ソードアート・オンライン ──月夜の黒猫──   作:夕凪楓

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遅れました。
今回は戦闘描写のみ。苦手分野なので、あまり面白みは無いかもですが、以前のエリアボスの時よりは工夫して書きました。
多分、大丈夫!多分…!多分!!!

それでは、どうぞ!



Ep.52 空を統べる王者の剣

 

 

 

 《バステアゲート浮遊遺跡》の中心部、天空へと向かって聳え立つその塔は、システム的に封じられていた。

 

 そのロックを解除する為の『竜王の証』。言ってしまえば、それはアイテムだった。

 《竜王の巣》という回廊エリアの最深部《竜の玉座》に佇むボス、《ターミナントドラゴン》の討伐が、入手のキーとなっていたのだ。

 アキトとアスナ、フィリアの三人は、そのボスを上手く連携して倒し、早い時間でそのエリアの攻略を終えた。

 

 手にした『竜王の証』を遺跡塔の前の橋、光の壁の前で掲げると、その壁は証に反応し、消えていった。

 その橋の向こうには、ずっと目指していた遺跡、その塔だった。

 目的地は更にその上、初めてこのエリアに入った際に出会った、あの巨大なドラゴン。恐らくあれがエリアボスで、倒せばこの広大な《ホロウ・エリア》での行動範囲が広まるであろう。

 

 塔の中は薄暗く、中には機械仕掛けのモンスターも居れば、騎士型のモンスターも蔓延っており、言うまでもなくレベルも高かった。

 数の暴力がこのエリアで一番死亡の可能性が高い為、それぞれ手分けして戦う戦法よりも、三人で1体を着実に倒す戦闘法に変えていた。

 

 その間、アスナはアキトの戦闘に釘付けだった。

 《剣技連携》は然る事ながら、一番変わったのは、二人へ指示を出す様になった事だった。

 元々、周りを見る事に長けていた彼が、咄嗟の命令ではなく、予め考えていた連携を提示してくれたりする事が多くなったのだ。

 スイッチも率先して行い、危なくなったらさり気なく庇ってくれる。

 段々と変わりつつある、キリトに似た少年から、アスナは目を離せなかった。

 

 

 

 そして、現在。

 アキト達はバステアゲート遺跡塔、その外壁にいた。

 

 

 「うひゃぁ…高い…」

 

 「本当…色んなものが小さく見える…」

 

 

 フィリアとアスナは下に広がる景色を見ようと、顔を恐る恐る覗き込む。

 薄く雲が張っており、その下に今まで自分が攻略に勤しんでいたエリアである樹海や洞窟が、アスナの言う通り小さく見えていた。

 今彼女達がいる場所も、ある程度は広いが、壁になるものが何も無い。突風が吹こうものなら、為す術無く飛ばされ、落下していくだろう。

 

 アキトはその様子を横目に、彼女達とは反対方向に視線を向ける。

 そこには頂上に向かって、塔の周りを螺旋状に繋がる階段が存在していた。

 ゴクリと、唾を飲み込む。

 

 

(…この先にエリアボスが…)

 

 

 体がぶるりと震える。それは恐怖からか、武者震いか。その拳を強く握り締める。

 あの時見たドラゴンがエリアボスならば、空を飛ぶモンスターとの戦闘という事になる。広げた翼はかなり大きかったし、それに近付けば風圧だってある。

 塔は頂上に行くにつれて面積が小さくなっている為、恐らくボスとの戦闘エリアは狭い。ボスの翼の風圧だけで、最悪塔から落ちる事も考えられる。

 前回とは明らかにレベルの高い精密さを求められる戦闘になる事に、アキトは眉を顰める。

 

 

 「アキト、頑張ろうね」

 

 

 背中から声を掛けられ、ハッと我に返る。振り向けば、そこには小さく笑みを浮かべたフィリアが立っていた。何時に無く気合いが入っており、それらしい表情になっている。

 先日アキトが不甲斐無い一面を見せた反動だろうか。そう思うと、素直に喜べないアキト。心の中で苦笑した。

 フィリアだって、きっと何かアキトに問いたい事があるだろう。だけど、それを聞いて来る事はしない。それは彼女の優しさなのか、何にせよ有難かった。

 

 

 「アキト君」

 

 

 その声に、アキトは思わず体を強張らせる。声のした方を向けば、案の定もう一人の少女、アスナが立っていた。

 アスナはこちらを見ると、優しく笑みを浮かべた。エリアボスとの戦闘前に固いアキトを解そうとしたのかもしれない。

 だが、アキトにとっては逆効果でしかなかった。

 

 

 「…大丈夫だよ。私が君を────」

 

 「っ…あ、ああ、分かってるから、言わなくていい」

 

 

 アキトは目の前で手をブンブン振り、アスナの言葉を制した。アスナはそんな珍しいアキトの反応に首をかしげる。

 彼女の言いたい事など、聞かなくても分かっていた。昨日の約束の事だろう。

 だが、アキトにしてみればあまり掘り返して欲しくない案件でもある。昨日の今日でアスナとまともに話せる訳が無い。

 大体、何故彼女はこう、聞くとこちらが照れる様な発言をポンポン言えるのか。一度言えば、もう充分じゃないか。一度聞いたのだから、もう別にいいじゃないか。

 最近色々な事に首を縦に振るからこんな事になるんだろうな、と大体察しはついているが。リーファとのクエストや、シノンとの射撃の訓練、そして目の前のアスナ。最近は何とも濃い日々を過ごしている。

 

 段々と、彼らに対する壁が薄くなっている事も、少なからず感じていた。あの頃の懐かしさを、彼らに重ねて見てしまっているのかもしれない。

 少しだけ、後悔を抱いた。

 

 

 「…じゃあ、行くか」

 

 「うん…!」

 

 「ええ…!」

 

 

 アキトは気持ちを切り替え、階段の先を強く睨み付ける。見上げたその先に、倒すべき敵がいる。

 アキトは、最初の一段目を、強く踏み抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ●○●○

 

 

 

 登った先は、円形状のフィールドだった。

 特に障害物がある訳でも無い、塔の頂上。

 その周りを柱が囲っており、外側からの攻撃を遮断する、巣の壁の様な役割を感じさせた。

 

 何もいない。ただ、高所特有の突風を肌で感じる。その風の切り裂き音が聞こえる。

 そして気付くは、その場所が影になっている事。

 三人は思わず、真上を見上げた。

 

 

 

 その塔の頂上、その更に上。

 

 

 

 ────そこに、奴はいた。

 

 

 

 紺色よりも濃い、黒より淡いその体は細身ながら、その翼は倍以上に大きい。長い首を伸ばし、その白い眼はこちらを見つめて離さない。

 首同様に長い尻尾の先は剣になっており、とても鋭い。

 想像よりも狭い戦闘エリアで、そのドラゴンは大きく咆哮した。そのビリビリ来る様な衝撃は、アキト達の髪、装備を靡かせた。

 その雄叫びが終わる頃、その頭の隣りにHPバーが三本表示された。

 

 

 BOSS《Zordiath The Blade Dragon(刃竜ゾーディアス)

 

 

 ボスは間髪入れずに迫る。その脚の爪をこちらに突き立て落下して来た。

 アスナとフィリアが身構える中、アキトは咄嗟に二人の前に飛び出し、その爪目掛けて《バーチカル・アーク》をぶつけた。青白い火花が散り、その衝撃波が辺りに広がる。

 

 

(っ…重い…!)

 

 

 その体格からは想像出来ない程に重い攻撃。アキトは歯を食いしばり、どうにかその剣を振り上げた。

 

 

 「───っ、らあっ!」

 

 

 ボスは弾かれ、崩れた体勢を、空中に飛び上がる事で立て直す。距離が離れた瞬間、アキトは後ろを振り向き、二人に指示を出す。

 

 

 「囲うぞ!」

 

 「分かった!」

 

 「了解!」

 

 

 アスナとフィリアはアキトの後ろから飛び出し、ボスを囲うように回り込んで走る。

 ボスは辺りを見渡し、三人が散り散りになったのを確認すると、瞳を赤く光らせ、その身体を捻る。

 尻尾の先端に付いている剣を、彼らに向かって横に薙いだ。

 

 アキトはエリュシデータを縦に構え、迫り来る尾に対しての防御姿勢をとる。ぶつかった剣と尾からはチリチリと音を立てながら火花が発生していた。

 振り抜いた尻尾を、今度は逆方向から食らわせてくる。アキトは再びエリュシデータで防御の構えをとった。

 

 

 「閃光!」

 

 「分かってる、任せて!」

 

 

 その間、アスナは未だ空中で飛んでいるボスに向かって飛び上がり、その細剣を突き立てた。

 

 細剣重攻撃三連撃《アクセル・スタブ》

 

 ソードスキル特有の光を纏わせ、閃光と呼べる速度で突き刺していく。決して浅くないダメージが、ボスのHPを減らしていた。

 そのドラゴンはダメージを受けた方向、アスナを睨み付けると、高らかに咆哮を上げた。

 瞬間、今度は反対方向にいたフィリアが、ボスの浮いた脚元に辿り着く。

 

 短剣高命中三連撃《シャドウ・ステッチ》

 

 麻痺の追加効果のある、高威力のソードスキル。アスナに視線が動いた瞬間に飛び出す、チャンスを見過ごさないその巧みな動き。正しくトレジャーハンターの名に恥じない動きだった。

 

 狭いフィールドに、巨大な竜、そしてその竜からすれば小さいプレイヤー達。

 フィールドの小ささは、決してデメリットばかりではない。こうして敵を翻弄するのに、この場所は最適だった。

 

 フィリアのスキルがボスの脚元に三撃、全て食い込む様に入る。鮮血にも似た、赤いライトエフェクトが煌めく。

 だが、ボスはそれに構わず上に飛び、再び身体を捻る。そして、今度は回転しながらその尻尾を振り回したのだ。

 

 アキトは思わず目を見開いた。

 この狭いフィールドでこの巨体が、尻尾を振り回そうものなら────

 

 

 「きゃあっ!」

 

 「うっ…!」

 

 

 ボスの素早い一撃が、彼らの身体を抉る。

 それぞれが石ころの様に跳ね飛ばされて、外側を囲う柱に激突した。アキトは咄嗟に剣を構えていた事で、何とか地面から足を離す事無く留まった。

 だが、見上げてみれば、ボスは再び声を上げ、身体を緑の光が覆う。

 インターバルの少ないボスは今までに何度も見たが、こうも素早く次の攻撃に移るモンスターは珍しい。

 壁にもたれるアスナは、思わず対峙しているアキトを見つめた。

 

 

 アキトの目の前のボスは、そのまま翼をはためかせると、今度は後ろに回転した。その尾に付く剣が、下からアキトに迫る。

 横だけでなく、縦からの攻撃手段もある事を理解したアキトは、すぐさまエリュシデータを横に持ち、下に寝かせる様に構える。

 その尻尾の切り上げを、アキトは全力で耐える。

 

 

 「スイッチ!」

 

 「了解!」

 

 

 アキトの掛け声にフィリアが応える。

 その短剣をボスの脚に向けて斬り付けた。攻撃後、体勢を整える間もなく食らったその攻撃に、ボスの身体が沈む。

 

 

 「アスナ!」

 

 「せああぁぁああぁあああ!」

 

 

 今度はフィリアの合図。体勢を立て直したアスナが、地面との距離が近くなったボスに迫る。AGI値を全開にした速度で走り、その喉元に深く、その細剣を突き刺した。

 手応えあり。アスナは心の中でガッツポーズをした。

 

 HPはかなり減っていた。やはり、このエリアのボスは三人でも戦える。

 だが、刃竜ゾーディアスはそんなダメージを気にもとめず、更に上空へと舞い始めた。咆哮しながら、威厳を保つが如く上昇していく。

 あれでは、ジャンプしても届かない。アスナは悔しそうに歯噛みした。

 

 だが、フィリアは違う。ボスと自分達との距離を正確に測っていた。

 そして理解する。あの高さなら、アキトは届く。

 

 

 「アキト!」

 

 「分かってる」

 

 

 アキトはフィリアにそう応えると、柱に向かって走り出す。

 その麓まで近付くと、その場で柱に大きく飛び上がった。アスナが目を丸くして見つめる中、アキトはジャンプした先の柱に足を掛ける。

 そして、身体を反対方向へ向け、未だ上昇していくボスを見上げた。

 

 

 「届け───!」

 

 

 体術スキル《飛脚》

 

 アキトの足が小さく煌めく。そして次の瞬間、アキトは柱から大きく飛び上がった。

 体術スキルを駆使した跳躍、そしてそれは、一直線にボスの元まで飛び上がる程の力を発揮した。

 しかし、まだ足りない。アキトの上昇は、一定の所で止まり、そのまま落下の一途を辿る。だがアキトにはまだ、空を飛ぶ術がある。

 

 コネクト・《ヴォーパル・ストライク》

 

 アキトは《剣技連携(スキルコネクト)》を発生させるべく、その剣を上に突き出す。

 ボスに目掛けて構えた、そのエリュシデータが赤く光り、空中にいたアキトをそのソードスキルの突進力で上昇させる。

 

 

 「凄い…」

 

 

 アスナが驚きの表情を作る中、アキトはボスの元まで一気に近付き、再び拳を突き付けた。

 

 コネクト・《エンブレイザー》

 

 黄色いエフェクトを纏わせて、ボスの頭に向かって殴り付ける。STR値の高いアキトの体術スキルは、ボスに少なからずダメージを与えた。

 しかし、ボスは苦しむ様子も無く、空中で身体をいきなり前転させる。そして、そのまま尾に付く剣をアキト目掛けて振り下ろした。

 

 

 「っ…!」

 

 

 空中にいるアキトは対処の仕様が無い。アキトは目を見開き、咄嗟にエリュシデータを何も無い空中に向けた。

 

 コネクト・《レイジスパイク》

 

 《ヴォーパル・ストライク》程の伸びは無いが、躱すのには充分過ぎた。

 アキトは咄嗟にそのスキルを空中で発動し、その突進力を利用する事で空中を移動する。

 ボスの剣の振り下ろし攻撃を紙一重で躱した。

 

 

 スキルの突進力を利用した空中移動。正に神業だった。

 その初めて見る光景に、アスナは瞳を輝かせた。そして同時に、自身の記憶を思い起こしていた。

 あの常識を覆す様な動き、驚きが絶えない攻撃方法。

 そして、空中でソードスキルを発動させた時の、彼の姿。

 

 

 「…キリト、君…」

 

 

 その姿は、いつも彼と重なってしまう。

 無意識に、自然に。思わず、その名を口にした。

 

 

 アキトはそのまま何もせずに落下していく。ボスはそれを追い掛けるかの様に下降してきた。

 その予想通りの動きに、アキトは笑みを作ると、地面に身体を向ける。

 決して弱くない着地の反動。だが、狙われているアキトと入れ替わる様に、アスナとフィリアがボスとアキトの間に割って入る。

 

 

 細剣高命中範囲技《リニアー》

 

 短剣高命中単発技《アーマー・ピアス》

 

 滑空しながら突進してくるボスに立ち向かうべく、そのソードスキルを同時にぶつける。

 

 

 「くぅっ…!」

 

 「こ、のぉ…!」

 

 

 アスナとフィリアはボスの突進とソードスキルの競り合いに押し負け、後ろに倒れる。ボスはその場で静止し、大きく雄叫びを上げた。

 重さ、速さ、どれをとってもレベルが高い。三人でも倒せるからといって、やはり油断は禁物なのだ。そしてこのボスは、一々アキト達の攻撃に反応している節がある。

 アルゴリズムの変化が、まさか《ホロウ・エリア》でも見られる事になるとは思わなかったアキト。

 

 そして次の瞬間、ゾーディアスは再び空中へ上昇し、その口を大きく開いた。

 その奇妙な動きにアスナとフィリアが困惑する中、アキトだけは何かを察した様に表情を歪ませた。

 

 

 「……マジかよ」

 

 

 アキトは即座に二人の前に出ると、その剣を白く光らせる。

 

 そしてそれと同時に、ボスの口から大規模の光線が放たれた。

 

 

 「なっ…!?」

 

 「え…!?」

 

 

 二人が驚愕の表情を浮かべる中、アキトは迫り来る光線に向かって、その白く輝くエリュシデータをぶつけた。

 

 防御スキルカテゴリ:《エアリーシールド》

 

 モンスターのブレス攻撃を相殺出来るスキルを、タイミング良く光線にぶつける。

 その光線はアキトの元で打ち消され、白煙が舞う。その衝撃波がフィールド全体に広がりゆく。アスナとフィリアは髪を揺らし、目を細めながら腕で顔を防御した。

 しかし次の瞬間、白煙を払い、目の前に立っていたのは、無傷のアキトと、HPを減らしたボスだった。

 

 

 「アキト君…」

 

 

 アスナとフィリア、特にアスナは、アキトの今までの動きに驚いていた。

 初めて見る攻撃に対しての反応速度、空中へと上昇するボスに対しての咄嗟の判断力。

 まるで、予め分かっていたかの様な動き(・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

 アスナの瞳が、僅かに揺れた。

 

 

 だが、アキトにしてみれば、この目の前のモンスターに少なからず違和感を覚えていたのだ。

 いや、覚えているのは違和感ではなく、その動き(・・)

 

 空中でのバク転、上空からの鉤爪の攻撃、滑空での突進、空中からの遠距離攻撃。

 

 この攻撃の形、見覚えがあった。

 幼少から今までの記憶を辿り、やがてその元に辿り着いた。

 

 VRMMOにおいては初心者だったアキトだが、ゲームは色んなものを何度もプレイしてきたのだ。

 その中で、今現在はレトロゲーと呼ばれる程に古い、最早化石とも呼べるゲーム機で遊べるモンスター討伐ゲーム。

 目の前のボスは、そのゲームに登場するモンスターの一体に良く似ていた。

 

 

(…なんだ、簡単じゃないか)

 

 

 アキトは思わずニヤリと笑う。

 そうだ、こんなドラゴン、あのゲームのパクリじゃないか。茅場もリスペクトしてたんだな。

 それなら何度も戦ったんだ。何度も負けて、何度も勝った。

 アキトは剣を構え、ボスを見上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 「───かかって来いよ、雄火竜」

 

 

 名前を間違えられたからか、ゾーディアスは今まで以上に大きく、空気を震わす様な雄叫びを上げた。

 

 






ゾーディアス『誰がリオレウスだコラアァァアア!!!』

フィリア「…な、なんかアイツ怒ってない…?」

アスナ「アキト君、何言ったのよ…?」

アキト「空の王者(笑)」


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