スーパーロボット大戦Re   作:jupi

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序章六話-解放

「我々マフティーがお前たちを粛清する!」

 

 海上と上空からの同時攻撃。

 奇襲によりナデシコは飛べなくなり、通常航行で海を進むしかなくなる。

 

「粛清されなきゃいけないような事してないのに!」

 

「他の連邦組織と一緒にされてるんだろ!」

 

「来るぞ!ガンダム頭だ!」

 

 マフティーと名乗るテロリスト集団の恐らくリーダー各のガンダムによる攻撃。

 音速を超えるスピードとビーム兵器。さらにファンネルミサイルによる牽制が厄介この上ない。

 

「くっ!エステのスピードじゃ追い付けない!」

 

「ガンダムの足を止めてください」

 

「界塚か?駄目だ!すばしっこい上に頭も回りやがる」

 

 ガンダムはナデシコから距離を取りながらじわじわと攻撃してくる。

 指揮官機の伊奈帆に気付いたのか警戒を強めている。

 

 一方、海上の艦艇にはソフィーのGAUSがガトリングで応戦していた。

 

「お嬢様。敵艦の注意が我々に集まりました。頃合いかと」

 

「そうね。では参りましょうかセバスチャン」

 

 弾倉を装填、フラッシュグレネードを数発敵艦の直上に放つ。

 

 閃光に注意が向けられる瞬間にGAUSは高々と跳躍。ガトリングを艦艇に向ける。

 

 その瞬間にガンダムがGAUSに急接近してくる。

 

「やたら頭がいいと、策も読めるのでしょうが」

 

「翔べ!劵属達!」

 

 オトリとして跳躍したGAUSに接近してくるガンダムに、ディオスクリアのパンチが直撃する。

 

 同時に艦艇は、海中からマナタで接近していた由希奈によって次々と撃沈されていく。

 

「あちらさん、引き際も見事だな……」

 

「追撃はしません。各機収容、出来る限り早くこの海域から離れます」

 

 ナデシコとマフティーの戦闘が終ったのは、竜宮島到着のわずか一時間前だった。

 

 

 一方、話は竜宮島に戻る。

 

「お前……フェストゥムじゃないな。お前が誰だって構わない。助けを求めてるってのなら俺が助けてやる」

 

 マークザインの中から銀色のフェストゥムに呼びかける。

 

「さぁ、手を伸ばせ。俺を感じろ……俺はここにいる。俺は……ここにいるぞ!」

 

 互いの手をふれあう形で共鳴。

 

 瞬間、銀色のフェストゥムは全身を結晶化させる。

 その結晶は砕け散り、フェストゥムの姿は無くなる。

 

「お前が……本体か……」

 

 マークザインの手に包まれ新に姿を現したのはMSとは違う、人間と同等の大きさの‘小型ガンダム’だった。

 

 

 

 それから小型ガンダムの検査、マークザインの収容をすると同時にタイミング悪くナデシコが到着した事もあり、アルヴィス内部では一時的に騒々しくなる。

 応接室で伊奈帆とユリカが真壁と顔を会わせる。

 

「ミスマル中佐も小型ガンダムとの対話に経験が?」

 

「はい。私達の友達はあなた方の仲間だった‘武将’とは違いました。むしろ……」

 

 モニターに映る小型ガンダムはベッドで横になっている。

 

「彼の様な騎士でした」

 

 ユリカの言葉に真壁は少し考えてから。

 

「対話に協力を願いたい、ミスマル中佐」

 

「もちろんですともっ」

 

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