労働少年あきら☆シヌナ ~人が絶望する時それは過労死する時~   作:まゆげ剃り機

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どうもまゆげ剃り機です。

二話目です。暇潰しに見ていってください。


研修②社畜再転生

俺、南条 晃はちゃんと転生出来た。前世と同じ姓である南条家に生まれた俺はごく一般的な家庭で一般的な男の子として、一般的にに育った。前世が労働、飯、就寝、労働の順で俺の生活が完結していたので、現世は非常に楽しく過ごしてこれた。全てが普通だった。

 

すまん。嘘をついた。

 

俺が住んでいる見滝原市という所は俺の僅かな原作知識にあった。【魔法少女まどか☆マギカ】のメイン舞台だったと思う。

 

正直、この町を受け持った建築家達は薬をキメているんじゃないのか?

 

前世の知識がある分、この町の近未来感に最初は大分戸惑った。それ以上に驚いたのはここに住む住人は皆髪の毛がカラフルだったという事だ。初めて奇抜な色した髪の人と会った時はつい叫んでしまったよ。アニメか!!!!!ってね。

 

さて、俺は見滝原中学校に在籍していて、今年で2年になってそこそこ経った。特に何もなく過ごしていたのだが、進級して間もなくの頃3年の先輩が行方不明になったらしいです。物騒ですね~

 

さらにそのすぐ後に市内の倉庫街で集団自殺未遂があったらしい。この時点で俺は見滝原は魔境ではないのかと疑い始めた。

 

また、そのすぐ後に隣のクラスの女子が変死したため葬式に参列した。亡くなってしまったのは”美樹さやか”という少女だった。正直全く関わりのない子だったので悲しんだふりしていた。しかし、その葬式で俺は、同じく参列していた亡くなった少女の友達であろう少女を見た時、少なからず目を見開いた。

 

その少女はひときわ目立つピンク色の髪をツインテールにしていた少女だった。殆ど原作知識が無い俺でもわかる...この物語の主人公だ。なんたらまどかだったと思う。

 

そして今この見滝原には超特大のスーパーセルが上陸しようとしてるらしい。住民は各々避難していて、俺の家族も例外は無い。

 

しかしスーパーセルの勢いは止まらない

 

「おいおい...これってかなりやべぇんじゃねぇの...」

 

そんな事を言っている間にも町が破壊され、避難所もどんどん削られていく。避難所内は阿鼻叫喚になり、そして......

 

「くそ...ここまでか」

 

俺の視界は真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...ん?」

 

意識がある。不審に思い辺りを見回すと2回目の転生を迎えた場所だった。

 

「どゆこと?」

 

「それはこっちのセリフなんですけど...」

 

「うお!?」

 

独り言に返答が返ってきた事に俺はびっくりしてしまい変な声を出してしまった。返答があった方を向くと......

 

 

「やってくれましたね...いえ、正しくは何にもやってくれませんでしたねぇ...」

 

「か、神様!!?な、何でそんなに怒っているんですか!!!?」

 

肩を震わせ、明らかに怒気を滲ませている神様がいらっしゃった。

 

「貴方!!!!それでも転生者なんですか!!!?何で物語に介入しないんですか!!!?普通転生特典を得てアニメの世界に行くとなったら、普通介入じゃろ!!!!?」

 

「神様神様。口調がおかしくなってしまってますよ」

 

「だまらっしゃい!!!!!私の口調なんてどうでもいいんですよ!!それより!!何故原作介入しなかったんっですか!!!貴方が何もしなかったから、まどかちゃん達が死んでしまい、世界が滅んでしまったんですよ!!!!!」

 

「ええ~...転生したら何しようか自由って言ったのは神様じゃないですか~」

 

「ぺっ!!!はぁ~?自由って言ったら普通は原作介入しまくるっておもうでしょうが!!!!」

 

「だってよ~、まどマギもう殆ど覚えてねぇからよ~、どうすれば原作介入出来るかなんてわかんね~よ~...」

 

「それ先に言えよ!!!知ってたら原作知識あげてたよ!!!!...ハァ...もい良いよ。もっかい転生させるよ。特典は強力なものはちょっときついけど...」

 

「断る!!!!!!!!」

 

「ハ?...ハァァァァァァァァァァ!!!!!!!?何でですか!!?」

 

心底わからないといった風な顔をしてきやがる。

 

「2回目とは言え俺は家族と共に生活をしてきたんだ、このまま俺は輪廻転生するつもりだ」

 

「そ、そんな!?お願いします!!!もう一回まどマギの世界に転生してください!!!」

 

「貴女もしつこいですねぇ...何で俺なんですか?他の...そうだな...下半身でしか物事を考えない犯罪者予備軍のような奴らなら、美少女とイチャコラしたいが為に頑張るかもよ?」

 

「そんなゴミどもを私は転生させないし、どうしてもしなくちゃいけない時は特典なしで【ヘルシング】か【クレイモア】に転生させてやるわ!!!」

 

「ヘルシング??クレイモア??よくわからんが、本気で言ったわけじゃないぞ。そんくらい判ってる」

 

「そ、そう...判っているなら良いのよ。(ちょっとぉぉぉぉぉ!!!南条さん全然アニメ知識ないんですけどぉぉぉ!!!!)それより、私が南条さんに転生してもらいたい理由は、貴方の心がとても真っ直ぐだからですよ」

 

「?真っ直ぐ?」

 

俺が聞き返すと、彼女は満面な笑みを浮かべた

 

「はい!!!南条さんなら彼女達を救っていただけると思ったのです......私は彼女達の過酷な境遇や運命を見て、とても辛いと思ったの...もう彼女達にあんな思いをさせたくないの!!!」

 

 

「...アニオタ神」

 

「おいこら、お前今なんつった」

 

「アハハ...何にも」

 

「ん~?ま、良いか...それで...お願いできる...かな?...」

 

「そうか、そんな風に考えた事なんてなかったわ......優しいんだな...」

 

「え?...じゃ、じゃあ転生してくれる!!!?」

 

「断る!!!!!!」

 

「お前ええ加減にせぇよ!!!!!!!」

 

「ジョーダンだよ。良いよ転生するよ」

 

「え?ほ、ほんとに?ほんとにほんとに本当に?」

 

「うん」

 

「あ、ありがとう!!!!!じゃ、早速特典与えるね。力系の特典で良い?」

 

「......いや、力系は持っているから...他のを適当に」

 

「...なら、魔法少女達の為に魔法少女から人間に戻るための玉をあげるわ。でも使用は全てが終わってからにしてね。ワルプルギスの夜を倒せば全てが終わるわ......ハイ終わり」

 

「おーけー...じゃ、転生頼むわ」

 

そこから前回と同じくダサい詠唱で晃は転生した。

 

「少し不安だから、原作に絡むように加護を授けさせたわ。お願いね」

 

 




*プロフィール*

名前:南条 晃

年齢:(最初)享年18 (二回目)享年36 (三回目)享年14

容姿:(最新の転生時)飛び抜けてカッコいいって訳じゃないけど、女子に聞けばほぼ皆がカッコいいと声を合わすくらい。

性格:テンションの落差が激しい

キャラボイスは参考として、中村悠一


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