HUNTER×HUNTER (題名未定)   作:リスボーン

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はい、どうも~。

すぐ逃走しちゃう、リスボーンです。

知ってる人は知っていると思いますがSAOの小説も書いてます。

そんな私が何故ハンターの小説を書こうとしているか。

なんかアニメでポンズ死んだんで、むしゃくしゃしてやった。

今は後悔している。

てな訳でどうぞ!


プロローグ

つまらん。

 

 元々つまらないこの世界は、最近一層退屈になった。

 

 

「おい、もう終わりかよ?」

 

 

 俺の目の前に居る改造学ランを着用し、今現在地に伏せている不良三人に言い放つ。

 

 不良三人組の内二人は意識を失っているのか、反応はなかった。

 

 しかし、残りの一人は足を震わせながらも立ち上がり、

 

 

「なめんじゃねえぞ!!」

 

 

 ポケットに手を突っ込んで指に銀色に光るものを装着して殴りかかってきた。

 

 拳は俺の顔面目掛けて飛んでいき、その銀色に光る拳を俺は正面から喰らった。

 

 その瞬間、鈍い音が辺りへと響く。

 

 不良は顔に笑を浮かべながらこちらを見上げるが、すぐに笑が消える。

 

 

「……嘘だろ、なんでなんともなってないんだ?」

 

 

 不良は不思議そうに俺の顔を見る。

 

 が、直ぐに視点を自らの腕に移す。

 

 

「なんでメリケンが壊れてるんだ? なんで俺の腕が曲がったまんまで動かないんだ?」

 

 

 そう最後に言うと、不良は甲高い悲鳴を上げながら腕を抱えるようにして倒れこむ。

 

 

「おいおい、メリケン装備してんのに逆にダメージ受けてどうすんだよ」

 

 

 俺は倒れ込んだ不良の元に歩いていき

 

 

「まあ、お前は長続きしたほうだ。 褒美ぐらいはくれてやるよ」

 

 

 腹に目掛けてそこそこ強めの蹴りを入れる。

 

 そうすると不良の目から生気が消え、悲鳴もやんだ。

 

 

「しばらく気絶してりゃあ、起きた時には少しは痛みはマシになんだろーよ」

 

 

 吐き捨てるように言い残し、俺はその場を後にする。

 

 

□       □        □       □       □        □        □

 

「これでこの地区の奴等は全滅か」

 

 

 誰もいない公園のベンチに座りながら、手帳に大きくバツ印を書く。

 

 

「また居なかったな。 俺が本気で戦える奴」

 

 

 ため息を吐きながら、空を見上げる。

 

 強そうな奴らがいると言う噂がある所には一通りいった。

 

 だが、どこへ行っても俺が全力で戦える奴らは居なかった。

 

 さっきの奴らだってここ等じゃあ、そこそこ強いって噂だったから喧嘩をしにきたのだが、結果は俺の圧勝。

 

 とても俺の全力を受けきれないだろう。

 

 

「どっかにいねえかな~ すんげー強い奴等」

 

 

 空を見上げながら、静かにつぶやく。

 

 そして、しばらく空を見上げ続けた時だった。

 

 

____居るよ、強い奴等

 

 

「ん?」

 

 

 声がした。

 

 高くもなく低くもない不思議な声が。

 

 公園の方に目を移し、辺りを見回す。

 

 しかし、そこには先ほど見た時同様に誰もいなかった。

 

 

「なんだ、空耳か」

 

 

 そう思って立ち上がろうとした時に

 

 

_____戦いたいかい? 自分が全力を出せる相手と

 

 

 再び声がした。

 

 再度、辺りを見回すがやはり誰も居ない。

 

 

「だれだ、お前?」

 

 

 そう問いかけると、不思議な声は直ぐに帰って来た。

 

 

_____神様ってところだよ

 

 

 神様?  

 

 なんともまあ、胡散臭いことを言いやがる。

 

 

____所でさあ、どっちなの。 戦いたいの? 戦いたくないの?

 

 

 胡散臭い神とか名乗る奴は再度聞いてくる。

 

 戦いたいのか戦いたくないのか? と。

 

 俺としてはこんな胡散臭い野郎の言うことなんか普段は信じんねえ。

 

 多分この声はどっかから機会を通じて流してるんだろう。

 

 もちろん誰かはわからないように声まで変えて。

 

 多方、犯人は俺に恨みを持っている奴らが連合チームとか作って、俺をおびき出したところを一斉にか、それともこの声の主自身の恨みのために利用されるか、単純にからかってるのか。

 

 どっちにしても相手は雑魚ばかりにだろう。

 

 しかし、今日の俺はなぜだか騙されててもいいと言う気分になっていた。

 

 多分疲れてるせいだな。

 

 俺は騙されてると分かりつつ一歩前に出て、叫んだ。

 

 

「戦いてー!! 俺が本気で戦えるやつと!!」

 

 

 俺の叫びは空にこだましながら、俺のところへ帰って来た。

 

 しかし、肝心なあの不思議な声は帰ってくることはなかった。

 

 やっぱりな。

 

 阿呆らしい、帰ろう。

 

 そう思った時だった。

 

 

____OK。 それじゃあ連れてくよ

 

 

「なっ!」

 

 

 突然俺の周りが、いや世界が白に塗りつぶされていく。

 

 その後、数秒も経たない内に世界は白一色へと変わった。

 

 

「どうなってやがる?」

 

 

 俺が現状を確認するため辺りに見渡す。

 

 すると突然俺の後ろに気配を感じる。

 

 

「やあ、神林光(かんばやしこう) 君。 元気かい?」

 

 

「……お前、何者だ?」

 

 

「さっきもいったじゃん。 神だよ、神」

 

 

「ざけんなッ!!」

 

 

 後ろ振り向くと同時に拳を神とか名乗るやつにぶちかます。

 

 しかし、そこには誰も居らず、拳は空を切った。

 

 

「居ないだと!?」

 

 

 馬鹿な。

 

 こんな至近距離から俺の拳をかわしたってのか。

 

 そんな奴今までどこにもいなかったぞ!?

 

 

「まあ、そんなカッカすんなって。 まずはお茶でもどうだい?」

 

 

 またも後ろから声がした。

 

 今度は茶を入れる音も混ざっている。

 

 完全に舐めきってやがる。

 

 

「おい、そんなに近くにいて大丈夫か?」

 

 

「ん? ああ、大丈夫だとも。 君の攻撃は僕には当たらないからね」

 

 

 神と名乗るこいつは余裕たっぷりで言い切った。

 

 おもしれぇ。

 

 この俺にここまで余裕見せたやつなんて今まで誰もいなかった。

 

 もしかしたらこいつが俺の本気を受け止められる奴なのか?

 

 

「おもしれぇぜ。 今日はもしかしたら本気で戦えるかもしれねぇ」

 

 

「本気? 出したいなら出してみなよ。 どうせ当たらないだろうけどね」

 

 

「なら試してみろよ」

 

 

 振り向きざまに再度攻撃を仕掛ける。

 

 

「無駄だってのに」

 

 

 俺の拳は再度、同様に空を切った。

 

 しかし

 

 

「今度は逃がさねぇぜ」

 

 

 そのまま一歩足を進め、気配、と言うより敵を感じた方向目掛けて拳を振った。

 

 

「なに!」

 

 

 手応えあり。

 

 俺の攻撃を受けたそいつはその場から三メートル後ろに吹っ飛んだ。

 

 そしてその時俺は始めて神と名乗るやつの姿を見た。

 

 全身を茶色いコートに包み、白いシルクハットをかぶったグラサン野郎。

 

 まさにミスター・怪しい奴。

 

 

「……まさか《円》を使えるなんて予想外だったよ」

 

 

「《円》? なんだそりゃ?」

 

 

「本能的に自らも知らない内に使えるのか。 大した才能だよ」

 

 

 グラサン野郎はふっと笑いながら、手を広げる。

 

 

「合格だ!! 君は見事選ばれた」

 

 

「はぁ?」

 

 

 このグラサン野郎の言っている意味が分からない。

 

 選ばれた? なんのことだ?

 

 

「君は知っているかい? パラレルワールドと言うものを」

 

 

「ああ、一応な」

 

 

「ならば説明は要らんだろ。 君にはある世界に行ってもらいたい」

 

 

「ある世界?」

 

 

 グラサン野郎は頷き、人差し指をピンと立て、振り下ろす。

 

 そうすると突然宙に画面のようなものを現れ、映像が流れ出す。

 

 そこに映し出されたのは様々な奇怪現象を操る奴ら同士が戦っている場面だった。

 

 動きも並のものではない、完全に化物の領域。

 

 

「なんだ、これは?」

 

 

「君がこれから行く世界さ。 この世界なら君が全力で戦える者が多いだろう」

 

 

 最後にグラサン野郎は「とっ、言っても下手したら君が死ぬかもしれないけどね」付け足した 

 

 

「おい、待て。 ほかの世界に連れてくとか抜かしてるけどよ、なんでそんなことができる?」

 

 

「そんなの決まってるじゃないか。 それは僕が神だからだよ」

 

 

 納得できない。

 

 そう言おうとしたが、突然視界がぐらつく。

 

 

「なんだ、これは?」

 

 

「長く話し過ぎたみたいだね。 時間切れだ」

 

 

「待………て……話は……まだ…」

 

 

 だめだ目の前が真っ暗になっていく。

 

 

「君の望んだ世界だ。 さあ、思う存分戦っておいで」

 

 

 最後にその言葉だけが聞こえ、俺の意識は途切れた。

 

 

□      □       □         □         □       □     □

 

神side~

 

 

「ふー、やっと行ったか」

 

 

 息を吐きながら、指をパチンと鳴らす。

 

 すると目の前にソファーが出現し、そこに腰掛ける。

 

 

「いや~、慣れないことはするもんじゃないね」

 

 

 コートの内ポケットから一枚の書類を取り出し、まじまじと見る。

 

 

「まさか間違いで別に世界に転生させられたとはね」

 

 

 神林光。

 

 彼は本来ハンター×ハンターと言う物語の世界に生まれるべき存在だった。

 

 しかし、何かの手違いにより別の世界に送られてしましい、元々居るべき世界に戻すために今回ハンターの世界に送った。

 

 というのが事の真実である。

 

 

「しかし驚いたよ。 まさか《念》を発現させてたとは。 しかも完全に操れてはないものの、それを用いての高等技術まで使えるなんて」

 

 

(もしかしたら彼はあの世界の未来を、大きく変えるかもしれない)

 

 

「ふふ。」

 

 

 思わず顔がほころんでしまう。

 

 この先の展開が楽しみで仕方ない。

 

 

「せいぜい退屈させないでくれよ? 光君」

 

 

 神と名乗る男は画面を見ながら静かにつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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