スーパーロボット大戦Re   作:jupi

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序章九話-真聖機兵

 操られた騎士GP01は騎士ユニコーンに剣を向けた。

 

「皆の者、わたしに構わず先に行け!」

 

「ユニコーンさん、それフラグだからっ!」

 

「韻子行くぞ!」

 

 界塚小隊の三人は騎士ユニコーンと別れ城の奥まで走る。

 

 

 「これは……」

 

 再奥まで到着した三人が見たのは城内で浮遊する多面体の鉱石だった。

 

「枢石だ。これがあるから、揚陸城はオーブまで来れたんだ」

 

「ちょっとまって、それじゃあ」

 

「あぁ、これを破壊しなければ何度でもエフィドルグが来る」

 

「……一度機体の所まで戻ろう。ディオスクリアなら一撃で」

 

 銀仮面が言いかけた時だった。

 突如として城が不自然に揺れ、警報が鳴り響く。

 

「まずい事になった」

 

「こ、今度はなに。伊奈帆!」

 

「恐らく自爆シークエンスだ」

 

 揚陸城が自爆しようとプログラムが発動してしまった。

 伊奈帆が端末を調べて対処方法を探る。

 

「……駄目だ。機体に戻ろう」

 

「打つ術無しか?」

 

「あぁ。だから力業でいく。」

 

 

 地上での戦いは終焉を迎え、エフィドルグの洗脳を受けていたオーブ兵もバルキリーから聴こえた歌声で何故か正気を取り戻した。

 

「何だったの、さっきの歌……」

 

 暴れ疲れた由希奈がグロングルの残骸にマナタを腰掛けてさせると、緊急入電が入る。

 

「全機に通達!揚陸城が自爆しようとしています。被害を最小限に抑えるため、自爆前に破壊します」

 

 マナタとGAUSには帰還命令。

 エステバリスには砲戦フレームに換装。

 さらにマークザインとマークニヒトに発進命令が出る。

 

「ミスマル大佐。こちら界塚。スレイプニールにも換装パーツを射出してください。装備はコンフォーマルパワーアシストで」

 

「了解です。それで枢石は?」

 

「銀仮面に向かわせました。僕と韻子は上から攻撃します」

 

「無理しないでくださいね。いってらっしゃい!」

 

 

 

 伊奈帆と韻子が揚陸城の上空に向かう中、銀仮面は早々に枢石を破壊して撤収する。

 

「彼らの攻撃に巻き込まれてはディオスクリアといえど……」

 

 マークニヒトのワームスフィアが次々と城を削り、マークザインのルガーランスを使用した斬撃が激しく降り下ろされる。

 

「って、騎士ユニコーンは!?」

 

 とっくに脱出したモノだと思われていた騎士ユニコーンの安否確認が出来ていなかった。

 

 唐突に、マークザインのルガーランスが折れる。

 

 揚陸城を両断しようとしていた一騎の手が止まる。

 

「コーールッ!」

 

 騎士ユニコーンが騎士GP01に肩を貸し、10メートル程の別のガンダムを召喚する。そのガンダムは強固な楯でルガーランスを跳ね返し、折る。

 

「真聖機兵ガンレックス!我らを守り、この城を破壊したまえ!」

 

 マークザインよりも高出力の剣を出し、ガンレックスは揚陸城を一刀両断する。

 

 

 オーブ側には甚大な被害が出たものの、結果的には自爆等は防げたこともあり多くの人々を救うことが出来たのであった。

 事後処理を済ませて一段落していたユリカの元に、騎士ユニコーンが現れる。

 




今回は脱出が遅れた騎士ユニコーンと騎士GP01を、味方のマークザインによる誤った攻撃から守るために真聖機兵ガンレックスがコールされました。

今後もSDガンダム絡みの機体やキャラが少しだけ出ます。
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