現在F/GOと艦これのイベントを同時並行で進めております。
F/GOはミッションはすべて終わりましたが、今は二度目のキアラ戦にそなえて当たったメルトを育て中です。
艦これはE4までは突破完了しました。(全部丙)
新規艦は択捉ちゃんだけです。E4クリアできなくてぐるぐる回ってたら来ました。
E5はあぶぅ改二がいるそうなのであと9レベル頑張ってあげます……otz
パンッ!!
キンッ!!
閑静な住宅街に乾いた音と、甲高い音が鳴り響く。
30口径の
その弾丸は俺の眉間を貫くはず………
「はぁ…はぁ……」
息を荒げながらしゃがんでいるかのような体勢のその手にもっているのは黄色と黒で塗装された刃の部分を桃色のエネルギーで包んだ二丁一対の片手鎌。
左手に持つ鎌は地面に突き刺さってコンクリートにひびを入れ、もう片方の片割れである右手に持つ鎌は後ろへと振り抜かれている。
「ほおゥ……イラつかせてくれるねェ……」
名深市にいる16人の中でも話題に上るほどの危険すぎる魔法少女、カラミティ・メアリはそう言ってから自分の唇を舌で音を立てながらなめた。
「は?」
俺としてはその不本意すぎる言葉についイラっと来る。
こっちは死にたくないから飛んでくる銃弾をガシャットから取り出したガシャコンスパローで切り裂いただけだ。
とはいっても、変身しなくてもガシャコンウェポンが使えるという確信はなかったために死ぬかと思ったが。
左手に持つスパローを地面から抜き、それを右手に持つスパローの片割れと連結させる。
<ズ・ドーン!!>
そんな電子音を立てながら鎌モードだったガシャコンスパローが
バイクのアクセルを吹かすかのようなチャージ音が周囲に響き渡る。
「ァんだい?」
突然周囲に鳴り渡る爆音に驚いたかのようにカラミティ・メアリがたじろぐ。
それを目の前にして俺はそんなこと知るかとスパローを構え、
「殺されてたまるかよ!!」
大きな声で叫びながらはっきりと意思を持ってグリップを握りしめ、カラミティ・メアリの足元あたりを狙い撃つ。
「っ!!!」
スパローから飛び出した黄色と桃色の雷が夜の闇を切り裂くように飛び、カラミティ・メアリの足元の地面が弾け飛ぶ。
そうすることで地面から飛び散った破片が目隠しの役割を果たす。
そのすきに逃げようとした……その時だった。
「っ!?」
「チィッ!!!」
逃げるために後ろを向いた瞬間に背中に寒気が走り、とっさの判断で地面へと頭からスライディングする。
ズザザザザザ!!と大きな音を立てて地面を滑っていく。滑り始めた次の瞬間、パンッ!!と乾いた音が鳴るのと同時に俺の50cmほど上を一発の弾丸が通り過ぎて行った。
「逃がさないよォ!!」
そう言いながらこちらへと両の手に持った二丁のハンドガンをこちらへと乱射するカラミティ・メアリ。
「くそったれのアル中年増が!!」
迫りくる弾丸を避けながらどうやらこのままだと逃げられないようだという、気づいてしまった事実に対して悪態を吐き出す。
「(生き延びるためには仕方ない!!」」
そう思い、握ったガシャコンスパローから光の弓を立ち上がりながら数発放つ。
そのまま右手にずっと握っていた黒いガシャット、ギリギリチャンバラガシャットを腰に当てていたドライバーの内側のスロットに差し込み、変身するためにスイッチを押し込んだ。
<
ゲーム名のコールに続いて三味線によるテンポのいいリズムが鳴り渡る
本音を言えばポーズをとってから変身したいが、そんな余裕はないので省略。そのまま持っているガシャコンスパローで飛んでくる弾丸を切り裂くように体を動かしながらドライバーの内側のスロットにギリギリチャンバラガシャットを差し込んだ。
<ガシャット!!>
ガシャコンスパローを持ったその手を振りぬいて弾丸を切り裂くのと同時にガシャットがスロットにはまり、音声が鳴り出す。
<~~♪
ドライバーにガシャットが認証されたことで音声とともに俺の周りに半分以上が?で埋められた13個の窓が浮かび上がる。
その窓の中の一つ、鎧武者のような姿が描かれた窓を俺は
「シッ!!」
ガシャコンスパローを持っていない右手を手刀のようにして思いっきりパネルめがけて切り付けた。
切り付けられた窓に<SELECT!!>の文字が躍る。
<
0と1で構成された白い光に包まれて、白いアーマーが俺の姿に被るかのように宙に映し出される。
選択されたことで回転し始めた窓は金色の粒子をまき散らし、そのまま俺の体に吸い込まれるかのように消えていった。
その次の瞬間、俺の体に白いアーマーが装着される。
その姿はその時の俺が知る由もなかったが、スイムスイムの言葉を借りるとするならば、白いずんぐりむっくりの3頭身。
しかし、俺はその状態で満足することなくドライバーのハンドルに右手をかけた。
「2合目!!」
世界に宣誓するかのように叫ぶ。
<レベルアーーップ!!>
ドライバーのハンドル引っ張って扉型のカバーを開くことで流れる音声とともにドライバーの中央部が開示される。その開示された中央部に設置された液晶から空間に飛び出てきたガシャットのクリアパーツに描かれているものと同じ画面に俺は飛び込んだ。
<
天守閣の最上階のような空間で飛んできた大量の苦無を避け、そのままアーマーをパージする。
アーマーをパージすることでレベル1の顔のみが宙に浮かぶが、その眼の光をなくした顔の中からすっきりとした姿を生やし、そのまま俺はアローモードのガシャコンスパローを乱射しながら決めポーズをとった。
レベルが上がったことで自動的に画面から排出される。
画面から出てきた俺の姿は白を基調としたずんぐりむっくりの3頭身から黒を基調とした戦国時代の武士のような6頭身へと変わっていた。
「なんだぃ?姿が変わったような変わってないような変な奴だねェ!!」
そう言いながら手に持ったハンドガンを今度はショットガンに持ち替え、それをカラミティ・メアリはこちらに照準を合わせて発砲した。
大量の散弾のような弾がこちらへと飛翔する。
それを俺は……………
「シャッ!!」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンッ!!!
一瞬でAパーツとBパーツを連結してできる
「何!?」
流石のカラミティ・メアリも散弾を切り裂かれるとは思っていなかったらしく、弾丸を放った瞬間まで浮かべていた艶のある笑みを捨て去って驚きの顔を見せた。
その隙に逃げるのもアリだったが、カラミティ・メアリの性格を考えると今の行動を挑発ととらえられる可能性が高かった。
しかも、カラミティ・メアリは何をしでかすかわからない。
行動不能にするのならば………
<ガッシュート!!>
ゲーマドライバーから引き抜いたガシャットからそんな音声が鳴り響くが、俺はそれを無視してガシャコンスパローの持ち手側についている黒いボックスの中にガシャットを差し込んだ。
<ガシャット!!>
<キメワザ!!>
<~~♪>
刺し込まれたガシャットをガシャコンスパローが認証して待機音声を流し出す。
待機音とともに俺の周りに黄色と桃色で色分けされた雷が迸る。
それをしり目に俺は両手斧モードになっていたガシャコンスパローを連結した。
<ズッ!ドーン!!>
再度連結したことで
その状態で俺はガシャコンスパロー握っている左手を前に、右手を後ろで矢を引くように構えた
その動きに対してカラミティ・メアリは俺の体の正中線、頭・心臓・男にとって大事なところの3か所をつないでできる線に沿ってショットガンを撃つ。だが、俺の周りを取り囲むかのように展開され、充満していく雷によってそれらの弾はすべて防がれた。
今自分が持っている銃ではいくら魔法で強化しているとはいえ、貫通しないと察したカラミティ・メアリは慌てて銃を貫通力が高いものへと持ち替えようとする。だが……
「これで決まりだ!!」
向こうが慌てて銃を持ち替えようとするタイミングで俺は仮面の奥で必死の形相で叫び、
<
音声が周囲一帯に鳴り響く
その次の瞬間、溜まりに溜まっていたエネルギーはレーザービームのような貫通力をもってカラミティ・メアリへ襲い掛かった。
「ちィ!!」
カラミティ・メアリが舌打ちをしながらその場から飛ぶように離れる。
俺はそれを追いかけようとしたが、
「おいなんだなんだ?」
「発砲音がしたぞ?」
「うわっ!?うちの庭が!!」
後ろの方で騒がしい音が聞こえて慌てて振り向く。
どうやらさっきまでの戦いの音で眠っていた住人たちが目覚めてしまったらしく、人が家からどんどん出て来ていた。
「やべぇ!?」
慌てて俺もその場を離れ、駅の方へと変身を解除し、今日一日しかたっていないのに少し長くなって肩にかかるまでになった髪を靡かせながら駆け出した。
廃ホテル内の一室にしつらえたねぐらに戻り、変身したままで冷蔵庫を開ける。
中にビールでもテキーラでも入っていたら飲もうと思っていたが、生憎と昨日の夜にすべて飲み干してしまっていた。
「チッ!飲みたいのに飲めないって言うのはイライラするねぇ……」
舌打ちをして乱暴に冷蔵庫の扉を閉める。
イライラのせいか頭痛がする頭を少し乱暴にこすりながら酒蔵へと足を運び、血のように真っ赤なワインを取り出していつもの赤い椅子に身を預ける。
椅子の上で足を組み、体を横にしながらワインをグラスに入れて喉へと流し込む。
「う~ん、お酒はやっぱりおいしぃねェ。でもイライラするのは治らないもんだねェ……」
一人、誰も聞くことがない言葉をつぶやく。
脳裏に浮かぶのはさっきのあの魔獣の動き。
完全にとらえたと思って撃った弾丸はすべて切り刻まれ、地に落ちた。
「あぁ、イライラするねェ!!!」
手に持ったまだワインが入っているグラスを宙に放り投げて流れるような動きで銃を構える。
そして
バンッ!!パリーン!!
乾いた音と、何かが割れるような甲高い音が廃ホテルの一室から響いた。
「カラミティ・メアリをイラつかせるな!!」
誰も聞くことがない叫び。だが、叫んでいる本人の口端は狂気に歪んでいた。
「ところでファブ。」
先の戦いで負ったダメージを癒すために戦いに赴けない今の状態への不満を晴らすために“エリーゼのために”を何となく弾いていた手を止め、紫をベースとして金色で縁を囲むように装飾された端末へと声をかける。
「なんだぽん?」
黒と白の2色で構成されたAI型使い魔はそう言いながら現れた。
「あなたはあの青年から私たちのことが漏れる可能性は考えましたか?」
そう尋ねる際に思い出すのは、獣じみた音を奏でていた黒いコートを着て居た青年の姿。
「それに関しては問題ないぽん。」
私のその問いに対して使い魔はそう自信満々に言って答えた。
「どうしてですか?」
私はその自身の根底に何があるのか尋ねた。すると使い魔は
「あの男に無理やり偽装魔法をかけたぽん。」
と、ドヤとでも言いたそうな気配を出しながら言った。
「無理やりですか…いつかけたんですか?」
唇に手を当てながら尋ねる。
「
今日のお昼……そう言えばトップスピードが何かチャットに上げていましたね…。確かにその時に接触したのならばそうなのでしょう。
そうやって自分の中で論理づけて考え、ある程度まとまったところで先ほどの使い魔の言葉に引っかかる点を見つける。
「なるほど……ただ、
私がそう尋ねると目の前でふらふらと浮いている使い魔は
「うぐ……痛いところを突かないでほしいぽん。実は無理やりかけたせいで偽装の精度が落ちて声と顔全体と言った一部しか隠せない上に、直接肌に触れるか何かで接触した場合解除される可能性があるぽん。」
と言って一瞬だけしおれた。それを見ても何も思わずに私は畳みかける。
「それは……駄目じゃないですか?」
そう聞くと使い魔は
「別に戦闘中に直接接触する機会なんてないだろうし、問題はないと思うぽん。」
と言ってから
「ところで
とたずねてきた。
「どうする……とは?」
私がその問いの意味を察することができずに聞き返すと
「今日だけでルーラ一派の5人があの男と戦闘して大小様々なけがを負ってるぽん。それに関してはチャットを見ると良いぽん。」
「……どうやら『このゲームを一度中断して先に魔獣を倒した方がいいのでは』と言う意見が多く出て来ているぽん。」
そう言いながら使い魔は空中に魔法少女チャットを表示する。そこには確かに使い魔が言うような意見が多く寄せられていた。
「……そうですねぇ……。このままだと私のけがが治ったとしてもあの青年が私を上回りそうなので鍛えた方がよさそうと思っていたところですし……」
もういっそのこと一度中断して再度技を極めるために引きこもりましょうか……そう思いながら私はそう答え、
「ファブ。何か適当に理由をつけて今週から一月分の脱落者はなしと発表しなさい。その代わり一月後にその分の4人を脱落させるということも。」
使い魔へと告げた。すると使い魔は
「それでいいぽん?みんなを追い詰めたいんじゃなかったのかぽん?」
と聞いてきたので
「最悪、私が楽しめればいいんです。そしてあの青年はそれまでに必死に強くなってもらいましょう。そうすれば私も尚更楽しめます。」
あの青年が変身した姿との命がかかる戦い。前は逃げられた。それを今度はもっと激しく!!
「そんな恍惚な表情を浮かべられてもファブにはいまいちわからないぽん。」
そんな風に考えていると、使い魔からあきれたような声をかけられた。
「少なくとも最初に契約した時点のものと外れてはいないでしょう。相手が魔法少女じゃないというだけです。」
「それでいいのかぽん……ま、他の魔法少女には適当に言っておくぽん。」
そう言って空中投影されていた使い魔は再び電子の海へと消えた。
「頼みましたよ。」
先ほどまで宙に浮かんでいた使い魔へと声をかけ、そのまま私は体を伸ばした。
前の戦いで受けたダメージは実のところ思いのほか重く、しばらくピアノを弾く程度しか体を動かせなかったのだ。
「さぁ、楽しい宴の始まりです。」
そう言いながら私は舌なめずりをした。
月食によって赤くなった月が私を照らしていた。
☆たまさんが魔法の国に入国しました。
たま:こんばんは
たま:誰かいますか…?
トップスピード:あぁ、ごめんごめん。入ってたんだけどかぼちゃの煮物煮てたから目を離してた。
たま:あぁ、居た。
たま:よかった……
トップスピード:ところでどうしたんだい?いつもはあまりしゃべらないし一人でチャットに参加したりしないのに
たま:あ、実はさっきまで魔獣と戦闘してて、今はみんなが怪我を治しているところです。
トップスピード:うぇ!?被害者出たのかよ!?
たま:はい
たま:私が一番症状が軽かったので今代表で打ってます
トップスピード:それにしてもルーラの魔法を突破するってあの魔獣とんでもねーな!!
☆カラミティ・メアリさんが入国しました。
カラミティ・メアリ:あの魔獣は私が殺す
カラミティ・メアリ:邪増すんじゃないよガキが
☆カラミティメアリさんが出国しました。
トップスピード:……どいうこと?
たま:さぁ……
☆ラ・ピュセルさんが魔法の国に入国しました。
ラ・ピュセル:こんばんは
ラ・ピュセル:魔獣と戦闘したと書いてあったが大丈夫なのか?
たま:一応、死人は出てません
たま:ただ……
トップスピード:ただ?
ラ・ピュセル:ただ?
たま:私以外のみんなが大小さまざまなけがを負っていて、今治療中です。
☆ルーラさんが魔法の国に入国しました。
ルーラ:たま!きちんと報告しなさい!!
たま:ひゃう!!
ルーラ:言っとくけど私は無事よ
ルーラ:武器を折られただけ
ルーラ:大した問題じゃないわ
ルーラ:けど、ユナエルたちが結構けがを負ってる
ルーラ:しばらくの間は休ませないと……
トップスピード:おいファブ!!聞いてんだろ!!
トップスピード:さっさとちゃんとした情報開示しろよ!!
トップスピード:昼にも言ったけどこのまま被害が増えてちゃ洒落にならないぞ!!
トップスピード:おいファブ!!
ルーラ:確かにちゃんとした情報は欲しいところね
ラ・ピュセル:話を切るようで悪いが件の魔獣は人を襲っているような節はあったか?
たま:わかんないです
トップスピード:わかんねぇ
トップスピード:だけど、ねぐらは市内じゃない可能性が高い
ルーラ:なんであなたがそう言い切るのよ
トップスピード:だって、あの魔獣と言うか青年?最終的に市内の方じゃなくて市外に行ってたぞ?
ルーラ:青年?どういう事よ
たま:あ……
ラ・ピュセル:青年とはどういうことだい?
ルーラ:たま?
☆たまさんが魔法の国から出国しました。
ルーラ:たまを問い詰める
☆ルーラさんが魔法の国から出国しました。
ラ・ピュセル:一体どうなっているんだ?
☆スノーホワイトさんが魔法の国に入国しました。
スノーホワイト:こんばんは!
スノーホワイト:あの魔獣ってどんな姿だったんですか?
スノーホワイト:さっきまでラ・ピュセルと一緒に探していたんですけど見つからなくって…
ラ・ピュセル:こんばんはスノーホワイト
ラ・ピュセル:さっきぶりだね。今はルーラたちの復帰待ちと言ったところかな
スノーホワイト:?
トップスピード:いやぁすまねぇ!
トップスピード:間違って鍋を拭き零しちまったぜ!!
トップスピード:ところで魔獣を見たって奴俺とルーラのとことあとカラミティ・メアリだけっぽいか?
ラ・ピュセル:そうみたいだな
スノーホワイト:やっぱり魔獣って危険ですよね?
トップスピード:わかんねぇ
ラ・ピュセル:それはどういう意味だい?
スノーホワイト:直接会ったんですよね?
トップスピード:確かに会ったといやぁ会ったんだけど……
トップスピード:普通に会話できたしなんか変なんだよな
トップスピード:その辺確かめたいしこんな変な状況でサバイバルやってるのって危ういから俺としてはどうにかしてその辺を解明するのを優先できるようにしてほしいんだが…
ラ・ピュセル:確かに
スノーホワイト:でも、それって可能でしょうか?
☆リップルさんが入国しました。
リップル:これ、ねむりんの可能性が高い
リップル:http://news-purpoo.jp//euavogrirulnwgeiurat!!??ABVAEaeaeayhvbnolayeavroyb
トップスピード:リップル、明日も迎えに行くからな!
リップル:来ないで。うっとうしいから
☆リップルさんが魔法の国から出国しました。
スノーホワイト:そんな……
ラ・ピュセル:ということは私たちも最下位になったら……
トップスピード:嘘だろ……
トップスピード:ファブ!どうにかできないのか!!
☆ファブさんが魔法の国に入国しました。
ファブ:さっきからうるさいぽん!!
ファブ:最下位になった魔法少女は魔法の力と一緒にその命をもらうから死ぬぽん!!
ファブ:魔法の力で本来の上限以上の力を出してるんだから当然だぽん!!
スノーホワイト:そんなことなら魔法少女なんかやりたくない!!
ラ・ピュセル:魔法少女をやめることはできないのか?
ファブ:その場合は一緒に命をもらうけどいいぽん?
トップスピード:てめぇ!!そんなこと全く説明していなかったじゃねぇか!!!
トップスピード:というか、そんなことならなおさら今の状況を解明することを優先しろよ!!
ファブ:だから今ここにファブが来たぽん
ファブ:今日ルーラたちとカラミティ・メアリが魔獣との戦闘中にけがを負ったぽん
ファブ:魔法の国はこの事実を重くとらえ、緊急措置として一時的に大量の魔力をこの街に送ることにしたぽん
ファブ:それで一応一か月はもつぽん
ファブ:だから一か月の間は脱落者なし
ファブ:その代わり一か月後に4人脱落してもらうぽん
トップスピード:それじゃあ
ファブ:一か月の間に魔獣を倒してほしいぽん
ファブ:それじゃあファブはその調整があるからシーユー
☆ファブさんが魔法の国から出国しました。
トップスピード:あいつ逃げやがった
スノーホワイト:でも一月あるならみんなが助かる道を探せるかもしれませんよね!
ラ・ピュセル:そうだな
ラ・ピュセル:一か月の間に魔獣を倒し、みんなが助かる道を探そう!!
☆aesriovuneslrさんが魔法の国に入国しました。
aesriovuneslr:会えおLヴァyべっっr奈;アt;うb値を和えオア;v紅井あw;終え
トップスピード:なんだぁ!?
ラ・ピュセル:文字化け!?
スノーホワイト:一体何が起きt
☆緊急☆:チャットがハッキングされました。緊急措置として一時的にチャット自体を閉鎖します。
「クソっ!!」
苛立ちから悪態をつきつつ地面にスマホを叩き付ける。
叩き付けられたスマホの画面に映っているのは赤い字で書かれた警告の文字。
その下には読めない言語で細かい文章がつづられているが実際それはそこまで重要じゃない。
「折角俺が魔獣じゃないって証明ができると思ったのに!」
そう言って頭を抱えてしゃがみこむ。
何でおれがそこまであれているのかと言うと、そのきっかけは数分前にまともに動かなくなったスマホをいじっている際に偶然見つけたあるアイコンが原因だった。
「魔法少女チャット?」
そんなスマホに入れた覚えのないアプリ。
不審に思いながらも俺はそのアプリのアイコンをタッチした。
アイコンをタッチしてから一瞬の間が開き、画面に茶色の扉が表示される。
茶色い扉の中ぐらいには<現在プロテクト解除中……>と言う表示が出ており、その下に表示されている数字は徐々に増えていた。
「なんなんだこれ?」
そのあまりにも不審な画面に不安を覚えて俺は慌ててホーム画面へのアイコンを押す。だが、
「反応しねーし!?」
画面をいくら触っても、電源ボタンをいくら押しても全く反応しないという事態への驚きで声を荒げてしまう。
幸いなことに駅から少し離れたところにある大きめの公園の中にいたのでそのことが特に問題となることはなかった。
もうどうしようもないので画面をそのまま見ていると下の数字が100%になるのと同時に扉が強引に開かれて画面が進んだ。
表示されたのは3人分のSDキャラクターが何かをチャット形式で話している様子。
その中身を見ていると映っていたのはスノーホワイト、ラ・ピュセル、トップスピードの3人だった。
「ラ・ピュセルはともかく他の2人なら事情を説明したら仲間になってくれるかも……」
そんな淡い期待を持った俺はすぐにメッセージ画面を表示、文章を打ち込もうとした……その瞬間だった。
ブツン!!
とまるでブラウン管のテレビを消したかのような鈍い音を立てて画面が落ちる。
「は!?ちょっと勘弁してくれよ!!」
叫びながら電源ボタンを押し込むと画面には赤い字で<警告>と書かれている。
「ふざけんな!!」
それに対して怒りに震えた結果、俺はさっきのように地面にスマホを叩き付けていた。
「クソっ!!」
イライラが止まらず、目が赤く光る。
しかし、再びスマホを触ると
「いつっ!!」
静電気のような痛みが走り、反射的に手をすくめてしまう。
すると画面に表示されていた警告と言う文字は消え、
「あ……再起動した。」
俺が使っているスマホの起動画面へと切り替わっていた。
「俺は一体どうすりゃいいんだよ……あの神様以外誰でもいい。教えてくれよ……」
スマホを片手に握りしめて、星々がきらめく空を見上げ、呟く。
星に願いを言えば願いが叶うって聞いたことがあったからの行動だったけど、答えは降ってくることなんかなかった。
結局、俺に何ができるのだろうか。
それさえも分からないまま、俺はジュージューバーガーのステージに戻って毛布をかぶって寝た。
そして、夢を見た。
全てが灰色に染まった世界のどこかの荒野。それがいつなのかはわからない。
その荒野で俺は黒い髪をぼさぼさにした色とりどりの線が走っている変な柄のコートを着て、赤紫色のパンツを履いている男と向かい合っていた。
夢の中の俺は手に持った銀色の大きなガシャットを握りしめる。
『俺の不始末は……俺がつける!!』
そう言って握りしめたそのガシャットを顔の左斜め前に突き出した。すると目の前の男は
『さぁ、救うんだろう?
そう言ってゲーマドライバーを腰に巻き付け、青くてごつい形状で黄色い円盤がついているガシャットを左手でゲーマドライバーのスロットに差し込む。
<>
ゲーマドライバーにガシャットを刺し込んだことで音が鳴っているはずだが、その音は聞こえない。
何故か、この場では俺と目の前の男の声しか聞こえない。
『お前の望みと俺が叶える手段。どちらが正しいのか勝負だ!!マックス大変身。』
そう言って目の前の男はポーズをとった。
『俺は救う!!たとえこの命をここで使い果たしたとしても!!』
そう言って俺も手に持っている銀色のガシャットをゲーマドライバーのスロットに差し込む。
そして顔のすぐ横に左手を縦に、右手を横に構え、
『マックス大変身!!』
と叫んでから目の前の男と同じタイミングでゲーマドライバーの扉を開いた………
「はぁっ!!」
ところで目が覚めた。
「今の………一体………」
体中が脂汗でべたべたになる中、寝ている間に寝ぼけてステージ移動でもしたのだろうか、それなりに温かいはずのバーガー屋ではなく静かで冷たい教会の中に俺の声がただ響いていた。
See you next stage!!
感想、評価を楽しみにしています。
感想や評価は、作者の励みになります。
どうかよろしくお願いします。
あ、それと一番最初のキャラクター紹介欄を一部更新したのでそちらも見て行ってください。