スーパーロボット大戦Re   作:jupi

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参戦作品

アルドノア・ゼロ

クロムクロ

蒼穹のファフナー

革命機ヴァルヴレイヴ

ガンダムSEEDdestiny

機動戦艦ナデシコ

健全ロボ・ダイミダラー

新約SDガンダム外伝

閃光のハサウェイ

マクロス7

冥王計画ゼオライマー

トップをねらえ!

鉄血のオルフェンズ


序章
序章一話-旅立ちの日


「出ろスレイン・トロイヤード、出所だ」

 

「出所だと?まだ刑期は終っていないだろう?」

 

 北欧の刑務所でスレインは久々に顔を会わせた界塚に呼び出される。

 牢から出されるや否や直ぐに手錠がはずされる事に戸惑うも、何よりスレインはイナホの顔を見て驚く。

 

「お前……左目……」

 

「あぁ、必要な事態になったから再移植した」

 

 自分との戦いの後に外したという‘アナリティカルエンジン’を再び着けなくてはいけない状況?

 

「何があった」

 

「ここでは話せない。」

 

 足早に、何処か警戒しながら向かった先には大型輸送機がある。

 しかし周囲には不自然なほど何もない。

 輸送機に乗艦すると、目の前に現れたのは見覚えのある機体。

 

「相変わらず悪趣味な‘オレンジ’だな……」

 

「慣れた機体が一番だから」

 

 散々苦渋を味わった連邦のスレイプニールという練習機。そのオレンジ色の装甲はいつのまにか界塚伊奈帆のパーソナルカラーだと思えてしまう。

 

「君の機体……タルシスは国連に押さえられていて持ってこれなかった。代わりにレプリカのあれを」

 

「か、代わりだと……」

 

 スレイプニールの背後。頭ひとつ飛び抜けた大きさ。

 ディオスクリア。かつて父のように慕い、自らの手で殺した男の機体。

 

「来ましたねスレイン」

 

 澄んだ声に思わず振り向くのを躊躇うスレイン。

 

「姫……アセイラム姫……」

 

「スレイン……こっちを向いて」

 

「……」

 

 スレインは向き直り、膝をつく。

 

「スレイン……あなたは大きな過ちを犯し、そして裁かれ未だ罪を償っている最中にあります」

 

「ハイ……」

 

「そんなあなたには酷なことかもしれませんが……私は再びスレインに力になってほしいことがあるのです」

 

 スレインはずっとアセイラムから目を背けていたが彼女がドレスや普段着ではなく、軍の作業服で深々と帽子を被っている事に気づく。

 

「連邦軍上層部では今、アセイラム姫は謎の勢力に拉致された事になっている」

 

 伊奈帆の一言に、スレインにとっての‘姫との感動的再会’の空気が凍り付く。

 

「実際に拐われたのはエデルリッゾなのです……私の身代わりになって」

 

 過去にアセイラムが使っていた姿を偽る道具を思い出す。

 

「……連邦はどう動いているんです?」

 

「アセイラム姫捜索に着手しているが、本腰ではない」

 

「なぜ?」

 

「事態を公にすると漸く国交が落ち着いてきたヴァース帝国と地球圏の仲違いの材料に使われかねないのです」

 

「そこで僕らだ」

 

 察しのいいスレインは理解した。だが。

 

「まて、あてはあるのか?エデルリッゾさんの居場所について情報は」

 

「僅しかない。衛兵が何者かに洗脳された形跡があったくらいだ」

 

「……洗脳……」

 

「奴等は口々にこういったよ。‘エフィドルグに安寧を’って」

 

 エフィドルグ……聞き覚えのない単語だ。

 

「調査済みだ。これから日本に向かうから一緒に来い」

 

 頷くスレイン。

 すると、アセイラムは時計を確認して。

 

「スレイン。これを」

 

「これは?」

 

「あなたは顔を広く知られた身。何かと不便が生じます。それに……」

 

「まだ刑期が終ったわけではないから、出てきた事を知られるのも色々とまずい。」

 

 スレインはアセイラムから‘銀仮面’を受けとる。

 

「では御武運を。私はライエさんと合流して隠れ潜みます。どうかお気を付けて」

 

 

 アセイラムが輸送機から出ていくのを見送ると、スレインと伊奈帆は格納庫を歩き出す。

 

「あれはハーシェル……」

 

「ハーシェルもディオスクリアも……僕のスレイプニールもそうだが、アルドノアドライブの装着や調整をセラムさんに手伝ってもらった……しかし……」

 

「どうした?」

 

 ポーカーフェイスの伊奈帆が若干苛立たしげに。

 

「来るなって言っただろう韻子!」

 

「何よ!」

 

 ハーシェルから飛び降りてきたのはスレインにとっては初めて見る女性。

 自分や伊奈帆と同じくらいの年頃でショートカット姿。

 

「偉そうに命令しなくてもいいじゃない。伊奈帆ったら危険度が高くなるとすぐにあたしを置いていくんだもん」

 

「いや実際に偉いし。それに伊奈帆じゃなくて界塚少佐だ」

 

「今は軍務じゃないし。っていうかそっちの」

 

「スレイン・トロイヤード……いや、今日から銀仮面と名乗る。」

 

「……あんたが伊奈帆を撃った奴ね」

 

「銀仮面紹介しよう。彼女は網文韻子。僕の婚約者だ」

 

 

 




界塚小隊

界塚伊奈帆

KG-6スレイプニール改
 オリジナル設定
戦艦デューカリオンが廃艦になり、そのアルドノアドライブを小型化してスレイプニールに後付け。飛行能力や重力制御が可能。
物語中盤で‘能力解放型’になり、リアクティブアーマー、コンフォーマルパワーアシスト、最終決戦仕様の3種を合わせた‘コプリート仕様’に乗る。



スレイン・ザーツバルム・トロイヤード

ディオスクリア・レプリカ、タルシス改
 オリジナル設定
地球軍が情報収集の為に作ったディオスクリアを一時的に使用する。
物語中盤でディオスクリアの情報と能力を引き継いだタルシス改に乗り換える。



網文韻子

ハーシェル
 オリジナル設定
地球軍が火星騎士から接収した機体に、地球産の新型アルドノアを組み込んだ機体。遠隔誘導兵器の他に、韻子に合わせた特殊な狙撃砲を装備。
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