ラチェット&クランク:インフィニット・ストラトス 【Ratchet & Clank:Infinity Sphere】 作:George Gregory
本当は去年の内にここまで投稿する予定だったんですけど、年末のドタバタ&過密シフトで全く書く気が沸かずに今日まで実家でガス抜きしてました。
本年も完結目指して頑張っていきますんで、宜しくお願い致します。
――ッ。――――ッ。
んなこと言われるまでもなく、俺がイチバンよく解ってるさッ!! けど、
――。――――。
……どういう意味だよ?
――、――。―――、―― ―― ――。
それは、確かに言ってたけど。でも、俺はちゃんと。
――。――、―――。
まだ、足りない、って?
そう、か。そう、なのか。
……
いや、間違ってない。何も、間違ってない。俺が悪いんだ。出来てないのも、応えられてないのも、俺なんだから。
…………。
……N――、――?
いや。なんとなく、キミが誰なのか、解った気がしてさ。
?
その、俺としては凄く言いづらいことだし、そもそも何て言ったらいいのか、自分でもよく解ってないからさ。こう、上手くまとまった言葉にならないかもしれないんだけど、それでもいいか?
――i。
ハハッ。解った、話すよ。……怖くなったんだ。
K――? ―z―?
その、嫌味っぽく聞こえるかもしれないんだけど、俺って勉強も運動も、昔から大体のことはそれなりに出来たし、出来ないことでもちょっと真面目に頑張れば出来るようになれたんだ。
―――? ――、J――。
……おぅ、ありがとな。で、さ。
――t―u。C――、――。
え。
――。――e。
お、おぅ……話の腰折ったの、キミなんだけどなぁ。
?
何でもない。続けるよ。それでさ、教えたり、助けたりして、『ありがとう』とか『助かった』とか言ってもらえると、
S―yo?
段々、『次』を求められてくようになったんだ。もっと難しいこととか、もっと大変なこととか。それでも、上手くやれてた。俺が今までより少し頑張れば、少し時間をかければ、どうにかできることが殆どだったんだ。部活の助っ人とか、バイトのシフトとか。
ほ―o?
あぁ。何回かは、出来なかったことがあった。手を抜いてたなんてことはなかったし、その時その時の俺にできるベストを尽くしてた、積りだった。
勿論、なんでも出来るなんて思い上がっちゃあいないし、自分でも無理だと思ったことはちゃんと断ってたんだ。……でも、俺を頼ってくれたヤツが、落胆したり、残念そうにしているのを見る度に、こう、
S―った?
あぁ。チクッと程度なんだけどさ、
な―e? ―ち―、――、H――う。―r――、あ――、―――じゃ―i。
あぁ、この感覚がおかしいってのは、自分でも解ってるんだ。向こうにだって、そこまでの意図とか悪気があるワケじゃないってのも。でも、さ。偶にあったんだよ。『ちょっと考えればこれくらい』とか『こんなの常識だろ』とか言われることが。で、そういう時って、決まって後にこう続くんだ。『普通の家じゃないもんな』って。
…………。
初めて言われた時、常識って言葉を辞書で調べたら『健全な一般人が共通に持っている知識や分別』って出てきてさ。で、その後よりにもよって、千冬姉に訊いちゃったんだ。『ウチって普通じゃないの?』って。
…………。
その直後に、
…………。
だから、二度と誰にもそんなこと言わせない、思わせない、みたいな風になって。それからは、ずっと優等生でいる為にもっともっと頑張って。でも舐められたくないからって、その頑張りは絶対に見せない、みたいな意地もあったりしてさ。ずっと
?
初めてだったんだ。『自分から』は。言われたからとか、頼まれたからとか、そういう理由じゃなくて、俺が自分から期待に応えたいって、そう思ったのは。でも俺、今回、その……応えられなかった、じゃん?
…………。
だから、結局俺は最期まで自己満足してただけで、あの頃から何も変わってないままだったんじゃないかって。
チガウヨ。
え。
ソレハ『
…………。
ソレニ、マダ終ワッテナイ。キミハマダ死ンデナイカラネ。
え。
改メテ、キミガ
教えろって、何を――――
――――イチカ。キミハ、
ニューヨーク市、セントラルパーク中央に位置する貯水湖。強烈な落雷に焼かれ、未だもうもうと黒煙を昇らせている"ジーグルート"の亡骸を畔まで引き上げると、"
「ナルホド。バイオスキンの中身はニュートン流体にすることで、生物っぽさと耐衝撃性を兼ねてたワケね。で、肝心の中身は、っと」
腕だけを突っ込んで
匂いからも察せる通り、余すところなく完全に焼け焦げてしまっている内部、その中央には『何か』が嵌め込まれていたような
「…………」
黒豹はそれの解析を静かに始め、反射光ベクトルの波形、共鳴波長、分子構造、それら全てが
「そうか、
これはいよいよ、次の段階に進むべき時が来たかもしれない。本当ならもう少し時間を稼ぎたかったところだけれど。そんな名残惜しさを覚えながら、解析データを上空で待機しているアフィリオンに戻っているクランクに送る。
「
「だな。どうするよ、我が愛」
「……いつからいたの?」
「つい今しがたさ。で、いつ出発する? アタシも同行する」
「行かない、ってか行けないよ。まだアテがないんだから。で、捥いだ腕の回収は?」
「おぅ。すんなり終わったぜ。ホレ」
と、そこでいつの間に来ていたのか、イーリスが鈍い音を立てながら自らへし折った"ジーグルート"の両腕の残骸を地面へと放り投げた。ズゥン、と鳴る音だけで結構な重量があるのが判った。
「で?
「まぁ、ね。オイラの推測が外れてなけりゃあそろそろ向こうから」
来るはずなんだけど。そう"
『―――来てあげたわよ、ミスター』
「ッ」
その声でようやく存在に気付いたイーリスが弾かれたような勢いで見上げた先、微かに白んできた東の空を背に中空より見下ろすISが1機。緩やかに降りて来るに連れて、水平線から顔を覗かせ始めた朝日の光を浴びてその装甲を眩く輝かせており、『第2の日輪である』と言わんばかりの真円を象っている背中の機構は、何かしらの
そんな、豪奢にも程がある山吹色のドレスを身に纏う妙齢の美女は両腕に搭載された、やはり同様に高熱を発しているだろう鞭と、いかにも器用に動かせそうな巨大な尾を見せびらかすようにしながら、実に愉快だと思っているのが聞くだけで解る、淑やかながらも弾んだ声をかけてきて。
「
「ッ。……フッ、フフッ。あぁ、やっぱりこうして足を運んでみて正解だったわ。アナタと直に、言葉を交わしてみたかった」
「それで、ご用件は? この後のスケジュールがカツカツでね、手短にお願いしたいんだけど」
「あぁ、安心して頂戴。直ぐに済むし、アナタにとっても決して悪くない話だから」
「ねぇ。アナタ、私たちと組む気はない?」
どうも、作者のGeorge Gregoryです。
改めまして、あけましておめでとうございます。前書きにもある通り、本当は昨年中これの更新する予定だったんで年の瀬の挨拶をしてなかったんです……いや、ハイ、過密シフトの合間で年末の掃除したりなんだりしてたら完全に気力が尽きまして、その反動か実家帰ってる間は完全にダラけてしまって。おかしいなぁこんな積りでは(いい加減若いままのメンタルを卒業しろ(友人と酒飲んだり鍋つついたり弟と徹ゲーするだけの気力はまだあった(リュウもテリーもカズヤもコマンド暴発が多すぎて要再練習を痛感した)))
『The Law Can't Touch Me』本更新にて終了。いよいよ『福音』編後半戦。ここから、詰め込みます。これでもかと詰め込みます。心の用意だけしておいてください。リアルの方の事情もあって、ちょっと本腰入れて完結目指します。勿論、クオリティを落とす気はさらさらないので、その辺はご心配なく。
2022年も、どうぞよろしくお願い致します。……PS5も早く手に入んないかな(´・ω・`)
ではまた、近い内にお会い出来ることを願って。
いつも感想ありがとうございます。あなたのその一言が俺の何よりの動力源です。