お待たせです!
ドンドンと、物語が進みます。キャラのエピソードを入れると、根幹のストーリーに触れにくくて困る……(´・ω・`)
では、どうぞ!
この世界に初めて来た時の事、今でも良く覚えてる。
現実世界では決して見る事の無い風景やモンスター、世界観がそこにはあって。その世界は剣一本で何処までも行けるのだと、そう思った。
あの時、確かに高揚したのだ。
けれど、きっとこの世界でも、自分は独りなのだろうなと、何処か諦念を抱いていた。
両親を失くし、友人関係も長続きしない。ある種の呪いの様に感じていたそれは、逢沢桐杜という少年にとって、もうどうにかしようとして出来るものじゃなくなっていたのかもしれない。
この歳で、沢山の人を失い過ぎた。きっとこの世界でも、現実とは違うこの体でも、変わったものはそれだけで、後は何も変わらないのだと、そう思った。
チュートリアルに入り、この世界におけるあらゆる蘇生方法は機能しないと、ここはデスゲームだと、この世界で死んだら現実世界でも死ぬと、そう言われた時も、きっとそれが運命なのだと知った。
この世界でも自分は、人知れず独りひっそりと消えゆくのだと。だけど、自分は今もこうして生きている。
色々なものを置き去りにして、一人、独りのうのうと。
あのはじまりの街で、たった一本伸ばされた手によって、随分と遠くまで来たものだ。
「っ…」
あの時の幻覚を見たのか、自然とその手が空へと伸びる。木陰に寝そべり仰向けになっているアキトは、辺りの草原と共に風に撫でられる。
今はもう失ってしまった、その手の幻覚を思い起こして。
アキトはそのままその上体をも起こした。寝そべっていた草原のすぐ目の前の柵の向こうには、プレイヤーやNPCで賑わっていた。
まだ昼頃だから、この人集りは普通ではあるが、この平穏だって、きっと簡単に崩れ去ってしまうかもしれない。
先日《ホロウ・エリア》で見た、PoHのポンチョから見え隠れした口元の笑みを思い出す。
あの悪戯を思い浮かべた子どもの様な笑み、それでいて何処か冷たい雰囲気。決して悪戯では済まされない、彼らにとっての『快楽』。
それが自分達に降り掛かる事を想像すると気が気で無い。
平穏が壊されると思うと落ち着かない。
────いや。
平穏なんて、もうとうの昔に壊れていて、それが徐々に目に見えているだけなのかもしれない。
あの場所に入り浸るフィリアもそうだが、もうアスナを《ホロウ・エリア》に行かせるのはやめた方が良いのではないだろうか。アキトはアスナの顔を思い浮かべながらそう考える。
実際そっちの方がリスクは小さい。今後の為にも、自分自身の為にも、彼女の生存はゲームクリアにおいての絶対条件だ。
それに────
(…死なせたくない)
何を馬鹿な、と以前なら、というかこの世界に初めて来た時ならそう思うだろう。失ってしまうなら、関係を持つべきではないと、そう決めていた筈なのに、中途半端に関わってしまったツケが回って来たのだと思うと、自分の馬鹿さ加減に嫌気がさす。
だがもうそれは後の祭り。アキトにとってアスナ達は、もう赤の他人なんかではなくなってきている。大切だとか、仲間だとか、そんな風にはまだ思えないが、少なくとも、『死なれては気分が悪い』くらいには思っていた。
まあ、これはあくまでアキトの表面上の気持ち。本心はどうかは分からないが。
そんな事を考えていると、どこからともなく声が聞こえた。
「あ!アキト君みーっけ!」
「?」
前方へ顔を上げると、金色に靡くロングヘアを後ろで束ねた、現実の容姿とはとても思えない少女が柵の向こうに立っていた。
「……リーファ、何か用か」
「えへへ……」
アキトの疑問を返す事も無く笑いかけるリーファ。彼女は柵を飛び越えて、アキトの元まで歩み寄る。アキトはどんどん近付いてくる彼女に戸惑いを隠せない。
そんな様子など知らない様に、リーファはアキトの腕を両手でガッシリ掴み出した。これにはアキトも思わず目を見開く。
「捕まえた!ほら、こっち来て、こっち」
「は、お、おい…!」
リーファはアキトを引っ張り上げて、腕を掴んだままその場から離れる。突然の事というのもあり、アキトはリーファに引かれるままに、その足を動かした。
●○●○
「お、おい…何だよ急に…!」
「いいからいいから」
「いや、良くねぇよ…何なんだよお前…」
何故リーファにこんな事をされているのか、全く理解出来ていないアキト。無理矢理振り解くという選択肢も無い訳ではないのだが、それをやるのはやはり躊躇われてしまうのだ。
だからアキトは、彼女に引かれるがままに引かれてる間、この彼女の行動の意図をかんがえる事しか出来ない。
進んでいく内に分かってきた事があった。それは、段々と人集りがなくなってきているという事だった。それは彼女がアキトを人気の無い路地裏へと連れ出しつつあったからだ。特に疚しい事などは考えてないが、いきなりこんな所に引っ張られてしまっては警戒せずには居られない。
アキトはドギマギしながら、ふと、彼女と自分の繋がれた手に視線を下ろした。
お互いに繋がれた手。思わず、先日のアスナとのやり取りを思い出してしまう。
『大丈夫だよ。君の事は、私が───私達が、守るから』
その拍子に握られた片手。アキトはそれを思い出していた。我ながら醜態だなと思わずには居られない。けど、アスナのあの言葉で恐怖に襲われていた筈の心が軽くなった事は否めない。
彼女は何故自分に、あんな事を言ってくれたのだろうかと、あれから暫く考えていた。だけど、答えなんてとっくに分かってる。彼女は、彼女達は、優しいから。
こんな自分にも、手を差し伸べてくれるから。だからこそ、アキトも縋ってしまって。
だからこそ、あの時アスナの手を握り返してしまったのだ。
(…なんで、アスナは…)
アキトはアスナに握られた手を、リーファに繋がれた手を、暫く眺めるだけだった。
どちらも温かみを感じる、優しい握り方で。
「……」
思わず、その手を握り返してしまった。
すると案の定、驚いたのか、リーファは顔を急に赤らめ、思わず声を上げた。
「ひゃっ…!」
「っ…あ、わ、悪い……」
「う、ううん!最初に掴んだのはあたしだし……」
何をやってるんだと、アキトは思わずその手を離そうと力を抜く。だが、リーファは逆にその手に力を込め、アキトの手が離れない様にした。
アキトは目を丸くして前を歩く彼女を見た。その顔は見えなかったが、耳元がほんのり赤かったのは、気の所為だっただろうか。
取り敢えず何か話題を振ろうと、アキトは先程からずっと思っていた事を発言した。
「……で、何なんだよ、急にこんな所まで……」
「う、うん…。ほら、この人のお話聞いてみて」
その路地裏に居たのは、赤いフードを被ったNPC、四角いテーブルに置かれている水晶を見るに、役職は占い師といったところだろうか。
長い髭を生やしたその占い師は、こちらの存在を確認すると、懇願するかの様に口を開いた。
「旅のお方、どうか私の願いを聞いて下され……」
「…クエストか」
リーファがここに連れて来たのは、このクエストと関係があるらしい。このクエストで分からない事でも起きたのだろうか。そんな事を考えている間にも、NPCの話は続いている。
「83層に広がる森を訪れて欲しい。その奥に鬱蒼と茂る木々の間に、遥か昔に置き去りにされた一つのペンダントがある。それこそが私の求める《太陽のペンダント》。それを見付け、届けてくれまいか?」
「83層……」
「ね、面白そうじゃない?」
「…別に」
リーファの嬉々とした声に、アキトはそっぽを向く。だが次の瞬間、彼女はNPCに承諾の返事を返してしまった。
「占い師さん、貴方の願いは私、リーファと、この《黒の剣士》アキトが聞き届けたわ」
「っ…おい…!」
そのリーファの発言を聞いて、アキトは思わず彼女を睨み付ける。だがその前にNPCが感謝の言葉を述べ出してしまった。
「おお……ありがとうございます。引き受けて下さるとは……。されど、気を付けなされ。あの森の中には獰猛なモンスター達が住み着いておる。並の戦士じゃあ歯が立たぬだろう」
「任せておいて!アキト君はそんじょそこらの戦士とは違うんだから!」
「……」
リーファは自信満々に胸を張り、NPCは静かに御辞儀する。アキトには止める事が出来ず、二人を眺めるだけ。
トントン拍子で進んでいくクエストに、アキトは拳を握り締めるだけだった。
ただ、彼女がNPCに言い放った、《黒の剣士》という単語が、頭の中を駆け巡っていた。
●○●○
83層《ドルバ》
地形に合わせて造り上げられた建物が並ぶ街で、中央に位置する転移門の真上には、巨大な巨木が聳え立っている。その周りは水が溜まっており、転移門だけが孤立している様だった。
その街を出てすぐのフィールドには、蟹型の甲殻類系統のモンスターが蔓延っており、その丘を降りていく事で、《太陽のペンダント》なるアイテムがあるとされた森へと続いている。
現在アキトとリーファはそこへ赴いており、モンスターを倒して回っていた。
リーファはこの層から攻略組へと参加する事に決まり、レベルも実力もアスナの折り紙付きだった。
最近はシリカやリズベットと共に、攻略やクエストを手伝っているらしい。シリカとは最近、ピナの強化鉱石を集めに迷宮区を訪れ、リズベットとは何かの鉱石を取りに行っていたらしい。
確か、《レラチオン鉱石》という名前だったか。聞いた事の無い鉱石だと首を捻るが、素材に関しての善し悪しはアキトじゃ判断は付けられない。
それよりも、今はこの状況に首を捻りたい。
思わず、その口が開いた。
「……なあ」
「うん?どうしたのアキト君?」
「どうしたじゃねぇ、何で俺にこのクエストやらせたんだよ」
「…もしかして、嫌だった…?」
「正直、あんまし興味は無え」
恐る恐る聞いてくるリーファに、そう切り捨てるアキト。だがやがて、リーファは嬉しそうに笑ったのだ。
「……へへっ」
「……何だよ、気持ち悪いな」
「…でも、ここまで付いて来てくれたよね」
「っ……」
そう。アキトは突然のリーファの行為に多少なりとも文句を言ったが、『やめろ』とは言わなかったのだ。
結局ここまで付いて来て、口から飛び出す言葉は、ここに自分を連れ出した理由のみ。彼女の誘いを拒んだりはしていなかった。その事実に、アキトは思わず目を見開いた。
そんな彼から視線を外し、リーファは目の前の森へと視線を動かした。
「特に深い理由とかは無いの。……ただ、アキト君と一緒にクエストをやりたかったなーって」
「……」
────嘘だ。
瞬時に、そう思った。でも、それを口にしたりはしなかった。
だけどすぐに分かったのだ、彼女が嘘を吐いたその瞬間を。彼女はきっと、何か理由があって自分を誘った筈なのだと、その表情を見て悟った。
リーファという少女は、このSAOに後から、それも自分の意思でログインを決めた数少ないプレイヤーだ。アバターは他のゲームのもので、ナーヴギアは友人から譲り受けたのだという。
ログイン当日、病院にいる母からの徒ならぬ雰囲気に、兄の死を悟ったという。母の言葉の続きを聞く事を本能的に拒否し、逃げる様にこのデスゲームにダイブしたのだという。
彼女は、自分の兄が生きたこの世界を知りたいと、そう言っていた。それが彼女がこの世界に来た理由だと、そう言っていた。
「……」
────何か、違和感を感じた。
何かは分からない。だけど、彼女の言葉と行動と、ここに来た過程に、途轍も無く違和感を感じるのだ。
アキトはずっと、リーファの事が気になっていた。最近の彼女は、この世界に来てからよりも、頻繁にレベル上げの為にシリカやリズベット、果てはアスナやクラインにも付いて行っていたのだ。
何か、嫌な予感がした。
「……なあ、お前さ───」
「あっ、アキト君!きっとコレだよ!」
アキトの声は偶然にもリーファによって掻き消された。当の本人は木々の間に光る何かを見付けて駆け寄り、それを手に取った。
リーファはアキトの元まで持っていき、その手を広げて見せた。
そこには羽根の様に反り返った石に、金色に輝く丸い宝石が付けられた首飾りがあった。
恐らく、これが占い師の探し求めていた《太陽のペンダント》。ならば、これでクエストは達成された。
だがリーファは納得がいかない様な、そんな表情でペンダントを見下ろしていた。首を捻ったり、唸ったりしている。
「綺麗だけど……デザイン的に何か足りない様な気がする。こう…なんて言うのかな…別の何かと対になってて、一つのデザインとして成立するっていうか…」
アキトはリーファの持つペンダントに視線を下ろす。確かに言われてみればそうかもしれない、と思う程度のものだ。
すると突然、そのペンダントが光を放ち始めた。
アキトは目を丸くし、リーファは慌ててそのペンダントを跳ね除けてしまいそうだった。
「ペンダントが、ひ、光った……?」
『私の名は《太陽のペンダント》。ありがとう、私を見つけ出してくれて……』
そのペンダントは、小さく光を灯しながら、声を発し始めた。
「うわぁ!?しかも喋った!!」
『その勇者達に是非叶えて貰いたい願いがある。聞いて貰えるだろうか……』
リーファは再びオーバーなリアクションを取る。そんな彼女に応える事も無く、ペンダントは続きを述べ始めた。どうやらクエストの続きのようだ。
どうも図々しいペンダントだなと思わなくも無いが、頼まれたら断れないアキトは、そのままペンダントに話の続きを促した。
『私と《月のペンダント》を、もう一度会わせては貰えないだろうか。彼女とせめて、もう一度……』
そのペンダントの声は、光と共に、段々と小さくなり、やがて消えていってしまった。
アキトとリーファはそのペンダントを見下ろしており、リーファはポツリと、寂しそうに呟いた。
「光が消えちゃった……」
あのクエストにはどうやら続きがあるらしく、現在リーファが《太陽のペンダント》を持って占い師の話を聞きに行っていた。
その間、アキトは近くのベンチに座って、そのNPCのいる路地裏への道を眺めていた。
隣で湧き立つ噴水の水飛沫が、少しばかり頬につく。ほんの少しだけ冷たさを感じ、アキトは袖で頬を拭った。
すると、その路地裏からリーファが笑みを浮かべて出てきた。アキトの姿を視界に捉えると、真っ先に彼の元へと駆け寄って来た。
「アキト君、聞いてきたよー!やっぱり占い師さんのセリフ変わってた」
「そうか」
「…何かリアクション薄くない?」
「お前のクエストなんだから、お前がやれば良いだろ。俺には関係無い」
アキトはそういうとリーファから視線を外し、多くの出店が並ぶ街道を捉える。リーファはムスッと表情を変えると、アキトの座るベンチに腰掛けた。
「えー、いいじゃない、少しぐらい付き合ってくれても」
「もう充分付き合ったろ」
「…でもクエストの続き、気にならないの?」
「執拗いな。俺は元々興味無かったんだよ。今さっきまでの様子じゃあ、別に強いモンスターが出る訳じゃなさそうだし、益々俺がいる意味無えじゃねえか」
「それでもいーの!お願い、このまま一緒に最後までやろう?」
「……」
アキトは、そんなリーファの懇願に思わず体の向きさえも変える。座るベンチが軋む音が聞こえる。
実際、それ程困難なクエストでも無さそうだし、彼女一人でもなんとかなる案件のものだ。自分が気にする事でも無ければ、参加する意義を感じない。
なのに、何故────
「……お願い」
彼女はこんなにも────
「っ……」
リーファはアキトの裾を掴み、か細い声でそう言った。
彼女に背を向けている為に、その表情までは分からない。けれど、何故か無性に、彼女の事が気になった。
どうして、そこまで。
「ハァ……占い師は何だって?」
「!一緒にやってくれるの?」
「早くしろ。気が変わらない内に早く話せ」
「う、うん!」
リーファは俯いていた顔を上げ、途端に嬉しそうな表情になる。アキトは現金なヤツだなと苦笑しつつ、リーファの話を聞く事にした。
正直、今でも乗り気では無い。これ以上関係を強めてしまったら、失ってしまった時に立ち直れなくなってしまうから。
それは逃げだった。だけど、それしか出来なくて。
「《太陽のペンダント》と《月のペンダント》はペアのアクセサリーなんだって。かつて名を馳せた天才彫金師が、自分の想い人の為に作ったペンダントでね」
リーファと話していると、現実世界の事を思い出してしまう。自分にも、血は繋がって無いが、妹がいたから。
彼女もこうやって、楽しそうに話をする女の子だった。
「二人はそれぞれ太陽と月のペンダントを首にかけて互いの愛を誓い合ったの」
『誓い』
その言葉に、アキトは小さく反応した。かつての友の事を思い出しながら。
リーファと話していると、色々な事が蘇って来るようで。懐かしくもあり、寂しくもあり、辛くもあった。
「そして仲睦まじく暮らしていたんだけど、そんな幸福も長くは続かなくって……禁忌を犯して神に嫌われた二人は、遂に引き裂かれてしまったって事らしいの……って、聞いてる?」
リーファの言葉で我に返り、深く考えていた思考を取り払う。アキトは取り繕うべくその表情を変えた。
「っ、ああ、聞いてる聞いてる。で、禁忌って?」
「さあ?そこはちゃんと話してくれなかったけど。彼女は神様の手によって天空の世界へと攫われ、二人は決して会えなくなってしまったの。その時彼女の落としたペンダントが、85層に落ちたんだって。二人はもう死んでしまったけど、想いのこもったペンダントを引き合わせれば、彼らの寂しさも和らぐだろうって……」
「へぇ…」
何だか、SAOに囚われた人達と、その家族との関係みたいな話だなと、そう思った。
今もきっと、生存しているプレイヤー達の帰りを待っている家族が現実世界には居て。攻略組の中にも、その家族に会う為にゲームクリアを目指している者達もいるだろう。
アキトは、現実世界に置き去りにした、かつての想い人を思い出す。
(……アイツは、今も俺の事を待ってくれているだろうか……)
「……アキト君?」
「……何でも無えよ。けど、85層ってんならまだ先だし、このクエストは一旦終わりだな。また再挑戦って事になる……マジか」
「うん、そうだね!」
アキトは小さな声でそう言った。てっきりすぐに終わるものだと思っていたからだ。
だが目の前のリーファは、そうでも無いらしく、とても真剣な表情を作っていた。
────だけど、アキトは見逃さなかった。
「……絶対、逢わせてあげようね」
彼女のその、とても脆い、悲しげな笑みを。
「…おう」
アキトは、そんな事しか言えなくて。
彼女にどうしたのか、とか、何があったんだ、だとか、そんな事を聞けなかった。
彼女が自分の部屋に来て、この世界に来た理由を聞いた時も、初めて彼女とデュエルした時も、自分は彼女に何の言葉もかけてあげられなくて。
それでも、彼女に違和感を感じ、気にしていたのは確かなのだ。
共に過ごす中で偶に見える、その空元気な笑顔に。
Episode : Leafa
↑ってやったらカッコよくない?
という事で、最近ずっとDEBANが無かったリーファの話です!まあ、シリカもシリカでDEBAN無いんですが……
アルゴ?うっ、頭が……(´・ω・`)