前には銀髪で縦ロール、黒髪でロングの女性たちが話していた。聞いてみよう。
「あの、すいません」
声をかけると二人ともこちらを向いた。
「なんでしょうか?」
銀髪の人が応答してくれた。
「学園長のいるところに行きたいんですけど、どこにあるか知りませんか」
「それならこの塔の一番上の階にありますよ」
「そうですか。ありがとうございます」
よしさっそく行こう
「待ってください」
黒髪の人が話しかけてきた。
「見たところここの生徒ではないようですが。何か学園長に用があるんですか?」
なんでこんなこと聞いたんだろう?…………そうか確かに俺の格好は黒のジャージに紺色のジーンズ確かに見たことない服装だからな。疑うのも無理はない。
「俺明日からここに入学するんで、それで学園長に呼ばれてまして」
「入学?このタイミングですか?」
「いやー本来なら入学式に間に合うようにつくはずだったのですが急用が出来まして、それで今日ここに着いたということなんですよ」
もちろん嘘だ。さすがに別の世界から転移してきたからなんて口が避けても言えない。これで信じてくれるといいのだが。
「…ちなみにあなたは…………」
「エミヤ!」
名前を呼ばれたので振り替えるとそこにはゴスロリ少………………ゲフンゲフン学園長がいた。
「あなた今失礼なこと考えてなかった?」
学園長が睨みながら聞いてくる。鋭いなおい!
「い、いえ何にも考えてませんよ」
「ふーん。まぁいいわ。で、どこに行ってたの?こんな時間まで」
「学園長の所へ行こうとしたら道に迷ってしまって、そこの方々に道を教えてもらっていたところです」
「あら。クーデルカ風紀会長とドリストス生徒会長じゃない」
この人たち風紀会長と生徒会長なんだここで会うなんて。
「こんばんわ。学園長」
「こんばんわ。学園長。学園長彼がここに入学するというのは本当でしょうか?」
黒髪の人が学園長に聞いた。
「そうよ。彼は明日からここの生徒になるわ。わからないこともあるから二人ともよろしくね」
「わかりました。改めて生徒会長のドリストス・キールニーシャです」
「はい。さっきは疑ってしまってすいません。風紀会長のクーデルカ・フェラリスといいます」
「大丈夫ですよ。俺は衛宮士郎と言います」
「その言い方………もしかして東国の出身ですか!?」
風紀会長がすごい食いついてきた………え、何これ?
「はい。一応………」
「そうですか!一度東国の方とお話してみたかったんですよ!それで東国にはどのような…………」
「こらこら。クーデルカ風紀会長彼には色々説明しなきゃいけないことがあるからまた今度ね」
「は………!すいません」
「わかればよろしい。エミヤ行くわよ」
「はい!風紀会長、生徒会長お世話になりました。また会った時はよろしくお願いします」
俺はそう言って学園長と共に歩いた。
<風紀and生徒会長side>
「ドリストス」
「何かしらクーデルカ」
「彼普通の人に見えましたか?」
「少なくとも見えなかったわ。なんか強さを隠してる気がすしますわね」
「あなたもですか。私もそう思いました」
『彼は、一体何者なんでしょう?』
<士郎side>
「さてエミヤ」
「あの士郎でいいですよ」
「じゃぁシロウと呼ぶことにするわ。それでシロウあなたには、聖樹士になってもらいたいと思っているの」
「聖樹士?」
「この国の騎士のことよ。もちろん嫌ならいやと言ってくれれば」
「居場所をくれた人の頼みを断るわけないじゃないですか。それに元の世界には戻れないと思うし、それにこの国にすんでもいいかなと思いました」
「そう………わかったありがとう」
「あなたには獅子組というクラスに入ってもらうわ。クロヒコもそのクラスにいるわよ」
まじか、一緒のクラスになれたらよかったと思っていたけど本当になってよかった。知ってるやつが1人でもいた方がいいもんな。
「後、これを」
そう言って渡されたのは一枚の紙だった。
「それ読むこと出来るかしら?」
「う~ん、無理ですね。さっぱりわかりません」
「やはり…か…………」
「これはね、聖素を測定するためのものよ」
「聖素?」
「この世界で[魔術]などを発動させるのに必用なものよ。空気中にも存在するし、体内で生成することも出来る。紙の文字が1つも光らないとなるとあなたも聖素が生成出来ないらしいわね」
…………ん?「あなたも」?
「俺の他に出来ない人がいるんですか?」
「クロヒコよ」
「へぇー、あいつが」
少し驚いた。
「でも、その代わりに特別な力がある[禁呪]と呼ばれる特殊な術式を発動出来るの」
「禁呪…………ですか」
「そのあたりはまた今度ね。…………それであなたにも何かない?特別な力とか」
「…………」
(これはどうせ別に伝えてもいいよな。隠すのが逆に無理そうだけど)
「はい使えます」
「それはどんな力なのかしら?」
「俺は聖素とは別に[魔力]というものを使って魔術を使うことが出来ます」
「聖素を使わずに!?」
「はい、その中でも俺が最も得意としてるのが投影魔術というものです」
「投影…魔術。聞いたことがないわね」
「実際に見せましょうか?」
「ぜひお願いするわ」
「わかりました(実はこれが初めてなんだけど…………まぁなんとかなるさ!)」
「いきます…………
体に魔力を通すイメージでそう言った。すると体に何かが流れそして身体中に痛みが走った。
(いっ…………まぁ回路初めて開いたから痛いのは当然か………)
そして思い浮かべたのはfateの投影ならではのあの夫婦剣だ。
右手には白い剣[莫耶]、左手には黒い剣[干将]互いに引き合うという性質を持った剣だ。学園長は口がさけるように大きく開けている。
「え!その剣どこにあったの!?」
「いえ、これは俺が魔術で作った剣ですよ」
「…………な」
「な?」
「なんですってーーー!!」
そのあとめちゃくちゃ質問された。質問終わった時は12時ぐらいになっていた。
(寝かさせてくれー!)
どうでしたか?さすがに、限界突破しましたよ。後、タイトルの割には黒彦あんまり出してなくてすいませんでした。とりあえず目が疲れましたね。明日かけるかな…………それでは次回もお楽しみに!